1. 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」
を読んで
2012/05/21 読書するエンジニアの会#46
テーマ: 「コレクション・コレクター」
白石俊平

3. これは「卑怯」な本だ。愛さざるをえない。本を愛
する人達に向けて、本を愛する賢人二人が、本への
愛を語る、という本なのだから。内容の是非以前に、
悪い評価を「付けられるはずがない」本になってい
る。
2011/8/24 白石のレビューより

4. 「賢人二人」
ウンベルト・エーコ
ジャン＝クロード・カリエール

5. ウンベルト・エーコ
イタリアの記号論哲学者、小説家、中世研究者、
文芸評論家
「薔薇の名前」「フーコーの振り子」などの小
説は世界的に好調な売れ行き

6. ジャン＝クロード・カリエール
1931年9月17日生まれ、フランスの脚本家、俳優。
「ブリキの太鼓」、「存在の耐えられない軽
さ」、「シラノ・ド・ベルジュラック」など、
手がけた脚本は多数

7. 内容解説は、しません。
「音楽でも聴くように、読める本」。
「高級家具のように美しい本」。

8. 思ったこと
書物＝情報の塊以上のもの、ではないだろうか
紙の書籍は「絶滅」しないのではないだろうか

9. おわりに
そして、こうした想いを形にしようとしたもの
がこの本なのだろう。
読書を愛する人であれば、一家に一冊！