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リーン開発導入事例
SalesBufferManager

ゴール・システム・コンサルティング(株)
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

1
ゴール・システム・コンサルティングのご紹介
TOCに関する日本随一ともいえる豊富な実績とノウ
ハウを活かすべく、 2002年秋ゴールシステムコンサ
ルティングはその産声を上げました。
私たちの使命は、継続的にTOCに基づく現実的な問
題解決策を提供し、お客様に短期間で、現実のビジ
ネス上の利益を得て頂く事です。私たちのソリュー
ションは、どのような産業・業種にも適用可能であり、
お客様の戦略的な目的を達成するための継続的改
善プロセス(POOGI)をサポートするものです。
経営コンサルティング、セミナーや教育、社員研修と
いったコンサルタント派遣事業のみならず、システム
導入支援まで、お客様の経営成果をトータルでサ
ポートいたします。

弊社クラアント マスメディア等紹介事例

日経情報ストラテジー 2009年5月号
「成果を出す業務改善の現場」
・日本特殊陶業株式会社(TOC全ツール適用)

日経情報ストラテジー 2008年9月号
「改革手法ウォッチング CCPM」
・オリンパス株式会社 (TOC/CCPM導入)
「問題の掘り下げ力を鍛えよ!」
・日立ツール株式会社(TOC思考プロセス事例紹介)

日経情報ストラテジー 2005年8月号
「迷走する業務改善の現場・見えてきた突破口」
・コガネイ株式会社(TOC全ツール適用)
・日立ツール株式会社(TOC全ツール適用)
・株式会社砂子組(TOC/CCPM導入)等

在庫ゼロリードタイム半減プロジェクト 弊社村上、石田執筆

【コンサルタント著書】

・日立ツール株式会社(TOC/DBR導入)
・セイコーエプソン株式会社 (TOC/DBR導入)
・日立金属株式会社(TOC/DBR導入)

ビデオ:わかりやすいTOC実践教室(PHP総合研究所)
・日立ツール株式会社(TOC/DBR導入)
・セイコーエプソン株式会社(TOC/DBR導入)
・北越パッケージ株式会社(TOCセールス・マーケティング)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090319/150569/
・オリンパスイメージング株式会社(TOC/CCPM導入)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090820/168382/
・株式会社丸五技研(TOCセールス・マーケティング)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090515/194874/

TOC-CCPM(www.toc-ccpm.net/jirei/index.html)
・株式会社リコー/株式会社 五星/ソラン株式会社
(いずれもTOC/CCPM導入)

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自己紹介
西原 隆 (Takashi Nishihara)ゴール・システム・コンサルティング株式会社

取締役 チーフコンサルタント

2003年ゴールシステムコンサルティングに入社。米国TOCファームベクターストラテジー社(当時)のイレーン・フロスト、ロジャー・モリソンから
TOC導入方法に関する教育をうけ、その後国内大手メーカー開発部門、Sier等システム開発でのTOC導入コンサルティングに従事。特に、
TOCのプロジェクトマネジメント手法「CCPM」に関する豊富な理論的知識および実践スキルを持ち、インプリメンテーションの経験は日本随一
である。また、TOC思考プロセスを用いたファシリテーションに精通しており、現場スタッフのモチベーションを向上させる技術には定評がある。

CCPMインプリコース
41回・400人以上、
CCPM適用プロジェクト数
500以上指導

リーマン
ショック

85

書籍発行
80

FAJフォーラム
TOC思考プロセス講師

75
70

ジョナ認定
65

取締役
就任

60
55

リーンカンファレンス2013
新マフィアオファー発表

GSC入社

50

PMI にてAgileCCPM発表
45
1991

1993

1995

1997

1999

2001

2003

2005

2007

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

2009

2011

2013
3層モデル:TOC/CCPMとアジャイルを融合した開発革新
現場の進捗状況がリーダー層に、プロジェクトの状態がマネジメント層に正確かつ迅速に伝わり、適切か
つスムーズに対策が講じられるよう、各層における管理の仕組み、および各層の連携を確立する。
【3層連携マネジメントシステム】
<マネジメント層:パイプライン管理>
100

バッファ

Plan

(対策実施)

90

プロジェクトG

80

プロジェクトF
(対策検討)

70
60

プロジェクトC

50
プロジェクトA
40

プロジェクトE

30
20
プロジェクトD
10

プロジェクトB
(そのまま)

0
0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

複数あるタイトル
を適切に開始し、
納期遅延リスクの
高いプロジェクト
に対して対策を講
じる。

Act
マネジメント層

Do
Check

100

連携

<リーダー層:バッファ管理>
100

Plan

(対策実施)

90
80

(対策検討)

70
60
50
40
30
20

バッファを配置し
て、プロジェクトの
推移と納期遅延リ
スクを見える化し、
先手管理を行う。

Act
リーダー層

Do
10

Check
(そのまま)

0
0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

連携

<チーム層:アジャイル開発>
要求(スコープ)

Plan
To Do

Doing

Done

析

タスクk
3h

タスクa
3h

タスクb
3h

タスクc
3h

タスクr
3h

タスクl
3h

タスクd
3h

タスクe
3h

タスクf
3h

タスクs
3h

タスクt
3h

タスクm
3h

タスクg
3h

タスクh
3h

タスクi
3h

タスクu
3h

計画
設 実
計 装

タスクp
3h

タスクq
3h

分

タスクo
3h

ト

ス

タスクv
3h

タスクn
3h

タスクj
3h

テ

短期間での小さ
な開発を繰り返し、
柔軟性の高い開
発を行う。併せて
現場状況と開発
状況を見える化
する。

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Act
現場層

Do
Check

4
リーン製品開発とは

ゴール・システム・コンサルティング 顧問 稲垣公夫 著書・翻訳書
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5
TOCとリーンの共通点

トヨタ・TOCは異なる手法である。しかしそ
は異なる手法である。しかしそ
トヨタ・
の手法の根本にある概念は同じである
(Dr.Golldrat)
)

トヨタ・TOC 共通する生産概念
トヨタ・
①最大の目標はリードタイムを向上させるこ
と

コスト低減ではなくリードタイム短縮を優先す
る

②(過剰生産を防ぐための)いつ生産しては
いけないかを示す具体的なメカニズムを作る

過剰生産をふせぐ仕組みを持つ

③全体的な効率を重視し、局所的な効率は
無視しなければならない

全体最適の追求

④フローをバランスさせるためには集中プロ
セスが不可欠。

継続的改善の仕組みを持つ

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リーン製品開発の発見
リーン製品開発とは、MITでトヨタの開発方法を研究し一般化した製品開発手法。年1回
カンファレンスがひらかれており、ハーレーダビッドソン・ボルボ・インテルなどが事例発表
しており、欧米で急速に普及している

アレン・ウォード博士
ジェームズ・M・
モーガン、ジェフ
リー・K・ライカー著
/稲垣公夫 訳
稲垣公夫

開発戦略は「意思決
MITでセットベース設計を研究 定」を遅らせろ!
ゴール・システム・コン
ミシガン大学助教授
サルティング 顧問
稲垣 公夫著

トヨタを訪問調査
リーン開発を体系化
2004年事故死

リーン生産とリーン製品
開発は異なる背景から生
まれている。

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7
在来開発方法とリーン開発の違い

在来開発方法

トヨタ製品開発/リーン開発
トヨタ製品開発 リーン開発

製品仕様

なるべく早期に確定

最初は粗く、徐々に詳細に
なる

設計意思決定

なるべく早期に行う

なるべく遅らせる

代替案

初期に少数に絞り込み

最初多数の代替案を考え、
徐々に絞り込む

試験

設計後、直すため

設計前、学ぶため

プロジェクト管理

管理主導:プロセス遵守に
焦点

技術主導:知識の成長を製
品に結び付ける

「作って直す」開発方式
「試験してから設計する」開発方式
知識

設計

目標決定

試験
改良

目標決定

試作
試験

設計
検証

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試作
リーン開発概要:製品開発の二つの段階

知識を得てから(学習してから)設計する
構想設計段階
知識中心(SBCE手法)

詳細設計段階
作業中心

顧
客
価
セットベースフェーズ
セットベースフェーズ

製品・プロセス設計

試験

立上げ

値
の
理
知識で検証
された仕様

解

手戻りなし

インテグレーションイベント
詳細設計
開発を開始
するだけの知
識があるか

どの技術
を使うのか

サブシステムとそ
の目標は何か

設計仕様
は何か

9
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
セットベース開発の進め方

インテグレーションイベント

サ
ブ
シ
ス
テ
ム

代替案の
数

数百

数十

多数

少数
10

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リーン製品開発の全体像

技術知識獲得・再利用

セットベース
開発
顧客価値理解
効率化・リードタイム短縮

チーフエンジニア
制度

価値に集中

リズム
流れ・プル

A3プロセス
11
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
テレダイン・ベンソスの改善結果

開発リードタイム
従来の開発方法:設計してから試験
0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13 14 15 16 17 18 か月
顧客へ納入

仕様に対して
恐怖の中設計

試作

顧客問題発生
設計手戻り

不具合発生
設計手戻り

生産立上
問題発生
問題は続く

リーン開発の結果:試験してから設計
顧客
関心事
定義

知識
ギャップを
埋める

製品
設計

β
試作

βの
の
工場
試験

顧客へ納入

リーン開発の結果:知識の再利用

顧客
関心事
定義

製品
設計

試作・
工場
試験

顧客へ
納入

LT7割削減
7割削減

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

LT3割削減
3割削減
手戻りを撲滅!
リーン開発による

Sales&Marketing革新活動

コンサルプログラム開発と
SalesBufferManager

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

13
開発の背景

営業マーケ革新方法 開発強化(バージョンアップ開発)
営業関係ソフトウェアの新規開発

コンサルティングプログラムの目的は明確

「お客様の売上高を増加させる」
しかし実現手段は、複雑でどのような因果関係があるのか把
握するだけでも困難な問題。
今回のコンサルティングプログラムの開発は、議論の進め方
が今まで通りだと完成しないと認識としていました。
そこでリーン製品開発を参考に開発を進めました。
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
SalesBufferManager リーン開発 全体像

開
戦略構築
(ビジネスモデル
キャンバス)

発
ソ
フ

ス

(

業
ト

ク

売

営
・コ

販
ン

売

り
構
方
ラ
想

営業・コンサル
展開

の

ム

計

サ
開
発
展
開

)

ル
い

開

(気
合

設
発
(セ
(マ

(

ス

と

ク

根
開

ラ

性
発

ム

フ

と

ッ
ト
ィ
ア
ベ

)
ー

資
)

オ
フ

ト
金

育

ト

ァ

成

レ
あ

成

レ

つ

コ
め

ー
ナ
ス

ー

ス

育

)

ー
ー

ー

コ
ー
ナ
ス

ー

)

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
リーン製品開発による
構想設計

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

16
セットベース開発による構想設計
Act
構想設計メンバー
チーフエンジニア 西原
コンサルタント 5名

Look

目的:顧客関心事

Ask
質問:目的達成のために答えなけ
ればならない知識ギャップ

Look

Discuss Ask
Model

Model
質問回答のための行動
・リカバリープラン
・トレードオフ解消案
・トレードオフ最適化実験

Discuss
&Act

担当

・わからない事とわかるための対策案を
議論して表「学習サイクル管理版」を作成

最終案決定期限
関係者会議日程

・複数の対策案に関する検証を実施
接触力をかけすぎると電池がふた
○×製品の設計を流用でき
第一週金曜日
ないか調査する

西原

新しい構造の電池蓋を構想
第一週金曜日
する

西原

複数の接触力で電池蓋への
影響を調べる実験をおこない 第一週金曜日
トレードオフ曲線を得る

安定した電力供給をえる から飛び出してしまう問題をどのよ

西原

カートのタイヤを球体にでき
ないか検討する

真道

うに解消するか

・2週間に1回ミーティングを開き
・対策案で目的が達成できるのか報告と
レビュー、

カートを安全に横移動できるような
カートを子供にも簡単に
構造にするためには何をするべき
扱えるようにする

第二週金曜日

か

カートのタイヤをなくせないか
第二週金曜日
検討する

真道

滑り具合と固定具合を調査
するための実験をおこなう

・案の絞り込みをおこない表を更新
このサイクルを6回 繰り返し

真道

第二週金曜日

コンサルティングテキスト8ヶ月分を完成
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
セールス&マーケ革新活動を支えるツール

3つのツールを仮説検証し
ながら作成・フォローアップ
しながらソリューション営業
の仕組みを構築していく

案件共有シート

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18
セールス&マーケティング革新活動展開例
研修2日+売り方開発3ヶ月+提案営業マネジメント4ヶ月で革新活動展開
ステージⅠ

ステージⅡ(売り方の開発)

ステージⅢ(拡販する)

回

実
施
事
項

1
概
要
研
修
と
売
り
方
開
発

2
提
案
シ
ー
ト
作
成

3
セ
グ
メ
ン
テ
ー
シ
ョ
ン

4
テ
ス
ト
マ
ー
ケ
フ
ォ
ロ
ー
1

5
商
品
戦
略
策
定

6
テ
ス
ト
マ
ー
ケ
フ
ォ
ロ
ー

7
質
販
問
促
ト
ツ
ー
ー
ク
ル
作

作
成

成

8
テ
ス
ト
マ
ー
ケ
フ
ォ
ロ
ー
3

9

10
売
上
計
画
・営
業
計
画
策
定

報
告
会

2

11
営
業
ト
レ
ー
ニ
ン
グ
1

12
バ
ッ
フ
ァ
進
捗
会
議

13
営
業
ト
レ
ー
ニ
ン
グ
2

14

15

16
営
業

バ
実
ッ
フ
績
報
ァ
検
分
討
析

告
進
会
捗
と
会
改
議
善
策

タ
マ
ー

フ

況

ゲ

ィ

報

マ
マ
フ
マ
ィ

マ
フ

ー
ィ
ゲ

ア

市

フ
ア

オ

ア

ア

ァ

オ

細
分
有

イ

フ
フ

フ

ァ
ァ

ァ

ー
ー

ー

シ
戦

シ

化
ー

競

告

ー

略

シ

ー

3
シ
ー
ト

向
分

へ

マ

ト
ト

ネ

ラ
結

改
ジ

フ
果

善
メ
提

ン
案

グ
ト

(顧

ラ
フ

画
上

2

の

計

析

ン

グ

客

と

ー

ト
成

向

イ
法

認

ー

戦
略

ト

シ

売

ー
ト

傾

ラ
方

承

シ

争

ー

ン

傾

ー

別

シ

シ
ト

プ
業

と

ー
ー

イ

ヤ

ァ
A

ァ

ラ
係

ァ

ァ

有

と

ー

プ
関

フ

イ

共

フ

ッ

フ

パ
・営

オ

ト
物

と

件

共

フ

イ

レ

ッ

報

オ

ッ
フ

告

バ

オ

の

件
オ

6

者

ィ
ト

場
ア

作

案
バ

業

ィ

案

ィ

果

パ
営

フ

ッ

ア
成

業

マ

フ

タ

営

3

2
目

ト
状

標
)
WS
時間

1日

1日

1日

2H

1日

2H

1日 2H 2H 1日

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1日

2H

1日

2H 1日

2H
19
SalesBufferManager理論的背景

営業のゲンバ

うちがどれだけすごいのか、いきなり説明する。これが一
番の問題
B
製品の価値を
買い手に示す

A
:お

D
製品を説明する
(Mr.カタログマン)

C
買い手が抵抗する
原因を作らない

D´
製品を説明しない
(Mr.御用聞き)

客
頂
様
く
に
買
っ
て

買い手は強い疑いを持っており提案を簡単には信用しない
①買い手は、取引であまり良い経験をしたことがない
②買い手は、営業が自社製品をどれだけよく言おうとも、完全には信用しない
③買い手は、最初から買う気のあるところを見せてはいけない
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SalesBufferManager理論的背景

営業の問題が開発へ波及する

Wenger giant Swiss army knife

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SalesBufferManager理論的背景

営業マンのジレンマを解く

うちがどれだけすごいのか、いきなり説明する。これが一
番の問題(Mr.カタログマン)
番の問題( カタログマン)
A

B
製品の価値を
買い手に示す

:お

D
製品を説明する
(Mr.カタログマン)

客
頂
様

Injection:製品の説明から始めるのではなく、
:製品の説明から始めるのではなく、

く
に

まず買い手の立場にたって問題を説明し
まず買い手の立場にたって問題を説明し

買
信頼をとりつけてから提案する。

っ
て
C
お客様に信頼される

D´
製品を説明しない
(Mr.御用聞き)

お客様は強い疑いを持っており提案を簡単には信用しない
①お客様は、取引であまり良い経験をしたことがない
②お客様は、営業が自社製品をどれだけよく言おうとも、完全には信用しない
③お客様は、最初から買う気のあるところを見せてはいけない
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SalesBufferManager理論的背景

変化に抵抗する6つの心理階層
1: 取り組もうとしている問題が、
問題であるとは思わない
2: 解決しようとしている方向(あ
るべき姿)に、合意できない
3: その解決方法で、問題が解決
するとは思わない

TOC抵抗と合意形成の6段階

合意形成の6つのフェーズ
1: 問題について合意する
2: 問題解決の方向性について
合意する
3: 解決方法が、問題を解消させ
ることについて合意する

4: その解決方法を実行すると、
マイナスの影響が生じる

4: この解決方法が、重大なマイ
ナスの影響を生まないことに
ついて合意する

5: 提案されている解決方法を実
行すると、障害が発生するの
で、現実的ではない

5: この解決方法の確実な導入を
阻害する障害 を克服する方
法について合意する

6: 未知のことへの恐れ

6: この解決方法を実行すること
について合意する

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23
良い製品だが、売りにくいを解決するためには?
SalesBufferManager理論的背景

売り方を、
開発する。
断れないほど魅力的な提案=マフィアオファー

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SalesBufferManager理論的背景

マフィアオファーシート
参考:ザ・ゴール2
参考:ザ・ゴール2
E.ゴールドラット著
E.ゴールドラット著

・マフィアオファーシートとは、新製品営業で発生する「変化への6つの抵抗」を順番に合意
形成していくための営業戦略と話法をまとめたA31枚のシート
・作成は一度限りではできない。商品企画・開発・営業一丸となり仮説検証を繰り返しし学
習しながら作成する

Ⅰ問題に合意する

Ⅱ解決策の方向性
に合意する

Ⅲその解決策により
問題が解決されるこ
とに合意する

Ⅳその解決策に重大
な副作用がないこと
に合意する

Ⅴその解決策の実行を妨げる障害を克服
する方法に合意する

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25
売り方の仮説(ターゲットと質問)を検証する
案件共有A3シート

マフィアオファーシートにある質問に対する顧客
の反応を記入
1.その問題はないと言われた
2.問題の存在が不明
3.問題に対して受動的
4.問題に対して能動的
5.既に課題に取り組んでいる

営業状況と追加
開発要求を記入

ターゲットセグメント3つに対してテストマーケ実施、机上ではなく現
ターゲットセグメント3つに対してテストマーケ実施、机上ではなく現
26
地現物で検証しターゲットを絞り込む(案件共有シートへの記入)
地現物で検証しターゲットを絞り込む(案件共有シートへの記入)
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マフィアオファーシートを使った売り方の開発

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ソフトウェアを作る前にカタログを作る

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
ソフトウェアを作る前にカタログを作る
コンセプト文

ポジショニング文

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29
アジャイル開発による
ソフトウェア開発

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

30
商品企画書(ビジネスモデルキャンバス風)
3カ年収支

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開発・運用体制
販売・商品企画

チーフエンジニア 西原隆

(商品企画・開発・販売統括責任者)

ソフトウェア開発・保守体制
本サービスのソフトウェアは、(株)永和システムマネジメントがアジャイル開発・
Ruby on Railsを活用して開発またソフトウェア保守をおこなっております。
(株)永和システムマネジメントは、主に金融業界、医療業界に対してソフトウェア開
発を行うとともに、アジャイル開発やオブジェクト指向に関する開発やコンサルティ
ングを提供しています。アジャイル開発支援のさきがけであり、専門書の翻訳・出版
やアジャイル開発の団体運営を手掛けるなど、豊富な知見と導入実績を有していま
す。

クラウド運用体制
本サービスはHerokuのクラウドコンピューティング環境を活用して運用されております。
Heroku‘は2007年創業のアメリカ合衆国の企業。また、同社が開発と運営を行ってい
るクラウドコンピューティングPaaSの名称です。2010年大手セールスフォース・ドットコ
ムの子会社になりました。
セールスフォース・ドットコム社は、営業管理システムのトップシェア企業でありクラウド
によるソフトウェア提供のパイオニア。万全のセキュリティ体制を提供しています。
32
Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
第一弾開発:開発基本戦略

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

33
第一弾開発:見積もりと計画作り
・ステークホルダーとプロダクトオーナー間のコミットはリリースする事。
・サービスの中で最もリスクの高い機能「バッファチャート実装」をおこない
ユーザー検証することを目的とする
・プロダクトオーナーが要求事項(ユーザーストーリー)を列挙
・プロダクトオーナーが仕様案を複数提示して開発チームと検討
・開発チームが全体期間の見積もりと計画作りを行い実装項目を決定した。

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.

34
第一弾開発:バッファチャートの実装

・1週間のイテレーションで開発。デモごとに追加要求事項が発生、
・バッファチャートを実装するか、リリースに必要な非機能を実装するかの選択を
迫られる。
・プロダクトオーナーは、追加予算を取り非機能を開発する決断をするが、ステー
クホルダーとの共有に失敗

予算がなくなり、開発中断に・・・リリースできず
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35
第2段開発開始:開発基本戦略
狩野モデルを活用した開発項目基本戦略

バッファチャート・マフィアオファーシート・案件共有シート・
バッファチャート・マフィアオファーシート・案件共有シート・

売上集計・売上予測グラフ
等普通のSFAにある機能
等普通の にある機能
作らない

高
い

魅力的なフィーチャ

顧
客
満
足
度

当たり前、
必須のフィーチャ
低
い

全くない

フィーチャの量

セキュリティ
マルチテナント
等

全て実装済

Copyright Goal-system Consultants Inc. All Rights Reserved.
第2弾 見積もりと計画作り

ステークホルダーとの共有

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37
第2弾:スクラムの反復
1週間

開発

設計
テスト
作成

実装

テスト

プロダクトオーナー
スクラムマスター

1週間計画づくりと要求仕様分析

営業・ユーザーテスト担当

受入テスト

振り返りとデモ
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39
SalesBufferManager完成
SalesBufferManagerにより提案営業マネジメントサイクル(Plan・Do・Check・Act)
を支援します。

案件共有A3シート

「適正仕掛計算」 プロダクトリーダーによる商品別計画 適正
仕掛計算による平準化計画

「バッファチャート」案件の確認優先順位をつけ、営業マネー
ジャーによるシンプルな確認を実現

「案件共有シート」営業マンによる案件管理状況記入

「マフィアオファーシート」優秀な営業マンの売り方を共有する
ためA3 1枚に簡潔に売り方をまとめたシート

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40
まとめ

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41
SalesBufferManager リーン開発 全体像

開
戦略構築
(ビジネスモデル
キャンバス)

発
ソ
フ

ス

(

業
ト

ク

売

営
・コ

販
ン

売

り
構
方
ラ
想

営業・コンサル
展開

の

ム

計

サ
開
発
展
開

)

ル
い

開

(気
合

設
発
(セ
(マ

(

ス

と

ク

根
開

ラ

性
発

ム

フ

と

ッ
ト
ィ
ア
ベ

)
ー

資
)

オ
フ

ト
金

育

ト

ァ

成

レ
あ

成

レ

つ

コ
め

ー
ナ
ス

ー

ス

育

)

ー
ー

ー

コ
ー
ナ
ス

ー

)

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構想設計
プラクティス

セットベース開
発(学習サイク
ル管理版)

マフィアオファー
シート

ビジネスモデル
キャンバス

良かったこと

論点
・今回ドメイン知識豊富な人を集めて検討で
・参加者がどうどうと分からない事をいえる きたが費用がかかりすぎているようにも思
える。他の企業でも実施できるか?
点がよい
・代替案を複数上げることで、参加者の多
様な意見を出しやすかった。
・今回開発者が参加していない。開発者も
・参加者の知恵を結集する議論ができた 参加すべきか?
・飛躍したアイデアがでた
・セットベース開発による構想設計は、
・アイデアが形になるところまで収束した
ウォータフォール的だと言えばそうだがどう
だろう?
・売り方を開発でき、サービス完成前にニー
BtoBのサービスの場合、マフィアオファー
ズの検証ができた
・ソフトウェアを作る前に、カタログがほぼで シートを使ったテストマーケ先の確保が論
点。営業が参加していないと検証は難しい
きていた
・MVPとして検証すべき項目が明確になっ だろう。
た
・リーンキャンバスも作ってみたが、ステー
ジが違うのかステークホルダーとの共有に
は、項目数が足りないと感じた。
ステークホルダーに簡潔にビジネスモデル ・いきなりビジネスモデルキャンバスを書い
を説明できた。(A31枚)
ても書き切れないだろう。特に価値提案は
ムリがあると感じる。ビジネスモデルキャン
バスに向かう前段階のプラクティスが必要
だと思う。
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43
開発 第一弾 スクラム
プラクティス

良かったこと

論点
・MVPのゴールか、サービス全体のゴールか認識合
わないまま議論して混乱した。
インセプション
・実施したからと言って何かアイデアがでるものでは
デッキ・ユー
開発チームに何を作ろうとして
なく、伝達するツールだと感じた
ザーストーリー いるのか共有できた。
・開発中にゴールの共有をおこなうが、1週間イテ
マッピング
レーションでも1.5ヶ月は短すぎて、開発チームと、
サービスのイメージ共有がしきれなかったと感じた
・スクラムでは全体スケジュールを作らないのが、お
作法と聞いているが、それで開発資金をどうやって確
・ピボタルを使って全体スケ
保するのだろう?開発するのが目的化している企業
見積もりと計画 ジュールを立てて進められた でないと不可能では?
作り
・リスクの最も高い機能から実
装できた
・プロダクトオーナーがユーザーストーリーを書きすぎ
ると、開発者の能力を引き出し切れていないように思
える。どの程度がよいのだろう?
・デモされると、次々に追加要求項目が浮かんで開発
チームを困らせてしまった。
・1週間に一回見せてもらい、要 ・ピボタルをステークホルダーとの共有に使ったが、
イテレーション 求自体の問題点を洗い出せた。 内容が細かすぎて共有できなかった
MTG
・毎回見積もりと計画作りを行っ ・検証項目の開発を優先し、リリースに必要な最低限
ていくので信頼が深まった。
の機能の実装を見送ったためリリースできなくなった。
・本件意思決定についてステークホルダーとの共有
に失敗。開発が停まった。
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44
開発 第2段 スクラム
プラクティス

狩野モデル

仕様の松竹梅

Excelのプロト

イテレーション
MTG

良かったこと

論点
・MVPのラインで一杯一杯と見積もっていた
どこまでをMVPとするか非常に迷ったが、 のでステークホルダーからの要求を聞けな
狩野モデルの魅力的品質・当たり前品質 い状態になってしまった
がMVPと定義し、何か優先させるか方向
性を明確に出来た
・MVP以降の要求精査は、線形の機能が多
いので別の観点が必要か?
・常に一つの要求に対して何通りも仕様を
一つの要求事項に対して、3種類の仕様 だせるか?
を作り、開発が遅れた場合のオプションと
して進められた
・出せたとしても開発規模があまりかわらな
いと意味がないがどうか?
エクセルのプロトに引きずられ開発者の創
エクセルのプロトがあったので仕様の理 造力を減じてしまった?ポンチ絵の方が創
解がしやすく、実装スピードは早まった 造性的には良いように思えるが、開発期間
の制約もあるので悩ましい
・1回目の開発経験を生かして、会議進
行方法など様々な工夫ができた
・開発を止めないよう意思決定を早め早 ・ステークホルダーとの共有スピードが開発
に比べて遅く、結果的に共有不足になった
めに実施できた
・ステークホルダーとの共有のための大
日程工程表を毎週書き共有を工夫した
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45
全体
プラクティス

全体

良かったこと
論点
・入念に構想したが、自分自身の ・ステークホルダーとの共有方法
要求はぶれぶれだった。しかし、
Agile開発を採用したのでサービ ・開発チームとの要求仕様の検討
スはリリースできたとつくづく思う。
方法(プロダクトオーナーはどこま
で準備し、どのぐらい開発チームに
もしウォーターフォールで開発し 考えてもらうべきか)
ていたら開発要件がふくれあがり、
更に開発中に要求が増加、悲惨 ・開発項目以外の残作業がリリー
なプロジェクトになったであろう。 ス直前に固まって発生した。

我々はリーンだったのか?
リーンって何だ?
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46
リーンTOCヒット商品開発プロセス

営業と企画

企画と開発

開発と製造

VOC
VOC

要求

VOC

要求
要求

VOC

要求
要求
要求

VOC

要求
要求

VOC
VOC
VOC

要求
要求

要求
要求

要求

要求
要求

要求
仕様
要求

仕様

要求

仕様

仕様

詳細設計・試
作・製造

発売

仕様
要求
仕様

要求

仕様

VOC

仕様
仕様

要求
VOC

要求

VOC

要求

VOC

要求

仕様
要求

VOC
TOCセールス&マーケティング
マフィアオ
ファーシー
ト

案件A3仮
案件 仮
説検証

商品企画
A3

CCPM/Agile

リーン製品開発
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技術

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CCPM
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