4/18 社内勉強会

1. gRPC入門
KenjiroKubota #社内勉強会

2. あじぇんだ
1. gRPCとは
2. Protocol Buffersとは
3. protocを利用してコード生成
4. Goで使ってみよう
5. PHPで使ってみよう

3. gRPCとは

4. gRPC
● RPC(Remote Procedure Call)を実現するためのプロトコルの一つ
● Googleが開発
● ProtocolBuffersを利用して高速かつ低容量での通信を実現
● C++, Java, Python, Go, Ruby, C#, Node.js, PHP… さまざな言語に
対応
● gRPCの「g」はバージョン毎に意味が異なる
https://github.com/grpc/grpc/blob/master/doc/g_stands_for.md

5. https://grpc.io/docs/guides/

6. gRPCの通信方式

7. UnaryRPC(SimpleRPC)
https://qiita.com/yuzo777/items/046910c95559cf0fff68
シンプルな1リクエスト1レスポンス

8. ServerStreamingRPC
https://qiita.com/yuzo777/items/046910c95559cf0fff68
1リクエストNレスポンス
サーバープッシュなど

9. ClientStreamingRPC
https://qiita.com/yuzo777/items/046910c95559cf0fff68
Nリクエスト1レスポンス
データアップロードなど

10. BidirectionalStreamingRPC
https://qiita.com/yuzo777/items/046910c95559cf0fff68
NリクエストNレスポンス
チャットなど

11. Protocol Buffersとは

12. Protocol Buffers
● 言語やプラットフォームに依存しない、構造化されたデータをシリア
ライズする拡張可能なメカニズム。XMLやJSONのようなインター
フェイス記述言語(IDL)。似たようなものにAvroやThriftがある。
● .protoという拡張子のファイルで定義
● 現在の主流はバージョン3
● protobufと略されることが多い
● protocというツールを利用して各言語のコードを生成する

13. https://dejanstojanovic.net/aspnet/2018/june/how-to-boost-application-performance-by-choosing-the-right-serialization/

14. https://dejanstojanovic.net/aspnet/2018/june/how-to-boost-application-performance-by-choosing-the-right-serialization/

15. protoファイルの書き方

17. 宣言しないとproto2と解釈される

18. メッセージ型

19. フィールド・型指定が可能

20. タグナンバー
バイナリ変換時にフィールドを区別する際に利用される。
これは一度採番したら変えるべきではない。変更がある場合は新たに採番する必要がある

21. コメントもかけるよ

22. 予約タグナンバーやフィールドを指定できる。
過去に使っていたタグナンバーやフィールドを指定しておくと事故らない
reservedフィールドにタグナンバーとフィールド名を混合して記述することはできない

23. スカラ型対応リスト
https://developers.google.com/protocol-buffers/docs/proto3
ネット見ろ

24. デフォルト値
string 空文字列
bytes 空バイト列
bool false
数値型 ゼロ
enum 最初に列挙されたもの（必ず0指定である必要がある）

25. enum型例

26. enum型例

27. proto2との互換性のため、
ゼロスタート
enum型例

28. 他のメッセージを含める

29. 他のメッセージを含める

30. oneof
どちらかの値のみを使うことでメモリを節約する仕組み。
プログラム上は最後にセットした方が有効になる。

31. map
配列の定義もちゃんとあります

32. パッケージ
メッセージの名前衝突を避けるためにパッケージで名前空間を分けることができる

33. サービス定義
メッセージ型をRPCでやり取りする際の定義を行うことができる。
先にあげたUnaryRPCやその他の指定はここで行う。

34. protocを利用してコード生成

35. protoファイルはそのままでは使えません
定義ファイルから対象のプログラミング言語に対応したコードを生成させ
る必要があります。
そこで、protocというコード生成ツールを利用します。
protoc
plugin

36. 導入
● Mac
brew install protobuf
● Windows
DLしてPATH通せばよいっぽい
https://github.com/protocolbuffers/protobuf/releases

37. 用意するprotoファイル

38. Goのコードを書き出す

40. protoファイルからGoのファイルを生成

41. protoファイルからGoのファイルを生成
protoファイルと同じ階層にgrpcプラグインを利用して書き出し

42. before after

43. 生成されたファイル・・・！

44. PHPコードを書き出す

45. protoファイルは同じものを利用

46. PHPのコード生成にはプラグインが必要

47. protoファイルからPHPのファイルを生成

48. protoファイルからPHPのファイルを生成
先ほどmakeしたプラグインファイルを指定

50. GoでgRPCサーバーを作る

51. 再掲) protoファイル

53. リクエストを受け付ける

54. メッセージを取得する

55. レスポンスを返却する

57. さっき作った
サービスを登録
する。

58. PHPでgRPCクライアントを作る

59. PHPでは拡張モジュールが必要
https://cloud.google.com/php/grpc
ネット見ろ

67. Demo

68. まとめ
● 思ったよりgRPCは手軽に使える
● 本番投入したことないのでツラミはわからない
● スキーマ変更が大変そう
（新しいメッセージ型にかえてしまえばよいのかな？）
● API定義書が不要
● REST APIのクライアント周り作るより楽、圧倒的に楽
● 認証周りもできるらしい
● だれかサービス担当・権限ある人導入してみて！！！www

69. thanks;)