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シェアリングエコノミーの未来
B-frontier研究所
高橋 浩
問題意識
• コロナにより、UberもAirbnbも大きなトラブルに
巻き込まれた。
• その延長でのWith/Afterコロナの取組みで、
Uber, Airbnb間にやや違いが生じている。
• また、シェアリングエコノミーは今まで大きな話題
になってきたが、Uber,Airbnbに続くビッグネーム
が登場しない。
• そこで、そろそろシェアリングエコノミーの未来を
考察する頃合いではないだろうか?
• ・・どんな未来の姿が登場するのだろう。
2
目次
• コロナで弱点が露呈
• 何故弱かったか? 弱点は永続的か?
• シェアリングエコノミーの経済学
–プラットフォーム理論の立場から
–取引コスト理論の立場から
• シェアリングエコノミーのビジネスモデル検証
• UberとAirbnbの相違
• シェアリングエコノミーの未来
3
Airbnbは、5月5日従業員の約25%に当た
る1900人の大リストラを実施
– 新しい世界での旅行は違ったものになるでしょう。
– Airbnbもそれに合わせて進化する必要があります。
– 人々は、より家に近く、より安全で、より手頃な価格
のオプションを求めるようになるでしょう。
– 「人と人とのつながり」もより強く求められるようにな
るでしょう。
– 今回の危機により、私たちはもう一度原点に立ち返
り、基本に立ち返ることが必要になったのです。
4
コロナで弱点が露呈
ITmedia NEWS 2020.5.6
CEO Brian Cheskyが出したレイオフを伝える従業員向けレターより
Uberは、5月7日3700人、5月18日3000人、合計
従業員の約25%の6700人の大リストラを実施
– 当社の中核サービスであるライドシェアリング部門
は、2020年4月の売り上げが前年比80%ダウンした
(CEO Dara KhosrowshahiはUberの配車事業が約80
%減少したことを、全従業員にメールで通知)
– 5月7日はカスタマーサポート部門のリストラ
– 5月18日は45カ所のオフィス閉鎖に伴うリストラ
– シリコンバレー企業による最大規模の人員削減の1
つ
• ただし、フードデリバリーのUber Eatsは2020年1-3月期決
算では約53%増収 5
CNET News 2020.5.19他
相対的に新たな取組みへの模索は早い
• 世界中の人々がほとんど自宅で過ごすように
なったことを受けて、業績が特に急激に悪化
したのは旅行・観光業界
• この影響はUberと対比されるタクシー業界、
Airbnbと対比されるホテル業界でも同様、ま
たはそれ以上
• 寧ろ、Uber,Airbnbなどの方がデジタル化の新
たな試みに早期着手
– Uber:外食産業と連携した宅配 (UberEats)など
– Airbnb:オンライン体験の拡充など
6
何故弱かったか? 弱点は永続的か?
7
Airbnb、世界各地でオンライン体験プログラムを提供開始
シェアリングエコノミーの可能性を再考
• 弱点は永続的だろうか?
• これからのシェアリングエコノミーを
再考する。
–理論的立場から
• プラットフォーム理論
• 取引コスト理論
–ビジネスモデルの立場から
–これからの見通し
8
最も注目されているシェアリングエコノミーは
下記の領域
• 容量に制約のある資産、リソースの共有(車、自
転車、部屋など)
– ピアツーピア共有(例:Airbnb,Uber)
– プラットフォーマー提供の共有資産(例:ZipCar)
⇒2者の比較は次頁
• その他のシェアリングエコノミーは労働力共有:
TaskRabbit、資金共有:Kickstarter、など
シェアリングエコノミーの経済学
リソース提供形態と所有権譲渡による分類
ピアツーピアで提供されるリソース
プラットフォーマーが提供するリソース
アクセスベース
(所有権の譲渡なし)
所有権の譲渡
eBay,
Etsy
Amazon,
伝統的な
e-retailing
Zipcar,
タイムズカーシェア
Uber,
Airbnb
• ピアが資産(車
、部屋)を所有
• 間接ネットワー
ク効果が働く
• 新領域
• プラットフォーマ
ーが資産所有
• 間接ネットワーク
効果が弱い
• 既存ビジネスに
類似
物理リソースに関わるシェアリングエコノミー領域
Jochen Wirtz et al., “Platforms in the peer-to-peer sharing economy”, Journal of Service Management Vol. 30 No. 4, 2019, pp. 452-483
注目されている領域の特徴Ⅰ
• Uber,Airbnb等は空き資産(車、自転車、部屋
など)の共有であって、下記の特徴がある。
– 物理媒体の共有
– リソースの容量に制限あり
– ピアツーピア(運転手対乗客、ホスト対ゲスト)に
直接相互作用が働く。 (⇒次頁)
• この領域はタクシー会社の代替、ホテルの代
替を超えて、従来なかった新たなビジネス領
域(“シェア”による無駄活用、廉価、アクセス容易性、新たな
“信頼”構築、など)を切り拓いた。
11
Uber,
Airbnb
容量制約有り・ピアツーピア共有市場
は既存の両面市場と同じではない
• ピア間に直接相互作用が働く。
– 運転手と乗客(Uber)やホストとゲスト(Airbnb)
– 両ペアはプラットフォームに一定の加入(affiliate)
手続き(評価などを含む)を行うことが求められる。
12A. Hagiu, J. Wright, “Multi-sided platforms”, International Journal of Industrial Organization 43 (2015) 162–174
プラットフォーム理論の立場から
顧客サービスプロバイダー
Uber,
Airbnb
プラットフォーム
直接相互作用
両面市場と異なる特徴(1)
• この領域はプラットフォーマー、サービスプロ
バイダー、顧客の3者関係で捉えられる。
• サービスプロバイダーはマイクロ起業家として
も捉えられる。
• サービスプロバイダーと顧客間の相互作用の
強さがプラットフォーマーの持続的成功を決
定づける。
• プラットフォーマー視点では、サービスプロバ
イダーと顧客のバランスの取れた参加勧誘、
維持、および利益獲得が重要になる。
13
V. Kumara et al., “A strategic framework for a profitable business model in the sharing economy”, Industrial Marketing Management 69 (2018) 147–160
また、次のような特徴もある
• 対比される領域:容量に制約のない共有リソ
ース(ファイル、音楽、情報の共有)(例:Apple
のAppstoresなど)
• 間接ネットワーク効果と取引量(車の台数や宿のリス
ティング数と相関)は、サービスプロバイダーの異質
なリソースとのマッチング品質を向上させる。 (⇒
次頁:特徴(2))
• その一方、一定の閾値以上に達すると、間接ネットワ
ーク効果との関連性は低下し、高品質なマッチング技
術の可否(例:高度な検索機能やリコメンデーション
水準など)が差別化に必要になってくる。 (⇒次々
頁:特徴(3) )
14
下記対比領域と比較して
両面市場と異なる特徴(2)
• プラットフォームは非常に異種の資産と多様
な消費者ニーズに対する最適マッチングが求
められる。
• この前提条件をクリアするには一定量以上の
流動性(例:Airbnbのリスティング数量およ
び質の多様性など)と適切な分析力が必要に
なる。
• 両条件を達成した結果として、高品質のマッ
チングサービスを提供でき、顧客に満足して
もらえる価値創造が可能になる。
15
両面市場と異なる特徴(3)
• その一方、閾値を超えてリスティング情報な
どが増加すると、顧客とサービスプロバイダ
ー双方にとって情報過多、選択肢過剰の負
荷が生じる。
• その結果、検索コストが上昇し検索摩擦が発
生する。
• これは、一定以上の閾値に達すると間接ネット
ワーク効果が重要でなくないことを意味する。
• この状況で競争力を維持するには信頼性の
醸成が重要になる。
16
17
プラットフォーム競争力 強い弱い
Appstore
など
Zipcar,
タイムズカーシェア
容量に制約のある資産、リソースの共有
Uber,
Airbnb
対比領域(容量に制約のない資産、リソースの共有)
間
接
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
効
果
弱
い
強
い
非対称価格戦略
(顧客側優遇、アプリ
開発者優遇など)
Uber領域と類似戦略を
取っても効果はより小?
流通量・分析力
信頼性の醸成ほか
タクシー業界
、ホテル業
界など既存
業界
プラットフォーム領域
シェアリングエコノミー
プラットフォーム領域
パイプライン領域
パイプライン領域
的性格を残存
全体の中での位置づけ
Uber,
Airbnb
中間まとめ
• 容量に制約のある資産をシェアするプラットフ
ォームは、制約のない資産(例:Appstoreにお
けるアプリ等)に比べ、一定限度以上を超すと
プラットフォーム競争力が低下する。
• 差別化には流通量(シェア資産の数や質)やそ
れを巧みに提示する分析力が重要になるが、
• 加えて、プラットフォーマー、サービスプロバイ
ダー、顧客の3者関係なので、プラットフォーム
を訴求するパートナーの信頼やサービスプロ
バイダー、利用者の忠誠心が重要になる。
18
プラットフォーム理論から見た
シェアリングエコノミーの特性
• シェアリングエコノミーの代替業界に対する強
さの本質は今後も維持される可能性が高い。
• ただし、(Uber,Airbnbなど)容量に制約のある
資産の共有に関する課題はより顕在化して
いる。
• これらの課題を克服するには、(例;オンライ
ン体験等)デジタル化を一層活用した新たな
ニーズに対応する取組みが必要である。
19
取引コスト理論からの視点
• 取引コスト理論は大企業成立の論理を明
確化
• 「 もし市場に取引コストが存在しなかったら
産業構造は個人/小企業で構成されるはず
。大企業は取引コストを最小化させる存在と
して登場した」・・・ Coase, 1937
• Coaseはさらに、他の説明、例えば、労働
の分割、専門化による効率効果をも破棄した。
20
Ronald Coase
1991年ノーベル
経済学賞受賞
取引コスト理論の立場から
取引コスト理論の問題点
問題点:確立された市場(例えば、タクシー事業
やホテル事業など)へのシェアリングエコノミー
(Uber,Airbnbなど)の侵略を説明できない。
結果:しかし、デジタルプラットフォームは取引コ
ストを減少させたので新たな経済(即ち、シェ
アリングエコノミー)が登場した。
推測:Coaseは企業管理コスト(内部取引コスト
)は認識していたが、・・ “外部取引コストの削
減も新企業設立の強力なメカニズムになること
を充分認識していなかったのではないか?” 21
• 取引を内部化しなくても、“ユーザーが容
易にサービス利用が可能になる手段”を登
場させれば、取引コストは低減する。
• また、Coaseが捨てた他説明フレームワ
ーク(労働の分割、専門化ほか)も新た
な経済説明に活用できる。
22
新たなアプローチ!
Anders Henten
Aalborg
University
(デンマーク)教授
• プラットフォーマーとサービスプロバイダーが補
完関係になっている。
– Uber:車を持たない運輸業プラットフォーマー
• サービスプロバイダーは車保有の運転手
– Airbnb:部屋を持たない旅館業プラットフォーマー
• サービスプロバイダーは空き部屋保有の貸主
• 全世界に共通サービスをどのように提供するかも
生命線 (⇒規模拡大で下記などの効果も)
– 代金回収、各国税制対応、など・・
– 安全性や信頼性を担保しながら、グローバルにサー
ビス提供する手法を浸透
• サービスプロバイダー、顧客間の直接相互作用
をフィードバックし、継続的&スピーディーに経営
革新することが可能 23
注目されている領域の特徴ⅡUber,
Airbnb
24
Uberの取引コスト理論からの解釈の概要
Henten, A., Windekilde, I., “Transaction costs and the sharing economy”, 26th European Regional Conference of the International Telecommunications Society(ITS),
Spain, 24-27 June 2015
プラットフォームはホスト、ゲスト
間外部取引コストの低減に特化
Uberプラットフォーム
・プロバイダー
サービス料20%-30
%
・手数料ベース
・市と競争による
・動的料金体系:ピ
ーク時間
乗客運転手
乗車サービスを提供する
乗車を求める
クレジットカードで
Uberに支払う:
・運賃
・+乗車料金$ 1
Uber から70-80%
の支払い
運転手が乗客を評
価するフィードバック
乗客がドライバーを評
価するフィードバック
Uberの“規約と条件”から
• Uberは独立3rdパーティー輸送プロバイダーや
ロジスティクス・プロバイダーとも一緒になって輸
送や物流サービスを提供するプラットフォーマー
• 提供するコアバリューは、運転手と乗客双方が
検索し取引コストを削減すること
– 交通ブランド:Uber、uberX、uberXL、UberBLACK、
UberSUV、UberLUX、ほか
– 物流ブランド:UberRUSH、UberFRESH、UberEATSUber
ほか
– 更に、Uber+ for Xとして、タクシーサービス以外の、あ
らゆる個人サービスを提供(UberEats他)
25
26
Airbnbプラットフォー
ム・プロバイダー
・サービススペース
・プロフィール
・お支払いの取り扱い
・保険
・写真サービス
Airbnbの取引コスト理論からの解釈の概要
ゲストホスト
サービス料に加えての
支払い:
・地方税等:例えば
占有税、宿泊税、観
光税、使用税、宿泊
税等
・VAT
サービス料に加えての
支払い:
・掃除代金
・敷金
・追加ゲスト料金
・3%換算/外為手数
料(調整後為替レー
ト)
・VAT
空きスペースの提供
空きスペースを借りる
予約ごとに1泊料金
の3%のサービス料
・支払い
・予約ごとに6〜12
%のサービス料(取
引額に基づく)
Henten, A., Windekilde, I., “Transaction costs and the sharing economy”, 26th European Regional Conference of the International Telecommunications Society(ITS),
Spain, 24-27 June 2015
プラットフォームは
ホスト、ゲスト間外
部取引コストの低
減に特化
チェックインから24時
間後のホストへの支払
い
ホストレビューのフィ
ードバック
ゲストレビューのフィ
ードバック
“Airbnbサービス規約”から
• Airbnbは資産の所有、販売、再販、賃貸、
再賃貸、管理、制御を行わない。
• 責任は、サイト、アプリケーション、サービスを
機能させ、ホストに代わってゲストからの代金
回収サービスなどに特化
• プラットフォーム使用に対しては、ゲスト、ホス
ト両方に課金する。
– 対ゲスト:予約を行う度に6-12%のサービス料を
課金(連泊数を増やすことで料率低下)
– 対ホスト:一泊毎に3%課金
27
中間まとめ
• 劇的な外部取引コスト削減が従来不可能であ
ったサービスを可能にした。
• 新市場が作成され、新市場事業者が既存事
業者を置換して行く可能性が登場した。
• 但し、既存事業者が新環境に適応できないと
は想定できない。
• 最も可能性が高いシナリオは、需要側、供給
側の適応が進み、適応度合いに応じて分野
毎の置換や補完が登場すること
28
• 外部取引コストを削減するシェアリングエコノ
ミーの強さの本質は今後も維持される可能性
が高い。
• ただし、(Uber,Airbnbなどは)代替業界の新ビ
ジネス環境への適応を上回る更なる外部取
引コストの削減を継続して行く必要がある。
• それには新たなニーズに対応した一層のデ
ジタル化への取組みが必要になる。
29
取引コスト理論から見た
シェアリングエコノミーの特性
30
プラットフォーム理論から想定されるビジネス環境
プラットフォーム競争力 強い弱い
容量に制約のある資産、リソースの共有
容量に制約のない資産、リソースの共有
間
接
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
効
果
弱
い
強
い
Uber,
Airbnb
流通量・分析力
信頼性の醸成ほか
プラットフォーム領域
シェアリングエコノミープラットフォーム領域
Appstore
など
非対称価格戦略
(顧客側優遇、アプリ
開発者優遇など)
⇒断片化が起きやすい
⇒寡占化が起きやすい
(良い)
シェアリングエコノミーのビジネスモデル検証
シェアリングエコノミー領域は独自のビジネス領域を切り拓いてはいるが、容量制限
なし領域ほどの競争力はない
シェアリングエコノミーの競争力
• シェアリングエコノミープラットフォーム領域に
おける競合他社間の競争は(プラットフォーム
競争力がさほど強くないので)激しくなる可能
性がある。
• 通常、新しいシェアリングエコノミープラットフ
ォームが注目を集めると、同様のプラットフォ
ームが早期に出現する。
– 米国でもUberの他にLyft、Gett、Juno、Curb、Via
などが登場。海外ではDiDi、GRABなど
• これらはすべて、サービスプロバイダーと顧
客の両方を競い合う。 31
取引コスト理論から想定されるビジネス環境
(分業化、専門化などで)外部化低 高
新規企業
デジタル・プラットフォーム
サービス
プロバイダ-
顧客取引
取
引
コ
ス
ト
低
高
(良い)
市場的資源配分
システム
小企業
水平連携企業
外部取引コ
ストの削減
組織的資源配分
システム
大企業
垂直統合企業
既存大企業
シェアリングエコノミー領域では、内部化により取引コストを削減した既存大企業よ
りより取引コストを削減した優位な領域を切り拓いている
シェアリングエコノミープラットフォーム領域
ビジネスモデル革新の方向性
• 容量に制約のあるプラットフォームの弱点は
一層のデジタル化で補完の可能性がある。
– バーチャルサービス(例;オンライン体験等)でメ
インサービスを補完あるいは補強など
• 加えて、(分散化、専門化など)外部化による
取引コスト削減の一層の拡大の可能性があ
る。
• 結果、両者の合わせ技による洗練化の可能
性がある。
– 共通サービスの一層の規模拡大やサービス内容
のオンライン化、適正サービスへのシフトなど 33
シェアリングエコノミー支配的動機を金銭と見れば・・
• シェアリングエコノミーの魅力は、フルタイム
の収入に加えてお金を稼ぐことであった。
• お金を稼ぐことが主要な動機と考えた場合、
プロバイダーの経済状態は大きく異なっていた。
• Airbnbが最良の機会を提供
• 1つの不動産を貸して年間30,000ドル以上を稼ぐ人も
• Airbnbでアパート全体を貸すと通常の賃貸収入の3倍
から4倍の収入
• 豪華マンションに1泊約350ドルの料金を請求し、年に
34,000ドル稼いだ人も
• 資産価値提供者と労働力提供者の差が拡大
して行ったと考えられる。 34
UberとAirbnbの相違
35
キャピタル・プラットフォーム
(資産を共有するプラットフォーム;
例:AirBnBなど)
労働力プラットフォーム
(労働力を共有するプラットフォーム;
例: Uber, TaskRabbitなど)
UberとAirbnbの比較
資産価値+おもてなし 労働品質〜スキル
労働力ベースの例:
・弁護士(法律相談)
・会計士(会計相談)
・コンサルタント
・床屋
・シェフ(素敵な料理とおもてなし)
・車+運転手(Uberなど)
・日常業務遂行レベル(TaskRabbitなど)
資産ベースの例:
・宿泊サービス+おもてなし・・
“SuperHost”
・駐車場
・自宅+シェフ料理・・Eatwith
消費財を投資財へ変換するプラットフォーム
資産ベース 労働力ベース
顧客とのトラブルよりは、プラットフォーマーとサ
ービスプロバイダー間のトラブルが課題に
• トラブルが起きやすいのは労働力ベースの方
– 特に低スキル労働力ベースの場合
• プラットフォーマーがドミナントになるまではパ
ートナーであったサービスプロバイダーを、ド
ミナントになりだした途端にいじめ出す状況も
発生
– その背景にプラットフォーム競争力が相対的に弱
く、寡占化が難しいことが・・Uber,TaskRabbitなど
36
デジタル技術とプラットフォームが仕事の
構造と経験を変化させている
• シェアリングエコノミーのサービスプロバンダ
ーは、オープン性に対する要望へのバランス
も取らされている。
• 結果、特に低スキル労働力ベースの場合、労
働の交渉力を弱めさせ、希少な労働を巡って
労働者(サービスプロバイダー)を互いに競争
させる労働慣行を蔓延させることになる。
• 一方、資産ベースのAirbnbの場合は、ほぼ60
%がフルタイムの別の仕事を持っているとさ
れる。 37
シェアリングエコノミー登場後の
これまでの傾向
1. 労働条件がサービスプロバイダーにとって不利に
なりつつある。・・特にUberなど、低スキル労働力
ベースで
2. 激しいプラットフォーム間競争、価格競争、取引
量増加に対する圧力が、賃金の下落と労働条件
の腐敗をもたらしている。
3. シェアリングエコノミーの形式的オープン性にも
かかわらず、資産やスキルに応じてサービスプ
ロバイダーを階層化する可能性が生じている。
4. 結果、今後のUber,Airbnb他の進化の方向に相
違が発生すると予想される。 38
サービスプロバイダーの働く動機を探求
• デジタルプラットフォームの能力はレベルアッ
プしており、・・
• サービスプロバイダーと顧客間はリアル空間
に近い一定の信頼醸成環境が整い出してい
る。
• サービスプロバイダーはこのような環境を活
用して新たなインセンティブで新たな働き方を
追求できる可能性がある。
– プラットフォーム理論の立場から ⇒探求(1)
– 取引コスト理論の立場から ⇒探求(2) 39
シェアリングエコノミーの未来
プラットフォーム理論からの示唆:探求(1)
• ピア間相互連携や外部取引コスト低下による
環境変化は代替ビジネスモデル(例:既存業
界の垂直統合モデル)とのトレードオフ検討
ができる枠組みを提示している。
• サービスプロバイダーがいずれを選ぶかの変
数の例として個人情報、マイクロ起業家の意
思、ボーナス、価格決定権などがある。
• サービスプロバイダーは本質的動機に基づい
て上記環境を踏まえた新たな取組みに挑戦
できる可能性がある。
40
取引コスト理論からの示唆:探求(2)
• サービスプロバイダーは取引コスト理論では
破棄された労働の分割、専門化による効率効
果を回復させられる。
• 取引コスト低下が多様な事業基盤上に各種
の低コスト・サービス提供を切り拓くかもしれ
ない。
• そして、構造的に過剰能力を持ち高取引コス
トと同居している既存構造を改善し、取引コス
ト理論に含まれている限定合理性、不確実性
、日和見主義、資産特異性などを見直す機会
にできる可能性がある。 41
2理論の統合の試み
• ピア間相互作用や取引コスト低減により発生
する変化を利用して、サービスプロバイダーが顧
客との間に新たなサービスを提供できる可能
性がある。
• 既存ビジネスモデルとのトレードオフを検討で
きる枠組みを示しており、いずれを選択するか
の検討が可能になる。
⇒2理論統合の概念図(次頁)
42
43
プラットフォーム競争力 強い弱い
≒(分業化、専門化などで)外部化
2理論統合の概念図
シェアリングエコノミーの未来例
• Uberの先に・・・
–UberEatsの拡大など新たなニーズ対応だけ
でなく、自動運転車なども加え、低スキル労
働者ベースの課題も解決した新たな進化の
可能性を訴求
• Airbnbの先に・・・
–オンライン体験などを拡充して、既存の(部
屋中心の)リアルサービスに体験などの要素
を一層拡大した新しい旅の進化の可能性を
訴求
44
シェアリングエコノミーの未来
• これからは、“シェア”のレトリックだけでの新規
参入は難しいと思われる。
• 特定の既存業界を見定め、サービス改善、コ
スト削減したサービス提供が強く求められる。
• 既存業界の大半はリアルビジネスなので、それ
らを代替し、なお且つ、ニーズに合わせた、デ
ジタル化の一層の拡大が望ましい。
• 長期的にはサービスプロバイダーとの共存が
重要であり、グローバルに共通性があるサー
ビス内容であることも重要と考えられる。
45
シェアリングエコノミーの解釈
• 「シェアリングエコノミー」は、ま
ったく新しいアイディアというより
は、・・
• サービス化とデジタル化の進
行で必然的に登場してくる形態
の先行指標であったとも考えら
れる。 46

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