openSUSE はドイツ生まれの Linux ディストリビューションで、日本ではちょっとマイナーかもしれませんが、DistroWatch 調べで2015年のランキング4位となっています。最初のオリジナルバージョンが出てから今年で20年になります。現在はエンタープライズ版ベースの Leap 42.1 とローリングリリースの Tumbleweed という、2つのバリエーションが提供されています。
YaST という独自のツールで、ハードウェアからサーバーまでの簡単に設定ができることが特徴です。
本セミナーの構成は次のようになっています
■ openSUSE Leap 42.1 の紹介と、最近のコミュニティの動向11月に登場した Leap 42.1 では、長期サポートを目指してエンタープライズ版ベースになりました。今後どのようにアップデートされていくのか、(堅牢だけど退屈な)エンタープライズ版とは何が違うのかについて説明します。
また、先日台湾で開催された openSUSE.Asia Summit の様子も紹介します。
■ Azure で使う openSUSE
Microsoft Azure は openSUSE のイメージをいち早く提供したクラウドインフラストラクチャサービスです。
Azure 上で、どの程度簡単に openSUSE を使えるか、インストールされたopenSUSE のイメージがどのようなものであるかを調べてみた結果を紹介します。