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プレゼン用 きれいでわかりやすいパワーポイントを作る方法
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プレゼン用
きれいで分かりやすいPPTを
作る方法
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Agenda
1 前提
2 ストーリー制作
3 ビジュアル制作
2
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1-1.プレゼンテーションとは
プレゼン
PPT
言動
ストーリー
ビジュアル
1
2
3
■プレゼンテーションにおいて、①~③の質がポイント
■本資料では、PPTの作り方を①、②に分けて説明する
★今回はこちらの作り方を説明
3
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1-2.PPTとは
プレゼンテーション全体を通して、
相手にこちらの意図を
正しく理解させ、相手の心を動かし、
行動に移させるためのツール
▼悪い例
・正しく理解できない、分かりにくい
・一方的な要求で、行動に移そうと思えない
・次の行動ステップが見えない
・PPT自体の作りが雑
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1-3.PPTの種類
①PPTをスクリーンに映してプレゼンテーションする場合
・1枚当たりの情報量は少なく、端的に
・喋りで情報を伝える、PPTは喋りの補足的位置づけ
※補足とは:イメージを沸かせる、印象付ける
・アニメーションなどの動的な作り方で、
伝えたいことを強調
・文字サイズを大きく
②PPTを印刷し、ペーパーでプレゼンテーションする場合
・1枚当たりの情報量を多くし、
喋らなくても、読めばすべてが伝わる資料に
★今回はこちらの作り方を説明
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Agenda
1 前提
2 ストーリー制作
3 ビジュアル制作
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2-1.適切なストーリー設計
①設計のための準備 ②要素の組み立て
ゴールの明確化
ターゲットの理解
PPTに必要な要素の
洗い出し
要素をストーリー立てて
組み立て
ストーリーに沿って
PPT制作へ
■ストーリー設計のためには、下記が必要
①ストーリーを設計するため準備/②要素の組みたて
■準備ならずして、人の心を動かすプレゼンは作れぬ!
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2-2.適切なストーリー設計~準備~
■ストーリー設計のためには、下記の準備が必要
①コンセプト設定
②ターゲットの理解
③要件定義
プレゼンテーションを通して達成したいゴール、目的を明確化する。
プレゼンテーションにおけるターゲットは下記2つ。
ターゲット①、②の理解を深める。
ターゲット①:PPTを受け取る人(例:取引先企業様)
⇨相手のニーズ、状況、制約条件など
ターゲット②:企画自体のカスタマー(例:サービスユーザー様)
⇨ユーザーニーズ、ユーザー特性、デモグラ
②を踏まえて、①の「ゴール、目的」を達成するために、
必要な要素の洗い出す。
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2-1.適切なストーリー設計
①設計のための準備 ②要素の組み立て
ゴールの明確化
ターゲットの理解
PPTに必要な要素の
洗い出し
要素をストーリー立てて
組み立て
ストーリーに沿って
PPT制作へ
■ストーリー設計のためには、下記が必要
①ストーリーを設計するため準備/②要素の組みたて
■準備ならずして、人の心を動かすプレゼンは作れぬ!
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2-4.適切なストーリー設計~組立て~
①序論
②本論
③結論
PPTの目的の提示
これから述べることは何か、ざっくりとした結論の大枠が分かる
準備した「要件」をロジックに基づいてストーリー展開
★ロジック形成の方法はP11へ
相手の心を動かす工夫がされたストーリー展開
★心の揺さぶり方はP12へ
再度、ポイントをまとめ、結論を述べる
■基本的な提案書構成は 序論⇨本論⇨結論 の流れ
■本論にて「要件」をストーリー順に並び替え、全体を設計
10
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2-5.適切なストーリー設計~ロジック構成~
■本編のロジック構成には、各種手法があるため
目的に合わせてもっとも適している構成を選択する(組み合わせ可)
▼ブレイクダウン
マクロからミクロな情報へ展開
例)全体像⇨…⇨詳細情報
▼三段論法
AはBである BはCである
よってAはCである
▼タイムライン
時系列に沿って展開
例)業務フロー、スケジュール
▼因果関係
結果⇔原因の関係でまとめる
▼問題解決(PDCA)型
現状分析⇨問題提示⇨解決策提示
⇨実施⇨結果分析⇨今後の課題
▼帰納法
解に紐づく事実を積み重ねる
AはCである BもCである
だからCは正しい
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2-6.適切なストーリー設計~心を動かす工夫~
■心を動かすには、下記の明記が必要
「Why-なぜやるのか」「How-どうやってやるのか」
WHY なぜ、この企画が必要か?
HOW どうやって企画を実行するのか?
現状分析とニーズ把握の上、企画の必要性を訴える
下記のような気持ちを抱かせるのがポイント
①危機感
「このままだとやばい…やらなきゃ…!」
②期待感
「この企画をやるといいことありそう…!」
いずれも数値的根拠に基づいて、説得力のある訴えがマスト
実現までのイメージが明確にできるように、下記を記載
・実行手段
・コスト(ヒト・モノ・カネ)
・想定スケジュール
・役割分担 12
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2-7.適切なストーリー設計~組立て~
■ロジック手法を選んだのちの、ストーリーの組み立てには、
要件を付箋や紙に書きだし、並び替えて決定するという方法がおすすめ
要件①
要件②
要件③
要件④
1.要件を漏れなく書き出す 2.ストーリー順に並び替え
要件②
要件④
要件③
要件①
★いきなりPPTを作り始めると、途中で作り直しが発生するなど、
圧倒的に時間がかかるのでやめた方がいい
13
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Agenda
1 前提
2 ストーリー制作
3 ビジュアル制作
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3-1.美しいPPTの必要3条件
①基本的なビジュアルルールに則っている
②適切な構図がとられている
PPT1枚1枚が、誰でも正しく簡単に理解できる構図に
なっている
③適切な図解が使用されている
図解がぱっと見で、正しく理解できる形になっている
■「情報を的確に伝える」ために「シンプルであること」が望ましい
いらない情報、いらないビジュアルは削除する
■「シンプル」にするための要素が下記3点
15
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3-2.基本的なビジュアルルール
例
●全ページで下記を統一する
・フォント
・文字サイズ
※基本使用サイズと強調時のサイズ2種類設定し、固定
・文字の配置位置
●使用色は3色まで
色の数が多いと、何に注目すればよいかが分からなくなる
強調箇所が一瞬にして分かるよう、色もシンプルに
※世界観を演出する場合や複数要素を含むグラフ等は除く
※「太字」「下線」も同様、不用意に使用しない
●図形、文字を含むすべての要素の縦横列幅を揃える
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3-3.適切な構図
タイトル
トピック
ボディ
・トピックを読んだだけで
1枚の中に書かれている
内容、および結論が分かる
・端的で分かりやすい文章
・トピックは箇条書き1~2個
・トピックの「補強」「詳細
説明」的な位置づけ
■基本的な構図は、「タイトル」「トピック」「ボディ」から構成
PPT全体を通して同じ構図にすることで、どこに、何が書いてあるのか
が分かり、目が散らない
※ボディがトピックの役割をする際など、役割が重なる際は、重複して書く必要なし
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3-3.適切な図解
■伝えたい内容に合わせて、適切な図形を選択(下記、代表例)
■図形は不要な線、情報を削除し、シンプルにして使用する
0%
20%
40%
60%
80%
100%
分類 1 分類 2 分類 3
系列 3
系列 2
系列 1
第 1 四半期
第 2 四半期
第 3 四半期
第 4 四半期
0 2 4 6
分類 1
分類 2
分類 3
系列 3
系列 2
系列 1
0
1
2
3
4
5
分類 1 分類 2 分類 3
系列 1
系列 2
系列 3
縦棒 円
横棒 折れ線
要素の割合
時系列にそった増減推移
分類別増減/全体↔内訳提示
※横軸が時間の場合、主に使用
※「売上」などボリューム感を出したいときは棒グラフにする、など用途は様々
分類別増減/全体↔内訳提示
※縦軸が単語の場合、主に使用
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3-3.適切な図解
■伝えたい内容に合わせて、適切な図形を選択
■図形は不要な線、情報を削除し、シンプルにして使用する
0
1
2
3
4
5
分類 1 分類 2 分類 3
系列 1
系列 2
系列 3
0
1
2
3
4
5
分類 1 分類 2 分類 3
系列 1
系列 2
系列 3
「数値」を見せたいとき
グラフの線は必要
<例>
「差分」や「増減」を見せたいとき
グラフの線は不要
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