1. 牧野 克俊
2011/06/02

2. 1.速度
2.信頼性
3.通信量
4.安全性
5.使いやすさ
6.変更に対するコスト

3.  通信の速度とは
 プログラムの時間
 OS内部の時間
 ケーブルを伝わる時間

4.  プログラムの時間
 関数呼び出し
← ほぼ無視できる
 検索
← 実装次第だがほぼ無視できる
 メモリコピー
← 量によるが一番ボトルネックになり
やすい

5.  OS内部の時間
 基本どうしようもない
 調整可能な部分
 Nagleアルゴリズム
← 設定で回避
 バッファ量 = TCP ウインドウサイズ
 転送量 = MTU

6.  ケーブルを伝わる時間
 東京– サンフランシスコ = 8630km
↑は光の速さで 0.0287666 秒 = 28 ms

7.  信頼性ってなに？
 パケットロス
 到着順
→ これらは TCP なら OS がやってく
れるのでほぼ気にならない
 帯域の確保
 祈るしかないです

8.  少なければ少ないほどいい
→ が、基本的に通信量を減らすと同期
が甘くなる
 パケットヘッダ
 Ethernet（14）+ CRC（4）+ IP（20）+
（TCP（20）or UDP（8））
 IPv6 だと IP ヘッダは 40 バイト
 Ack や KeepAlive に必要なパケット

9.  代表的なネットワークに対する攻撃
 DDOS
 SynFlood
 Sniffing
 IP Spoofing
 セッションハイジャック
 アプリケーションへの攻撃
 壊れたデータを送る
 巨大なデータを送る
 意図的なデータ書き換え

10. まだまだいっぱいあります

11. 通信経路が気にならない
通信方法が気にならない
パケットのフォーマットが気にな
らない
デバッグ時はパケットの中身を見
れる

12.  よく変更されるもの？
 ネットワーク構成
 コントラクト（通信規約）
 実装方法による違い
 コード生成
 実行コスト → 低
 変更コスト → 高
 データドリブン
 実行コスト → 高
 変更コスト → 低

13. じゃあ、どんなの作ろっか

14.  オーバーレイネットワーク
 エンティティ（オブジェクト or インス
タンス）同期
 RPC（Remote Procedure Call）
 通信状態の可視化
 その他

15.  なにそれ？
 あるコンピュータネットワークの上に構築さ
れた別のコンピュータネットワークのことで
ある。（Wikipedia）
192.168.0.2 192.168.0.3
Database Game1
Game2
Message

16.  経路探索
 最適解をだすのはとても難しい
 参考：グラフ理論、最大流問題、ダイクストラ法
 疎通確認
 繋がっているのか？Ping 値は？
 グループ化
 セキュリティの都合上必要
 一斉送信
 いちいちループ回すの面倒

17.  座標を同期したい
→ キャラクタ、敵の状態を同期したい
 なるべく楽をしたい
→ 開発はデータドリブン、リリースはコード生成
 権限の設定
→ だれもが値の変更ができるはまずい
 閾値設定
→ ある程度以上離れたら同期
 補完
→ 時間、向き

18.  ゲーム開始、終了、etc
→ 値が変更されたときに何か処理をしたい
 コード生成？前述の同期の上に乗っけれ
ばいいんじゃないかな

19.  取れるべき情報
 送受信量（合計、単位時間当たり）
 RTT（Round Trip Time）
 セッション数
 使用メモリ
 etc

20.  暗号化
 圧縮
 予測されにくい ID 生成アルゴリズム
 モック支援

21. なんかまだいろいろ言った方がいいこと
あった気がするけど思い出せないから

22. おわり