38. 38
送信停止措置について
• 下記のような場合、送信停止措置が適用される可能性有り
– Bounce/Complaintレートが高い状態が続く
– Spam Filterのヒットレートが高い
• 送信停止措置の警告とProbation(猶予)
– SESから警告のメールが管理者アドレスに届く
– メッセージ例:
Dear Amazon Simple Email Service Customer:
We have detected a problem with your Amazon Simple
Email Service (Amazon SES) sending that has put your
Amazon SES account on probationary status.
上記のような通知を受け取った場合には次のページを参照の上で注意深く対応のこと
39. 39
Probationの通知があった場合の対処方法
• まず理由とProbationの間に送信可能な数を確認
– メッセージ例:
• 原因を取り除き、効果を確認した後、実施した改善内容を返信
– nの値は普段送信しているボリュームを鑑みて設定される
• 但し、リスクを考えると改善適用までは代替手段でメール配信を行うことを推奨
*Unacceptably Low Content Quality: Over the last approximately xxx email
messages you sent, an unacceptably high percentage were identified as
spam by our filters.
*This issue must be fixed within the next n emails you send.
上記の場合次のn通のメッセージを送り終えるまでにメールのコンテンツを改善(*)
しないと送信停止措置適用へ
* 個別のメールがSpam Filterにかかるかどうかはご案内出来ないので一般的なSpam Filter
ソフトウェアでご確認下さい
改善方法や改善結果のアピールに不安があれば担当営業/SAまでご相談ください
47. 47
構成とDNSレコードの例
• DNSレコード例
;; example.com
@ IN A 203.0.113.3
@ IN MX 10 mx1
@ IN MX 20 mx2
mx1 IN A 203.0.113.4
mx1 IN A 203.0.113.5
mta1 IN A 203.0.113.6
mta2 IN A 203.0.113.7
@ IN TXT "v=sfp1 ip……"
@ IN SPF "v=sfp1 ip……” mta1 mta2 mx1 mx2
DNS
*.113.0.203
1.
RCPT TO alice@receiver.com
MAIL FROM bounce@example.com
mx.receiver.com
2.
203.0.113.6?
3. PTR
mta1.example.com
(Bounce/error) *
DNS
example.com
4. SPF?
5. SPF
"v=sfp1 ip…"
逆引き申請
で登録
*一般にバウンス等のエラーは受信側MXサーバによりセットされるreturn-pathヘッダに記載のア
ドレスに返される。
48. 48
1. MTAのホスト名とIPアドレス
• MTAのホスト名を決める
– 例:mta1.example.com, mta2.example.com
• IPアドレスの取得
– 通常通りElastic IPをホスト名の数だけ取得
• DNS Aレコードを登録
– mta1.example.com IN A <EIP 1>
– mta2.example.com IN A <EIP 2>
59. 59
Eメール受信のプロセス(1)
• 1. SES は最初に送信者の IP アドレスを確認する。以下に該当しな
い場合は、2以降に進む
– IP アドレスがブロックリストに含まれている
– IP アドレスが Amazon SES のブロックリストに含まれており、指定した許可リスト
には含まれない。
• 2. SES は、設定された有効な受信ルールセットを調査して、受信
する E メールのいずれかの受信者と一致する条件が受信ルールに
含まれているかどうかを判定する。
• 3. 受信ルールの条件に一致がない場合、SES は当該メールを拒否
する。そうでない場合、SES はメールを受け入れる。(次頁へ続
く)