障害発生時にインスタンスの立ち上げが必要ない, ALBの優先順位を変えるだけで瞬時に切り替えられるメンテナンスページの作成手順

1. 2019年 6月27日
クーコム株式会社
(ver1.0_2018.04.19)
数クリックで瞬時に切り替えられる
メンテナンスページの作り方
クーコム株式会社
システム開発部 大越雄太
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町10-1 マンサード代官山8Ｆ
TEL：03-6824-9000 FAX：03-5459-1433

2. 自己紹介
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• 名前：大越 雄太 (Yuuta Ookoshi)
• 仕事：2018年3月にクーコム株式会社 システム開発課に入社
• システム課の立て直しのお手伝い
• オンプレからAWSへの移行
• 開発者向けAWS環境の構築
• etc….
• 趣味：
• IoT × サバイバルゲームでいろいろ作ってます
• チンチラと同居生活中
• 好きなAWSサービス：
• AWS CloudWatch
同居人のちーちゃん

3. アジェンダ
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1. “数クリックで瞬時に切り替えられるメンテページ”とは？
2. なぜ作ることになったの？
3. 作成したメンテページの特徴
4. 何が改善された？
5. 今後の課題点

4. “数クリックで瞬時に切り替えられるメン
テページ”とは？
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5. １．“数クリックで瞬時に切り替えられるメンテページ”とは？
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• 障害発生時にインスタンスの立ち上げが必要ない！
• ALBの優先順位を変えるだけで瞬時に切り替えられる！
● “ひとこと”でまとめると

6. なぜ作ることになったの？
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7. ２．なぜ作ることになったの？
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• 一刻を争う障害対応時にEC2を起動する時間がもったいない。。。
• このためだけにEC2インスタンスが立っている。。。
• サーバの保守作業が大変。。。。
• ホットスタンバイするとコストがかかる。。。

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● 以前の手順 ● 以前の構成
1. EC2インスタンスの起動
2. メンテナンスページが動くことを
社内から確認
3. ALBのターゲットの切り替え
２．なぜ作ることになったの？

9. 作成したメンテページの特徴
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10. ３．特徴
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● 構成図

11. ３．作成したメンテページの特徴
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• ALBの固定レスポンスが
1024文字までしか入力できない
• 制限を緩和することもできなかった
● 固定レスポンスについて①

12. ３．作成したメンテページの特徴
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• HTTPコード：５０３を返却
• ajaxが書かれているのみ
● 固定レスポンスについて②

13. ３．作成したメンテページの特徴
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1. JenkinsのJobを実行
2. GitHubからソースをチェックアウト
3. Jenkins上でgulpが動く
4. S3へメンテページのデプロイ
5. CloudFrontのキャッシュクリア
6. 障害発生時に
ALBの優先順位の切り替え
● デプロイ環境について

14. 何が改善された？
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15. ４．何が改善された？
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• サーバレスになった！
• インスタンスの起動が不必要に！
• 環境の保守が不必要に！
• 数ステップでメンテナンスページの切り替えが可能に！

16. ４．何が改善された？
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ALBの切り替え
インスタンスの起動
ミドルウェアの設定
インフラの保守
● 移行前
ALBの切り替え
• 移行後
メンテページの作成 メンテページの作成
● 手順について

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４．何が改善された？
● 30日間ホットスタンバイした場合のコスト

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４．何が改善された？
● 30日間ホットスタンバイした場合のコスト

19. 今後の課題点
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20. ５．今後の課題点
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• 定期メンテナンスと緊急メンテナンスの環境を分ける
→S3のディレクトリ区切ったり別環境作ったりなど
• 定期メンテナンスの日付を簡単に変えられるようにしたい
→Jenkinsで期間を指定するとその内容でビルドされるなど

21. 宣伝
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22. 宣伝
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● 社内でテックブログやってます！
https://techblog.tocoo.jp/

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● クーコムを一緒に盛り上げていける仲間を探しています！

24. Thank you!!
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25. 実際に切り替えてみた
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