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科学技術コミュニケーションの
原点と座標軸
科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
石村源生
2015/5/17
講義の主旨
•科学技術コミュニケーションとは何か?その意
義と成り立ち、日本における現状について概観
する。
•「科学技術コミュニケーション元年」と言われた
2005年からすでに10年を経た今年、その原
点に立ち戻り、あらためて科学技術コミュニケ
ーションの目指すべき方向性と、コミュニケータ
ーの果たすべき役割について受講生のみなさ
んと一緒に考え、一年間の学習の指針とする。
自己紹介
自己紹介
•知覚心理学・脳科学の研究者を経て、科学技術館
(東京・北の丸公園)に。
•展示ディレクターとして、様々な科学館・理工系博物
館の
1.展示、ワークショップ、イベントの企画ディレクション
2.施設構想立案
3.運営コンサルティング
などを行ってきた。
2005年9月より北大CoSTEPスタッフ。
科学技術館では(1999-2005)
2005
横須賀市浦賀ドック夏休みサイエンスイベント ディレクション
2004-2005
三洋電機「アークビューカフェ コミュニケーションテーブル」展示ディレクション
2003-2004
大成高等学校「大成 風のミュージアム」展示ディレクション
2003-2004
岐阜県先端科学技術体験センター第2ステージ 基本構想策定業務
2002
としまえんサイエンスイベント ディレクション
2001-2002
三洋電機太陽電池科学館ソーラーラボ 展示ディレクション
2000-2001
高知市子ども科学館 基本構想策定業務
科学技術コミュニケーションが必要
とされるようになった背景
私たちの社会と科学技術
科学技術の社会に対する影響力
•科学技術の社会に対する影響力は、この100年で急速に拡
大してきた。
•市民の関心の高低に関らず、科学技術の影響力は大変大き
く、今後増えることはあっても、減ることはない。
•一方科学技術は、我々の社会に様々な「マイナスの影響」を
も及ぼしてきた(例:地球環境問題、巨大技術システムの事故
、最先端技術のもたらすリスク)。
•また、科学技術は我々のライフスタイルを大きく変え、我々の
倫理観や価値観にも本質的な影響を与えている。
•さらに、科学技術研究は、政府からの多額の公的資金によっ
て支えられている。
科学技術と社会システムの間に生じる問題
•科学技術の高度化、複雑化、不透明化
– 非専門家にとっては敷居が高い。
– 専門家にとってさえ、自分の専門分野以外の内容を適切に理解する
ことは難しい。
– 科学技術の高度化、複雑化、不透明化により、科学技術自体が新た
なリスクをもたらしている。
•社会システムの複雑化、流動化、不透明化
– 科学技術を受容する側の市民の価値観も多様化している。
– 科学技術と密接に関わる社会システムもまた、複雑化、流動化、不透
明化が著しい。このことが、科学技術と社会システムの複合体に新た
なリスクをもたらしている。
– 科学技術と社会システム、個々人の価値観が相互作用することによっ
てどのような事態が生じるのか、その帰結を見通すことは難しい。
現代社会において、科学技術コミュニケーション
はなぜ、そしてどのような点で必要なのか?
• 近年、科学技術と社会との関係は極めて複雑になってきて
いる一方で、両者は一体不可分なものに。
• 「科学に問うことはできるが、科学が答えることのできない問
題(=「トランス・サイエンス問題」)」の増加(ワインバーグ) 。
• 我々の社会や生活の質を高める、あるいは現状を維持する
ためにさえ、科学技術との「適切な付き合い方」を考えなけれ
ばならない。
「現代の科学技術というものが理系の専門家だけ
に任せるには重要すぎる存在になっている」
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
• これらの課題に取り組むためには、従来に無
かった新しい種類の活動が必要。
↓
科学技術コミュニケーション
科学技術コミュニケーションとは?
科学技術コミュニケーションとは?
•科学技術コミュニケーション
•科学コミュニケーション
•サイエンスコミュニケーション
科学技術コミュニケーションとは?
<忙しい人のための最も短い説明>
•科学技術の専門家と社会(非専門家)の橋渡
しをする双方向の活動
科学技術の専門家
社会
(非専門家)
科学技術
コミュニケーション
科学技術コミュニケーションとは?
•「科学コミュニケーション」という言葉は、次のグループ間の
コミュニケーションを指している。
•すなわち、
– 科学コミュニティ(大学、研究所及び企業を含む)内のグループ間
– 科学コミュニティとメディア間
– 科学コミュニティと公衆間
– 科学コミュニティと政府あるいは権力や権威を備えた機関間
– 科学コミュニティと政府ないし政策に影響力を持つ機関間
– 企業と公衆間
– メディア(博物館や科学センターを含む)と公衆間
– 政府と公衆間
のコミュニケーションである。
(Science and the Public : A R view of Science Communication
and Public Attitudes to Science in Britain (2000))
科学技術コミュニケーションとは?
•国民全体あるいは個々のコミュニティーの科学知識や科学に
対する意識を高めるためのコミュニケーション
– (文部科学省 科学技術政策研究所 調査資料100「科学技術理解増進と
科学コミュニケーションの 活性化について」(2003))
•科学意識(Awareness of science)楽しみ(Enjoyment)興
味(Interest)意見(Opinion)科学理解(Understanding of
science)といった科学に対する個人的反応のいずれか1つ
ないし複数を生み出すために適切な技量、メディア、活動、
対話を用いることをサイエンスコミュニケーションと呼ぼう。
– (Burns et al., 2003)
(文部科学省 科学技術政策研究所 DISCUSSION PAPER No.39
「科学技術コミュニケーション拡大への取り組みについて」(2005))
科学技術コミュニケーションとは?
科学技術コミュニケーションとは?
•科学技術コミュニケーションとは、国会、政府をはじめ研究
機関、教育機関、学協会、科学館、企業、NPO法人等の団
体、研究者・技術者、国民・住民等の個人などの間で交わ
される科学技術に関するコミュニケーション活動で、非常に
幅広い内容を包含するものである(第1-2-2表)。
(平成23年版科学技術白書 第1節 科学技術コミュニケーションの可能性)
科学技術コミュニケーションとは?
第1-2-2表/科学技術コミュニケーション活動の例
• 科学技術に関する報道
• 科学技術番組制作、放映
• 科学雑誌・科学書等の発行
• 科学技術に関する講演会、討論会、ワークショップ、サイエンスカフェ等
• 学校等における科学技術に関する授業
• 大学、企業、NPO法人等が行う地域の理科実験教室
• 科学博物館等での展示
• 科学技術に関する生涯学習講座
• サイエンスショップ(市民向け科学技術相談室)
• 政府、地方公共団体、研究機関、企業による各種広報活動
• リスクコミュニケーション
• テクノロジーアセスメント等への参加
(平成23年版科学技術白書 第1節 科学技術コミュニケーションの可能性)
科学技術コミュニケーションとは?
???
科学技術コミュニケーションの
歴史
イギリスの事例
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
イギリスにおける
科学技術コミュニケーションの歴史
• 王立研究所(Royal Institution of Great Britain, 1799~)
• 研究活動、啓蒙講演
• 「クリスマスレクチャー」
• 若者を対象とした、エンタテイメント性にあふれる演示実験を含む
科学イベント
• 1825年にマイケル・ファラデーが始める
• 金曜講座(1825~)
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
イギリスにおける
科学技術コミュニケーションの歴史
• C.P. スノー (1959): 「二つの文化と科学革命」
– 西洋社会の知的営み全体を俯瞰すると、これが「科学」と
「人文学」という二つの文化に分断されていることがわか
る。そして、この分断が、世界の諸問題の解決にとって大
きな障害となっている。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
王立協会(1985): 「公衆の科学理解
(PUS: The Public Understanding of
Science)」
• ボドマーを議長とする特別委委員会が作成・提出した
ものであり、「ボドマー・レポート」と呼ばれている
• 若者の理科離れ、国民の科学への関心低下を懸念
• 「公衆の科学理解を促進すること」に大きな重点
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「公衆の科学理解委員会(COPUS: Committee
on the Public Understanding of Science)」を設
立(1985)
• 多様な社会階層を対象にした様々なプログラムを
展開
– 上層の公務員向け講義、女性グループ向け講座
– 大英科学博物館などと協力してポピュラーサイエンスの
書籍に対する顕彰を実施
– 地域密着型の科学普及活動への資金提供
• メディア・フェローシップ、ウェストミンスター・フェロ
ーシップ
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
さらに・・・
• ロンドン大学インペリアル・カレッジが大学院修士課
程における科学コミュニケーションの専門家養成を開
始、他大学も追随
• 経済・社会研究会議(研究資金配分機関)が科学コ
ミュニケーション領域への研究助成を開始
• 雑誌Public Understanding of Science(PUS)を創刊
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
ところが・・・
事例: BSE (牛海綿状脳症 Bovine
Spongiform Encephalopathy)問題
• 最初は、1990年前後にイギリスで発生。
• 1988年に設置された、オックスフォード大学の動物学者であるサウスウッ
ド教授らによる専門家委員会は、検討の結果1989年に、「人間へのBSE
感染の危険性は極めて少ない」と結論づけた。
• ただし同時に同委員会は、「さらなる研究が不可欠」「こうした評価が謝
っていれば結果は大変深刻なものになるであろう」と警告した。
• しかし、行政関係者や政治家はこの警告を適切に評価せず、安全性の
みを強調した。
• 1996年に政府は、10名のクロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD : variant
Creutzfeld Jacob Disease)患者について、BSE感染牛を食べたことが
原因で発症した可能性を認めた。
• その結果国民は、政府や政府機関に所属する科学者に対して強い不信
感を抱くようになった。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
反省と、政策の転換
• 政府は、この経緯の反省を踏まえ、科学技術コミュニケーショ
ンにおける施策の重点を、科学の公衆理解増進から、科学
に対する公衆の不信感を取り除くことへと転換した。
• 上院科学技術委員会勧告「科学と社会」( 2000)
– 公衆の、政府や産業界と関わりを持つ科学への信頼が低い
– 遺伝子組み換え食品やクローニングなど直接的な利益を実感しにく
い科学に対しても拒否反応がある
– 信頼に対する危機的状態が、「対話(dialogue)」を求める新しい社会
状況を生み出している
– 科学的知識の不確実性を隠せば、必ず公衆からの信頼と尊敬を損
なう
– 政策決定における公衆関与の先行事例として、フォーカスグループ、
市民陪審、コンセンサス会議などを紹介
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「科学技術社会論」の研究成果
(STS: Science and Technology Studies)
• 「科学知識が増えれば、科学への肯定的態度が増
す」という通説が、単純には成立しない
– 科学知識が多い人ほど科学一般を支持するが、倫理的
な問題をはらむ研究分野に対しては否定的な態度を示す
傾向がある(Durant)。
– 英国、デンマークなど、科学の理解度が高い国々の人々
が、他の諸国に比べて、科学に関心を持っていない。
• ロイヤル・ソサエティの「科学の公衆理解の不足」と
いう認識自体に再検討が必要
– 「欠如モデル(deficit model)」批判
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「欠如モデル」とは何か?
• 政府や専門家は、当初、公衆は科学に関する知識を欠いて
いるために、論理的、理性的に考え、議論し、行動することが
できないのだと考えていた。
• その考えに基づき、彼(彼女)らは、科学知識を無知な公衆に
与えることによって「啓蒙」しようとしていた。
• だからこそ、彼(彼女)らは「科学の公衆理解(PUS)」が重要
なのだと考えていた。
• このような、「公衆は知識を欠いた、いわば「空っぽのバケツ」
であり、そこに知識という水を注ぎこみ、啓蒙すれば問題は
解決する」という考え方を「欠如モデル」と言う。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「科学技術社会論」の主張
(STS: Science and Technology Studies)
• 欠如モデルに基づいた施策は実際には問題解決を
もたらさない。
• 公衆は単に無知なのではなく、公衆なりの文脈で独
自の知識(=ローカルノレッジ)を持っている。
• 科学者の間でさえ、「科学とは何か」「科学的知識と
は何か」ということについて、明確な合意は存在しな
い。
• 科学への態度は、科学的知識だけではなく、人々の
政治的知識も関係して決まる。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
Bucchiの調査(2000~2001)
• バイオテクノロジーによる意識調査をもとに、以下の
仮説を検証(イタリアで、のべ2039人を対象)
– 「市民がたくさんの情報にふれる→正確な科学的知識が
増える→遺伝子組換え食品やバイオテクノロジーに対する
態度が肯定的になる」
• 結果
– 「たくさんの情報にふれていること」と「正確な知識を所持
していること」との間に相関なし
– 「正確な知識を所持していること」と「遺伝子組換え食品
やバイオテクノロジーに対する肯定的態度」との間に相関
なし
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「欠如モデル」に替わる新しいモデル
1. 文脈(context)モデル
– 一般の人々は、各々の生活環境において、状況特異的、
文脈依存的な知識を持っている。
– 「①知識の中身、②方法論、③知識が組織化される形式
や制御機構」の三つのレベルの科学の公衆理解を区別。
– 「知識が組織化される形式や制御機構」とは、科学が社会
の中にどのように制度的に埋め込まれているのか、科学を
「社会の中の一事業」として理解することに相当する。
2. 素人の専門性(Lay-expertise)モデル
– 文化人類学や民俗学などの分野で「ローカルノレッジ
(local knowledge)」「土着の知(indigenous knowledge)
」と呼ばれるものとほぼ等しい。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
「欠如モデル」に替わる新しいモデル
3. 市民参加モデル
– 「啓蒙」から「エンパワーメント」へ
– 双方向性、コミュニケーションの重視
– 「科学的合理性」から「社会的合理性」へ
– 例)参加型テクノロジーアセスメント (pTA : participatory
technology assessment)
• コンセンサス会議
• 討論型世論調査(DP: Deliberative polling)
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
世界的潮流
ブダペスト会議(世界科学会議 1999)
• 「科学の空前の進歩が予想される今日、科学知識
の生産と利用法に関して、十分な知識を備えた活
発な民主主義的討論が必要になっている。科学者
共同体と政策決定者はこのような討論を通じて、一
般市民への科学への信頼と支持を強化するよう努
めるべきである。」
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
ブダペスト会議(世界科学会議 1999)
1. 知識のための科学:進歩のための知識
2. 平和のための科学
– 科学的思考の特質は批判的かつ自由な思考にあり、これは民主主
義社会にとって不可欠のものである。科学者共同体は、国家や宗教
、民族を超越した議論共同体の伝統を作り上げてきており、これを通
じて「人類の知的、道徳的連帯」を促進すべきである。
3. 発展のための科学
4. 社会の中の科学と社会のための科学
– 科学研究と科学知識の利用は、貧困の克服、人間の尊厳や人権の
擁護、地球環境の保護を目指すべきであり、同時に将来世代への責
任も果たさなければならない。
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
1990年代における科学や技術の社会的
役割の再定義
1. 知識のための科学、あるいは応用とは無関係に知
的好奇心のもとに客観的な真理を探求するという
伝統的な科学観の相対化
2. 新たな役割として、経済的成長や発展に貢献する
任務と、地球環境問題や健康、安全、貧困などの
社会的諸問題の解決に貢献する任務の付与
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
「モード1科学」と「モード2科学」
モード1科学 モード2科学
主な目的 世界の解明 問題解決
典型的な分野 物理学・生物学など 環境学・情報学など
研究の担い手 大学が研究の中心 大学・政府・自治体・企業などの協
同が不可欠
価値規範 CUDOS(※)と呼ばれる科
学のエートスを重視
CUDOSより問題解決への有効性が
優先
(Gibbons et. al. 1994)
※CUDOS:「共有主義(Communalism)」「普遍主義(Universalism)」「利害の超越
(Disinterestedness)」「組織的懐疑主義(Organized Skepticism」
(参考 伊勢田 2011: 「科学の拡大と科学哲学の使い道」, 『もうダマされないための「科学」講義』所収)
ポスト・ノーマル・サイエンス
ポスト・ノーマル・
サイエンス
専門家への
委任
応用科学
高い低い
システムの不確実性
意思決定
に関与する
利害
低い
高い
「拡大されたピアレ
ビュー共同体」が必要
(ラヴェッツ 1999)
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
日本への導入の経緯
科学技術基本法(1995)
第五章 科学技術に関する学習の振興等
第十九条
•国は、青少年をはじめ広く国民があらゆる機会を通じて科学
技術に対する理解と関心を深めることができるよう、学校教
育及び社会教育における科学技術に関する学習の振興並び
に科学技術に関する啓発及び知識の普及に必要な施策を講
ずるものとする。
この段階ではまだ、「理解増進」「欠如モデル」
「PUS」的方針が全面に出されている。
2005年―日本における
科学技術コミュニケーション元年
• 文部科学省科学技術振興調整費
– 科学技術インタープリター養成プログラム(東京大学)
– 科学技術コミュニケーター養成ユニット(北海道大学)
– 科学技術ジャーナリスト養成プログラム(早稲田大学)
• そのほかにも
– 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
– いくつかの大学での実践的プログラム
– 国立科学博物館、日本科学未来館などでの科学コミュニ
ケーター研修プログラム
– 研究者のアウトリーチ活動支援のための資金提供(科学
技術振興機構(JST))
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
日本における科学技術コミュニケーション
の特徴
• 「文部科学省科学技術振興調整費」という「国策」
による導入
• 「理解増進」から「コミュニケーション」へ
• 「アウトリーチ活動」の定義(科学技術基本計画)
– 国民の研究活動・科学技術への興味や関心を高め、かつ
国民との双方向的な対話を通じて国民のニーズを研究者
が供給するため、研究者自身が国民一般に対して行う双
方向的なコミュニケーション活動
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
大学での取り組み例
• ELSI
– Ethical, Legal and Social Issues [倫理的・法的・社会的問題]
• サイエンスカフェ
– 「科学にまつわる話題を討議するためのフォーラムであって、科
学のウィンドウショッピングではない。われわれは、人々が科学に
もっと具体的に関わり、何のための科学研究なのかを社会全体
で考えることのできるような環境をつくることを目指している」
(http://cafescientifique.org/)
• サイエンスショップ
– 市民からの研究・調査の依頼を受け、大学が学生や大学院生
の教育活動の一環として、その研究・調査を行うというもの。
(小林 2007: 「トランスサイエンスの時代」)
日本の科学技術コミュニケーションの課題
藤垣・廣野(2007)の議論を以下に紹介することをもって、日本の科学技術コ
ミュニケーションの課題を考える材料としたい。
• 欧州では、①反公害、反原発、科学技術批判からTAへ、②TAへの市民参加手
法へ、③市民運動の担い手がTA機関の担い手へ、④市民運動論が科学コミュ
ニケーション論へ、というようにつながっている。一方日本ではこれらの間にや
や不連続性がみられる。
• これは、日本の市民運動論や科学批判の中で、反体制図式と公共空間モデル
による現代の様式との間で整合性がとれていないこととも対応する。
• さらに欧州では、市民運動論と社会構成主義と「科学と民主主義」の三者の議
論が連動しているのに対し、日本では別々の文脈で語られる傾向がある。
• これらが、日本の現場における様々な論争の数々と、「科学コミュニケーション」
概念とが比較的離れたものとして語られてしまう状況を作り出し、日本の「科学
コミュニケーション」の痛みの欠如という意味での「生ぬるさ」につながっていると
考えられる。
(藤垣 廣野編 2007: 『科学技術コミュニケーション論』)
たとえば、日本のサイエンス・カフェは・・・
• 「253分の1」→2005年から福島原発事故の直前までに東
北地方において開催されたサイエンス・カフェのうち、原発を
話題とするカフェの頻度。
• その1回は、六ヶ所村で原子力をめぐる産学連携のテーマで
開催。原発の安全性の話題ではない。
• 安全性を話題にすると、問題が様々な事柄に否応なしに波
及せざるをえないことを、話題を提供する側の官、産、学セク
ターの関係者が承知していたという可能性を示唆する。
(松本 2012: 「構造災 科学技術社会に潜む危機」)
改めて、
科学技術コミュニケーションとは?
極めて多様な立場、多様な目的
1. 科学技術社会論
2. 理科教育
3. 研究者
4. 大学経営
5. 科学技術政策
6. 経済産業政策
7. ジャーナリズム・メディア
8. 一般市民
等々
科学技術社会論の立場から(1)
•科学に対する社会の意識の変化
– フェーズ1:科学技術による社会の発展
– フェーズ2:公害・薬害などの問題化、成熟社会化
– フェーズ3:科学技術は絶対善でもなければニュートラルで
もない
•科学の“負の側面”への対処
– 研究開発予算配分の妥当性検証(=入口制御)
– 研究倫理(=プロセス制御)
– 研究開発の帰結についての評価(=出口制御)
– リスクコミュニケーション
•社会構築主義に基づいた科学観
– 科学・技術は様々な意味において、「人間の価値観や社
会やから独立したもの」ではない
科学技術社会論の立場から(2)
•「双方向性」の重視
– 科学だけでは解決できない問題(=トランスサイエンス)
– 欠如モデルに対する批判
– 専門家と市民の双方向性のコミュニケーション
•「よき批判者」であるための市民の科学技術リテラシ
ーの向上
•科学者の「社会リテラシー」の重要性
•科学技術ガバナンスへの多様なステークホルダーや
市民の参加
理科教育の立場から(1)
•様々な問題に教育がどう応答するか
– 教育システム内部の問題
•子どもの理科離れ、学力低下、理科系学部への進学
率低下(←※これらは事実確認が必要)
– 教育システム周辺の問題
•国民の科学嫌い・無関心
•ニセ科学
•オウム問題 (地下鉄サリン事件(1995))
– 教育システム外部の問題
•欧米に対する基礎研究の遅れ
•科学技術立国としての日本の国際競争力の低下
理科教育の立場から(2)
•科学技術コミュニケーションに、学校教育の補
完・支援・増強効果を期待
•教育関係者の動機は?
– 児童・生徒・学生のため
– 社会のため
– 科学のため(科学という優れた文化を伝えたい)
理系研究者の立場から
•研究(特に基礎研究)の魅力や重要性のアピール手段
•リソース(理系学部・研究室のポスト、研究費、人材)獲
得のためのコミュニケーション戦略
•後継人材育成のため
•ポスドクのキャリア多様化のため
– ポスドク支援(文部科学省 キャリアパス多様化促進事業)
•ルールへの対応
– 研究費の一定割合をアウトリーチ活動に
•研究倫理(研究プロセス責任、研究結果責任)
•科学のため(科学という優れた文化を伝えたい)
大学経営の立場から
•大学の広報戦略の一環
– 受験生獲得
– 外部資金・寄付金の獲得
– ブランディング
•広報・研究支援人材の増強
•産学連携の促進
•新分野創設による資金獲得・ポスト確保
科学技術政策の立場から
•科学技術イノベーションのため
•研究開発人材育成のため
•研究支援人材の育成のため
•文部科学省の予算獲得のため
– 国民の理解・支持
– 財務省の理解・支持
ジャーナリズム・メディアの立場から
•マーケット
– 国民の科学技術への関心増大
→科学雑誌、科学書の売り上げ増
– 国民の科学技術リテラシーの向上
→「よい読者」「よいマーケット」の醸成
•コンテンツ
– 研究サイドからの質の高い科学コンテンツの供給
•人材
– より多くの、質の高い科学ジャーナリストやサイエン
スライターの供給
一般市民の立場から(1)
•科学技術に対する知的好奇心
•合理的・文化的な市民生活をおくるための学
習機会
•子どもへの理数系教育機会の提供
•進路選択・職業選択のために必要な科学技
術関連キャリアの情報
•国民として、経済発展や生活水準の維持向
上への期待
一般市民の立場から(2)
•科学技術関連情報が適切に与えられていな
い不満・不安・不信
– 科学技術に関連するさまざまな社会問題への関
心/科学技術への不信感
– 納税者としての科学技術関連予算の適正配分/
適正使用への関心
•食・医療・環境分野などでの自己決定のため
の情報ニーズ
•科学技術に関する意思決定への参画
科学技術コミュニケーションの定
義は、極めて難しい!
極めて多様な立場、多様な目的
「呉越同舟」
科学自体の価値
科学の客観性
科学技術の促進
プロ・サイエンス
役に立つ科学
科学の社会構築性
科学技術の規制
アンチ・サイエンス
共有できる最小限の前提は?
日本においては、科学技術コミュニケ
ーションという名の下に
•従来それぞれの分野でそれぞれの目的の下に
行われてきた活動が、ある時期(2005年頃)を
境に突然「科学技術コミュニケーション」という
言葉でグルーピングされている状況。
多様な立場の共存
•科学技術に関するコミュニケーションが量的・
質的に充実することで、様々な課題が解決さ
れる(事態がよりよい方向に進展する)という
仮説の下に、共存している。
•民主主義や市場経済の意思決定機能・計算
機能に対する基本的信頼のようなものかもし
れない。
– ※もちろん、同時にこれらのシステムの欠点も受け継いで
いる可能性がある。
•あるいは、「インターネット」に対する全体的に
ポジティブな期待のようなものかもしれない。
このことをふまえて、
あえて科学技術コミュニケーションを
定義するとしたら・・・
3つの視点
1.成立過程
– 個々の実践者の視点から見たとき、どのよ
うにして成り立つ(べき)ものなのか
2.機能
– どのような機能を果たすことを期待されて
いるか
3.目的
– 最終的に何を目指すのか
科学技術コミュニケーションの定義(1)
―「成立過程」の視点から
1. 「メタレベルの視点」を獲得する
2. 「文脈への敏感さ」を身につけ、他者の文脈を発見する
3. 他者の文脈を理解し、「上位の共通文脈」を発見する
4. 協同的に問題解決にとりくむ
1.「メタレベルの視点」を獲得する
•科学技術に多様な立場で関わる人々が、
•単に自らの置かれた立場にとどまるのではなく、
•メタレベルの視点から俯瞰することにより、
•自らの立場を規定していた枠組みを越える視野を持ち、
2.「文脈への敏感さ」を身につけ、
他者の文脈を発見する
•自らの立場の周囲に広がる文脈を観察し、
•「文脈への敏感さ」を身につけると同時に、
•さらに、文脈を異にする他者を発見し、
他者の文脈
自らの文脈
3.他者の文脈を理解し、
「上位の共通文脈」を発見する
•互いが、他者の特有の文脈を自らの文脈との関連で
理解することにより、
•それらの他者と共有できる「上位の共通文脈」を発見
する。
上位の共通文脈
4.協同的に問題解決にとりくむ
•その「上位の共通文脈」を前提として、(互いの元々
の立場の違いは認めつつも)協同的に問題解決にと
りくむ。
上位の共通文脈における協同
•科学技術に関する社会システムの「集合的意思決定機能」を向上
させるための、多様なアクターの参加によるコミュニケーション実践
1. 科学技術の適正な研究・開発・利用を促進する人的・情報的基盤整備
• 人材育成→科学教育(フォーマル/インフォーマル)
• 情報流通→科学報道、科学書・科学雑誌の出版
2. 科学技術に関する政策立案・政策執行
• 科学技術政策(研究開発への資金配分、研究(/研究関連)人材育成)
• 産業政策、イノベーション政策、知財戦略
• 納税者へのアカウンタビリティー(例:研究者・研究機関のアウトリーチ活動、各
種報告書、関連統計、研究成果、政策に関する意思決定プロセスの公開)
3. 「社会の中の科学技術」に対する参加型評価
• 参加型テクノロジーアセスメント(例:コンセンサス会議、討論型世論調査)
• 規制科学(regulatory science) (参照:ELSI(倫理的・法的・社会的問題))
•→ 「参加」による「計算」機能の向上
科学技術コミュニケーションの定義(2)
―「機能」の視点から
1. 科学技術によって私たちの社会
にもたらされる正の価値を最大
化し、負の価値を最小化する。
2. 科学技術が深く埋め込まれた現
代の社会システムに対する市民
の信頼を向上させる。
正当性の実現
正統性の実現
以下の二つの目的を持つ、コミュニケーション領域に
おける実践全般
科学技術コミュニケーションの定義(3)
―「目的」の視点から
≠「言いくるめる」
=「信頼せよ、しかし検証せよ(Trust, but verify.)」
科学技術コミュニケーションの「構成要素」分類試案
促進的 調整的 規制的
理
論
科学教育学、技術経営学、情報デザイ
ン論、博物館学、高等教育学
科学技術社会論、規制科学
政
策
科学技術研究政策、イノベーション政策
産業政策、知財政策
教育政策
許認可・規制政策
リスクマネージメント政策
実
践
科学教育、科学博物館等の活動、科学
イベント、サイエンスカフェ
サイエンスアート、科学の可視化
アウトリーチ活動、研究機関広報
研究助成
技術系企業の事業活動そのもの
技術系ベンチャー、ベンチャー支援
環境教育
行政による監督(許認可・規制・検査等)
リスクコミュニケーション
参加型テクノロジーアセスメント
サイエンスショップ
市民科学、市民運動
(研究助成組織)
政策のための科学、科学史、科学哲学、科学基礎論、科学社会学、情報科学
エスノグラフィー、コミュニケーション論、社会心理学、サービスサイエンス
科学ジャーナリズム、科学技術に関する出版・放送・インターネットメディア
大学経営、FD、URA、科学技術に関するNPO・NGO
科学技術コミュニケーション政策
(※各要素は、必ずしも配置されているマスのみに該当するものではない。
また、この分類は、「本質論」「規範論」というよりは「現状記述」として用いるのがよい。)
科学技術コミュニケーションの
三つの次元(例)
促進的 規制的
理論
実践
政策
ミクロ
マクロ
メゾプレゼンテーション
等のスキル活用
情報デザ
イン論
科学技術社会論
エスノグラフィー
調整的
イノベーション
政策
コミュニケー
ション論・
社会情報学
交渉術
•各要素は、三次元の図の内部に
描けないので、必ずしも適切に配
置されているわけでは無い。また、
必ずしも配置されている位置のみ
に該当するものではない。
•また、この分類は、「本質論」「規範
論」というよりは「現状記述」として
用いるのがよい。
科学技術コミュニケーションにおける
理論・政策・実践の関係性
理論
政策 実践
•必ずしも理論→政策→実践という直線
的な因果関係を主張するものではない。
•特定の理論を前提としない政策立案に
基づいた実践、理論に基づいた、政策を
経由しない実践、特定の理論・政策にも
基づかない内発的動機に基づく実践な
ど、様々なケースがありうる。
•また、実践から政策・理論へのフィード
バック、政策から理論へのフィードバック
も存在する。
•この場合の「フィードバック」とは、観察に
よる現状把握と状態記述、ニーズの把握、
批判的検討、形式知化・体系化などを指
す。
「理科離れ」「科学嫌い」
問題を考えてみる
ちょっと角度を変えて
「理科離れ」「科学嫌い」
•何が起こっていることを「理科離れ」「科学嫌
い」と呼ぶのか?
•それは本当に起こっているのか?
•それが起こることは悪いことなのか?誰にとっ
て、なぜ悪いのか?
•悪いとしたら、どうすべきなのか?
•そもそもどうにかできることなのか?
「理科離れ」「科学嫌い」の実態は?
•国際調査ROSE(The Relevance of Science
Education, 2004)
•日本の中学三年生
– 「理科好き」「理科嫌い」「興味はあるけど他の教科
のほうが好き」→ほぼ3分の1ずつ
•「理科好き」の生徒
– 科学者やテクノロジー関係の仕事には就きたくな
い→3分の2
「理科離れ」「科学嫌い」の実態は?
各種国内・国際調査の結果を概観すると
•児童・生徒の理数系科目の学力はそれほど落ち
ていない。
•理数系科目を学ぶモチベーションが高かったり、
理数系科目を楽しいと思っている児童・生徒は、
高学年になるほど少ない。また、諸外国に比べて
相対的に少ない。
•国民(18歳以上)の科学技術への関心や「楽し
いと感じる度合い」は、概していずれも高年齢層
の方が高い。
•国民(18歳以上)の科学技術リテラシーや科学
技術への関心は諸外国に比べて相対的に低い。
そもそも、理科・科学は役に
立つのだろうか?
理科・科学が「役に立つ」とは?
個人にとって
• 受験
• 生活 (市民の科学リテラシー)
• 仕事 (職業選択・スキル)
• 研究
• 頭を鍛える
• 精神生活を豊かにする (文化としての科学)
• いつかきっと何かの役に立つはず
• 「役に立たないこと」をやることに意味がある
理科・科学が「役に立つ」とは?
社会にとって
• 産業振興、経済発展、健康・医療・福祉水準の
向上、国力増強
• 地球環境問題、資源エネルギー問題、地球規模
の感染症、難病、人口問題、先進諸国の少子高
齢化問題等の解決
• それに伴う国民・人類の生活の質の向上
• 国民・人類のリテラシー向上による合理的・適切
な意思決定の促進
• 文化の醸成、人類の知的資産(叡智)の蓄積
さらにそもそも、
理科「教育」、科学「教育」とは?
「理科」は「科学教育」か?
•理科という教科の中には、科学的な自然世界の理
解の仕方とは異なった自然世界の理解の仕方が無
意識のうちに含まれている。
•「土着科学」
•地域の身近な自然との「かかわり」を重視
(小川 2006 『科学と教育のはざまで』)
「科学」はどこで教える?
•「国語」「英語」「社会」の教材に「科学的内容」
が数多く含まれている。
•これらを活用した科学教育はできないか?
科学教育を「理工系科目」の中だけに囲
い込まないほうがよいのかもしれない。
(小川 2006 『科学と教育のはざまで』)
さらにさらにそもそも、
「科学」とは何か?
そもそも「科学」とは何か?
•科学の本質とは?
•科学は何故大切なのか?
•「科学」と「理科」の関係は?
•人文科学や社会科学は自然科学と同じ意味で
の「科学」なのか?
•科学かどうかは方法で決まる?対象で決まる?
伝統的知識 vs 科学
•伝統的知識
– 自然環境との間での長年にわたる相互作用を行
ってきている人々によって開発され維持されてき
た知識、ノウハウ、実践表象の累積的総体
•科学
– 特定の世界観に立脚しており、文化的真空の中
に価値中立的に存在するものではなく、その点で
は伝統的知識との間に質的な違いはない
(国際科学会議(ICSU: International Council for Science)レポート 2002)
偽科学 vs 科学
•偽科学を科学から峻別する明確で十分な一
般性を持った切れ味鋭い一つの普遍的基準
を見いだそうという初期の希望は未だに達成
されていない。
•科学内部の学問分野に、過去に想起されて
いたよりもはるかに大きな非類似性が存在す
るようになっている。
•ある一つの科学的方法といったものによるア
ピールで科学というものの統一性を主張する
のはほとんど望み薄。
(国際科学会議(ICSU: International Council for Science)レポート 2002)
偽科学 vs 科学
•科学
– 認識論的側面で、その知識を改善・改良していこ
うとする動的力学がもともと内蔵されている。
•偽科学
– 必ずそれに対応し、しかも対立する科学の領域が
存在する。
– その知識は静的で、組織的にその知識を吟味しよ
うといった自己内省的な試みはなされないので保
守的である。
(国際科学会議レポート 2002)
伝統的知識 vs 偽科学
•伝統的知識
– 科学と争おうという意図を持たない。むしろ、科学
に対して情報を提供してきている。
•偽科学
– 科学と同等の認識論的地位を得ることによって現
存する科学的知識を少なくとも部分的には非合
法化させようとする。
(国際科学会議レポート 2002)
科学を教える場合の問題点
•「これが科学だ」と簡潔に言えるような定義は存在し
ない。
•「科学的見方」とか「科学的考え方」を身につけさせ
るのが理科の大きな目標になっている。
•統一的な「科学的見方」や「科学的な考え方」そのも
のが見出されていないとすれば、理科では何を科学
として教えればいいのか。
•科学のどのような側面が一般教養としての教育的価
値を持っているのか。
(小川 2006 『科学と教育のはざまで』)
「科学」の定義は可能か?
科学の「境界設定問題」
•何が科学で、何が科学ではないか、という「境界設定問題
」は、古くから多くの学者によって問われ、現在においても
科学哲学の主要テーマの一つとなっている。
•裏返せば、それほど科学の定義は難しい。
•実験や証拠の妥当性や統計の扱い方、信頼性の担保など
、個別の科学、個別の問題解決領域毎に共有されている
基準が異なる。
•科学の実態は極めて多様であるので、あらゆる分野の科
学を統一的に扱えるような一般的境界(=定義)は存在し
ない、というのが現代の科学哲学の一応の常識。少なくと
も個別の科学毎に異なる。
※引用(一部改変) 伊勢田 2011: 「科学の拡大と科学哲学の使い道」, 『もうダマされないための「科学」講義』所収)
※参考 戸田山 2011『「科学的思考」のレッスン 学校で教えてくれないサイエンス』
科学の「境界設定問題」
•むしろ「個別科学毎の科学哲学」を目指した方が有望
との主張もある。
•「社会的な望ましさ」を判断基準に組み込む、「質保証
」として科学を用いる、などの方法が提案できる。
•一方で、殆ど全ての科学や問題解決領域に共通な中
間的な方法論のようなものはある程度想定できる。例
えば、それぞれの問題解決領域において、探求の目的
や利用可能な研究手法に由来する制約条件の下で、
最も信頼のおける手法を用いて情報を生産しようとし
ているかどうかという「態度」を問う。
※引用(一部改変) 伊勢田 2011: 「科学の拡大と科学哲学の使い道」, 『もうダマされないための「科学」講義』所収)
科学・技術・工学の「理念型」
•科学
– 自然の中に見つかるいろいろな事実とそれらの間に成り
立つ関係や法則性について研究し、明らかにする学問
– 功利的な目標、価値の追求に対する要求は無い
•技術
– 科学研究の成果を実用的な目的のために利用するもの
•工学
– 科学の成果を基礎として得られた技術を体系化した学問
(桜井 1995 『自然科学とは何か』一部改変)
科学・技術・工学・社会(試案)
科学
技術(※「社会技術」を含む)
工学
経験則
科学的根拠
学問的体系
支援
テクノロジー 実用性提供・産業創出
自然体験
社会
支援
支援
支援
文化
経験知
※図の各要素は必ずしも明確に
切り分けられるものではない。特
に、現代においては科学と技術は
一体不可分であるとする議論が
主流である。
科学は対象か?方法か?
科学は、“解けるものを解く技術(Art)”
-P. Medawar (1987)
1. 科学は方法
2. 科学的方法を適用できる対象は限られている
「対象」が科学的方法の「象徴」になった?
– 「宇宙」は「科学」か?
– 「人間の精神」は「科学」か?
科学・技術・工学の「社会的機能」
•元々は、物質から(人工物を介して)価値を生み出すこと
•価値とは?
– 食料、材料、エネルギー
– 別の人工物(物質・情報)、製品、機能、サービス、経験
•科学・技術・工学の発展によって、物質以外の環境(社
会・情報・心理環境等)が拡大
→「物質以外の環境から価値を生み出す方法」の重要性が増大
•科学的方法の「象徴」となっていた伝統的な「対象」が、
実態に合わなくなってきた?
再び「理科離れ」「科学嫌い」
について考える
何に取って代わられたのか?
•もし仮に「理科離れ」「科学嫌い」が事実として生じて
いるのであれば、人々は「理科・科学から離れた」代
わりに、何に関心を持ち、何に時間を費やし、何を学
んでいるのか?
•関心と時間は有限
•我々は関心や時間のポートフォリオを組んで生きてい
る。
関心の対象の変化
•個人や社会集団は、つねに関心の対象を変化させ
ている。
•環境への適応の結果。必ずしも悪いことではない。
•もしかして、「科学的方法の「象徴」となっていた伝統
的な「対象」」から関心が離れただけでは?
•我々は今までとは異なる新しい対象に「科学的方法
」を適用している?
•一方で、これまでと同じ対象に、「科学的方法」以外
の方法を適用している?
科学を持続可能なものにするために
•科学は知の生態系の中で、あるいは社会システムの
中で、いかにして持続可能でありうるか?
•科学を持続可能なものにするために、どのような努
力が必要か?
•そもそも、なぜ持続可能なものにしなければならない
のか?
「機能的等価物」という考え方
•「科学」はこれまでどんな機能を果たしてきたのか?
•それと等価の機能を果たすものは他にあるか?
•それによっていわゆる(狭い意味での) 「科学」は代
替可能か?代替すべきか?
「科学的方法」
「科学情報」
「科学者」
「科学を学ぶこと」
の機能的等価物とは?
社会システムにおける科学の理解と
実践
•「科学の専門家」 「科学への興味、科学の内容・方法
論・社会構築的特性に関する理解を様々な水準で持
つ人」「科学と社会の関係についての研究者・実践者
」等々は、社会システムのどの位置に、どのような役
割分担の下に、どの程度の割合存在するとちょうどよ
いのか?
•我々の真の課題は、「社会システムの維持のために、
上記の人々のより良いポートフォリオが、 (「良いポート
フォリオ」自体を設計するのではなく)個々人の適応的
意思決定の結果として集合的に実現するように制度
設計を行うこと」なのかもしれない。
集団的科学リテラシー
•ある社会が全体として、その社会に関連する科学関
連知識の総体を保持し、その社会に生きる個人が、
科学に関して自分の果たすべき社会的役割にしたが
って必要となる、より小規模で自分に特化された科
学知識だけを持っていれば当該社会の意思決定や
自己の社会生活が可能になるような状況を、集団的
科学リテラシーを保持した社会とみなそう。
(小川 2006 『科学と教育のはざまで』)
「理科離れ」「科学嫌い」“対策”
に取り組むこととは?
「理科離れ」「科学嫌い」“対策”に取り組む
こととは
•人に影響を及ぼして、価値観、思考、行動を
変化させようとすること。
•社会の仕組みを変化させようとすること。
•忘れてはならないのは、自分たち自身も“変わ
る”覚悟を持つこと。
•そのためには、これらを実現しうるような
– コミュニケーションを行う
– 人材を育てる
– 制度を作る
ことが必要
私たち自身をふり返ってみる
•私たちが「理科離れ」「科学嫌い」を憂える
動機は何か?
– 社会システムの維持
– 価値の伝達欲求
– 規範意識
– パターナリズム
– 科学者・科学教育者共同体の防衛
– 保守性、ノスタルジー
– 雇用確保
→常に「反省的視点」を持つことが必要。絶対不可欠と言ってもいい。
理科や科学を楽しいものに
すればよい?
「楽しいこと」はよいことか?
よいことです。しかし・・・
「楽しさ」は3種類ある
1. 現象そのもの
2. 現象の見せ方、演出
3. 現象に内在する法則・原理
楽しいと学ぶ→楽しくなければ学ばない?
なぜとりわけ
「科学技術」コミュニケーションを
問題とするのか
科学者は“コミュニケーション”が“
苦手”?
•だから科学技術コミュニケーターが必要なのか???
•「科学者はコミュニケーションが苦手」などという通説が
あるが、実際は全くの誤解、誤認。
•むしろ科学者は、特定の目的に最適化されたコミュニケ
ーションに「極めて熟達した」 プロフェッショナル。
科学はそもそもコミュニケーション
である
•科学はそもそもコミュニケーションである。
– 科学は価値観や社会的文脈の異なる者、空間や時間を隔て
た者同士のコミュニケーションのための「共通言語」の開発を、
最も精力的、体系的に行い、成功を収めてきた分野。
•そのため、科学においては、コミュニケーションが(相対
的に)極めて厳密にシステム化されている。
– システムの中にプロトコル(コミュニケーションが機能するための
「約束事」)が組み込まれている。
– 「動作保証」をするために、動作条件を、プロトコルが機能する
範囲に限定している。
「動作保証範囲外の状況」にうまく
対処すること
•一方、科学においては「「動作保証」をするために、
動作条件を、プロトコルが機能する範囲に限定してい
る」がゆえに、逆説的に「科学者が“ (一般的な意味
での)コミュニケーション”が“苦手”」であるかのような
印象を持たれるのかもしれない。
•ここで言う“ (一般的な意味での)コミュニケーション”
とは、「動作保証範囲外の状況」にうまく対処するこ
と。
科学者が“ (一般的な意味での)コミュ
ニケーション”において直面する問題
1. 「動作保証規範」の問題
– 仮に万人の「コミュニケーション能力」が同一だとしても、科
学者は専門分野における「動作保証」の為にそのリソース
を可能な限り投じるという規範を課せられている。
– ゆえに、専門以外の分野におけるコミュニケーションリソー
スが不足する傾向にある。
2. 社会からの期待の問題
– また仮に十分なリソースを持っていたとしても、その役割イ
メージゆえに、「専門以外の分野においてさえ」動作保証
規範を社会から求められる傾向にあり、その目的のために
より多くのリソースを割かざるを得ない。
仮説
• 前述の二つの問題のため、 “ (一般的な意味での)コ
ミュニケーション”に投じるリソースが不足する傾向に
あるのではないか。
• もちろん「個人差」は大きい。あくまで「平均」の話。
• 一方、全く逆に、「 “ (一般的な意味での)コミュニケ
ーション”に投じるリソースが不足する」ことによって、
専門以外の分野でかえって「動作保証」を過剰に軽
視したコミュニケーションを行ってしまうこともあるので
はないか。
• こういった構造的問題の存在を認めるならば、単に「
個別科学」「科学全般」「科学者」の限界を批判するこ
とは少なくともあまり“実効性のある”手段ではない。
科学の「動作保証範囲」を肯定的に捉
える
•科学で全ての問題を解決することはできない。まして
や、物理学、生物学など個別科学で全ての問題を解
決することはとうてい出来ない。
•なぜならば、それぞれの個別科学、科学には「動作
保証範囲」があるからであり、「動作保証範囲」があ
るからこそそれらの専門分野が高い価値を有してい
るとも言える。
•したがって、動作保証範囲の有限性をもって個別科
学や科学全般が特定の問題解決に役に立たないと
批判するのはあまりに乱暴すぎる議論である。
科学技術コミュニケーターに
求められる視点
•科学と一口に言っても、個別科学毎に「動作保証範囲」は異
なることを理解すること
•個別科学の「動作保証範囲」を、それぞれのトピックについて
可能な限り明確にすること
•個々人の言動が「個別科学の動作保証範囲内」かどうかを見
極めること
•自らそれらの「動作保証範囲」の中と外を(自分がどちらにい
るか自覚しつつ)行き来すること
•個別科学の「動作保証範囲」の中にいる人と外にいる人を橋
渡しすること
•個別科学と、それとは異なる情報空間の「座標変換」をするこ
と(相手の情報空間に分け入り、相手の言葉でコミュニケーシ
ョンすること)
「ゴルフクラブ」としての科学
•個別科学や、科学以外のさまざまな問題解決手法は、例えて言
うならば「ゴルフクラブ」のようなもの。それぞれの飛距離や精度
などの機能には制限があるが、その代わり他のクラブにはない利
点を持っている。
•つまり、どれも必要。うまく使い分け、組み合わせてグリーン上の「
カップ」に到達することが重要。
•ここまでの議論をふまえれば、「パターは遠くに飛ばせないからゴ
ルフの役に立たない」という主張が明らかに不適切なのと同様、
「科学者はコミュニケーションが苦手」という捉え方は不適切。
•もちろん複数のゴルフクラブの役割を果たすことの出来る秀でた
科学者も存在するが、それを「平均値」と考えるのは無理がある。
(「ゴルフクラブ」の比喩は、田端信太郎氏の論考( http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50635576.html )を参考)
「キャディー」としての
科学技術コミュニケーター
•科学技術コミュニケーターの役割とは、個々の「ゴルフクラブ」(
=個別科学、科学一般/科学者、その他の問題解決手法)の
機能を理解した上でそれらを適切に使い分け、組み合わせて、
「ゴルファー」(=政策決定者、多様なステークホルダーを含む市
民)のプレイを支援する、「キャディー」としての役割に例えられる
のではないか。
•最終的にプレーするのは「ゴルファー」(=政策決定者、多様な
ステークホルダーを含む市民)、だとしても。
•もちろんいきなり科学技術コミュニケーターにこの役割を、という
のは非常に高いハードルだが、一つの理念型として思い描くに
値する。
一人の担い手として(キャディーと
して)、改めて科学技術コミュニケ
ーションを考える
これまで論じてきたことをひととおり踏まえ
た上で、
まずは身近なところから実践を始めよう!
「コミュニケーション」という言葉が実践
的な観点で意味するところは?
自分 他者
他者
①情報・知識・意図
などを伝える
②相手に対する
想像力を持つ
④ファシリテーションを実践する
⑤コミュニケーションの場を創る
③「双方向性」を深める
「コミュニケーション」という言葉が実践
的な観点で意味するところは?
1. 情報・知識・意図などを伝える
– 伝える目的を明確にする
– 情報デザインの観点から伝え方を工夫する
2. 相手に対する想像力を持つ
– 相手の状況を理解して、それに適したコミュニケーションを行う。
3. 「双方向性」を深める
– 一方的に伝えるだけではなく、相手の期待や不安、異議にも耳を傾ける。
– 場合によっては“自分を変える”覚悟を持つ。
4. ファシリテーションを実践する
– 「聴く力」「質問力」を磨く
5. コミュニケーションの場を創る
– 市民同士が、あるいは専門家を含む多様なステークホルダーがコミュニケ
ーションするための場を創出する。
「コミュニケーション」という言葉が実践
的な観点で意味するところは?
自分 他者
他者
①情報・知識・意図
などを伝える
②相手に対する
想像力を持つ
④ファシリテーションを実践する
⑤コミュニケーションの場を創る
③「双方向性」を深める
これまで論じてきたことをひととおり踏まえ
た上で、
まずは身近なところから実践を始めよう!
実践を重ねるごとに、自分にとって相応しい、
新たな課題に出会うはず。

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