More Related Content Similar to Lean startup コアの概念 overview_jp Similar to Lean startup コアの概念 overview_jp (20) Lean startup コアの概念 overview_jp3. Product
Strategy
Vision
不明だからと闇雲に始めるわけでも、想定されるお客さんの意見に
ただ流されるわけでもない。
最終的な目的地で且つ出発地点となるのはスタートアップ自らのビ
ジョンである。
そのビジョンを達成するために、戦略(ビジネスモデル、ロードマップ、
パートナーや競合に関する視点、ユーザー/カスタマーの仮説などを
含む)を策定・実行する。
製品はその戦略の最終結果である。
4. Change
Optimization
Product
Pivot
Strategy
Vision
製品は実験におけるチューニング、最適化、の過程で常に変化する
ものである。
戦略の変更は多くはなく、これを変更することをピボットと呼ぶ。
ビジョン自体が変ることは稀である。
6. 明確な仮説設定
- Value hypothesis (価値仮説)
製品・サービスがユーザー/カスタマーにどのような価値を提供するか
- Growth hypothesis (成長仮説)
新規のユーザー/カスタマーがどのように製品・サービスについて知るのか
実験のプロセスを回すには、テストをする対象となる明確な仮説/想
定がなければ始まらない。
仮説・想定はビジョンを分解して考える。
スタートアップの成功の全てが依存するといっても過言ではない特
に重要な仮説は、価値仮説と成長仮説。
7. Step one is to have a strong vision. You must then test that
Build - Measure - Learn フィードバックループ
ループを一周するのにかかる時間を最小化するのが鍵
リーンスタートアップの核となるプロセス。PDCなど他の言葉で表現さ
れるものと一見大きな相違はないが、より具体的で実証的で、且つ、
トータル時間を最小化することに重きが置かれているのが異なる。
8. MVP (Minimum Viable Product)
仮説検証の最初のフェーズ、Buildを素早く行
うためのもの。
実験に必要な最低限のものだけを含む。仮説
により形は様々。
MVPは単なるプロトタイプ、デモ版ではない。
明確な仮説があって、それを検証するのに必要なものだけを含み、
有効な学びを得るためのもの。
製品のデザインや技術的なことだけを検証するのではなく、ビジネ
スの仮説をテストするのが目的。
<詳細は後日別のスライドにて!>
9. Innovation Accounting - 3つのLearning
Milestone (学びのマイルストーン)
1. 現時点のベースラインデータの取得
2. チューニング
3. 理想値との比較 →Pivotするかの決断
ループのMeasureとLearnのフェーズに適用。
学びのマイルストーンは、製品やビジネスのマイルストーンとは大き
く異なる。
チューニングは何度も繰り返され、理想値に近づいているかが注視
される。
チューニング・最適化を最大限行った時点で、仮説が正しかったの
か、正しくなければどのように変更すべきかを判断する。