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Cloud Engineer /
1人の女性がエンジニアになるまで
Code Polaris 女性エンジニア向け勉強会 #3
大平かづみ - 略歴
• 現在は、 フリーランスで Microsoft Azure を用いた開発に従事
• Infrastructure as Code や CI/CD など自動化が得意
• Twitter: @dz_
• Zenn.dev: @dzeyelid
• Medium: @dzeyelid
• Qiita: dz_
• 略歴
• 札幌生まれ、会社の転勤により東京へ(都会に出たかった
• SIer で組込み開発 → クラウドを利用した開発に転向
• 5回ほど転職 → 組織に属すことをあきらめフリーランスへ転向
• 初の海外渡航は2017年(社会人12年目)
生まれ~小学生
• 札幌生まれ、札幌育ち
• 小学校
• 活発だけど、運動神経はあんまりなく足が遅くて悔しかった
• 鍵っこ。妹を保育園に迎えに行ったり、妹が就学後は学童保育に通っていた
• 理科クラブ、一輪車クラブ、手芸クラブ
• 一貫性がないように見えるけど、どれも自分らしいと思う
• 自由研究は、工作が多い
• 木工の船、粘土でミニチュアのフルーツバスケット(割とリアル)
• 鏡を使った潜望鏡
• 高学年になって、女子っぽい方がいいかなと料理に取り組んだけどなんかしっくりこなかった記憶
• 絵を描いたり、編み物したり、本を読むのが好きだった
• 6年生、美術専攻の担任がパステルを貸してくれて、絵を描いていた
中学校
• バドミントン部。基本、毎日部活。朝練あり。毎日11km走っていた
• 根性を鍛えられた。運動が好きになった!
• ダブルスはチームワークが下手で向いてないとされ、シングル
• 成績はたぶんよい方。技術家庭は、技術が5で、家庭科が3(極端)
• 技術の先生が私を覚えてたくらい、印象深かったらしい
• 禄に勉強しなかったので、ランクはC→Dに落とす
• このくらいからかな、お絵かきBBSで絵を描き始める~高校も
• FFシリーズやGLAYのファンアート
• 松本大洋に感化されてた
• 感情をのせたオリジナルもよく描いていた
• 「デザフェスってやつに行ってみたいな~~」
高校
• 北高には行けず、西高(父の母校)か開成(母の母校)で悩んだ末、開成へ
• 一応進学校に進学できたが、ここから成績がガタ落ち
• これまで特段勉強せずに点取れてたけど、勉強しないと取れなくなった
• 高校から居眠り常連に。今思えば、生理のせいかもしれない?
• 私服校。おしゃれな人が多い中、お小遣い少なく服をろくに買えずコンプレッ
クス
• 演劇部
• 当時は母を尊敬していて、同じ演劇部に
• 古典派とNACS派で亀裂が生じ、NACS派は辞める
大学
• 本当は、はこだて未来大に行きたかったけど落ちた
• 当初、学費&一人暮らしについて相談したときの親の浮かない顔を今でも思い出す
• 迷惑がかかると思うと、モチベーションが保てなかったのだろう
• 北海道職業能力開発大学校へ
• 労働省管轄。情報技術科(2年間)→応用情報技術科(2年間) = 大卒同等
• 札幌と小樽のはざま、さびれている、駅から徒歩20分、海風吹き荒れる
• 基本、時間割が毎日決まっていて、単位は落とせない
• 「空きコマ寄せてやすみにした~」みたいな華やかな大学生生活ではない
• 基本情報試験合格
• トイカメラにはまって一人で撮ってた
• 大正時代からの民家を改造した餃子屋さん(中国茶とかあるおしゃれ)が
唯一の憩いの場で、バイトもしたし、資格勉強もここでずっとしてた
新卒一社目
• 就職氷河期が解けた直後で、最初に受けた2社のうち1社ですぐ決まる
• もう一社は圧迫面接で、むしろ絶対行かないと思った
• インターンとして、バイト代をいただきながら会社で課題をもらって勉強
• 居眠り常習犯で、温厚な講師にさえ注意されてしまう
• 情報技術化だったので、課題は余裕でこなせたため、完全に舐めきっていた(ダメ
• SIer で組込み開発
• 自信に満ち溢れていたものの、技術力はなかなかつかず、次第に厳しくなってくる
• 今思えば粋がっていたかもしれない…
• モバイル(ガラケー)開発のチームは、半年ごとに編成が変わり、戦力にならない新
人の私は半年ごとにチームが変わり、都度仕様や開発環境が変わり、スキルは身に
つかないわ、チームに定着させてもらえず悪循環。昇進もしにくい(万年平社員
• リーマンショックでカーナビ開発チームへ
• トヨタショックでモバイル開発に戻る、このころAndroidが出始めてちょっと携わった
新卒一社目つづき
• 仕事ができないのが悔しくて、残業が規制される前までは、「チャリで帰れ
るんで」とかいって深夜まで残って勉強していた
• 組込みですべてが社外秘なので会社じゃないと勉強ができなかった
• 残業が規制されたので、早朝出勤してやってたら怒られたw
• 女性っぽい恰好は避けるようになった
• 自責じゃないけど大規模な不具合に関して、電話越しに果敢に対応したら、
後日先方から頼もしかったと認めてもらえてとてもうれしかった
• もっとおばさんかと思ったとのことw(当時20半ばだが、そう思われるほどはきはきし
ていたのだろう
• 電話越し、すなわち声だけで姿が見えていない状態なら対等に話を聞いてもらえるも
のなのかと自覚した
• 出向先では銀行員みたいな制服着させられたところもあった(スカート)
• 出向先が厳しく、出社するまでの服装もジーンズはダメとか厳しかった
外の世界を知る
外の世界を知る
恐る恐る参加したコミュニティで、初めて知る
言語、組込ではないアプリケーション、
そして、クラウドを知る
クラウドの世界、コミュニティとともに
• 27歳で意を決して会社を辞める → 無職住所不定
• コミュニティで知り合い、お誘いを受けた会社に入社
• が、組込み(C/C++、ちょっとJava)から唐突に Ruby on Rails に転向することに
なるが、ウェブの知識さえままならず、全く戦力を見いだせず、試用期間で退社
• しばらく貯金でぼーっとしながらクラウドとウェブの勉強をする
• 学生のとき独学したPHPならなんとか書けることがわかり、その後はPHPを
メインに数度転職
• AWSを一生懸命勉強する
• Bluemix(現 IBM Cloud)のオンラインエディタでPaaSにデプロイできる
仕組みが気に入りコミュニティ活動
• 組込みとウェブの両方を知ってる自分ならと、 IoT を軸にコミュニティ活動
• Azure もオンラインエディタがある、触る、気に入る、コミュニティ活動!
フリーランスとして独立、大好きな技術とともに
• ブログや登壇、コミュニティ運営などを通して、自分で手を動かせるようにな
り、技術力がメキメキ上がっていく!💪
• 活動を認められ、Microsoft MVP for Microsoft Azure アワードを受賞
• コミュニティ運営の中で、スタッフとしての活動やコンテンツ作成を一緒にし
ていくうちに、スキルや人となりが伝わり、仕事につながっていく
• フリーランスとして独立、今に至る
• 好きなクラウドプラットフォームで、好きな技術で仕事ができ、コミュニティ活
動もその一環で評価してくれる環境に巡り合えた
自己分析 - ネガティブ
• 真面目過ぎた
• 校則や会社の期待に忠実であろうとして、いろんな機会を逃してきたように思う
• 真面目すぎなのか負けん気が強いのか、名誉男性状態に
• 「なめられてたまるか」「実力で勝負してやる」
• 女性を見て「きゃっきゃしやがって、どうせ仕事できないだろう」← 本当に思ってた。こ
わい。
• 「女性らしさなんてくそくらえ」
• ワーカホリック
• 自己肯定感の低さ
• 割とつらいことがあったように思うが、生き残ってしまった
• 「これくらいできる」と、人の弱みを汲むことができない時期が続いていた
自己分析 - ポジティブ
• 実力と自己表現ができるようになってから、性別なしに評価してくれる人が
現れた
• 今でも頭ごなしに決めつけてくる人が居るけどもう平気、堂々としていられるように
• ここではじめて、"女性であること"が他者からも自分の中でも枷になってい
たことに気付く
• 自分が安定して心と身体に余裕ができて、世界に目が向くようになった
• 同じ女性が同じ苦境を歩まぬよう、私みたいに人生を楽しむ機会を逃さぬ
よう、できることはないか?
• → 私にできることは、エンジニアとしてのスキルと、これまで生きてきた経験
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  • 5. 高校 • 北高には行けず、西高(父の母校)か開成(母の母校)で悩んだ末、開成へ • 一応進学校に進学できたが、ここから成績がガタ落ち • これまで特段勉強せずに点取れてたけど、勉強しないと取れなくなった • 高校から居眠り常連に。今思えば、生理のせいかもしれない? • 私服校。おしゃれな人が多い中、お小遣い少なく服をろくに買えずコンプレッ クス • 演劇部 • 当時は母を尊敬していて、同じ演劇部に • 古典派とNACS派で亀裂が生じ、NACS派は辞める
  • 6. 大学 • 本当は、はこだて未来大に行きたかったけど落ちた • 当初、学費&一人暮らしについて相談したときの親の浮かない顔を今でも思い出す • 迷惑がかかると思うと、モチベーションが保てなかったのだろう • 北海道職業能力開発大学校へ • 労働省管轄。情報技術科(2年間)→応用情報技術科(2年間) = 大卒同等 • 札幌と小樽のはざま、さびれている、駅から徒歩20分、海風吹き荒れる • 基本、時間割が毎日決まっていて、単位は落とせない • 「空きコマ寄せてやすみにした~」みたいな華やかな大学生生活ではない • 基本情報試験合格 • トイカメラにはまって一人で撮ってた • 大正時代からの民家を改造した餃子屋さん(中国茶とかあるおしゃれ)が 唯一の憩いの場で、バイトもしたし、資格勉強もここでずっとしてた
  • 7. 新卒一社目 • 就職氷河期が解けた直後で、最初に受けた2社のうち1社ですぐ決まる • もう一社は圧迫面接で、むしろ絶対行かないと思った • インターンとして、バイト代をいただきながら会社で課題をもらって勉強 • 居眠り常習犯で、温厚な講師にさえ注意されてしまう • 情報技術化だったので、課題は余裕でこなせたため、完全に舐めきっていた(ダメ • SIer で組込み開発 • 自信に満ち溢れていたものの、技術力はなかなかつかず、次第に厳しくなってくる • 今思えば粋がっていたかもしれない… • モバイル(ガラケー)開発のチームは、半年ごとに編成が変わり、戦力にならない新 人の私は半年ごとにチームが変わり、都度仕様や開発環境が変わり、スキルは身に つかないわ、チームに定着させてもらえず悪循環。昇進もしにくい(万年平社員 • リーマンショックでカーナビ開発チームへ • トヨタショックでモバイル開発に戻る、このころAndroidが出始めてちょっと携わった
  • 8. 新卒一社目つづき • 仕事ができないのが悔しくて、残業が規制される前までは、「チャリで帰れ るんで」とかいって深夜まで残って勉強していた • 組込みですべてが社外秘なので会社じゃないと勉強ができなかった • 残業が規制されたので、早朝出勤してやってたら怒られたw • 女性っぽい恰好は避けるようになった • 自責じゃないけど大規模な不具合に関して、電話越しに果敢に対応したら、 後日先方から頼もしかったと認めてもらえてとてもうれしかった • もっとおばさんかと思ったとのことw(当時20半ばだが、そう思われるほどはきはきし ていたのだろう • 電話越し、すなわち声だけで姿が見えていない状態なら対等に話を聞いてもらえるも のなのかと自覚した • 出向先では銀行員みたいな制服着させられたところもあった(スカート) • 出向先が厳しく、出社するまでの服装もジーンズはダメとか厳しかった
  • 11. クラウドの世界、コミュニティとともに • 27歳で意を決して会社を辞める → 無職住所不定 • コミュニティで知り合い、お誘いを受けた会社に入社 • が、組込み(C/C++、ちょっとJava)から唐突に Ruby on Rails に転向することに なるが、ウェブの知識さえままならず、全く戦力を見いだせず、試用期間で退社 • しばらく貯金でぼーっとしながらクラウドとウェブの勉強をする • 学生のとき独学したPHPならなんとか書けることがわかり、その後はPHPを メインに数度転職 • AWSを一生懸命勉強する • Bluemix(現 IBM Cloud)のオンラインエディタでPaaSにデプロイできる 仕組みが気に入りコミュニティ活動 • 組込みとウェブの両方を知ってる自分ならと、 IoT を軸にコミュニティ活動 • Azure もオンラインエディタがある、触る、気に入る、コミュニティ活動!
  • 12. フリーランスとして独立、大好きな技術とともに • ブログや登壇、コミュニティ運営などを通して、自分で手を動かせるようにな り、技術力がメキメキ上がっていく!💪 • 活動を認められ、Microsoft MVP for Microsoft Azure アワードを受賞 • コミュニティ運営の中で、スタッフとしての活動やコンテンツ作成を一緒にし ていくうちに、スキルや人となりが伝わり、仕事につながっていく • フリーランスとして独立、今に至る • 好きなクラウドプラットフォームで、好きな技術で仕事ができ、コミュニティ活 動もその一環で評価してくれる環境に巡り合えた
  • 13. 自己分析 - ネガティブ • 真面目過ぎた • 校則や会社の期待に忠実であろうとして、いろんな機会を逃してきたように思う • 真面目すぎなのか負けん気が強いのか、名誉男性状態に • 「なめられてたまるか」「実力で勝負してやる」 • 女性を見て「きゃっきゃしやがって、どうせ仕事できないだろう」← 本当に思ってた。こ わい。 • 「女性らしさなんてくそくらえ」 • ワーカホリック • 自己肯定感の低さ • 割とつらいことがあったように思うが、生き残ってしまった • 「これくらいできる」と、人の弱みを汲むことができない時期が続いていた
  • 14. 自己分析 - ポジティブ • 実力と自己表現ができるようになってから、性別なしに評価してくれる人が 現れた • 今でも頭ごなしに決めつけてくる人が居るけどもう平気、堂々としていられるように • ここではじめて、"女性であること"が他者からも自分の中でも枷になってい たことに気付く • 自分が安定して心と身体に余裕ができて、世界に目が向くようになった • 同じ女性が同じ苦境を歩まぬよう、私みたいに人生を楽しむ機会を逃さぬ よう、できることはないか? • → 私にできることは、エンジニアとしてのスキルと、これまで生きてきた経験 そのもの = コミュニティとして還元 • そして、自分も、これからの時間はもっと豊かに生きるよ!🐱‍🏍