2020/05/30 Japan Power Platform User Group Nagoya 第05回 #JPPUG758

1. MR in Power Apps
～ Power Apps で仮想現実 ～
2020/05/30 Japan Power Platform User Group Nagoya 第05回
#JPPUG758
山田 晃央（Yamada Teruchika）
株式会社アイシーソフト[www.icsoft.jp]
シニアテクニカルマネージャー
@yamad365
https://qiita.com/yamad365

2. おしながき
1. MR機能を試すための準備
2. View in 3D
3. View in MR
4. View shape in MR
5. Measure in MR
6. まとめ

3. 今日のゴール
Power Apps の MR機能で遊べるようになる
各種、MR機能について、
使いどころを「ある程度」イメージする

4. 自己紹介
“Yamad365” で 検索いただくと出てくるハズ・・・

5. 自己紹介
山田 晃央
（やまだ てるちか）
#愛知 #名古屋弁 #三河弁
#M365 #O365 #MSクラウド
#PowerPlatformスキー
#PowerAppダイスキー 株式会社アイシーソフト
シニアテクニカルマネジャー
http://www.icsoft.jp/
yamad365
https://qiita.com/yamad365

6. 通称「RESCUE SQUAD／火消魂 のヒト」です
勉強会でこんな服装を見かけたら、おおむね当方です

7. CMこんなコトやってる企業に所属してます。
弊社ソリューションのCMにお付き合い願いますm(_ _)m

8. 顔認証 出退勤システム Taskal Time-Card
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ICカードでピッ・・・
そんなレガシーから脱却しましょう。
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9. Mixed Reality 機能の公開発表
Microsoft Business Applications Summit 2020 で プレビュー提供が公開されましたね。

10. MBAS 2020 でプレビュー公開が発表！

11. Mixed Reality
（複合現実）

12. Mixed Reality
In
Power Apps

13. MR を
Low Code・No Code で
そう Power Apps ならね

14. おことわり
 2020年5月末 時点の情報となります
 勉強会開催時点で、
Mixed Reality 機能は プレビューです

15. MR機能を試すための準備
2020年5月現在、プレビュー機能なので事前準備が必要です。

16. 公式情報
 Add mixed reality components to your canvas app (Preview)
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/canvas-apps/mixed-reality-overview
プレビュー機能の使い方に加えて、
各コントロールの公式情報へのリンクもあります。
お試しになる方は、一読することをおススメします。
※残念ながら、現時点で日本語は無さそう…

17. MR機能を試すための準備
アプリ作成画面→「ファイル」→「設定」
→ [詳細設定] → [Mixed Reality 機能] をオン

18. 挿入メニューにMR機能が追加される！
 プレビュー機能 オフ状態
 プレビュー機能 オン状態

19. 追加されるコントロールは４種類
 「メディア」にも１つ追加されます。

20. MR系コントロールの名称と概要
英語表記 日本語表記 概要
View in 3D 3D で表示
3D画像（.glb）をアプリ上へ表示する。
※イメージコントロールの3D版みたいなモノ
View in MR MR で表示 指定した3D画像（.glb）を MR で表示する。
View shape in MR MR で図形を表示 四角形を MR で表示する。
Measure in MR MR で測定 MR上で測定した、縦ｘ横ｘ高さ を得る。

21. 4種類、全部ガッと紹介します。
（´-`）.｡oO（時間たりるかしゃん）

22. View in 3D
3D画像（.glb）を Power Apps のアプリ上に表示するコントロール

23. View in 3D／3D で表示
 3D画像を Apps のアプリ上で表示するコントロー
ル
 拡張子 .glb ファイルのみ対応(調査した限りで)
 単純に3D画像を src へ指定してもダメです。
説明が面倒 時間の都合で詳細は Qiita 参照で！
https://qiita.com/yamad365/items/61a327bbd52c133e9233
https://qiita.com/yamad365/items/b4ca0d8a7877de183efe
https://qiita.com/yamad365/items/2621b4f122b0bfa286a4
 公式は必読！
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/canvas-apps/mixed-reality-component-view-3d

25. 3D画像を表示させる（ODfB利用の場合）
.glb
ファイル.glb
ファイル.glb
ファイル.glb
ファイル
.glb ファイル
を
テーブルに記載
Apps からは、
ODfB コネクター
で
該当テーブルを指定
列名 説明
Name
3Dイメージの名称。
識別以外では利用しない。
3DModel [image]
.glb ファイル名を含むパス。
ExcelファイルからのURL形
式の相対パスであること。
階層構造
重要！

26. View in 3D 使いどころ
『3D画像(.glb)を表示させる』
以上！！
MR系コントロールと組み合わせて、
「この画像を今からMRしますね」
で利用するぐらいしか、現状は無いかも・・・。

27. View in MR
3D画像（.glb）を Power Apps 経由でMR表示するコントロール

28. View in MR／MR で表示
 3D画像を Apps 経由で MR 表示する
 拡張子 .glb ファイルのみ対応(調査した限りで)
 基本的には「View in 3D」で表示できる3D画像を、
Apps 経由で スマホの MR へ表示させる
 ARCore 対応デバイスが必須！(PCブラウザーで動かない)
https://developers.google.com/ar/discover/supported-devices
 公式は必読！
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/canvas-apps/mixed-reality-component-view-mr

30. View in MR
View in 3D
表示可能であれば、
MRでも表示できる
幅、高さ、長さ(奥行)と、
測定単位を外部から
指定可能

31. View in MR 使いどころ
『3D画像を現実と重ね合わせるコトで、
“これ、ココに納まる？”のチェック』など。
工場や、倉庫などの空きスペースと、
そこに格納したい物品などを、
“まるでソコに置いた”ようにチェックができる！

32. View shape in MR
図形（立方体）を Power Apps 経由でMR表示するコントロール

33. View shape in MR／MR で図形を表示
 立方体を Apps 経由で MR 表示する
 ARCore 対応デバイスが必須！(PCブラウザーで動かない)
https://developers.google.com/ar/discover/supported-devices
 公式は必読！
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/canvas-apps/mixed-reality-component-view-mr

36. あれれー？
幅、高さ、厚さ
おかしいぞ？

37. プロパティの設定画面

38. 幅？
高さ？
厚さ？

39. アプリが
タブレットモードで、
「横」画面だから？

40. 画面が縦のアプリで試してみた・・・

41. 幅
高
さ
奥
行
おそらく、一般的に想定する三辺

42. 厚さ？
幅
？
高
さ
？
何が何だか・・・

43. プレビューですし、
「こういうモン」
と現状は考えるか…

44. View shape in MR 使いどころ
『3D画像(立方体)を現実と重ね合わせるコトで、
“これ、ココに納まる？”のチェック』など。
縦ｘ横ｘ高さ を外部から指定可能なため、
3D画像を用意する必要ない。
“実際、この場所に置ける？”がチェックできる！

45. Measure in MR
MR上で、縦、横、高さなどを測定し、
Power Apps でアレコレできるコントロール

46. Measure in MR／MR で測定
 縦、横、高さをMR上で測定できる
 測定した値は、コントロール経由で、
Power Apps アプリ上で取得が可能
※取得は可能。Apps から与えるコトは不可…
 ARCore 対応デバイスが必須！(PCブラウザーで動かない)
https://developers.google.com/ar/discover/supported-devices
 公式は必読！
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/maker/canvas-apps/mixed-reality-component-measure-
distance

48. Measure in MR

49. Place a Cube 使いどころ
『専用の測定機器が手元になくても、
“どれぐらいのサイズなの？”の測定』など。
現実の対象に重ね合わせるコトで、
縦ｘ横ｘ高さ等を測定することができる。
さらに、JSON形式へ簡単に変換できるので、
データ連携ができれば夢は無限大！

50. まとめ
「やれるコト少なくね？」と思いました？
いやいや、この機能かなり凄くないですか？

51. MR in Power Apps
試した当初のワタシ

52. 試し始めて思ったコト
 「あれ？思った以上にやれるコト少ない」
 MR に対して Apps 側から動的に値が渡せない
→ 例えば、View in MR してる状態で、
表示する3D画像を切り替える等はできない
 何はともあれ、
3D画像（.glb）を表示させる手間の多さよ！
クッソめんどくせぇー！！ｗｗｗ

53. チョッと待てよ。
落ち着いて考えよう…

54. まとめ
• MR機能を開発したい？それ金額と開発期間は？(;´Д｀)
3D表示・MR機能がコーディング無しで実現できる
• 「専用デバイスが必要無い」です。スマホがあれば(・∀・)ｲｲ!!
スマートフォンで「MR 付きアプリ」利用可能
• つまり、Automate やその他コネクター経由で色々と簡単に繋が
る！
Power Apps でデータのヤリトリが可能

55. まだプレビューですが。
こんな簡単に、
MRできちゃいます。
アイディア次第で
様々なコトに使えそうじゃね？

56. 素晴らしい
Power Platform Life を！

57. See you next
JPPUG758 !!