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• (経済効果推計・海外の取り組みなどを学ぶ)
• 重点的に取り組む領域を決める(データ利用価値が高いと想定される領域)
• レポジトリをローンチ(オープンデータ・カタログ)
• ライセンスをオープンなものにする(クレジット表示義務はある)、CCライセンスと互換性を持たせる
• 政府の全ウェブサイトはほぼ全てオープンに
• ODの案内・手引き資料の整備・公開、データを利用するツール(サイト)も公開
• 利用事例収集と紹介、利用されやすい具体的なデータと推奨フォーマットの紹介
• 政府CIOなどによる自治体首長への働きかけ
• データの利用(希望)者とデータを保有する政府のラウンドテーブルシリーズを開催
• 人材育成の各種施策も
• 都道府県には推進計画策定を義務付け(官民データ活用推進基本法)
• 市町村にも策定努力を義務付け
• 他にハッカソンなどにも多数関与
※かなり独断によるまとめです
4. 日本のODの特徴
• 地域ごとの活動が強い
• International Open Data Dayは、世界屈指の参加地域数
• Open Knowledge Foundation Japan は、とりまとめはしているが、も
はや「牽引役」は各地に存在している
• 市民によるOD作りも強い
• ウィキペディア、オープンストリートマップなど市民がオープンデー
タを作るような活動ともつながっている
• データ活用社会を追及する一環として政策的にも継続的に努力
が重ねられている
8. 5年程前のOERの場合
• 教材や学習用資料をオープン化(Open Educational Resources)
• MITが全コースのオープン化を実施するなどして知られる
• 数万点規模の資料は主要レポジトリに登録されている
• 教材開発プロジェクトなどでは頻繁に使われる。オンライン教育などでの活用例
もある。
• 個々の教師が授業準備に使うようには、なかなかならない。
• キーワード検索したら対象学年の違う資料に行きあたる
• 加工しにくいPDFに行きあたる
• 質は玉石混淆
• そもそもレポジトリを知らない、ウィキペディアのように検索エンジンからたどりつく
こともない
• 他人の資料を使うことをよしとしないマインドがある
…等々
メタデータ、知名度、詳細検索などを通じて利便性を向上することが課題に
オープン化だけでは不十分だった
14. 本資料のライセンス
・この資料はCC BY 4.0 国際 (creativecommons.org/licenses/by/4.0/)で提供され
ています。
・著作者名:渡辺智暁
なお、著作権表示、無保証を参照する表示はありません。
「本パブリック・ライセンスを参照する表示」にあたるのは上の一文だけです。
そこで、この資料を利用して別の資料を作成した場合などには、たとえば、以下
のような表示をすればよいことになります。(加えて、合理的に実施可能な場合
にはこの資料のURLも記載します。)
「この資料の一部は、渡辺智暁による資料を改変の上利用しています。
利用した資料のライセンスを参照する表示:『この資料はCC BY 4.0 国際
(creativecommons.org/licenses/by/4.0/)で提供されています。』