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企画を立てるということ(CoSTEP選科演習A集中演習)

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昨年度までは渡辺保史さんが担当していたレクチャーです。
渡辺さんには及びませんが、私なりに考えて内容を組み立ててみました。

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企画を立てるということ(CoSTEP選科演習A集中演習)

  1. 1. 企画を立てるということ 選科演習A集中演習 2013年8月23日 北海道大学CoSTEP 石村源生
  2. 2. 企画とは? • 企画とは「思いをカタチにすること」 • カタチにするとは? 1. 出発点をきめる • 「思い=やりたいこと」を整理する • 「できること」を確認する • 「求められていること」を認識する 2. ゴールを決める • 何を、どこまでやるのか 3. プロセスを決める • どのように、いつまでにやるのか (参考:藁谷・青木「森林環境教育事業を企画・プロデュースする」)
  3. 3. 「思い=やりたいこと」を整理する • 企画の始まり – 自分の中にどうしてもやりたいことが出てくる。 – とても面白いネタに出会う。 – 社会の中でこれは必要だ、これは解決しなければ ならない、というものを感じる。 – 他人や組織から依頼され、強く共感する。 • 「思い=やりたいこと」を整理する – ブレインストーミング、KJ法
  4. 4. 「できること」を確認する • 実施者(個人・組織)の持つ「資源」と「制約条件」 – 人的資源(能力・スキル等、人数) – 予算 – 時間 – 施設・設備・装置・道具・材料 – 組織力 – 情報・経験 – 伝統・ブランド – 地域資源 • 文化・地理・歴史・産業・行政・人材・自然環境等 – 外部ネットワーク
  5. 5. 「求められていること」を認識する →マーケティング • 社会の動向や潮流をつかみ、企画に反映させる。 • より多くの人が興味を持つ切り口を見つけ、人々 の共感を得る。 • たとえ一部の人であっても、深く共感を得る(刺さ る)ような切り口を探る。 • 社会において「すべきこと」は何か、を考える。
  6. 6. 企画とは? • 企画とは「思いをカタチにすること」 • カタチにするとは? 1. 出発点をきめる • 「思い=やりたいこと」を整理する • 「できること」を確認する • 「求められていること」を認識する 2. ゴールを決める • 何を、どこまでやるのか 3. プロセスを決める • どのように、いつまでにやるのか (参考:藁谷・青木「森林環境教育事業を企画・プロデュースする」)
  7. 7. 企画の目的を明確にする • 対象者(参加者)は誰か? • 対象者にどんな反応をして欲しいのか? • 対象者にどんな行動を取って欲しいのか? • 目的とは、(厳密に言えば)対象者の心を動か し、行動を起こさせたり、特定の態度を取らせ たりすること。
  8. 8. 対象者(参加者)に対する想像力を持つ • 対象者は誰か? • 対象者のセグメンテーションは? – ターゲットをどこに絞るか? • 対象者は何を求めているか? • 対象者の制約条件は? – どのぐらいの知識を前提にできるか – どのぐらいの時間をかけて参加してもらえそうか、等 • 対象者の可能性は? – うまくいけばどんな行動をとってくれそうか、等 (その場合、どんな「出口」を示せばよいか)
  9. 9. 企画とは? • 企画とは「思いをカタチにすること」 • カタチにするとは? 1. 出発点をきめる • 「思い=やりたいこと」を整理する • 「できること」を確認する • 「求められていること」を認識する 2. ゴールを決める • 何を、どこまでやるのか 3. プロセスを決める • どのように、いつまでにやるのか (参考:藁谷・青木「森林環境教育事業を企画・プロデュースする」)
  10. 10. 企画の実施体制を計画する • プロジェクトチームのメンバーを定める • 役割分担 • 責任・権限の範囲 • 意思決定のプロセス
  11. 11. スケジュールを立てる • プロジェクトのゴールから逆算してスケジュー ルを立てる • 特に重要な中間到達点(マイルストーン)を 決め、それを進捗の目安にする • 「何を」「どの順序で」「誰が」やるのかを決め る
  12. 12. 企画をたてるためのヒント
  13. 13. 一番パワフルなのは 新しい組み合わせ
  14. 14. ブレインストーミング • 発想支援法のひとつ。 • 自由に意見を出し合い、あるテーマに関する 多様な意見を抽出する。
  15. 15. ブレインストーミングの原則 1. 他人の発言を批評・批判しない。 – 「評価」もあまりしなくてよい。 2. 自由奔放な、バカバカしいアイディアを歓迎する。夢 物語でも良い。 – 恥ずかしがらない。口頭で発言するより、ポストイットに書 く形式のほうが恥ずかしくない。 – 実現性、論理性を気にしない。 3. 質より量を求める – 短時間に出来るだけたくさんのアイディアを出す。 4. 他人のアイディアに便乗する。 – 「パクる」「かぶせる」「組み合わせる」「ちょっとだけ変え る」は大歓迎。 5. 記録に残す。 (参考 『考具』)
  16. 16. KJ法 • 同じ種類ものをまとめてグループ化し、名前を つけ、階層的に整理する方法。 • 物事を考えるには、はじめは「発散的」にアイ ディアをたくさん出す(=ブレインストーミング)。 • その後KJ法を使って整理したり、互いに批評・ 批判を加えて絞り込んでいくと良い(=「収束 的」)。
  17. 17. オズボーンのチェックリスト (参考 『考具』) 転用したら? 現在のままでの新しい使い道は? 応用したら? 似たものはないか?真似はできないか? 変更したら? 意味、色、動きや匂い、形を変えたらどうなる? 拡大したら? 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる? 縮小したら? 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる? 代用したら? 代わりになる人や物は?材料、場所などを代えられないか? 置換したら? 入れ替えたら、順番を変えたらどうなる? 逆転したら? 逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら? 結合したら? 合体、混ぜる、合わせたらどうなる?
  18. 18. マンダラート かわいい イラスト 価格 頑丈さ 飲み口の 薄さ マグカップ? 洗いやすさ カラーリング の多さ 取っ手 重さ (引用 『考具』(一部改変))
  19. 19. マンダラート かわいい イラスト 価格 頑丈さ 飲み口の 薄さ マグカップ? 洗いやすさ カラーリング の多さ 取っ手 重さ (引用 『考具』(一部改変))
  20. 20. マンダラート (引用 『考具』(一部改変)) 日本調の デザイン 滑らない ユニバーサル デザイン 子どもでも 持ちやすい 取っ手 右利きも 左利きもOK 人間工学 指が2本入る 取っ手ナシ
  21. 21. マインドマップ • 表現したいことがらを代表する中心的なキーワ ードやイメージを紙やスクリーンの中央に描き、 関連する言葉や絵をそこから放射状につなげ ていく作業を繰り返すことによって、自分が伝 えたい主張・イメージ・アイディア、あるいは書 籍や講義などから得た情報などを包括的に構 造化して表現する方法。
  22. 22. 企画書を書く
  23. 23. 企画書の構成要素 • タイトル(仮) • 目的 • 内容 • 手順・手法・演出 – 実験や寸劇などを行う予定があれば言及 • 到達目標 – 参加者に与えたい経験・効果等を具体的に。自分たちの学 習目標・到達目標も含む。 • 強み – ○○の専門家がいる、○○が得意な人がいる、など • アピールポイント
  24. 24. タイトルの付け方 • 企画の内容がわかること • 企画の対象者にとってのメリットを明確に伝え ること • 「参加したい」と思わせること • 親しみを持たせること • 意外性を持たせること • ※副題を効果的に使うとよい
  25. 25. 企画プレゼンの条件 • 模造紙1枚(縦使い)にまとめて発表する • 発表時間:5分 • 質疑応答:5分 • 代表者が話すか全員で話すかは自由 • 聴衆の立場では・・・ – 単に批判するのではなく、「より良い企画にするに はどうすればよいか」というアドバイスを
  26. 26. なぜ企画書を書くのか? • コミュニケーションのため ① 自分が何をやりたいかをあらためて自分 自身に突きつけ、はっきりさせる ② チームで、全員のやりたいことを擦り合わ せ、共有する ③ 第三者に、自分やチームのやりたいことを 伝え、理解してもらう ④ 「未来の忘れっぽい自分たち」を、原点に 立ち戻らせる
  27. 27. 参考書籍 • 『考具』(加藤昌治著) • 『企画火山』(おちまさと著) • 『発想法』(川喜田二郎著) • 『すばらしい思考法』(マイケル・マハルコ著) • 『イノベーションの発想技術』(大澤幸夫著)

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