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© 2017 Works Applications Co., Ltd.
新入社員が多い中で
効果的なレビューを行うための方法
レビューの準備から
フィードバックまでの工夫
ワークスアプリケーションズ
風間 裕也
2
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目次
・会社と自組織の特徴
・レビューの位置づけと特徴
・レビューの改善内容
・フィードバックの具体例
・フィードバック前後の指摘内容数の変化
・レビュイーの意識の変化
・現場の声
・まとめと今後の展望
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
会社と自組織の特徴
4
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LOS ANGELS
NEW YORK
SINGAPORE
SHANGHAI
TOKYO
OSAKA
NAGOYA
HIROSHIMA
FUKUOKA
TOKUSHIMA
CHENNAI
商 号
設 立
事 業 概 要
従 業 員 数
株式会社ワークスアプリケーションズ
1996年7月
大手企業向け基幹業務パッケージ「COMPANY」および「HUE」の開発・販売・サポート
連結 5,631名 (2016年6月末日時点)
インド工科大学、北京大学をはじめとした
アジアTOP層のIT人材を多数獲得
大手企業向けERPパッケージシェア50%で 6年連続No.1
日本の大手企業の約3割、1,300企業グループ超が採用
世界初の人工知能型ビジネスアプリケーション
人工知能によるビッグデータ解析・学習
分散処理技術による高速処理
会社紹介
5
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   開発とQAの距離が近い
   →設計段階で指摘できる
   多数の新人が配属された
   →基本的な部分から伝える必要あり
   →パッケージ製品の設計を教える必要あり
   開発チームの人数が多い
   →全員に周知徹底させるのが難しい
自組織の特徴
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レビューの位置づけと特徴
7
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■レビュー形式
 設計レビュー
 ※不具合修正の方針レビューも含む
■レビュー参加者
 開発者、開発リーダー、QA
■管理方法
・(公式)開発標準プロセスに含まれる
・チケット/タスクでレビュー実施を管理
レビューの位置づけ
8
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2カ月で約100回のレビューに参加した結果、
新人には以下の特徴があった。
 ・必要な情報が資料に載っていない
  →何が必要なのか分かっていない
 ・同じような指摘が多い
  →毎回指摘をしていて大変
レビューの特徴
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レビューの改善内容
10
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
次回のレビューをより良いものにするために、
新人でも
・レビューに必要な情報を理解できる
・最初に学ぶべき箇所を理解できる
ことを目標に改善を試みました。
改善内容
11
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方法の検討
  ベテランからの口伝
   →新人に比べ人数が少ないので伝えきれない
  チェックリスト
   →意図を理解してもらうことが難しい
   →優先度が分かりづらい
  フィードバック資料
   →意図も含めて理解してもらえる
   →まず気にすべきことが分かる
12
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
■資料の工夫
 ・具体例(実例)を示す
  →「分かるけど実践では…」と言わせない
■方法の工夫
 ・チームMTGを行脚し直接説明
 ・全員が目を通し、資料を理解
 ・質疑応答で細かい所もフォロー
フィードバック時の工夫
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フィードバックの具体例
14
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページ。
<対象パス>
src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java
<影響範囲詳細>
△△△△△△ページにしか利用していないので影響はありません。
FB例1 ~影響範囲~
15
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページ。
<対象パス>
src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java
<影響範囲詳細>
△△△△△△ページにしか利用していないので影響はありません。
【指摘事項】
なぜ「影響なし」
と言えるのか
その判断の根拠が
書かれていない。
FB例1 ~影響範囲~
16
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページ。
<対象パス>
src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java
<調査>
方法(方法、Grep対象の文字列や拡張子など) :
・呼び出し階層で検索
・修正するメソッド名“getFooBarId”でGrep
<影響範囲詳細>
・呼び出し階層で検索した結果、今回の用途以外で
 呼ばれている部分は存在せず。
・Grepした結果、”src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/□□□.java”が出てきたが、
ファイル内のprivate関数であるgetFooBarId()を呼び出しているため関係無し。
【記載例】
文字列検索(Grep)
などを用いて、
影響が無いと
判断した理由を
記載する。
FB例1 ~影響範囲~
17
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページ。
<対象パス>
○○.js
<影響範囲詳細>
□□□□□□より、今回のページ以外に影響はありません。
FB例2 ~ファイルパス~
18
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページ。
<対象パス>
○○.js
<影響範囲詳細>
□□□□□□より、今回のページ以外に影響はありません。
【指摘事項】
違うパスに
同じファイル名が
存在している
可能性がある
FB例2 ~ファイルパス~
19
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
src/main/java/jp/co/worksap/pc/ 以下を調査していたが
src/main/java/jp/co/worksap/smp/ 以下でも
同様の修正が必要だった。
ユーザー情報登録画面の修正をしていたが、
ユーザー情報編集画面も同様の修正が必要だった。
①デバイスの違い(PCとスマートフォン)
②似たような画面
デバイスの想定漏れに気付けた
類似画面の想定漏れに気付けた
FB例2 ~ファイルパス~
20
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
<修正内容>
既存テーブルに新規カラムを追加
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページという
新規ページを作成
<影響範囲詳細>
前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。
また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。
FB例3 ~新規と既存~
21
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
<修正内容>
既存テーブルに新規カラムを追加
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページという
新規ページを作成
<影響範囲詳細>
前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。
また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。
【指摘事項1】
insert into ○○ VALUES
(foo, bar, baz);
というカラム指定なしの
insert文のSQLがあった場合、
不具合になる可能性がある
→テーブル名でGrep
FB例3 ~新規と既存~
22
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
<修正内容>
既存テーブルに新規カラムを追加
[影響範囲]
<対象機能・対象画面>
△△△△△△ページという
新規ページを作成
<影響範囲詳細>
前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。
また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。
【指摘事項2】
作成した新規ページ上で
入力したデータを
DBにinsertする場合、
そのデータを取り出す
画面も対象になる。
→テーブル名でGrep
FB例3 ~新規と既存~
23
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
FB例4 ~初期設定~
【概要】
結果一覧画面において、表示順序を変更できる機能を追加。
元々は名前順になっていたが、
更新日付が最新から順になる方が分かりやすいので、
初期表示は更新日付の降順にする。
24
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
【概要】
結果一覧画面において、表示順序を変更できる機能を追加。
元々は名前順になっていたが、
更新日付が最新から順になる方が分かりやすいので、
初期表示は更新日付の降順にする。
【指摘事項】
既存ユーザを考え、
初期設定は
以前と同じ=名前順にすべき
※ パッケージ製品においては、
  既存動作保証が重要
FB例4 ~初期設定~
25
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
【概要】
○○に関するCSV取り込みができるようにします。
その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、
0か1の値が入ります。
0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。
それ以外の値が入った場合、
「入力値が誤っています。」
というエラーメッセージを表示します。
FB例5 ~表示文言~
26
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
【概要】
○○に関するCSV取り込みができるようにします。
その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、
0か1の値が入ります。
0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。
それ以外の値が入った場合、
「入力値が誤っています。」
というエラーメッセージを表示します。
【指摘事項1】
「フラグ」は
システム用語なので
表示項目に
使うべきではない。
FB例5 ~表示文言~
27
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
【概要】
○○に関するCSV取り込みができるようにします。
その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、
0か1の値が入ります。
0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。
それ以外の値が入った場合、
「入力値が誤っています。」
というエラーメッセージを表示します。
【指摘事項2】
メッセージを見たお客様が
次のアクションをどのように
行えば良いか分からない。
FB例5 ~表示文言~
28
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
【概要】
○○に関するCSV取り込みができるようにします。
その中で「実行方法」の項目に関しては、
0か1の値が入ります。
0が手動実行、1が自動実行になります。
それ以外の値が入った場合、
「入力値が誤っています。手動実行の場合”0”、
自動実行の場合”1”を入力してください。」
というエラーメッセージを表示します。
【記載例】
お客様がどのように
直せば良いか分かる
文言になっている。
【記載例】
一般用語を用いる。
FB例5 ~表示文言~
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フィードバック前後の
指摘内容数の変化
30
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
FB前後の指摘内容数の変化
既存動作保証 影響範囲 テスト設計
57%減
25%減 115%増
前  後 前  後 前  後
31
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
影響範囲 テスト設計
25%減 115%増
前   後 前   後
フィードバック内容を活かし、
事前に開発者自身が
気を付けてレビューに臨んだ
前  後
57%減
既存動作保証
FB前後の指摘内容数の変化
32
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
既存動作保証 影響範囲 テスト設計
57%減
115%増
前   後 前   後
フィードバック
内容を活かした
新人の
調査方法では
不十分な
ケースが
あった
前  後
25%減
FB前後の指摘内容数の変化
33
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
既存動作保証 影響範囲 テスト設計
57%減
25%減
115%増
前   後 前   後
事前にきちんと調査し、
論理的に示しているため、
実装前にもかかわらず、
テストに関する話まで
伝えることができた
前  後
FB前後の指摘内容数の変化
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レビュイーの意識の変化
35
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レビュイーの意識[品質]
Q1. レビューで製品の品質は
  良くなったと思いますか?
66% 33% 1%
1. 良くなったと思う
2. 少し良くなったと思う
3. あまり良くならなかったと思う
4. 良くならなかったと思う
36
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
Q2. 今回のレビューは上辺だけの実施でなく、
  実質的な価値があったと思いますか?
69% 30% 1%
1. 価値があった
2. 少し価値があった
3. あまり価値が無かった
4. 価値が無かった
レビュイーの意識[価値]
37
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Q3. レビューのフィードバックとして、
 具体例を用いた指摘事項を紹介しました。
 これは、自分自身でのレビュー前確認で
 役立ちそうですか?
レビュイーの意識[今後]
75% 25%
1. 役立つと思う
2. 少しは役立つと思う
3. あまり役立たないと思う
4. 役立たないと思う
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現場の声
39
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
影響範囲調査もレビュー時の指摘や
フィードバック資料によって、
自分で考慮漏れに気付くことができました。
当時は配属数か月で右も左もわからないという状況の中、
レビューという場で不足している観点を
おぎなってくれたことは非常にありがたかったです。
修正方法たくさんある中、一番パッケージとして
いい方針を指摘いただいたので、良かったです。
メンバーの感想
40
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
大きかったと感じるのは、新人の
「あまり深く考えずに何となく直してました」
という姿勢が、改善されたことだと思います。
チーム、組織にとらわれず「皆で良い製品にしていこう」
というマインドが徐々に根付きつつあると思っています。
リーダーの感想
レビューを徹底することで、
メンバーの調査や修正による影響の考慮など、
マインド的な面への影響はまちがいなくあると思う。
41
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
今のフローだと、工数を無駄にしない点からは、
まだ改善の余地があるように感じています。
レビューの工数を減らす仕組みが必要だと思う。
資料作成や差戻しで時間がかかっていると思うので、
テンプレートを増やすなどの工夫が必要。
改善要望
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
まとめと今後の展望
43
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
まとめ
・新入社員が多い中でレビューを効率よく行うための
 方法として実例入りのフィードバック資料を作成した。
・フィードバックは直接説明することで、
 全員に理解してもらえた。
・結果として、より本質的な指摘ができるようになり、
 レビュイーからも良い反応を貰うことができた。
44
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
今後の展望
・フィードバック資料の第2弾以降を作成する。
 資料は段階的にやるべきことを示すようにする。
・フィードバック資料に加え、理解度の確認が
 できる形にする。
・今回の施策がどのように品質向上に寄与したのか
 出荷後の不具合を計測し、定量的に示す。
45
© 2017 Works Applications Co., Ltd.
ご清聴ありがとうございました。

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新入社員が多い中で効果的なレビューを行うための方法 レビューの準備からフィードバックまでの工夫

  • 1. © 2017 Works Applications Co., Ltd. 新入社員が多い中で 効果的なレビューを行うための方法 レビューの準備から フィードバックまでの工夫 ワークスアプリケーションズ 風間 裕也
  • 2. 2 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 目次 ・会社と自組織の特徴 ・レビューの位置づけと特徴 ・レビューの改善内容 ・フィードバックの具体例 ・フィードバック前後の指摘内容数の変化 ・レビュイーの意識の変化 ・現場の声 ・まとめと今後の展望
  • 3. © 2017 Works Applications Co., Ltd. 会社と自組織の特徴
  • 4. 4 © 2017 Works Applications Co., Ltd. LOS ANGELS NEW YORK SINGAPORE SHANGHAI TOKYO OSAKA NAGOYA HIROSHIMA FUKUOKA TOKUSHIMA CHENNAI 商 号 設 立 事 業 概 要 従 業 員 数 株式会社ワークスアプリケーションズ 1996年7月 大手企業向け基幹業務パッケージ「COMPANY」および「HUE」の開発・販売・サポート 連結 5,631名 (2016年6月末日時点) インド工科大学、北京大学をはじめとした アジアTOP層のIT人材を多数獲得 大手企業向けERPパッケージシェア50%で 6年連続No.1 日本の大手企業の約3割、1,300企業グループ超が採用 世界初の人工知能型ビジネスアプリケーション 人工知能によるビッグデータ解析・学習 分散処理技術による高速処理 会社紹介
  • 5. 5 © 2017 Works Applications Co., Ltd.    開発とQAの距離が近い    →設計段階で指摘できる    多数の新人が配属された    →基本的な部分から伝える必要あり    →パッケージ製品の設計を教える必要あり    開発チームの人数が多い    →全員に周知徹底させるのが難しい 自組織の特徴
  • 6. © 2017 Works Applications Co., Ltd. レビューの位置づけと特徴
  • 7. 7 © 2017 Works Applications Co., Ltd. ■レビュー形式  設計レビュー  ※不具合修正の方針レビューも含む ■レビュー参加者  開発者、開発リーダー、QA ■管理方法 ・(公式)開発標準プロセスに含まれる ・チケット/タスクでレビュー実施を管理 レビューの位置づけ
  • 8. 8 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 2カ月で約100回のレビューに参加した結果、 新人には以下の特徴があった。  ・必要な情報が資料に載っていない   →何が必要なのか分かっていない  ・同じような指摘が多い   →毎回指摘をしていて大変 レビューの特徴
  • 9. © 2017 Works Applications Co., Ltd. レビューの改善内容
  • 10. 10 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 次回のレビューをより良いものにするために、 新人でも ・レビューに必要な情報を理解できる ・最初に学ぶべき箇所を理解できる ことを目標に改善を試みました。 改善内容
  • 11. 11 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 方法の検討   ベテランからの口伝    →新人に比べ人数が少ないので伝えきれない   チェックリスト    →意図を理解してもらうことが難しい    →優先度が分かりづらい   フィードバック資料    →意図も含めて理解してもらえる    →まず気にすべきことが分かる
  • 12. 12 © 2017 Works Applications Co., Ltd. ■資料の工夫  ・具体例(実例)を示す   →「分かるけど実践では…」と言わせない ■方法の工夫  ・チームMTGを行脚し直接説明  ・全員が目を通し、資料を理解  ・質疑応答で細かい所もフォロー フィードバック時の工夫
  • 13. © 2017 Works Applications Co., Ltd. フィードバックの具体例
  • 14. 14 © 2017 Works Applications Co., Ltd. [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページ。 <対象パス> src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java <影響範囲詳細> △△△△△△ページにしか利用していないので影響はありません。 FB例1 ~影響範囲~
  • 15. 15 © 2017 Works Applications Co., Ltd. [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページ。 <対象パス> src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java <影響範囲詳細> △△△△△△ページにしか利用していないので影響はありません。 【指摘事項】 なぜ「影響なし」 と言えるのか その判断の根拠が 書かれていない。 FB例1 ~影響範囲~
  • 16. 16 © 2017 Works Applications Co., Ltd. [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページ。 <対象パス> src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/○○○.java <調査> 方法(方法、Grep対象の文字列や拡張子など) : ・呼び出し階層で検索 ・修正するメソッド名“getFooBarId”でGrep <影響範囲詳細> ・呼び出し階層で検索した結果、今回の用途以外で  呼ばれている部分は存在せず。 ・Grepした結果、”src/main/java/jp/co/worksap/foo/bar/□□□.java”が出てきたが、 ファイル内のprivate関数であるgetFooBarId()を呼び出しているため関係無し。 【記載例】 文字列検索(Grep) などを用いて、 影響が無いと 判断した理由を 記載する。 FB例1 ~影響範囲~
  • 17. 17 © 2017 Works Applications Co., Ltd. [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページ。 <対象パス> ○○.js <影響範囲詳細> □□□□□□より、今回のページ以外に影響はありません。 FB例2 ~ファイルパス~
  • 18. 18 © 2017 Works Applications Co., Ltd. [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページ。 <対象パス> ○○.js <影響範囲詳細> □□□□□□より、今回のページ以外に影響はありません。 【指摘事項】 違うパスに 同じファイル名が 存在している 可能性がある FB例2 ~ファイルパス~
  • 19. 19 © 2017 Works Applications Co., Ltd. src/main/java/jp/co/worksap/pc/ 以下を調査していたが src/main/java/jp/co/worksap/smp/ 以下でも 同様の修正が必要だった。 ユーザー情報登録画面の修正をしていたが、 ユーザー情報編集画面も同様の修正が必要だった。 ①デバイスの違い(PCとスマートフォン) ②似たような画面 デバイスの想定漏れに気付けた 類似画面の想定漏れに気付けた FB例2 ~ファイルパス~
  • 20. 20 © 2017 Works Applications Co., Ltd. <修正内容> 既存テーブルに新規カラムを追加 [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページという 新規ページを作成 <影響範囲詳細> 前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。 また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。 FB例3 ~新規と既存~
  • 21. 21 © 2017 Works Applications Co., Ltd. <修正内容> 既存テーブルに新規カラムを追加 [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページという 新規ページを作成 <影響範囲詳細> 前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。 また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。 【指摘事項1】 insert into ○○ VALUES (foo, bar, baz); というカラム指定なしの insert文のSQLがあった場合、 不具合になる可能性がある →テーブル名でGrep FB例3 ~新規と既存~
  • 22. 22 © 2017 Works Applications Co., Ltd. <修正内容> 既存テーブルに新規カラムを追加 [影響範囲] <対象機能・対象画面> △△△△△△ページという 新規ページを作成 <影響範囲詳細> 前回の出荷時点に新たにカラムを加えただけなので影響なし。 また、新規ページを作成しただけなので、既存部分には影響なし。 【指摘事項2】 作成した新規ページ上で 入力したデータを DBにinsertする場合、 そのデータを取り出す 画面も対象になる。 →テーブル名でGrep FB例3 ~新規と既存~
  • 23. 23 © 2017 Works Applications Co., Ltd. FB例4 ~初期設定~ 【概要】 結果一覧画面において、表示順序を変更できる機能を追加。 元々は名前順になっていたが、 更新日付が最新から順になる方が分かりやすいので、 初期表示は更新日付の降順にする。
  • 24. 24 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 【概要】 結果一覧画面において、表示順序を変更できる機能を追加。 元々は名前順になっていたが、 更新日付が最新から順になる方が分かりやすいので、 初期表示は更新日付の降順にする。 【指摘事項】 既存ユーザを考え、 初期設定は 以前と同じ=名前順にすべき ※ パッケージ製品においては、   既存動作保証が重要 FB例4 ~初期設定~
  • 25. 25 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 【概要】 ○○に関するCSV取り込みができるようにします。 その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、 0か1の値が入ります。 0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。 それ以外の値が入った場合、 「入力値が誤っています。」 というエラーメッセージを表示します。 FB例5 ~表示文言~
  • 26. 26 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 【概要】 ○○に関するCSV取り込みができるようにします。 その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、 0か1の値が入ります。 0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。 それ以外の値が入った場合、 「入力値が誤っています。」 というエラーメッセージを表示します。 【指摘事項1】 「フラグ」は システム用語なので 表示項目に 使うべきではない。 FB例5 ~表示文言~
  • 27. 27 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 【概要】 ○○に関するCSV取り込みができるようにします。 その中で「自動実行フラグ」の項目に関しては、 0か1の値が入ります。 0が自動実行OFF、1が自動実行ONになります。 それ以外の値が入った場合、 「入力値が誤っています。」 というエラーメッセージを表示します。 【指摘事項2】 メッセージを見たお客様が 次のアクションをどのように 行えば良いか分からない。 FB例5 ~表示文言~
  • 28. 28 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 【概要】 ○○に関するCSV取り込みができるようにします。 その中で「実行方法」の項目に関しては、 0か1の値が入ります。 0が手動実行、1が自動実行になります。 それ以外の値が入った場合、 「入力値が誤っています。手動実行の場合”0”、 自動実行の場合”1”を入力してください。」 というエラーメッセージを表示します。 【記載例】 お客様がどのように 直せば良いか分かる 文言になっている。 【記載例】 一般用語を用いる。 FB例5 ~表示文言~
  • 29. © 2017 Works Applications Co., Ltd. フィードバック前後の 指摘内容数の変化
  • 30. 30 © 2017 Works Applications Co., Ltd. FB前後の指摘内容数の変化 既存動作保証 影響範囲 テスト設計 57%減 25%減 115%増 前  後 前  後 前  後
  • 31. 31 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 影響範囲 テスト設計 25%減 115%増 前   後 前   後 フィードバック内容を活かし、 事前に開発者自身が 気を付けてレビューに臨んだ 前  後 57%減 既存動作保証 FB前後の指摘内容数の変化
  • 32. 32 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 既存動作保証 影響範囲 テスト設計 57%減 115%増 前   後 前   後 フィードバック 内容を活かした 新人の 調査方法では 不十分な ケースが あった 前  後 25%減 FB前後の指摘内容数の変化
  • 33. 33 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 既存動作保証 影響範囲 テスト設計 57%減 25%減 115%増 前   後 前   後 事前にきちんと調査し、 論理的に示しているため、 実装前にもかかわらず、 テストに関する話まで 伝えることができた 前  後 FB前後の指摘内容数の変化
  • 34. © 2017 Works Applications Co., Ltd. レビュイーの意識の変化
  • 35. 35 © 2017 Works Applications Co., Ltd. レビュイーの意識[品質] Q1. レビューで製品の品質は   良くなったと思いますか? 66% 33% 1% 1. 良くなったと思う 2. 少し良くなったと思う 3. あまり良くならなかったと思う 4. 良くならなかったと思う
  • 36. 36 © 2017 Works Applications Co., Ltd. Q2. 今回のレビューは上辺だけの実施でなく、   実質的な価値があったと思いますか? 69% 30% 1% 1. 価値があった 2. 少し価値があった 3. あまり価値が無かった 4. 価値が無かった レビュイーの意識[価値]
  • 37. 37 © 2017 Works Applications Co., Ltd. Q3. レビューのフィードバックとして、  具体例を用いた指摘事項を紹介しました。  これは、自分自身でのレビュー前確認で  役立ちそうですか? レビュイーの意識[今後] 75% 25% 1. 役立つと思う 2. 少しは役立つと思う 3. あまり役立たないと思う 4. 役立たないと思う
  • 38. © 2017 Works Applications Co., Ltd. 現場の声
  • 39. 39 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 影響範囲調査もレビュー時の指摘や フィードバック資料によって、 自分で考慮漏れに気付くことができました。 当時は配属数か月で右も左もわからないという状況の中、 レビューという場で不足している観点を おぎなってくれたことは非常にありがたかったです。 修正方法たくさんある中、一番パッケージとして いい方針を指摘いただいたので、良かったです。 メンバーの感想
  • 40. 40 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 大きかったと感じるのは、新人の 「あまり深く考えずに何となく直してました」 という姿勢が、改善されたことだと思います。 チーム、組織にとらわれず「皆で良い製品にしていこう」 というマインドが徐々に根付きつつあると思っています。 リーダーの感想 レビューを徹底することで、 メンバーの調査や修正による影響の考慮など、 マインド的な面への影響はまちがいなくあると思う。
  • 41. 41 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 今のフローだと、工数を無駄にしない点からは、 まだ改善の余地があるように感じています。 レビューの工数を減らす仕組みが必要だと思う。 資料作成や差戻しで時間がかかっていると思うので、 テンプレートを増やすなどの工夫が必要。 改善要望
  • 42. © 2017 Works Applications Co., Ltd. まとめと今後の展望
  • 43. 43 © 2017 Works Applications Co., Ltd. まとめ ・新入社員が多い中でレビューを効率よく行うための  方法として実例入りのフィードバック資料を作成した。 ・フィードバックは直接説明することで、  全員に理解してもらえた。 ・結果として、より本質的な指摘ができるようになり、  レビュイーからも良い反応を貰うことができた。
  • 44. 44 © 2017 Works Applications Co., Ltd. 今後の展望 ・フィードバック資料の第2弾以降を作成する。  資料は段階的にやるべきことを示すようにする。 ・フィードバック資料に加え、理解度の確認が  できる形にする。 ・今回の施策がどのように品質向上に寄与したのか  出荷後の不具合を計測し、定量的に示す。
  • 45. 45 © 2017 Works Applications Co., Ltd. ご清聴ありがとうございました。