58. RSA
N, L, E, Dを求める
Nは素数p,qを用いてN = p x q
フェルマーテスト、ミラーラビンテストなどを使う
LはL = lcm(p-1, q-1)
Eは1 < E < Lで、Lと互いに素な数
乱数を使って探索
Dは1 < D < Lで、E x D mod L = 1な数
拡張ユークリッドの互除法を使う
59. RSA
N, L, E, Dを求める
N, Eが公開鍵、 N, Dは秘密鍵となる
暗号文は、 平文 E
mod N で求まる
平文は、 暗号文 D
mod N で求まる
60. RSA
aED
≡ a mod N の軽い証明
(与式) a⇔ ED
≡ a mod p a∧ ED
≡ a mod q である
aED
≡ a mod p を考える
aがpの倍数のときは自明
定義より、ED=m(p-1)+1とおける
よって、 aED
≡ am(p-1)
x a ≡ 1m
x a mod p
(∵フェルマーの小定理)