JavaEE6 First Application #glassfishjp

JAVAEE 6
FIRST APPLICATION
#GLASSFISHJP

12年6月4日月曜日

JavaEE6作りやすくなったよと
いう話はたくさん聞くけど


実は作ったことがない


そんな人向け

軽い気持ちで見て下さい。


自己紹介

• 名前：久保智(@megascus)

• Javaが好きらしい

• JavaEE6は趣味でやってます！

• JavaEE6でSIの現場が楽になればいいなとか


アジェンダ

• サンプルアプリを作成

• サンプルアプリにそって説明


今回作るアプリの説明

• 基本のCreate,Read,Update,Delete

ネタバレ禁止。


早速作ってみる

https://github.com/megascus/
JavaEE6FisrtApplication


出来上がったファイル一覧
web.xml UI beans.xml DB
faces-conﬁg.xml persistence.xml
template.xhtml Message.java
Create.xhtml MessageFacade.java
Edit.xhtml AbstractFacade.java
List.xhtml
View.xhtml ※他は省略
jsfcrud.css
Bundle.properties
MessageController.java
PaginationHelper.java
JsfUtil.java


UI(VIEW)から順番に
web.xml beans.xml
List.xhtml
jsfcrud.css
Bundle.properties
JsfUtil.java


UI (JSF)

• JavaEE6の標準UI技術はJSF2.0

• JavaScript書けなくてもリッチなUIが作成できる

• いろいろな所で感じるStruts臭()

Struts知ってれば使えるよ。


UI系の設定ファイル

必要になるまでいじらない。


web.xml

• 言わずと知れたJavaで作ったWebアプリのコアファイル

• セッションのタイムアウト時間とか設定できるよ！

• 今回はデフォルトで設定

困ったときに修正してね。


faces-conﬁg.xml

• JSFの設定ファイル。struts-conﬁgみたいなもの

• JSF1.Xでは超重要だったけど今は空気(にしたい)

• 国際化対応時は使用する

画面数が増えてきても使う。


XHTMLファイル

Viewをデザインします。


XHTML

• JSFのViewはXHTMLで記載

• XHTMLなので色々と面倒くさい <BR> → <BR /> とか

HTMLが雑すぎるとも言う。


XHTML(こんなのがあった)
template.xhtml
Create.xhtml
Edit.xhtml
List.xhtml
View.xhtml

中身を実際に見てみる。


その前に基礎知識
今のUI作成は全体のデザインと画面ごとに変更できる場
所を分けて定義するのが当たり前。

• template.xhtmlにデザインを記載

• それ以外に個々の機能を記載

昔はFrameを使ってました。


その前に基礎知識

複数の画面を作る場合メニューは同じ
場合が多いので使いまわしたい。


template.xhtml

デザイン定義してます。


template.xhtml

使用するタグを定義。

使用したいタグがあれば追加。


template.xhtml

h:XX、ui:XXみたいなのがJSFで記載さ
れたところ。

実行時にはHTMLに変換される。

template.xhtml

ctrl+spaceで補完と説明が出てくる。
必要なら見てね。


template.xhtml
ui:insertの中身だけ各画面で書く。

name属性は説明必要？


Create.xhtml

長いのでこの後は抜粋で。


Create.xhtml

ui:composition でテンプレート
を指定。

ui:deﬁneでui:insertの置換。


#{bundle.XXXX}の説明
Create.xhtml

faces-config.xml
Bundle.properties

いわゆる国際化対応。


#{bundle.XXXX}以外の説明
• value binding

• method binding

＃から始まるやつです。


value binding
• 画面の値をJavaにマッピングする

bundle.XXXもこれと一緒。

managed-bean(JavaBeans)やmapな
どをマッピングできます。


method binding
• 画面の操作をJavaにマッピングする

h:commandLinkは<a href=~>に変換され
るので、リンクが押されるとセッショ
ンに入っているMessageControllerクラス
のcreateメソッドが呼ばれます。


commandLinkのaction
• 拡張子を除いてURLを書いておけば他のページに遷移

immediate=”true”はサーバーサイドで値
を使わないという意味。


Create.xhtml以外
• 省略

Create.xhtmlの説明で十分でした。


jsfcrud.css
• cssを知らない人が居れば説明するので挙手して下さい

手を上げたやつ土下座な。


UI系のJavaファイル
web.xml beans.xml
List.xhtml
jsfcrud.css
Bundle.properties
JsfUtil.java


• 画面から呼ばれるJavaのクラス

いわゆるmanaged-bean。



アノテーションがついてます。


@ManagedBeanで画面から扱うクラスとして定義。name
でXHTMLから使用する場合の名前をつける

@SessionScopedでセッションに保存すると定義

method bindingの時に間違った説明が
あったので誰かがtweetで突っ込んで
くれているはず。


メソッドが呼ばれた時に
nullだと同じ画面、それ以
外の場合はURLとして画面
移動する

faces-conﬁg.xmlで指定されてる場合は
そちらの設定が優先されます。


• List.xhtmlで実装されているページャー用

ページャーを作りたかったら見て下
さい。ちなみにクラス名は間違えてな
いです。


JsfUtils.java
• JSFでやり方のわかりにくいアレやらコレやら

• これ自体よりも内部で呼ばれているクラスが重要

JSFで困ったらここから呼ばれている
クラスで出来ないかを調べる。


JsfUtils.java
• FacesContext

• ExternalContext

• Converter

エトセトラエトセトラ。全部説明した
いがスライドの余白が足りない。


エラーメッセージの表示だけ
JsfUtils.java

Create.xhtml

strutsで見たことがあるような・・・


次はDB系
web.xml beans.xml
List.xhtml
jsfcrud.css
Bundle.properties
JsfUtil.java


beans.xml
• CDI(今回未使用)のための設定ファイル

• CDIが有効化される条件はこのファイルがあること

• CDIの有効化方法が判りにくいので紹介だけ

DB系として紹介しているけどDBとは
関係ないです。


DB系の設定ファイル

persistence.xml だけ。


persistence.xml
• DB接続用定義ファイル

• NetBeansからGUIで設定できる

GUIからの設定がオススメ。


persistence.xml

接続性ユニット名は適当に変えてね。


データソースについて
• GlassFishの管理コンソールで設定したものを使用する

• 今回は最初から定義されているjdbc/__defaultを使用

詳細は優しい人がtweetしてくれます。


Message.java
• いわゆるエンティティと呼ばれるもの

• RDBのテーブルと対応する

• コレを元にテーブルが自動生成される

エンティティにDBの値が保持されて
います。


Message.java

フィールドの値は何もつけなくてもDBに
保存されます。messageとか。


Message.java

エンティティにするためには@Entityアノ
テーションを付けてSerializableを
implementsするだけです。

エディタを使って新規作成すれば勝手に
ついてくるよ。


Message.java

DBにおける主キーの設定です。JPA(O/R
マッパー)を使う場合は通常は人工キー
をつかいます。

思想的な話はHibernate in Actionを参照し
て下さい。


Message.java

GeneratedValueは自動採番の設定です
が、採番の仕方によって保守時の難易度
が段違いなので使う時はよく考えて。


その他詳しい話は

今までの話、全部これ読めで済みます。


MessageFacade.java
• EJB

EJBという言葉を聞くと動悸や息切れ、
めまい等の諸症状が現れる方はお気を
つけ下さい。


MessageFacade.java

• EJB内ではデータベースのトランザクション管理をス

レッドに紐付ける形で勝手にやってくれる

• commitとかrollbackは不要

EJBというかJTAですけどね。


MessageFacade.java

• この中でデータベースへエンティティの値が同期され

る

• トランザクション管理が必要な処理はこの中で

EJBの外でも同じ事は出来ますが、EJB
の中でやったほうが便利です。


MessageFacade.java

@StatelessアノテーションがEJBの印。

@Statefulアノテーションもあります
が、差は割愛。


MessageFacade.java

@PersistenceContextのunitNameには
persistence.xml で指定した持続性Unit名
を入れます。


MessageFacade.java

そうするとEntityManagerのインスタン
スがGlassFishから渡されて、DBにアク
セスすることが出来るようになりま
す。

DBのアクセスにはEntityManagerを使用
します。


MessageFacade.java

本体はAbstractFacadeなのでそちらをみ
ます。


AbstractFacade.java

まずはCRUDから。


AbstractFacade.java(CRUD)
Create

getEntityManager().merge(entity)を呼び出
しても同じ結果になります。


Read(一件)

id(Primary Key)を指定して1件取得して
います。

複数件の場合は後ほど。


Update

getEntityManager().persist(entity)を呼び出
すと失敗します。


Delete

ちょっと変な感じがしますがお約束。
どうしてこうなるかはBeginning Java EE
6を読んで下さい！


Read(複数件)

複数件取得する場合はCriteriaかJPQLを
使います。上の例はCriteria。


Criteria

Criteriaはコンパイラによって静的
チェックが出来ますが複雑になると面
倒くさい・・・・・


JPQL(今回アプリでは未使用)

JPQLはSQLライクなクエリ言語で、コ
ンパイラにによるチェックは出来ない
けれども、簡単です。


Criteria×JPQL

書き比べてみました。


MessageFacade.java

最後にEJBの呼び出し方について

MessageControllerクラスから呼び出される

やっと最後。



@EJBアノテーションを付けてインスタ
ンスを生成します。new でインスタン
スを生成しても正しく動作しません。

GlassFishがよろしくやってくれてます。


今回のアプリの処理の流れ
XHTML(画面)

MessageController(managed-bean)
Message(Entity)で値をやり取り

MessageFacade(EJB)

EntityManager(DB)

おおざっぱにこんな順に呼ばれてま
した。


その他詳しい話は

ご清聴ありがとうございました。


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