12回目のテーマは「徹底的に取り除け！ニッポンのムダ」。 (第12回放送回 番組概要) 先ごろ会計検査院が行った決算検査報告では、2012年の税金のムダ遣いが4907億円あったという。これは過去3番目の高額である。この「ムダ」は国の大きな負担となり、改善の必要性が指摘されている。 田嶋要・衆議院議員(民主党)と株式会社経営共創基盤代表取締CEO・冨山和彦さんの２人が、それぞれ７分間の持ち時間で「未来への提言」をプレゼンテーション。その提言を軸にゲストコメンテーターとオーディエンス（観客）を交えて“ニッポンのムダ”をどうすれば減らすことができるのか議論する。 (番組アーカイブ) http://globis.tv/movie/?e=1208

1. 徹底的に取り除け!
ニッポンのムダ
©BS-TBS

4. 仕分けスタート
2006年
自民党、民主党による事業仕分け 2008年～ 2012年
行政刷新会議
行政事業レビュー
2010年～
政権交代後も継続実施
毎年度の実施が開催決定
2009年～ 2012年
国会での仕分け 2011年
海外からも注目 2012年
「JUDGIT!」
2013年

5. ３要素（事業のフォーマット化・外からの目・公開の場）の活用で
合意形成のツールとして事業仕分けが浸透
自治体
傍聴
政党
ネット中継
政府
国会
地方議会
双方向ネット中継
世界？
JUDGIT!

6. 縦 割 り
横 割 り
なわばり
へそくり
天 下 り

7. ①ピンハネ、中抜き
②事業の重複
③公益法人や独立行政法人の資産と基金
④モデル事業の効果の検証
⑤効果の薄い広報、イベント活動
⑥コスト高の傾向があるIT関連の調達
⑦スリム化の余地がある
独立行政法人、公益法人向けの支出
⑧不要不急、効果の薄い特別会計の事業
⑨地方自治体に移管すべき事業

8. 科学技術振興機構
科学技術
広報財団
科学未来館
運営委託

9. 民事法務協会の内部留保の推移
平成16年度
18億7800万円
平成17年度
22億9200万円
平成18年度
29億9700万円
平成19年度
39億6600万円
平成20年度
24億9000万円
平成21年度
25億7500万円
平成22年度
13億 900万円
平成23年度
13億2000万円
平成24年度
12億3400万円

10. 行政過程の
①透明化
(Transparency)
②市民参加 (Participation)
③官民連携 (Collaboration)
を通じて

11. 税金の使途を見える化し市民による行政のチェック機能を強化
イギリスの Open Knowledge Foundation が開発したオープンソースプログラムをもとに
開発された Where Does My Money Go? （http://spending.jp/）

12. 地域の問題を市民がレポートし行政と協働して解決する
FixMyStreet Japan / CC BY
（https://www.fixmystreet.jp/）

13. 主要8カ国（G8）の重要な10分野におけるデータのオープン性
交通機関
の
時刻表
政府
予算
政府
支出
選挙
結果
法人
登記
地図
政府
統計
立法
郵便
番号
汚染物質
の
排出
合計
アメリカ
6
6
6
5
5
6
6
4
6
6
54
イギリス
6
6
6
5
3
6
6
6
3
4
51
フランス
6
5
2
6
4
5
6
4
3
5
46
日本
4
5
5
5
2
5
5
5
5
5
46
カナダ
1
6
5
6
3
6
3
3
4
5
42
ドイツ
1
6
2
6
2
3
5
5
6
5
41
イタリア
3
6
2
4
3
4
6
4
3
4
39
ロシア
2
4
5
3
2
2
3
3
5
1
30
6段階評価 ■6 ■5・4 ■3・2・1
2013年 Open Knowledge Foundataion 発表