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- 54. プロジェクトの開始時にプロジェクトの目的と妥当性、測定可能なプロジェクト目標
および関連する成功基準、ハイレベルの要求事項、予算なども記載して、クライアン
トに提出しておくことの重要性
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3. プロジェクトサマリ
3-1. 背景
! 具体的施策の実現にはホームページの更新を今よりさらに活性化する必要があるが、現在、ホ
ームページの管理体制は非常に規模が小さく、また全て一箇所で行っているため、中核的研究
機関として世界に求められる情報発信量や情報の質を維持するのは困難で、今後の広報活動に
おいては大きな懸念材料である。そのため、ホームページによる情報発信業務を抜本的に見直
すと共に、それを支援する「コンテンツ・マネジメント・システム(以下、「CMS」という)」
を導入することで、情報の質を維持したまま情報発信量を向上させ、また単純更新の負荷を低
減することにより、企画調査の質を高め、戦略的広報の実現を狙う。
! ホームページ担当者が 2 名体制のため、掲載依頼が重なると物理的にタイムリーな発信を出来
ないことが多い。
! 本来は他部署職掌の定型的な情報でも、ホームページへの掲載という面だけで広報室が窓口に
なっており、連絡等で余計な作業が発生している。
! 同類の情報でも、依頼者・依頼部署により掲載方法や様式が様々で統一感が無いため、担当者
が様式に近いレイアウトに直すか、既存のレイアウトに合うように情報を整形してから発信す
ることが多く、作業の手間や時間ロスが多く発生している。
! 他部署の直轄ページでも、機構ホームページディレクトリ内にある場合は、ディレクトリの管
理権限がひとつのため、そのページに変更があるたびにアップロードの依頼があり、手間とな
っている。
! 各研究グループの個別のホームページにおいては、作成者のスキルレベルの違いによるクオリ
ティに差があり、情報を探しづらいものがある。
3-2. プロジェクトゴール
! CMS 導入による情報発信性の向上
・迅速な情報発信により NIMS の活動を知らしめ、ブランド力の向上
・研究成果や設備共有など、利用者が知りたい情報を正確に伝える
! 若手研究者が参考にできるような、より具体的な内容の情報掲載数の向上
・CMS 導入、現場への浸透により論文発表など情報掲載数の向上
・デザイン/ユーザビリティの向上により、情報に伝達しやすくする
・検索性の向上により、情報を探しやすくする
・RSS の適切な配信など現在の WEB サイトに求められる機能の実現
! より効果の高い広報手段の確立
・CMS 導入により、より効果的な広報業務を実現。効果の高い広報活動を実現する
3-3. 重要成功要因
! 既存コンテンツを精査しまとめること。
! 貴社の業務効率の改善に寄与すること。
! CMS への移行対象ファイルの特定と移行計画を明確に定め、速やかに移行作業を実施すること。
おまけ
「プロジェクトマネジメント計画書」