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CivicTechForum2019_学校給食献立オープンデータ標準化への取組
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Shogo Kawanaka
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2019年6月29日(土) @ Google Japan CivicTechForum2019での発表資料です。 https://2019.civictechforum.jp/
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CivicTechForum2019_学校給食献立オープンデータ標準化への取組
1.
Code for Ikoma
/ Code for Youth / 奈良先端大 河中 祥吾 CivicTechForum2019 @Google Japan 2019年 6月29日(土) B-21文楽 学校給食献立オープンデータ 標準化への取組
2.
もくじ • 2017年度:4919 for
Ikomaの誕生 • 2018年度:4919.jp - 横展開に向けて - • 2019年度:4919.jp - コミュニティ化に向けて -
3.
4919 for Ikoma •
生駒市の給食献立やカロリー、 アレルゲン、栄養バランスな どをかわいいイラストととも に手軽に確認できるアプリ い こ ま Code for 発 ゴロ合わせシリーズ!? 目指せ!第2の5374.jp しょくいく
4.
2017年3月: Ikoma Civic
Tech Award2016 • 生駒の未来アプリ・アイデアコンテスト 「生駒の地域課題の解決」 or 「生駒の魅力発掘・発信」を テーマにしたアプリ・アイデアを募集
5.
背景:食物アレルギーの児童が増加中
6.
2017年3月: 4919 for
Ikoma の誕生 最優秀賞 いこまの未来市民賞 W受賞!
7.
市長の一声 このアプリ継続していくことに 興味ない?? 市長
8.
実サービス化に向けた課題 • 継続可能な献立データの更新方法の確立 生駒市献立表 オープンデータ JSON形式の 献立データ 491 9
for Ikoma ① JSON形式 へ書き 換え ② Firebaseへ データ を格納 ③ リ ク エスト ④ データ を返信 PDFしか公開されていなかったため 2000行程度のJSONを手打ち ・大変 ・危ない 問題点 最初 • 対応OSが iOS のみ
9.
2017年9月:CSVの公開 アレルゲン情報込みの 新CSVフォーマットの献立オープンデータ 公開開始! 全国初!
10.
2017年9月:Android版リリース コンテスト時はiOSアプリのみでしたが… Android アプリ公開開始! ○ 開発者 助教
松田裕貴
11.
2017年11月:実運用開始! ▼ 給食献立表への記載
12.
データフォーマットの検討,横展開用アプリの作成を開始 2018年4月:横展開に向けて 4919.jp 始動 大津市,
13.
2018年10月:4919.jp (iOS版)デモ公開
14.
2018年11月:ちょうど一年後の慢心 原因 ◦ 11月分のデータ更新忘れ ◦ 気づいていたアプリ側のバグを放置していた...。 給食センタと相談の上,データ更新を停止...。 献立情報の 誤配信発生!
15.
2018年11月:ちょうど一年後の慢心 • 学び ◦ アレルゲン情報のセンシティブさの再確認 ◦
更新に手作業が必ず必要なシステム構成の限界 ◦ このアプリの需要
16.
2018年12月:推奨オープンデータ化の検討 • 給食献立オープンデータが2018年度 総務省 推奨オープンデータセットへの登録検討対象に! 新井イスマイル松田
裕貴河中 祥吾 奈良先端科学技術大学院大学 生駒市 森 康通 オープンデータ担当D2 助教 准教授 オープンデータ伝道師 佐藤 拓也 Code for Japan Code for Ikoma ⇨ 三菱総研さんが中心となって進行中 − 生駒メンバー −
17.
給食献立オープンデータの難しいところ • これまで公開されている推奨オープンデータに比べて圧倒的 に更新頻度が高く,データ数が多い。 • AED設置箇所一覧 •
子育て施設一覧 • 地域・年齢別人口 • イベント一覧 … など 【例】 • 自治体によって実施方法が異なったり、出せる/出せない情報が 異なってくる。 • 配給方法: センター式/自校式 など • 出しづらい情報: - アレルゲン - 詳細な食材情報 【例】
18.
学校給食献立オープンデータの標準化に向けて 目標 データ提供者(自治体)も手間が少なく,データ利用者も使いやすい 形式 論点 • 多くの自治体が利用している学校給食管理システムから,容易に出 力できるようなデータ形式 ⇨ 自治体,
栄養士, ベンダ, データ利用者の要望をすり合わせ中 • データ利用者が誤解しないようなデータ表現
19.
これまでのデータ更新までの流れ(4919の場合) アプリ / データサーバ
20.
理想的なデータ更新までの流れ 給食システムによる自動出力 極力データの変換を行わない CSV /
JSON アプリ / データサーバ
21.
持続可能なサービスを目指して • モバイルアプリ問題点 ◦ 経済的負担が高い。 •
開発環境 • デベロッパー登録 ◦ メンテナンスコストが高い。 • 頻繁なOSのアップデート • デバイスの多様性 先人に習って…
22.
4919.jp (ポータルサイト) ・各地の4919を管理するポータルサイト ・展開された自治体から連絡があり次第, 随時追加はする(ここも自動化したい) 4919◯◯.github.io ・各自治体(code for
等)でgithub上の コードをフォークし,公開する。 ・各自治体で献立データの更新/管理を 行う。 Web版 4919.jp の全体構成(5374式) .... 各自治体 Code for など Code for Ikoma
23.
2019年度の目標 • Web版4919.jpのgithub公開 • 4919コミュニティの形成
⇨ 横展開 • RDF/JSON-LDなど4つ星オープンデータ化の実現
Editor's Notes
学校給食献立オープンデータ標準化に向けた取り組み すごく大きなテーマにしてしまってスライド作りながら後悔したのですが、 こういったタイトルで発表させていただきます。
4919 for ikoma というアプリを作ったことがきっかけで給食献立オープンデータに関わる様になって 活動してきたことを時系列順にいろいろ紹介させていただければと思います。
そもそも4919 っていうのが何なのかって言うのを紹介させていただくのですが このアプリを作るきっかけとなったのが
なぜ?
ある程度整っったフォーマットになることで自動変更のスクリプトを作ってある程度自動で更新できるようになりました。
もともとサーバ側はfirebaseを使ってたが、データの透明化を意識してgithubのレポジトリから引っ張ってくる形に変更。⇨ githubは管理者をコラボレータに入れたら編集できるような形でやろうかなとこのときは思ってました。
いろいろとそこそこ順調に横展開に向けた活動も勧めていっていたのですが、 4919 for Ikomaの配信が始まってからちょうど1年の11月に大きな事故が起きてしまいました。
オープンガバメント推進協議会で取り上げてもらったり、いろんな企業や森町のハウモリなどの自治体での利用が進み、各地で広報していただいたりし、 3回の分科会で
配給方法
自治体の負担を減らしつつ、利用者も使いやすい形式を目指して、自治体、栄養士、ベンダー、データ利用者それぞれの要望をすり合わせて、 上流の給食システムから出力しやすいように
通知機能であったり、便利。 やっぱり成功してる事例に乗っ取るのがよい!
手を離すためにも データ更新や管理は各自治体がやってもらって僕たちが管理する 4919.jp のポータルページはそれぞれのリンク先を管理するのみ。
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