2019年5月5日に開催されたラウンドテーブル「広域秋葉原とeスポーツの持つ可能性」（東京文化資源会議「広域秋葉原作戦会議Project」主催）で、座長としての挨拶・趣旨説明に使った資料です。

1. 東京文化資源会議
広域秋葉原作戦会議Project
ラウンドテーブル
広域秋葉原と
eスポーツの持つ可能性
座長 庄司昌彦
武蔵大学社会学部 教授
国際大学GLOCOM 主幹研究員
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openstreetmap contributors / CC BY-SA 2.0

2. 2
openstreetmap contributors / CC BY-SA 2.0
広域秋葉原
（グレーターアキバ）
秋葉原
御茶ノ水
小川町
水道橋
本郷

3. 広域秋葉原作戦会議プロジェクト
①変化が連鎖する「知識と情報の交差路」である広域秋葉原
歴史的に広域秋葉原（グレーターアキバ）は、人や知が行き交う
「交差路」として、重心となる場所や街の様相を変化させてきま
した。
②オタク文化と地域の文化資源との関係
近年の秋葉原を象徴するオタク文化も、さまざまな歴史的文脈に
つながっており、変化が連鎖した結果として生まれています。
そして、その文化は現在も、周囲の地域を含む「広域秋葉原」の
さまざまな文化資源（専門店、学校、イベントスペースなど）と
関わっています。
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4. 4
ガイドブック
江戸・東京 知の交差路
“グレーターアキバ”
秋葉原・神田・神保町めぐり
（日本語版・英語版・中国語版）
写真：ポット出版ウェブサイトより / http://www.pot.co.jp/diary/20180730_045047.html

5. 広域秋葉原作戦会議プロジェクト
③秋葉原のライブエンタメ文化の可能性
現在、秋葉原の街にはアイドルパフォーマンスのための劇場やス
タッフがパフォーマンスする飲食店、eスポーツ用のイベント会場
など「ライブエンタメ文化資源」が続々と誕生しています。
④広域秋葉原の新しい文化
広域秋葉原は、変化を生み出しつづける知識と情報の交差路です。
ライブエンタメを核としながら、それぞれの街をつなぎ、新しい
文化を生み出していきたいと私たちは考えています。
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6. 広域秋葉原作戦会議プロジェクト
アイデアソン：
ライブエンタメ特区を考える
アイデアソン：アキバ拡張作戦
（周囲の街との相乗効果を検討）
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7. 変わる「聖地」と変わらない「遺伝子」
「近世以降、急速に都市化した江戸東京の聖地を考える場合、自然環境より
も街をとりまく社会文化的変容に注目するのが有効だ。街の変化の速さが多
くの物語を生み出し、それゆえに江戸東京には多くの聖地がある。時代ごと
に聖地に紐づけられる物語がしばしば入れ替わるのも特徴である」
岡本亮輔『江戸東京の聖地を歩く (ちくま新書)』
「いまアキバを楽しくしてくれているお店たちは、戦後の闇市でみんなが娯
楽を渇望していて、アメ玉真空管でラジオをくみ上げた遺伝子の正当な継承
者なのだと思う。それぞれの時代とともに主役となる商品は入れ替わってき
たが、そのアナーキーで人間の本性に触れるようとするところはあまり変
わっていない」
遠藤 諭「アキバ――秋葉原電気街のはじまりについて」
（1993年『月刊アスキー』掲載）
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8. 8
すがやみつる
『ゲームセンターあらし』第1話
1979年～83年、『コロコロコミック』（小学館）にて連載
画像はコロコロオンライン （https://corocoro.jp/6015/2/）より

9. 9
openstreetmap contributors / CC BY-SA 2.0
広域秋葉原圏（グレーターアキバ）とeスポーツ
e-sports SQUARE
eSports STUDIO
専門店eスポーツコーナー
アキバeスポーツ評議会
ほか
デジタルハリウッド大学
eスポーツ部、特待生枠
（スポーツのデジタル化）
東京ドームシティ
eスポーツMaX Gaming Festival
日本サッカーミュージアム
eJリーグ
神田明神ホール
eQリーグ
明治大学
学長杯 eスポーツ大会
東大LoL
講
道
館
・
後
楽
園
ホ
ー
ル
・
武
道
館
（
格
闘
技
の
聖
地
）

10. 広域秋葉原エリアが
eスポーツの聖地になるためには
• eスポーツと地域の関わり・楽しみ方
• 聖地とは何か、どんな場所か
• 広域秋葉原の資源と可能性
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