パターン言語の構造と事例(デザインパターン、Scrum、XP、ドメイン駆動設計) パターン言語の構造と事例集: プログラマの思索 http://forza.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-65bd.html

1. パターンの構成要素
(Coplien形式)
ある「状況」においてどんな「影響力」が働いて
「問題」を引き起こすのか。
その「問題」を「解決」する具体策を提示し、ど
のような「結果」を引き起こすのか。
それを名前付けしたのが「パターン」である
状況
Context
問題
Problem
影響力(Forces)：
状況や問題の背景にある
力の対立・葛藤
解決策
Solution
結果文脈
Consequence
(Resluting Context)
力(Forces)の対立・葛藤を解消
根拠
(Rationale））））：：：：
問題、状況、解決策を
支持する根拠
「パターン・ランゲージ:
創造的な未来をつくるための言語
(リアリティ・プラス)」P.196
井庭崇著他
http://www.amazon.co.jp/dp/4766419871
パターンを適用

2. パターン言語における
パターンの関係
解決策結果文脈
状況問題
状況問題
解決策結果文脈
状況問題
解決策結果文脈
状況問題
解決策結果文脈
状況問題
解決策結果文脈
あるパターンを適用すると新しい「状況」が生まれる。
「問題」が「解決」するポジティブな側面もあれば、
副作用によって新しい「問題」を引き起こすネガティブ
な側面もある。
「パターン・ランゲージ: 創造的な未来をつくるための言語(リアリティ・プラス)」P.198
井庭崇著他http://www.amazon.co.jp/dp/4766419871
パターン1
パターン2
パターン3
パターン4
パターン5

3. Pattern Canvas
Pattern canvas
http://www.slideshare.net/kkd/pattern-canvas
問題をビジュアルに考え解決に導くフレームワーク
http://www.slideshare.net/kkd/ss-25671405
問題やその背景(状況)に対して、解決策を導く流れを
パターン化するためのテンプレート
パターン名
状況問題解決策結果
文脈
影響力
(制約・考慮点)

4. GOFの
Builder Memento
デザインパターン
Adapter
Proxy
Iterator Bridge
Command
Composite
Decorator
Flyweight
Visitor
Strategy
Prototype
Singleton
TemplateMethod
AbstractFactory
State
Interpreter
Chain of Responsibility
「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」
http://www.amazon.co.jp/dp/4797311126
Mediator Observer
FactoryMethod
Facade

5. XPのプラクティスにおけるパターン言語
オンサイト顧客
40時間労働
計画ゲーム
短期リリース
継続的統合
ペアプログラミング
コーディング規約
リファクタリング
シンプルな設計
テスト駆動
メタファー
共同所有
「XPエクストリーム・プログラミング入門
―変化を受け入れる」P.72
ケントベック著
http://www.amazon.co.jp/dp/4894716852

6. スクラムパターン
Scrum Patterns : スクラムを構成する要素を分解し、組織パターンに対応づける
kawaguti の日記
http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20111217/1324131382
「組織パターン」からScrumフレームワークに関連するプ
ラクティスを抽出したパターン言語
信頼の
コミュニティ
ワークキュー
非公式な
計画
開発者がプロセスを
コントロールする
名前付けられた
安定した基盤
顧客を
巻き込む
1話ずつ
構成する
顧客の
代弁者
1人でも
前に進む
小さなスケジュール
変更をしない
ツマリを取り除く
為に立ち止まる
完了への
ゆとり期間
再コミット・
ミーティング
グループでの検証
品質保証を
確約する
適切なサイズ
の組織
自ら選択した
チーム
ロールは
少なく
プロデューサー
役
組織は
場所に従う
プロデューサーを
中心に置く
防火壁
一貫した目標
パトロン
全体の多様性
仕事を均等に分ける
責任を約束する
責任範囲を絞る
ロールごとに
3～7人の支援者
責任を動かす
チームのプライド
緊密な連携は
遅れを減らす

7. ドメイン駆動設計の
ナビゲーションマップ
(パターン言語)
コアドメイン
汎用サブドメイン
大きな
泥だんご
腐敗
防止層
ドメイン
イベント
別々の道
エンティティ
公開ホスト
サービス
公表された
言語
順応者
リポジトリ
顧客・
供給者
共有
カーネル
継続的な
統合
コンテキスト
マップ
境界づけられた
コンテキスト
ユビキタス
言語
モデル駆動
設計
サービス
レイヤ化
アーキテクチャ
値オブジェクト
集約
ファクトリ
「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」
http://www.amazon.co.jp/dp/4798121967