Pepper セルフィ | Pepper App Challenge 2015
Editor's Notes
- か:みなさーん。こんにちは!IMJの加茂と
た:田野です。よろしくおねがいします。
- か
さっそくですが、みなさん、こんなご経験はありませんか?
- た
ペッパーと写真を撮ろうとすると、、変な方向を向いたり、
- た
顔をじっとみつめてきたり、
- た
まったくカメラをみてくれないので、全然いい写真がとれない!
- か
そこで、われわれは、ペッパー自身に写真をとってもらうことにしました。
- それがペッパーセルフィです。アプリの内容を紹介します。
- た
ペッパー写真撮って、とお願いします。
- た
セルフィか、ポートレートか、写真のタイプを選びます。
- た
ペッパーの指示に従ってポーズをとると、
- た
ペッパーと一緒にこんな写真がとれちゃいます。
- た
撮った写真はQRコードでダウンロードできちゃう、というシンプルかつ、楽しいアプリです。
- か
次に、ペッパーセルフィの仕組みを説明します。
- た
ペッパーセルフィは、ペッパーを中心に、カメラ、スマートフォン、PC、プリンタを、インターネット経由でコントロールしています。
- た
その中でも、カメラとして採用したのは、オリンパスのオープンプラットフォームなカメラです。
ペッパーの手にぴったりの大きさですし、オープンな環境が提供されてるので、
開発のハードルが低く、なによりその拡張性がペッパーセルフィに最適です。
- た
今回のペッパーセルフィはこれで完成ではありません。カメラを複数台使って、いろいろな方向から撮ってもいいし、RICHOのTHETAのような360°カメラをつかってもいいし、自分のスマートフォンを使ってもらうなどの今回のペッパーセルフィをベースに、さまざまな展開の可能性があります。
- か、
次に、このアプリを通じて、わたしたちが大切にしたかったことについてお話します。
それは、pepper だからこそできる、いきいきとしたコミュニケーションです。セルフィを撮るという行為はきっかけにすぎません。
そのこだわりポイントについてご紹介していきます。
- か
pepperはただしゃべらせるだけでは、感情がなく無機質になったり、音痴になったりしてしまいがちです。
声のトーンをあげたり、音程を直すためにセリフを加工したり、スピードや“間“を細かく調整し、
より感情のこもった、ロボ感のない会話を実現しています。
- た
ペッパーには、自然な振る舞いをしてくれるオートノマスライフという便利な機能があるのですが、
カメラを持った姿勢を再現するために、その機能を全面カット。
全ての動作をオリジナルでつけて、カメラを持っても自然なふるまいを見せる工夫をしています。
- か
話しかけるより、画面をタッチする人が多いので、ペッパーセルフィは、音声でもタッチでも操作できるようにしています。できれば、声でpepperとの会話を楽しんでもらいたい。
そのため、ビジュアルでトリガーとなるセリフを伝えつつ、ボタンとしても認識できる、pepperならではの新しい「ふきだしボタンUI」を採用しています。
- た
ネットへの接続は遅延やエラーがつきもの。
アップロードの待ち時間や、エラーが発生した場合でも、
ペッパーならではの演出を組み込むことで、コミュニケーションを楽しめるようにしています。
- か
写真は何回とっても楽しいもの。ユーモラスで多彩なポージングや毎回変わる「セルフィ撮影のコツ」などを聞きながら、繰り返し写真撮影が楽しめます。
- た
QRコード用アプリの立ち上げは、意外と手間取ってしまうもの。
撮影した写真のダウンロードをいつでもできるように、QRコードは印刷してお渡しします。
リアルなモノをもらえる嬉しさ、持って帰れる嬉しさ、またペッパーとの思い出の品にもなります。