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1
多チャンネルバイラテラル
フィルタの高速化
名古屋工業大学
*福嶋 慶繁,山下頌太
AVM研究会 特別講演2018/7/17
22
バイラテラルフィルタ(BF)
–エッジ保存性を持つ平滑化フィルタ
–2種類のガウス関数を重みづけに使用
注目画素との空間距離に基づくガウス関数
注目画素との色距離に基づくガウス関数
イントロダクション
カーネル
ガウシアンフィルタ
バイラテラルフィルタ入力
注目画素
33ガウシアンフィルタ
*
*
*
input output
Same Gaussian kernel everywhere
Averages across edges ⇒ blur
Slides taken from Sylvain Paris, Siggraph
2007
44バイラテラルフィルタ
*
*
*
input output
Kernel shape depends on image content
Avoids averaging across edges
Slides taken from Sylvain Paris, Siggraph
2007
55アプリケーション例
ノイズ除去
カラリゼーション
HDR
ステレオ対応
画像処理の分野において
基盤的なツールとして使われている
66
デノイジング
詳細強調
HDR
アップサンプリング
ステレオマッチング
オプティカルフロー推定 etc…
バイラテラルフィルタの応用
バイラテラルフィルタが高速化すると
様々なアプリケーションも高速化
77バイラテラルフィルタの定式化
BFは重み付きの畳み込み
重みは,空間カーネルとレンジカーネルに分解
半径rで畳み込むと,計算オーダーはO(r2)
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋
𝑤 𝑠 𝑖, 𝑗 = exp(
−| 𝑖 − 𝑗 |2
2𝜎 𝑠
2
) 𝑤 𝑟 𝐼(𝑖), 𝐼(𝑗) = exp(
−| 𝐼(𝑖) − 𝐼(𝑗) |2
2𝜎 𝑟
2
)
88
定数時間バイラテラルフィルタ(CBF)
–いくつかのガウシアンフィルタに分解
セパラブルバイラテラルフィルタ(SBF)
–いくつかのセパラブルフィルタに分解
間引きによる近似(RBF)
–畳み込みカーネルを削減(特にランダムに)
高速化の分類
99
定数時間
バイラテラルフィルタ
1010定数時間化
BFは重み付きの畳み込み
𝑤 𝑟 𝑎, 𝑏 = exp(||𝑎 − 𝑏||2) ≈
𝑘=0
K−1
𝜙 𝑘(𝑎)𝜓 𝑘(𝑏)
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋
レンジ関数の指数関数をある関数の内積の総和で分解
𝐽 𝒊 ≈
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋
1111定数時間化
BFは重み付きの畳み込み
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋
レンジ関数の指数関数をある関数の内積の総和で分解
𝐽 𝒊 ≈
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋
𝑤 𝑟 𝑎, 𝑏 = exp(||𝑎 − 𝑏||2) ≈
𝑘=0
K−1
𝜙 𝑘(𝑎)𝜓 𝑘(𝑏)
1212
𝐽 𝒊 ≈
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝑘=0
𝐾−1
𝜙 𝑘 𝐼 𝒊 𝒚∈𝒀 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝜓 𝑘 𝐼 𝒋
定数時間化
BFは重み付きの畳み込み
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋
「重みを乗算した画像」のガウシアン畳み込み結果
を重み付き総和する式に変換
定数ガウシアンフィルタ重み
1313
2次元畳み込みフィルタという意味では,
オーダーはバイラテラルフィルタと同じ
–セパラブフィルタ:O(r), FFT:O(logr),再帰
型フィルタO(1)など,様々な実装が提案
–バイラテラルフィルタと比べて非常に高速
–FullHDの画像に対して数msで処理可能
特にO(1)フィルタでBFを構築したらBFも
O(1)化
ガウシアンフィルタ
1414Ex:区分線形近似
𝐽 𝒊 =
𝒌∈𝑲 𝜙 𝑘(𝐼(𝒊)) 𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝒌, 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒌∈𝑲 𝜙 𝑘(𝐼(𝒊)) 𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝒌, 𝐼 𝒋
𝑤 𝑟 𝑘, 𝐼(𝑗) = exp
− 𝑘 − 𝐼 𝑗 2
2𝜎 𝑟
2
= 𝑓𝑘(𝐼(𝑗))
レンジ重みの片方が定数だったら?
これは,ただの画像をfで変換した画像
注目画素が1の場合,2の場合...255の場合
を用意.すべてのフィルタ結果を,入力画像に合わ
せてテーブル参照すれば,近似なしに答えが求まる
𝜙 𝑘(𝐼(𝒊))は,I(i)=kで1それ以外0の関数
1515Ex:区分線形近似
𝑤 𝑟 𝑘, 𝐼(𝑗) = exp
− 𝑘 − 𝐼 𝑗 2
2𝜎 𝑟
2
= 𝑓𝑘(𝐼(𝑗))
レンジ重みの片方が定数だったら?
これは,ただの画像をfで変換した画像
256通りは多い→量子化して線形補間
K=8程度として畳み込み回数を削減
𝜙 𝑘(𝐼(𝒊))は,Ik(i)<k<Ik+1(i)の区間で線形補間
𝐽 𝒊 =
𝒌∈𝑲 𝜙 𝑘(𝐼(𝒊)) 𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝒌, 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒌∈𝑲 𝜙 𝑘(𝐼(𝒊)) 𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝒌, 𝐼 𝒋
1616
指数関数は様々な関数で分解可能
–多項式(マクローリン展開等)
–三角関数
少ない畳み込み回数で最良な近似を得られ
るように様々な手法が多く提案
–区分線形近似は単純だが性能は低い
–三角関数による近似の重みを最適化するなどす
ると性能大
その他の近似
1717
分解はグレイの場合:
カラーの場合は?
exp(r2+g2+b2)=exp(r2)exp(g2)exp(b2)
として,RGBそれぞれを分解
次元の呪い
𝑤 𝑟 𝑘, 𝐼(𝑗) = exp
− 𝑘 − 𝐼 𝑗 2
2𝜎 𝑟
2
= 𝑓𝑘(𝐼(𝑗))
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝐼(𝒊), 𝐼 𝒋
1818
分解はグレイの場合:
カラーの場合は?
exp(r2+g2+b2)=exp(r2)exp(g2)exp(b2)
として,RGBそれぞれを分解
次元の呪い
𝑤 𝑟 𝑘, 𝐼(𝑗) = exp
− 𝑘 − 𝐼 𝑗 2
2𝜎 𝑟
2
= 𝑓𝑘(𝐼(𝑗))
𝐽 𝒊 =
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝑅(𝒊), 𝑅 𝒋 𝑤𝑟 𝐺(𝒊), 𝐺 𝒋 𝑤𝑟 𝐵(𝒊), 𝐵 𝒋 𝐼 𝒋
𝒋∈𝑵 𝑤𝑠 𝒊 , 𝒋 𝑤𝑟 𝑅(𝒊), 𝑅 𝒋 𝑤𝑟 𝐺(𝒊), 𝐺 𝒋 𝑤𝑟 𝐵(𝒊), 𝐵 𝒋 𝐼 𝒋
グレイの場合の処理を繰り返す→分解したものを分解して更に分解する
グレイで8回の畳み込みで近似したもの→83=512回もの畳み込みが必要
1919
レンジ重みを分解することで,
高速なガウシアンフィルタの総和に変換
–10回以下程度のガウシアンフィルタに分解可能
–十分に高速
–ただしグレイスケールの場合のみ
カラーの場合は?
–分解数は,色数(3)乗必要
–256通りなら, 2563= 16777216回の畳み込み
–次元の呪いを受けるため,カラーは厳しい
まとめと問題
2020
セパラブル
バイラテラルフィルタ
2121
フィルタカーネルを縦と横のカーネルに
分解する古典的な手法
–オーダーはO(r)
–ガウシアンフィルタ,ラプラシアンフィルタな
どに使われる
セパラブルフィルタ
*
2次元カーネル 水平カーネル垂直カーネル
2222問題点
バイラテラルフィルタのカーネルは不可分
–カーネルを空間分解した場合の出力は近似値
–出力への平滑化効果が過剰
–フィルタサイズが大きくなるほど精度が低下
ナイーブ実装 セパラブル実装入力
2323BFの可分化
バイラテラルフィルタの式
𝒇𝑖,𝑗
=
𝑥=−𝑟
𝑟
𝑦=−𝑟
𝑟
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 𝒇𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
𝑥=−𝑟
𝑟
𝑦=−𝑟
𝑟
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 𝑤𝑐 𝑥, 𝑦
空間重み
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑥2
+ 𝑦2
2𝜎𝑠
2
色重み
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = exp −
𝒇𝑖,𝑗 − 𝒇𝑖+𝑥,𝑗+𝑦 2
2
2𝜎𝑐
2
𝒙, 𝒚方向に処理を分解するために各重みを式変形
𝒇 ∶ 入力信号
𝒇 ∶ 出力信号
𝑖, 𝑗 ∶ 注目画素位置
𝑟 ∶ カーネル半径
𝜎𝑠 ∶ 空間重みパラメータ
𝜎𝑐 ∶ 色重みパラメータ
重みを「𝒙の関数」と「𝒚の関数」の積へ
2424BFの可分化
簡単のため,グレースケールであると仮定
𝑤𝑠
𝐻
𝑥 = exp −
𝑥2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑥2
+ 𝑦2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠
𝑉
𝑦 = exp −
𝑦2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 = 𝑤𝑠
𝐻
𝑥 ∙ 𝑤𝑠
𝑉
𝑦
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
空間重み 色重み
?
= exp −
𝑓𝑖,𝑗
2
− 2𝑓𝑖,𝑗 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦 + 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = 𝑤𝑐
𝐻 𝑥 ∙ 𝑤𝑐
𝑉 𝑦
2525BFの可分化
簡単のため,グレースケールであると仮定
𝑤𝑠
𝐻
𝑥 = exp −
𝑥2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑥2
+ 𝑦2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠
𝑉
𝑦 = exp −
𝑦2
2𝜎𝑠
2
𝑤𝑠 𝑥, 𝑦 = 𝑤𝑠
𝐻
𝑥 ∙ 𝑤𝑠
𝑉
𝑦
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = 𝑤𝑐
𝐻 𝑥 ∙ 𝑤𝑐
𝑉 𝑦
空間重み 色重み
= exp −
𝑓𝑖,𝑗
2
− 2𝑓𝑖,𝑗 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦 + 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
×色重みガウシアンは空間分解出来ない
近似的に空間分解出来るよう式変形
「𝑥だけ変化する部分」と
「𝑦だけ変化する部分」を作る
2626BFの可分化
𝑎 − 𝑐 2
= 𝑎 − 𝑏 2
+ 𝑏 − 𝑐 2
+ 2 𝑎 − 𝑏 𝑏 − 𝑐
𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
= 𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗
2
+ 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
+ 2 𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
以下の等式を利用
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = exp −
𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
色重み
𝑤𝑐
𝐻
𝑥 = exp −
𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗
2
2𝜎𝑐
2
𝑤𝑐
𝑉
𝑦 = exp −
𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2
2𝜎𝑐
2
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 = exp −
2 𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2𝜎𝑐
2
𝑤𝑐 𝑥, 𝑦 = 𝑤𝑐
𝐻
𝑥 ∙ 𝑤𝑐
𝑉
𝑦 ∙ 𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦
分解し切れない
非セパラブル項
バイラテラルフィルタをセパラブルに分解
横セパラブルBF
縦セパラブルBF
2727非セパラブル項の展開
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 = exp −
2 ∙ 𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 ∙ 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
2𝜎𝑐
2
= exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗 𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗 𝑦
𝛾 =
1
2𝜎𝑐
2
𝐷𝑖,𝑗 𝑥 = 𝑓𝑖,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗
𝐷𝑖+𝑥,𝑗 𝑦 = 𝑓𝑖+𝑥,𝑗 − 𝑓𝑖+𝑥,𝑗+𝑦
非セパラブル項を一度整理
非セパラブル項をマクローリン展開
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 = exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗 𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗 𝑦
級数の各項は「𝑥の関数」と「𝑦の関数」の積
– 項ごとに処理が空間分解可能
– 結果を加減算により統合することで実装可能
– 定数時間の時と同じ.分解する指数関数が少し違うだけ
𝑘 ∶ 近似の次数=
𝑘=0
∞
−2𝛾𝐷𝑖,𝑗 𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗 𝑦
𝑘
𝑘!
= 1 − 2𝛾𝐷𝑖,𝑗 𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗 𝑦 + 2𝛾2
𝐷𝑖,𝑗
2
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
2
𝑦 − ⋯
2828
定数時間
–BF=Σak Gauss*wkI
セパラブル
–BF=Σak SBF *wkI
要約
–畳み込みをガウシアンに分解するか,セパラブ
ルBFに分解するかの違い
–ガウシアンの重ね合わせよりもSBFの重ね合わせ
でBFを作るほうが必要な係数の数は少ない
定数時間との対比
2929カラー画像への拡張方法
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 = exp −2𝛾
𝑚∈𝜆
𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 =
𝑚∈𝜆
exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
非セパラブル項の捉え方によって,2通りの展開方法が存在
RGB画像の処理における非セパラブル項
𝜆 ∶ チャネルの集合
𝑤𝑐
𝑁
𝑥, 𝑦 = exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑅
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑅
𝑦 exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝐺
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝐺
𝑦 exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝐵
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝐵
𝑦
①
②
定数時間アルゴリズムのときと同じアプローチ
3030カラー画像への拡張方法
𝑤𝑐
𝑁 𝑥, 𝑦 = exp −2𝛾
𝑚∈𝜆
𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑤𝑐
𝑁 𝑥, 𝑦 =
𝑚∈𝜆
exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
=
𝑚∈𝜆 𝑘=0
∞ −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑘
𝑘!
=
𝑘=0
∞
−2𝛾 𝑚∈𝜆 𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑘
𝑘!
𝑘次近似に必要な項数 : 𝑘 + 1 3項
𝑘次近似に必要な項数 :
3 𝑘+1−1
2
項
1次近似に必要な項数 : 8項
1次近似に必要な項数 : 4項
①
②
3131カラー画像への拡張方法
𝑤𝑐
𝑁 𝑥, 𝑦 = exp −2𝛾
𝑚∈𝜆
𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑤𝑐
𝑁 𝑥, 𝑦 =
𝑚∈𝜆
exp −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
=
𝑚∈𝜆 𝑘=0
∞ −2𝛾𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑘
𝑘!
=
𝑘=0
∞
−2𝛾 𝑚∈𝜆 𝐷𝑖,𝑗
𝑚
𝑥 𝐷𝑖+𝑥,𝑗
𝑚
𝑦
𝑘
𝑘!
𝑘次近似に必要な項数 : 𝑘 + 1 3項
𝑘次近似に必要な項数 :
3 𝑘+1−1
2
項
1次近似に必要な項数 : 8項
1次近似に必要な項数 : 4項
①
②
どちらの展開方法でも計算コストが急激に増加
次元の呪いは避けられていない
3232近似精度(セパラブル1項)
BF(真値) 0-SBF
37.75dB
3333近似精度(セパラブル2項)
BF(真値) 1-SBF-2Terms
44.38dB
3434近似精度(セパラブル4項)
BF(真値) 1-SBF-4Terms
44.45dB
3535近似精度(セパラブル8項)
BF(真値) 1-SBF-8Terms
47.08dB
3636
乱択
バイラテラルフィルタ
3737
色の次元の呪いを避けるには?
単純に空間方向の計算を削減すればよい
–一画素あたりO(1,r,r2)
–画像あたり ->O(S)
O(log(S)),一画素あたりO((log r)2)
間引きによる高速化
3838
画素間引きによる計算
–画像のサブサンプリング(古典的)
リサイズしてフィルタ.リサイズ比率に応じて高速化
ダウンサンプリングは精度低下が著しい
–画素のまびき
サンプルする画素を間引いてフィルタしたのち,補間.
画像をダウンサンプリングしないため,フィルタカー
ネルだけはそのまま保持.上記よりは精度大
–カーネルのまびき
カーネルをダウンサンプリング.画素を間引くよりも
精度が高い
間引きによる高速化
3939一般的なフィルタ処理
フィルタカーネル
入力 出力
畳み込み演算を伴う一般的なフィルタは
全ての参照画素を使用
注目画素参照画素
4040乱択バイラテラルフィルタ
フィルタカーネル
参照画素をランダムに間引くことで近似
入力 出力
4141
Randomly
sub-sampling
Input image
Naïve bilateral
filter kernel
Our randomized
filter kernel
乱択バイラテラルフィルタ
ランダムに間引くことで,周期的な模様(エイリア
シング)の発生を抑制
(周期的に間引くとエイリアシングが目立つ)
4242RBF結果
Naive Ours
ほぼ同等
4343RBF結果
安定性の評価
–97x97のカーネルで評価
–サンプル密度は約1%
揺れてはいるが,
非常に小さい
拡大しなければ揺れは
ほとんどわからない
画質に大きな影響はほぼない
Ours
Naive
4444
実験及び結果
4545
各バイラテラルフィルタの精度と速度のトレードオ
フを比較.精度は近似なしの画像からの劣化で評価
–定数時間
コンプレッシブバイラテラルフィルタ(CBF)
少ない枚数で高い近似精度
枚数を変えて制御
–セパラブル
テイラー展開による近似
AVM研の発表
枚数を変えて制御
–乱択
画素の間引き
間引き率を変えて制御
実験環境
CPU:
Core i7 6700
3.4GHz 4core 8thread
OS:
Windows
Compiler:
Visual Studio2015
4646セパラブルvs定数時間(カラー)
定数時間
セパラブル
4747セパラブルvs定数時間(カラー)
定数時間
セパラブル
どのパラメータでもおおむねセパラブルのほうが
速くて高精度.非常に高い近似精度を要求すると
きは定数時間のほうが高い(ただし,セパラブル
のカーネル分解方法はまだ初歩的)
4848セパラブルvs定数時間(グレイ)
カーネルが狭い場合 カーネルが広い場合
フィルタ半径が小さいときはセパラブルのほうが
速いが,広くなると定数時間が速くなる
4949セパラブルvs乱択(カラー)
5050セパラブルvs乱択(PSNR)
• セパラブルが乱択がよかったりフィルタリン
グパラメータ次第.
• 横軸は対数軸ではなくなっていることに注意
• セパラブルは最速の点のみプロット
5151セパラブルvs乱択(SSIM)
5252セパラブルvs乱択(SSIM)
• 評価指標をSSIMに変えるとセパラブルが有利
• SSIMは画素の平坦さを評価するため
• よいエッジ保存平滑化フィルタとは何?
5353
3種類の近似バイラテラルフィルタを比較
– 定数時間
– セパラブル
– まびき
カラーの場合は,
– セパラブル・乱択が良い(MSE,PSNR)
– セパラブルが良い(SSIM)
今後の課題
– よいエッジ保存平滑化フィルタとは何かを定める評価指標
– ノンローカルミーン,ハイパースペクトル画像など高次元
データへの拡張
 O(cn)となるため次元の呪いをより強く受ける
まとめ

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