ロジカルシンキングの前に身につけるべき重要思考について書かれている本の紹介です。 ブログ記事は↓ http://bijikin.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

1. “一瞬で大切なことを伝える技術”
でロジカルシンキング以前の基礎
を確実に身につける
ビジネス筋力トレーニング

2. 目次
今回の対象
目的
背景 なぜ重要思考１点なのか
ダメな例 電力消費量削減の例より
ヨイ例 電力消費量削減の例より
重要思考で考える流れ
具体例で学ぶ
応用編 ほめる技術
トレーニング
文献情報

3. 今回の対象
今回の対象はロジカルシンキング。全体像の資料へのリンクはこちら

4. 目的
この本を読むことによって目指すゴール
• ロジカルに考える・伝える力を身につけるための基礎を確実
に身につける

5. 背景
なぜ重要思考１点なのか
• ロジカルシンキング系の本をただ読んでも身につかない（こ
とが多い）
• 著者はそんな人でも習得できることを目指した
• 筆者の経営コンサルティングの現場・コンサルティング
ファームの研修責任者としての経験・ビジネススクール等で
述べ１万人の人に伝えた結果編み出した一番重要かつシンプ
ルな方法がこの重要思考であった

6. ダメな例 電力消費量削減の例より
「夏の電力消費量の１５％削減」を実現させる施策を考える
人は差にはよく気づく。それぞれの思いつきでどうでもいい差で
も議論し始めてしまう。
白熱灯をLED照明に
変えると85％削減で
きるらしい
よし。全部買い換
えよう！！
散々話した結果
エアコンを買い
替えると30％削
減だって。。
最近テレビも
省エネがある
とか・・

7. ヨイ例 電力消費量削減の例より
まずは何が重要なのか「重み」を考え、その重要な所に絞って
「差」を調べ上げていく。
テレビ5％
照明5％
冷蔵庫
23％
重み
エアコン
53％
ターゲットとすべきは
日中で、その時の電力
利用比率はこうなって
るらしい
だからエアコンから考
えよう
①買い替え
－30％
②設定温度
3℃アップ
－30％
③避暑地に出
かける！
－100％
差
53％×30％で
15.9％削減できそ
うかも！

8. 重要思考で考える流れ
重要思考で考える流れは以下の通り。伝える場合にも自分の主張
との根拠となってる「重み」と「差」を明確にすることで伝わり
やすくなる
• 一番重要なことを明確にする
• 自分が考えていることの「重み」がどれくらいなのか。よりダイジなものに
「重み」を考える
役立っているのか考える
• 重要な点に対して案を考える
「差」を考える
• その案の間の差を見つける
• 「重み」がどれだけ重要なのか定量的・具体的に調べる
「重み」と
「差」を具体化
• 「差」がどれだけ差があるのか定量的・具体的に調べる

9. 具体例で学ぶ
重要思考で考え主張すると、以下の例のように言っていることが
明確になる。
ビールが売れたのはCMがすごかったから！
ソウナノ？？
で終わってしまう
重みと差を明確にすることで
重み
ビールが売れるにはイメージがダイジ
イメージはCMできまる イメージの影響は？
差
CMでどれくらいきまる？
なんで優れてるっていえる？
など調べるべきことも明確に！
そのCMが他社より優れていたから売れた
本書では様々な具体例で説明されているので参照してみてください

10. 応用編 ほめる技術
接客や営業の基本はお客様を上手にほめること。ほめる技術を身
につけるのは超重要
ほめる際のコツは
重み
• 「相手のダイジなところ」でほめる
• 他とちゃんと「比べる」て差を具体的にしてほめる
差
重要思考そのもの！
例）服をほめる場合
・相手が服に対して何を大事にしているのか把握する「服はデザインが命！」といった「重
み」の情報を聞き逃さない
・「その服デザインが他のよりずっとナチュラルで素敵です」と「差」を具体的に伝える

11. 身につけるためのトレーニング
まずは重要思考を身につけるとややこしいロジカルシンキングも
使いやすくなります。
定常的にやること
重みと差を意識して考える/話す
何かを考えるときには必ず
「それって大事だったっけな」と自分に突っ込む

12. 文献情報
題名:一瞬で大切なことを伝える技術 [単行本（ソフト
カバー）]
著者:三谷 宏治 (著)
単行本（ソフトカバー）: 224ページ
出版社: かんき出版 (2011/11/11)

13. ブログへのリンクはこちら
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「一瞬で大切なことを伝える技術」で
ロジカルシンキング以前の基礎を確実に身につける
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