SlideShare a Scribd company logo
1 of 62
Download to read offline
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ビジネス企画からプロダクトバックログ
に落とすための匠メソッド活用術
~価値デザインからユーザーストーリーを考える~
1
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodの目指したこと
ビジネス企画・開発に求められていること
素早く立ち上げる
ビジネス価値が検証できている
小さく立ち上げて大きく成長
ビジネスの変化に耐えられる
実現性のリスクが少ない
2
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method
活動のデザイン
3
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
プロジェクトは複数の生命体
4
(夢)生き物のように夢を力にして、
(成長)時間と共に成長を遂げ、
(楽しみ)楽しみと苦しみを共有し、
(目標)目標に向かって歩み続け、
死を迎える。
プロジェクトチーム プロダクト(製品)&サービス 組織&ビジネス私
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
プロジェクトの複数の生命体には感情がある
5
プロジェクトチーム
プロダクト(製品)&サービス
組織&ビジネス
夢 …自分達の理想のチーム像
成長 …チームのロードマップ
楽しみ …チームの共通の価値観
目標 ….チームで達成すべき目標
私
夢 …製品で達成すべきビジョン
成長 …プロダクトロードマップ
楽しみ …プロダクトによりもたらされる価値
目標 ….プロダクトとして達成すべき目標
夢 …組織の目指すビジョン
成長 …組織の成長戦略ロードマップ
楽しみ …組織を通して作り上げる価値観
目標 …組織で達成すべき目標
夢 …私の夢
成長 …私の仕事として歩む道のり
楽しみ …仕事の価値観、嬉しさ
目標 ….夢を達成するための目標
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 6
生命体の健全な成長
ビジョン
& 共有する価値観
(どうなりたい・どうありたい)
価値(何が嬉しい)
それぞれの場にいるステークホルダの
現意識・新意識での価値のデザイン
達成すべき目標
構想
プロジェクトA プロジェクトB1 プロジェクトC2
プロジェクトB2 プロジェクトC3
プロジェクトC1
チーム
プロダクト or プログラム ライフサイクル
未来
現在
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
問題 問題 問題問題
価値や価値観からデザインしておかないとどうなる?
7
問題
課題
悩み
問題意識レベル
現状のクルマは問題だ!
クルマを修理する
課題
価値観B
安全第一
頑丈な
クルマ
課題
価値観C
環境にやさしい
低燃費
なクルマ
課題
価値観A
楽しさ第一
高性能
なクルマ
課題
価値観D
環境重視
クルマなし
の生活
これから企業は未来に向けて視野を大きくし新たな価値を求めるようになり、プロジェクトも
そういうテーマが多くなる。未来に必要な課題を考える上で価値観が大きく影響する。
価値観をデザインすることができなければ、課題(要求)は大爆発しプロジェクトは破たんする。
現状では問題を感じて
いないレベルの課題
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
多くのスキルやミッションの異なるプロジェクト関係者
8
プロジェクト、プロダクトの価値観をデザインしておかないと、それぞれ
が勝手な価値観で動いてしまう。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
生命体のライフサイクルと知の共有と継承の必要性
9
プロジェクトチーム
プロダクト(製品)&サービス
ユーザ企業&ユーザビジネス
私
自社企業&自社ビジネス
プロジェクト
それぞれが知の要求によりつながる。終わっても知は継承される
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method
価値創造サイクルとは
10
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
これまでの計画主導のプロジェクト
Proje
ct活動
P
D
C
A
計画主導のITプロジェクトの弱点
■価値を見失う
予算=>工数=>必要機能=>要求爆発
■クリエィティブな課題に取り組めない
ITを有効に活用できない
■人が育たない(ユーザ企業、IT企業)
ビジネス慣習
11
PDCAループによる活動はとても良い習慣ですが、下記の弱点もあります。
PDCAループ(サイクル)とは、品質管理を構築
したウォルター・シューハート、エドワーズ・デ
ミングらが提唱した考え方であり、日本でも広く
定着しています。
業務の中でPDCAサイクルを回すことで、計画、
実施、評価、改善を繰り返すことができるという、
いわばお手本のような仕事の進め方です。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値創造サイクルの効果
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Project
作業
P
D
C
A
第2のサイクル(実施サイクル)
・価値が高く、実現性が容易な
プランの形成
第1のサイクル(価値創造サイクル)
・価値を描き・価値共感と価値検証を行う
プラン(P)の前値創造ループを入れることで、価値がなく無理無駄の多い
プロジェクトに価を排除できる
匠Methodは、ビジネスパーソンの第二のスキルをカタチにする
12
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値からデザインすることで問題も新たな捉え方となる
• 価値をデザインすると現状問題の捉え方が変わる
– 問題とは把握していない価値視点の要求を獲得できる
– 価値から要求を導き出すと、悪しきビジネス慣習が撤廃できる
– 問題の見え方…価値視点、戦略的視点(問題が集約される)
– 要求の爆発を防ぐ(価値から手段を絞り込む)
13
価値
創造
価値
業務
活動
要求 Project
作業
P
D
C
A
第2のサイクル(実施)
・価値が高く、実現性が容易なプランの
形成
第1のサイクル(価値創造)
・価値を描き・価値共感と
価値検証を行う
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
業務
作用
行動力UP
動機力UP
価値
要求
活動
現状
要求分析ツリー
価値分析モデル
理想
価値デザインモデル
ゴール記述書
新業務フロー
現業務フロー
プロト開発等
戦略的要求の絞り込み
14
change
※「モデル」とは、形式を持った図のことです。
匠メソッド知識体系とモデル
価値の
要素
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値から手段を洗練化(絞り込む and リデザイン)
15
価値
手段
業務要求
活動
価値
・価値デザインモデル
☑自ら突き上げる価値観をデザインする
・価値分析モデル
☑ステークホルダーの価値をデザインする
・要求分析ツリー
☑やりたい事
やるべき事
の要求化
・ビジネスコンテキストフロー
☑新しい業務の姿の見える化
・ゴール記述モデル
☑活動の見える化
戦略・業務・IT要求
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
業務
価値
要求
活動
現状
理想
16
匠Methodは常に価値からデザインする
①価値要素の反映
③要求の業務実現
②要求から導き出された価値の反映
④業務見える化により
具体化された要求の反映
⑥要求ツリーによる活動の
優先順位付けと落とし込み
⑦活動の見える化による新たな
活動の発見と要求化
⑧活動から導かれた要求の価値
の検証と反映
⑤業務から導かれた要求の価値
の検証と反映
モデル作成の基本的な流れ
後方モデルからのフィードバックの流れ
図の解説
各モデルは、下位モデルからのフィードバックを受けることでインク
リメンタルに作成されます。下記はその一般的な一例です。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method
価値モデルの説明
17
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値のデザイン
18
人が魅力を感じるモノにはストーリーがある
価値デザインモデルは全体的ストーリーを描いている
もの
価格
機能性
見た目
デザイン
企業のストーリー
(アップル)
創造者のストーリー
(ジョブズの生きざま)
製品のストーリー
(製品の成長・コンセプト)
製品の活用ストーリー
(ライフサイクルにおける活用)
表層的価値 深層的価値
一見してわかる
いつの間にか人の
心に忍び込む
価値の
持続性
長い短い
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ストーリーをデザインする価値デザインモデル
19
価値デザインモデルとは、プロジェクトで大切にすべき骨組み部分を形成します。
価値デザインモデルは、「ビジョン」、「3つのコンセプト」、
「言葉(キャッチフレーズ)」、「意味」、「ストーリー」、
「デザイン(ロゴ)」の6つの要素でプロジェクトの価値を表現します。
プロジェクトに対する
皆さんの夢、大きな野望
または志
ビジョンに近づくために重要
とする3つのコンセプト。
プロジェクトを一言
でいうと何?
(キャッチフレーズ)
プロジェクトの
全体が示す
意味を解説
ビジョンに向かって
進む道のりを
ストーリー化
プロジェクトの
ロゴイメージ
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値デザインモデル(不動産企業の営業業務改革)
20
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ステークホルダモデル(不動産企業の営業業務改革)
21
ターゲットビジネスにおいて重要なステークホルダを見つけ、関係をシンプル
に表し、現状抱えている問題を吹き出しで書く
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデルのステークホルダーとは
領域(フィールド)とステークホルダーを意識する。領域に対するロールのミッ
ションを果たすという視点で嬉しいことを描け!(ただし利用者は異なる)
22
ビジネス戦略 業務
オペレーション
ユ
ー
ザ
ビ
ジ
ネ
ス
システム要求
シ
ス
テ
ム システム
設計・開発
業務戦略
業務
オペレーション
自
社
業
務
活用ユ
ー
ザ
自社の開発担当
利用者
社員
企業のオーナー
企画担当
企業の業務担当
自社のオーナー
企画担当
自社の業務担当
領域 ステークホルダ
鉄則1
価値分析モデルのステークホルダー
には、領域のロールミッションとして
重要なものを登場させ、共有できる
ものは除外する(抽象化)
鉄則2
価値分析モデルのステークホルダー
の嬉しいは、領域のロールミッション
としての新意識と現意識の観点で創
りだせ。
(単に嬉しいということではなく、
これからの価値をデザインせよ)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデル(不動産企業の営業業務改革)
23
プロジェクト
同色で
対応付け
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodにより価値のデザイン
シーズとニーズの双方から価値をデザインしていること
を意識せよ
24
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
シーズ視点とニーズ視点の第一の融合
25
ステークホルダから見た手段
によりもたらされる価値を魅力
的に記述。
プロジェクトの目的
・プロジェクト成長の方向性
(自部探知が獲得するもの)
シーズ視点とニーズ視点の第一の融合
早期に価値をデザインして
関係者を引きつける他人視点での自己評価
要素アイデアの他人評価 価値のデザインとプロモーション
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method
要求モデル、業務モデル、活動モデルの説明
26
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
要求モデル(要求分析ツリー)の完成イメージ
27
問題課題エリア 要求エリア 解決策エリア
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデルを要求モデルに落とし込む
28
(価値分析モデルの
プロジェクト目的から転記)
(価値デザインの
コンセプトから転記)
(価値デザイン
モデルのビジョン
から転記)
(不動産企業の営業業務改革)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 29
要求エリアと解決策エリアの作成
要求ツリー構造(レイア)をバランスさせるために
新たに発見した要求(白抜き)
要求を獲得する
ための具体的活動
価値分析モデルの価値表現
から手段を抜き出して要求化
したもの
(不動産企業の営業業務改革)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 30
業務モデル(ビジネスコンテキストフロー)の例
(他事例)
参考
新たな業務の中で、要求モデルだけでは具体的なイメージを持てな
い箇所に対して、ビジネスコンテキストフローにて現状と新規の業務
モデルを見える化する
現状(赤系にて問題点を示す) 新規(青系にて変化させるポイントや効果を書く)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 31
活動モデル(ゴール記述モデル)の例(抜粋) 参考
(不動産企業の営業業務改革)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデルをデザイン思考(感性的)で早く作り、要求モデルへ
早めに移行し、システム思考(ロジカル的)に詰めることで、新た
な価値と仕組みを見つけだし、価値にフィードバックする
32
デザイン思考とシステム思考を分けてつなげる技
価値モデル
要素の移行
価値モデルへの
フィードバック
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodモデルの
ビジネスエンジニアリングとしての有効性
33
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
◇匠Methodの役割
・アイデアの組み込みと検証
価
値
業
務
要
求 活
動
EMPATHUZE
DEFINE
IDEATE
PROTOTYPE
TEST
◇デザイン思考の役割
34
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodのモデルの使い分け
(要求モデル)
抽象モデル
具象モデル
(価値モデル) (業務モデル) (活動モデル)
戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 抽象モデルの特徴
具象モデルの特徴
抽象化を行うことで本質面での全体像
を的確に捉えることができる。
長所:全体的な合意形成を図りやすい
短所:心に響くものや刺激は少ない
リアルなシーンが思い浮かばせるので
心を動かすようなモデルとなる。
長所:自分(達)を動かす原動力になる
短所:全体より部分的なので全体モデル
で補完する必要がある。
こんな価値を感じて
くれるし、感じられ
るんだ。ワクワク。
こんな業務にな
るんだ、やって
やるぞ!
ほんとにできる
かな?いや、
やってやるぞ!
なるほど! 戦略と業務とITの要求がこういうつながり
方しているんだ、全員納得
35
具象モデルでワクワクドキドキさせて抽象モデルで合意形成安心感をもたらせよ
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method
中長期的プロダクトとメンバーの成長
36
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Method活用体系
37
◆要求分析ツリー
◆ステークホルダ
モデル
◆価値分析
モデル
◆価値デザイン
モデル
◆ビジネスコン
テキストフロー
◆SWOT
分析シート
◆匠BSC
戦略マップ ベースモデル
組織モデル
◆ビジネス
モデル図
◆未来価値デザイン
モデル
ビジネスモデル
◆概念モデル◆ユーザトランザクション ◆内部プロセス
◆プロジェクト
シート
◆ゴール記述書
◆システム
ユースケース図
◆初期プラン
◆ビジネス
ユースケース図
共通
A.ビジネスアイデアが具体化
ビジネスの仕組み作り
B.企業戦略の強化。プロダクトとの
関係性を見える化
C.関連部署が多く、複雑な組織の変革
D.プロジェクトへの
落とし込み
E.システム開発への繋ぎ
◆ストーリーボードビジネスコンテキストフローの派生版
※その他設計モデルと併せて提案
業務モデルの強化
プロジェクトモデル
システムモデル
◆プロダクト
ロードマップ
◆匠BSC
戦略マップ
プロダクトモデル
F.プロダクトデザイン
◆プロダクト
ロードマップ
◆未来価値
デザインモデル
契約主導、
価値主導
の開発タイプ
により、モデル
を変える。
アジャイルは
価値主導
価値創造サイクル(知識体系)は「共通+D」となり、どのプロジェクトも共通
部分は同じです。プロジェクトの特性に基づきオプションを追加します。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodによるプロダクト&プログラムロードマップ
のデザイン
ビジョン
コンセプトコンセプト
コンセプトの進化
プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3
要求
(戦略・業務・IT)
要求
(戦略・業務・IT)
要求
(戦略・業務・IT)
ステークホルダの価値
常に評価軸
価値の変化
活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述)
プロダクト・ライフサイクル
38
現状から未来に向けて、行うべきことを時系列軸のある立体的なモデル
を作ること
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(主要戦略の例)
」
製品Ver1
製品Ver2
製品Ver3
製品ブランド
2012年 2013年 2014年
営業マーケティング
ビジネス機会
テーマ2
テーマ3
テーマ4
新規機能5
テーマ1
新規機能6
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(重要機能の例)
」
コンセプト1
2012年 2013年 2014年
コンセプト2
コンセプト3
新規機能2
強化機能3
強化機能4
新規機能5
強化機能1
新規機能6
製品Ver1
製品Ver2
製品Ver3
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(重要機能例)」
中国シェアNo.1
2012年 2013年 2014年
(使用者向け機能)
(経営者向け機能)
現場状況の見える化
音声入力
3DS
バーチャルペット
○○支援Ver2
○○支援Ver3
○○支援Ver4
スマートフォン
財務データとの連携
新規ファンの獲得中国コンプライアンス
対応帳票
繁体字対応
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ドキュメント例 「プロダクトロードマップ書き方例」
構成要素 期間1 期間2 期間3
プロダクト
スペック
機能1
機能2
機能3
セールス
アクション1
アクション2
アクション3
顧客の感覚
ビジネス
機会
(背景)
ビジネス機会1
ビジネス機会2
ex)市場イベント ex)市場イベント
ex)新法施行
アクション1 アクション2 アクション3
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
プロジェクトロドマップ(プロダクトの性質や状態によってカスタマイズ)
43
強化スキル
2017年度(1年間) 1st 2019年度(3年目) 2nd 2021年度(5年目) 3rd
準備アセット
開始サービス
◎ コアサービス
○ 開発試作サービス
◎ コアアセット
○ 開発試作アセット
ステークホルダと
価値のストーリー
※サービスを受けた
ステークホルダーの
感じることを含めた
サービスのストーリー
を記述
プロモーション
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
現意識の未来、新意識の未来
44
未来価値デザインモデル
現意識
・入力の手間を省く自動収集機能充実と
広報を行っている。
・必要充分な機能と入力のし安さ、ライトウ
エイトが売りとして差別化できている。
新意識
・経営戦略で活用できるツールとして発展し、
その為のイベントも企画している。
・コンプラインス機能を強化し、コンプライア
ンス情報をリアルタイムに集計グラフ化す
る機能が売りの差別化。
コンテキスト コンテキスト
経営者
一般従業員
(報告者)
新意識
本来どう
みられたいのか
現意識
現状どう
みられたいのか
経営者
一般従業員
(報告者)
経営者
現意識
・○○部門が負担に
ならないシステム
・間接コストなので、
コストを抑えたい
新意識
・原価を把握するこ
とによって、経営的
判断(マネーフロー)
に活用したい
・コンプライアンス意
識を高めてくれる
・コスト削減の一環として
採用したい。
・管理部門の業務効率化に
貢献できそうだ。
・報告内容の精度を高め、マ
ネーフローに活用できるぞ。
・全社員のコンプライアンス
意識を高めるられるね。
・入力しやすく、時間がいらな
いんだよね。
管理職
(承認者)
管理職
(承認者)
・ツールとの会話が楽しいよ。
・計画もインプットしよう。
・管理工数(手間)のことを
考えたツールだね。
・リアルタイムな状況把握に
最適なんだよね。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 45
ビジネス的発見を行うための3つの意識
戦略思考と新意識
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ビジネスモデル図(新規ビジネス・サンプル例)
46
ユースケース …開始サービス ライン上コメント(赤or+) …主な支出源
ノート(ブルー) …価値記述 ライン上コメント(黒or-) …主な収入源
ノート(イエロー) …サービスの説明 ライン上コメント(ピンク♥) …価値の提供(お金以外)
業務モデルのビジネスコンテキストフローの代わりにビジネスモデル図を使います。これにより
事業発展のストーリーとビジネスのお金の流れ価値の流れを捉えます。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ポートフォーリオマルチビュー
スポーツ利用
デザイン高機能
シンプル
低価格
キャラクタ
ブランド
高齢者向け
子供向け
Y20(キティちゃ
ん)
Y21(ディズニー)
S40(Mスポーツ)
S41
S42
T10 ルイビトン
S45
S48
S46
S50
S51
S41(Mスポーツ)
K20
。。。5万未満
。。。10万未満
。。。20万未満
。。。20万以上
S47
製品価格
販売数
。。。ヒット商品
。。。1万〜10万
。。。1千以内
S49
高価でも売れ筋
売れ筋
安価格売れ筋低価格売れ筋
高機能は苦戦
K19
S50
●戦略ポイント
ー単なるシンプル低価格から、子供向け、高齢向けの低価格へのシフト
ー新たに女性向け低価格製品の開発
ーブランド製品の強化
ー高価格キャラクタ製品の開発
ー受けるデザイン性の追求
女性向け
S52
※同軸上の上下関係は価格の上下を表す。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ドキュメント例 「機能マップ」
遊び心の導入
• バーチャルペット
• おみくじ
入力デバイス
• スマートフォン
• 3DS
入力補助
• 手書き入力
• 音声入力
顧客要望大
顧客要望小
経営支援
• 現場状況の見える化
• 強み弱み分析
国際対応
• 中国コンプライアン
ス対応帳票
• 繁体字対応
入力デバイス
• ブラックベリー
ビ
ジ
ネ
ス
価
値
将
来
性
報告者
•日報報告
•月報報告
•届出申請
•パスワード変更
承認者
•日報承認
•月報承認
•届出承認
•特定マスター保守
管理者
•各種データ照会
•各種データ取得
•各種データ更新
•月次締処理
マスター保守
•各種マスター保守
システム保守
•バックアップ処理
•各種システム設定
ベ
ー
ス
機
能
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodのフィロソフィ
49
家族 製品 サービス 自社 お客様 企業 地域
私 モノづくり 組織 お客様 社会
友達 個人 日本 世界
現状価値
未来価値
ビジョン
コンセプト
要求
手段
プロジェクト視点
プロダクト視点
プログラム視点
日々改善
新意識改革 未来
ビジネス
未来・魅力
現状
ビジネス
現状
価値感
未来のあるべき
価値感
未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする(ビジョナリーとしての責任)
私の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする(起きて半畳、寝て一畳の考え)
①未来を
デザインする
②未来価値から
現状価値をデザインする
③現状から未来への
架け橋をデザインする
匠Methodにおけるミクロ・マクロ同一活用の原則
生命体の現在と未来の価値観をデザインすると同時に、生命体同士の共有価値観をデザイン
するためには、スケール大小に関わらず同じやり方(手法)で行うべき。
それにより、ライフサイクルの違う生命体において知の共有と継承が可能となる
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
プロダクト開発に匠Methodを採用したお客さまの声
• これまでの慣習から脱却できて新たな発想で製品コンセプトを描けた
– 最も大きな効果でした。これをプロジェクトチームのベーススキルにしたい
• 製品開発サイクルが3年だった製品が1年でリリースできた
– 価値モデルで社内展開が非常にスピーディに進められた
– 開発陣の納得感が高まりプロジェクト力が強化された
• 同時にビジネスブレーク(お客様受けが良かった)
– 価値モデルを描き、それを元に同時並行的に社外展開することで、特に海外での受けが良くお
客様がすぐ付いたために開発陣も頑張れた
• 匠Methodの最初の活動はたった2日、要求定義が「苦痛から心地良さへ」変化
した
– 開発チームでの機能選別が超スムーズ
• 狙いを定めた開発
– 横ばいだったページビューが10倍に(connpass)
• プロダクトロードマップデザイン力がついた
– 価値モデルと要求モデルを道しるべとして、段階的かつ戦略的にリリースできるようになった
50
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodビジネスアジャイル
ユーザストーリーそして開発へ
51
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値創造サイクルの効果
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Project
作業
P
D
C
A
第2のサイクル(実施サイクル)
・価値が高く、実現性が容易な
プランの形成
第1のサイクル(価値創造サイクル)
・価値を描き・価値共感と価値検証を行う
52
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ビジネスに求められるニーズに答える
プロダクト開発(ビジネス視点で考える)
素早く立ち上げる
ビジネス価値が検証できている
小さく立ち上げて大きく成長
ビジネスの変化に耐えられる
実現性のリスクが少ない
短期間の価値創りと短期間の開発
ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有
の中から創発されるものである
実現性のリスク回避はビジネス企画早期段
階で行うおう!
スピーディな価値ドリブンの要求(戦略・業務・
IT活用)の見える化と実現をセットとせよ!
ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピーディ
に作り、それを指さししながら迷わずに進め!
A
B
C
D
E
53
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
第2のループ(開発ループ)
・価値が高く、実現性が容易なプランの形成
Proje
ct作
業
P
D
C
A
アジャイル開発
P.イテレーション計画
D.朝会、開発
C.振り返り(価値モデルからの検証)
A.作業改善&価値モデルブラッシュアップ
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
短期間の価値創りと短期間の開発A
ビジネスアジャイル
第1のループ(価値創造ループ)
・価値を描き・価値共感と価値検証を行う
価値
創造
価
値
業
務
活
動
要
求
54
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値
創造
価値
業
務
活
動
要
求
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Projec
t作業
P
D
C
A
短期間の価値創りと短期間の開発A
本来のあるべき姿は、価値創造サイクルの中に、実施(開発)サイクルが
内包される姿である。
・ここに近づけることが理想
・しかし、規模の大きな開発は、左のパターンが最適
クラウドや高速開発は、このモデ
ルへの転換の良き追い風となる。
55
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
参考 当社 匠Method for Salesforce(TMS)
56
• TMSにおけるビジネス企画・開発を匠メソッドの価値創造サイクルでイメージすると下記のように
なります。Salesforceのような先端的なクラウドソリューションにより、価値創造サイクル中の「業
務の見える化」の段階で、IT活用検証および開発が可能となります。
• 価値創造サイクルの中に実施サイクルが内包されるようになり、ビジネス創造と開発を素早く回
す究極の開発スタイルを手に入れることができるのです。
価値
創造
価値
業務
活動
要求
新業務の見える化
IT活用検証
実施
P
A
C
D
(ビジネス開発(IT含む))
Salesforce
開発検証
評価サイクル
ビジネス価値
デザイン・企画
サイクル
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデル=>要求モデル=>システムモデル
(システムモデル)
・ビジネスモデル図
or ビジネスコンテキストフロー
・ユーザーストーリー
・ロバストネス図
・概念モデル(クラス図)
(要求モデル)
要求分析ツリー
・目的と手段の連鎖
(価値モデル)
価値分析モデル
価値デザインモデル
価値方向
への手探り
手段方向
への手探り
価値表現の中の
手段的なシナリオ
目的要素コンセプト要素ビジョン要素
ビジネスモデル図
or ビジネスコンテキストフロー
57
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodによるスピーディなモデルベース開発
58
1st stage
2nd stage
3rd stage
1.要求を戦略
視点でトリアージ
優先順位の付与
(要求モデル)
要求分析ツリー
2.ビジネス要求から
ユーザストーリーを開発
(ITが効果をもたらす
重要なビジネス&業務)
3.ユーザストーリーから
ビジネスコンテキストフロー
を起こす
3.簡略化したロバストネス
図により概念モデルの
構造をラフスケッチする
プロダクトバックログ・レベル
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ビジネス要求からユーザストーリーを開発
59
同時に業務概念を抽出
(ユーザ視点でネーミング)
簡略化したサンプル図
業務視点での作業の流れ(ToBe)を工程とアクションに分けて、アクション
をユーザ視点のストーリーとして記述する(IT化可能な場所にマーク)
ポイント ➡ ユーザストーリの根拠は価値モデルと要求モデルにある
※マークした部分は要求モデルに反映し価値モデルで評価します
※プロダクトバックログの内容からユーザ活用視点に重点を置きスプリント単位を計画します
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
ユーザストーリーからビジネスコンテキストフロー
を起こす
60
簡略化したサンプル図
ユーザストーリーを業務モデルとしてビジネスコンテキストフローで表す。
(これは逆にビジネスコンテキストフローからユーザストーリーを起こすこともあります)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
簡略化したロバストネス図により概念モデル
の構造をラフスケッチする
61
これを元に概念モデルを作成します。
簡略化したサンプル図
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠には誰もがなれるわけではない
匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる
hagimoto@takumi-businessplace.co.jp
お疲れさまでした
62

More Related Content

What's hot

2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)
2017 07-12  要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)2017 07-12  要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)
2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)Hagimoto Junzo
 
第26回 萩本匠道場
第26回 萩本匠道場第26回 萩本匠道場
第26回 萩本匠道場Hagimoto Junzo
 
匠Netミニセミナー萩本
匠Netミニセミナー萩本匠Netミニセミナー萩本
匠Netミニセミナー萩本Hagimoto Junzo
 
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)Hagimoto Junzo
 
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)Hagimoto Junzo
 
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要か
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要かなぜ今プロジェクトデザインスキルが必要か
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要かHagimoto Junzo
 
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザイン
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザインItエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザイン
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザインHagimoto Junzo
 
モデリングの彼方に未来を見た
モデリングの彼方に未来を見たモデリングの彼方に未来を見た
モデリングの彼方に未来を見たHagimoto Junzo
 
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)New匠Method本出版記念講演(BPStudy)
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)Hagimoto Junzo
 
Business designmethod takumimethod
Business designmethod takumimethodBusiness designmethod takumimethod
Business designmethod takumimethodHagimoto Junzo
 
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿Hagimoto Junzo
 
2016 10-27 第46回萩本匠道場
2016 10-27  第46回萩本匠道場2016 10-27  第46回萩本匠道場
2016 10-27 第46回萩本匠道場Hagimoto Junzo
 
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>Satoru Itabashi
 
ビジネスをデザインする匠Method
ビジネスをデザインする匠Methodビジネスをデザインする匠Method
ビジネスをデザインする匠MethodHagimoto Junzo
 
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>Hagimoto Junzo
 
要求開発の発展と展開、そして課題
要求開発の発展と展開、そして課題要求開発の発展と展開、そして課題
要求開発の発展と展開、そして課題Kent Ishizawa
 
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~満徳 関
 

What's hot (20)

2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)
2017 07-12  要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)2017 07-12  要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)
2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)
 
価値のデザイン
価値のデザイン価値のデザイン
価値のデザイン
 
第26回 萩本匠道場
第26回 萩本匠道場第26回 萩本匠道場
第26回 萩本匠道場
 
匠Netミニセミナー萩本
匠Netミニセミナー萩本匠Netミニセミナー萩本
匠Netミニセミナー萩本
 
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)
匠メソッド超入門(要求開発アライアンス定例会)
 
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)
演題:価値のデザインからはじめるビジネス企画(前編解説)
 
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要か
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要かなぜ今プロジェクトデザインスキルが必要か
なぜ今プロジェクトデザインスキルが必要か
 
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザイン
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザインItエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザイン
Itエンジニアとして身に付けるべきビジネス&プロジェクト・デザイン
 
モデリングの彼方に未来を見た
モデリングの彼方に未来を見たモデリングの彼方に未来を見た
モデリングの彼方に未来を見た
 
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)New匠Method本出版記念講演(BPStudy)
New匠Method本出版記念講演(BPStudy)
 
Business designmethod takumimethod
Business designmethod takumimethodBusiness designmethod takumimethod
Business designmethod takumimethod
 
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿
価値デザインと並行して進めるエンタープライズアジャイルの姿
 
2016 10-27 第46回萩本匠道場
2016 10-27  第46回萩本匠道場2016 10-27  第46回萩本匠道場
2016 10-27 第46回萩本匠道場
 
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>
新規ビジネスデザイン研修 DYA2  テキスト<サンプル版>
 
ビジネスをデザインする匠Method
ビジネスをデザインする匠Methodビジネスをデザインする匠Method
ビジネスをデザインする匠Method
 
カンタン匠Method
カンタン匠Methodカンタン匠Method
カンタン匠Method
 
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>
ビジネスデザインにおけるモデルの発展的活用<価値創造モデルとは>
 
関西匠塾
関西匠塾関西匠塾
関西匠塾
 
要求開発の発展と展開、そして課題
要求開発の発展と展開、そして課題要求開発の発展と展開、そして課題
要求開発の発展と展開、そして課題
 
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~
ITコンサルタントへの第一歩シリーズ ~プロダクト・サービスにおける事前期待のマネジメント~
 

Viewers also liked

価値デザインモデル戦国絵巻
価値デザインモデル戦国絵巻価値デザインモデル戦国絵巻
価値デザインモデル戦国絵巻Kentaro Takasaki
 
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼうschoowebcampus
 
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」きてん企画室
 
体験のモデリングとコンセプトデザイン
体験のモデリングとコンセプトデザイン体験のモデリングとコンセプトデザイン
体験のモデリングとコンセプトデザインMasaya Ando
 
20121117 01 dir-mtgスライド01
20121117 01 dir-mtgスライド0120121117 01 dir-mtgスライド01
20121117 01 dir-mtgスライド01Kenta Nakamura
 
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計本間 和城
 
『UXデザインの教科書』を書きました
 『UXデザインの教科書』を書きました 『UXデザインの教科書』を書きました
『UXデザインの教科書』を書きましたMasaya Ando
 
UXデザインとコンセプト評価 ~俺様企画はだめなのよ
UXデザインとコンセプト評価~俺様企画はだめなのよUXデザインとコンセプト評価~俺様企画はだめなのよ
UXデザインとコンセプト評価 ~俺様企画はだめなのよMasaya Ando
 
訴求ファースト。キービジュアル。
訴求ファースト。キービジュアル。訴求ファースト。キービジュアル。
訴求ファースト。キービジュアル。JustSystems Corporation
 
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセスHiroyuki Ishikawa
 
コンセプトの重要性についてうんぬん
コンセプトの重要性についてうんぬんコンセプトの重要性についてうんぬん
コンセプトの重要性についてうんぬんKenta Nakamura
 
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方Ayaka Sumida
 
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj満徳 関
 

Viewers also liked (13)

価値デザインモデル戦国絵巻
価値デザインモデル戦国絵巻価値デザインモデル戦国絵巻
価値デザインモデル戦国絵巻
 
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう
実在のECサイトから、改善提案のポイントを学ぼう
 
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」
20161126_インハウス広報の視点から考える「ことば」と「広報計画」
 
体験のモデリングとコンセプトデザイン
体験のモデリングとコンセプトデザイン体験のモデリングとコンセプトデザイン
体験のモデリングとコンセプトデザイン
 
20121117 01 dir-mtgスライド01
20121117 01 dir-mtgスライド0120121117 01 dir-mtgスライド01
20121117 01 dir-mtgスライド01
 
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計
【7月21日ヒカラボ】webディレクターが知るべきwebプロモーション設計
 
『UXデザインの教科書』を書きました
 『UXデザインの教科書』を書きました 『UXデザインの教科書』を書きました
『UXデザインの教科書』を書きました
 
UXデザインとコンセプト評価 ~俺様企画はだめなのよ
UXデザインとコンセプト評価~俺様企画はだめなのよUXデザインとコンセプト評価~俺様企画はだめなのよ
UXデザインとコンセプト評価 ~俺様企画はだめなのよ
 
訴求ファースト。キービジュアル。
訴求ファースト。キービジュアル。訴求ファースト。キービジュアル。
訴求ファースト。キービジュアル。
 
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
 
コンセプトの重要性についてうんぬん
コンセプトの重要性についてうんぬんコンセプトの重要性についてうんぬん
コンセプトの重要性についてうんぬん
 
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方
誰に何を伝える?わたしの デザインコンセプトの 作り方、探し方
 
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj
外部委託から内製化アジャイルへの切替支援を通してわかったこと #augj
 

Similar to プロダクトデザイン&ビジネス企画からプロダクトバックログに

匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説
匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説
匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説Hagimoto Junzo
 
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)Kent Ishizawa
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①takumibp
 
価値のデザイン
価値のデザイン価値のデザイン
価値のデザインbpstudy
 
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチChihiro Sato
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②takumibp
 
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptxssuseraa47a02
 
【Skets】コラボ型 概要資料
【Skets】コラボ型 概要資料【Skets】コラボ型 概要資料
【Skets】コラボ型 概要資料辰也 田中
 
智恵の和価値のデザイン演習
智恵の和価値のデザイン演習智恵の和価値のデザイン演習
智恵の和価値のデザイン演習Hagimoto Junzo
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③takumibp
 
Sun__company..........................pdf
Sun__company..........................pdfSun__company..........................pdf
Sun__company..........................pdfssuser698bcc
 
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).Key
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).Keyすくすくスクラム要求開発入門(公開用).Key
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).KeyEiichi Hayashi
 
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10Masa Tadokoro
 
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方Yuichiro KATO
 
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワーServcorp Japan
 
Value propsition design紹介
Value propsition design紹介Value propsition design紹介
Value propsition design紹介Kakigi Katuyuki
 
アジャイル開発はWhyから始まる
アジャイル開発はWhyから始まるアジャイル開発はWhyから始まる
アジャイル開発はWhyから始まるtoshihiro ichitani
 
新規事業のプロと考える0→1アイデアソン
新規事業のプロと考える0→1アイデアソン新規事業のプロと考える0→1アイデアソン
新規事業のプロと考える0→1アイデアソンhisamoto
 

Similar to プロダクトデザイン&ビジネス企画からプロダクトバックログに (20)

匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説
匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説
匠Method米国向け書籍の価値デザインモデル解説
 
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)
要求開発をベースとした2つの企画メソッドの内容と事例紹介(公開用)
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ①
 
Startup Science ⑤
Startup Science ⑤Startup Science ⑤
Startup Science ⑤
 
価値のデザイン
価値のデザイン価値のデザイン
価値のデザイン
 
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ
20180522 グッズからサービスへ イノベーションを目指すアプローチ
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②
 
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx
「まずやってみる」を実現するプロダクト紹介.pptx
 
【Skets】コラボ型 概要資料
【Skets】コラボ型 概要資料【Skets】コラボ型 概要資料
【Skets】コラボ型 概要資料
 
智恵の和価値のデザイン演習
智恵の和価値のデザイン演習智恵の和価値のデザイン演習
智恵の和価値のデザイン演習
 
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③
匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ③
 
Sun__company..........................pdf
Sun__company..........................pdfSun__company..........................pdf
Sun__company..........................pdf
 
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).Key
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).Keyすくすくスクラム要求開発入門(公開用).Key
すくすくスクラム要求開発入門(公開用).Key
 
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10
Startup Science 2017 拡大版(1750page)1/10
 
Thrusterlp【ver4.0】
Thrusterlp【ver4.0】Thrusterlp【ver4.0】
Thrusterlp【ver4.0】
 
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方
製造業が目指すべき幹部人財育成の考え方
 
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー
「価値のデザイン」―2013年7月18日 サーブコープビジネス交流会@虎ノ門 城山トラストタワー
 
Value propsition design紹介
Value propsition design紹介Value propsition design紹介
Value propsition design紹介
 
アジャイル開発はWhyから始まる
アジャイル開発はWhyから始まるアジャイル開発はWhyから始まる
アジャイル開発はWhyから始まる
 
新規事業のプロと考える0→1アイデアソン
新規事業のプロと考える0→1アイデアソン新規事業のプロと考える0→1アイデアソン
新規事業のプロと考える0→1アイデアソン
 

More from Hagimoto Junzo

DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないこと
DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないことDXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないこと
DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないことHagimoto Junzo
 
知情意で学ぶ匠Method超入門
知情意で学ぶ匠Method超入門知情意で学ぶ匠Method超入門
知情意で学ぶ匠Method超入門Hagimoto Junzo
 
匠Method Value Metricsの真の目的
匠Method Value Metricsの真の目的匠Method Value Metricsの真の目的
匠Method Value Metricsの真の目的Hagimoto Junzo
 
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethod
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethodプロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethod
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethodHagimoto Junzo
 
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019 (Takumi Method)
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019  (Takumi Method)Value drivenbusinesstransformationapproach 2019  (Takumi Method)
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019 (Takumi Method)Hagimoto Junzo
 
働き方に魅力をもたらす 「未来に向けたセルフデザイン」
働き方に魅力をもたらす「未来に向けたセルフデザイン」働き方に魅力をもたらす「未来に向けたセルフデザイン」
働き方に魅力をもたらす 「未来に向けたセルフデザイン」 Hagimoto Junzo
 
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性Hagimoto Junzo
 
Program design and project design. 2017-11 Takumi Dojyo.
Program design and project design.   2017-11  Takumi Dojyo.Program design and project design.   2017-11  Takumi Dojyo.
Program design and project design. 2017-11 Takumi Dojyo.Hagimoto Junzo
 
BABOK v3 と匠Methodの関係性
BABOK v3 と匠Methodの関係性BABOK v3 と匠Methodの関係性
BABOK v3 と匠Methodの関係性Hagimoto Junzo
 
Impressions of a GilbFasta
Impressions of a GilbFastaImpressions of a GilbFasta
Impressions of a GilbFastaHagimoto Junzo
 
Takumi method-2(公開用)
Takumi method-2(公開用)Takumi method-2(公開用)
Takumi method-2(公開用)Hagimoto Junzo
 
Simple Business Design Method (TakumiMethod)
Simple Business Design Method (TakumiMethod) Simple Business Design Method (TakumiMethod)
Simple Business Design Method (TakumiMethod) Hagimoto Junzo
 

More from Hagimoto Junzo (12)

DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないこと
DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないことDXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないこと
DXと名の付くプロジェクトで忘れてはならないこと
 
知情意で学ぶ匠Method超入門
知情意で学ぶ匠Method超入門知情意で学ぶ匠Method超入門
知情意で学ぶ匠Method超入門
 
匠Method Value Metricsの真の目的
匠Method Value Metricsの真の目的匠Method Value Metricsの真の目的
匠Method Value Metricsの真の目的
 
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethod
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethodプロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethod
プロジェクトデザインに必要な3つの思考 TakumiMethod
 
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019 (Takumi Method)
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019  (Takumi Method)Value drivenbusinesstransformationapproach 2019  (Takumi Method)
Value drivenbusinesstransformationapproach 2019 (Takumi Method)
 
働き方に魅力をもたらす 「未来に向けたセルフデザイン」
働き方に魅力をもたらす「未来に向けたセルフデザイン」働き方に魅力をもたらす「未来に向けたセルフデザイン」
働き方に魅力をもたらす 「未来に向けたセルフデザイン」
 
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性
哲学者カントの知情意と匠Methodの関係性
 
Program design and project design. 2017-11 Takumi Dojyo.
Program design and project design.   2017-11  Takumi Dojyo.Program design and project design.   2017-11  Takumi Dojyo.
Program design and project design. 2017-11 Takumi Dojyo.
 
BABOK v3 と匠Methodの関係性
BABOK v3 と匠Methodの関係性BABOK v3 と匠Methodの関係性
BABOK v3 と匠Methodの関係性
 
Impressions of a GilbFasta
Impressions of a GilbFastaImpressions of a GilbFasta
Impressions of a GilbFasta
 
Takumi method-2(公開用)
Takumi method-2(公開用)Takumi method-2(公開用)
Takumi method-2(公開用)
 
Simple Business Design Method (TakumiMethod)
Simple Business Design Method (TakumiMethod) Simple Business Design Method (TakumiMethod)
Simple Business Design Method (TakumiMethod)
 

プロダクトデザイン&ビジネス企画からプロダクトバックログに

  • 1. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネス企画からプロダクトバックログ に落とすための匠メソッド活用術 ~価値デザインからユーザーストーリーを考える~ 1
  • 2. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodの目指したこと ビジネス企画・開発に求められていること 素早く立ち上げる ビジネス価値が検証できている 小さく立ち上げて大きく成長 ビジネスの変化に耐えられる 実現性のリスクが少ない 2
  • 3. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method 活動のデザイン 3
  • 4. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. プロジェクトは複数の生命体 4 (夢)生き物のように夢を力にして、 (成長)時間と共に成長を遂げ、 (楽しみ)楽しみと苦しみを共有し、 (目標)目標に向かって歩み続け、 死を迎える。 プロジェクトチーム プロダクト(製品)&サービス 組織&ビジネス私
  • 5. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. プロジェクトの複数の生命体には感情がある 5 プロジェクトチーム プロダクト(製品)&サービス 組織&ビジネス 夢 …自分達の理想のチーム像 成長 …チームのロードマップ 楽しみ …チームの共通の価値観 目標 ….チームで達成すべき目標 私 夢 …製品で達成すべきビジョン 成長 …プロダクトロードマップ 楽しみ …プロダクトによりもたらされる価値 目標 ….プロダクトとして達成すべき目標 夢 …組織の目指すビジョン 成長 …組織の成長戦略ロードマップ 楽しみ …組織を通して作り上げる価値観 目標 …組織で達成すべき目標 夢 …私の夢 成長 …私の仕事として歩む道のり 楽しみ …仕事の価値観、嬉しさ 目標 ….夢を達成するための目標
  • 6. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 6 生命体の健全な成長 ビジョン & 共有する価値観 (どうなりたい・どうありたい) 価値(何が嬉しい) それぞれの場にいるステークホルダの 現意識・新意識での価値のデザイン 達成すべき目標 構想 プロジェクトA プロジェクトB1 プロジェクトC2 プロジェクトB2 プロジェクトC3 プロジェクトC1 チーム プロダクト or プログラム ライフサイクル 未来 現在
  • 7. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 問題 問題 問題問題 価値や価値観からデザインしておかないとどうなる? 7 問題 課題 悩み 問題意識レベル 現状のクルマは問題だ! クルマを修理する 課題 価値観B 安全第一 頑丈な クルマ 課題 価値観C 環境にやさしい 低燃費 なクルマ 課題 価値観A 楽しさ第一 高性能 なクルマ 課題 価値観D 環境重視 クルマなし の生活 これから企業は未来に向けて視野を大きくし新たな価値を求めるようになり、プロジェクトも そういうテーマが多くなる。未来に必要な課題を考える上で価値観が大きく影響する。 価値観をデザインすることができなければ、課題(要求)は大爆発しプロジェクトは破たんする。 現状では問題を感じて いないレベルの課題
  • 8. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 多くのスキルやミッションの異なるプロジェクト関係者 8 プロジェクト、プロダクトの価値観をデザインしておかないと、それぞれ が勝手な価値観で動いてしまう。
  • 9. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 生命体のライフサイクルと知の共有と継承の必要性 9 プロジェクトチーム プロダクト(製品)&サービス ユーザ企業&ユーザビジネス 私 自社企業&自社ビジネス プロジェクト それぞれが知の要求によりつながる。終わっても知は継承される
  • 10. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method 価値創造サイクルとは 10
  • 11. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. これまでの計画主導のプロジェクト Proje ct活動 P D C A 計画主導のITプロジェクトの弱点 ■価値を見失う 予算=>工数=>必要機能=>要求爆発 ■クリエィティブな課題に取り組めない ITを有効に活用できない ■人が育たない(ユーザ企業、IT企業) ビジネス慣習 11 PDCAループによる活動はとても良い習慣ですが、下記の弱点もあります。 PDCAループ(サイクル)とは、品質管理を構築 したウォルター・シューハート、エドワーズ・デ ミングらが提唱した考え方であり、日本でも広く 定着しています。 業務の中でPDCAサイクルを回すことで、計画、 実施、評価、改善を繰り返すことができるという、 いわばお手本のような仕事の進め方です。
  • 12. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値創造サイクルの効果 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Project 作業 P D C A 第2のサイクル(実施サイクル) ・価値が高く、実現性が容易な プランの形成 第1のサイクル(価値創造サイクル) ・価値を描き・価値共感と価値検証を行う プラン(P)の前値創造ループを入れることで、価値がなく無理無駄の多い プロジェクトに価を排除できる 匠Methodは、ビジネスパーソンの第二のスキルをカタチにする 12
  • 13. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値からデザインすることで問題も新たな捉え方となる • 価値をデザインすると現状問題の捉え方が変わる – 問題とは把握していない価値視点の要求を獲得できる – 価値から要求を導き出すと、悪しきビジネス慣習が撤廃できる – 問題の見え方…価値視点、戦略的視点(問題が集約される) – 要求の爆発を防ぐ(価値から手段を絞り込む) 13 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Project 作業 P D C A 第2のサイクル(実施) ・価値が高く、実現性が容易なプランの 形成 第1のサイクル(価値創造) ・価値を描き・価値共感と 価値検証を行う
  • 14. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 業務 作用 行動力UP 動機力UP 価値 要求 活動 現状 要求分析ツリー 価値分析モデル 理想 価値デザインモデル ゴール記述書 新業務フロー 現業務フロー プロト開発等 戦略的要求の絞り込み 14 change ※「モデル」とは、形式を持った図のことです。 匠メソッド知識体系とモデル 価値の 要素
  • 15. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値から手段を洗練化(絞り込む and リデザイン) 15 価値 手段 業務要求 活動 価値 ・価値デザインモデル ☑自ら突き上げる価値観をデザインする ・価値分析モデル ☑ステークホルダーの価値をデザインする ・要求分析ツリー ☑やりたい事 やるべき事 の要求化 ・ビジネスコンテキストフロー ☑新しい業務の姿の見える化 ・ゴール記述モデル ☑活動の見える化 戦略・業務・IT要求
  • 16. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 業務 価値 要求 活動 現状 理想 16 匠Methodは常に価値からデザインする ①価値要素の反映 ③要求の業務実現 ②要求から導き出された価値の反映 ④業務見える化により 具体化された要求の反映 ⑥要求ツリーによる活動の 優先順位付けと落とし込み ⑦活動の見える化による新たな 活動の発見と要求化 ⑧活動から導かれた要求の価値 の検証と反映 ⑤業務から導かれた要求の価値 の検証と反映 モデル作成の基本的な流れ 後方モデルからのフィードバックの流れ 図の解説 各モデルは、下位モデルからのフィードバックを受けることでインク リメンタルに作成されます。下記はその一般的な一例です。
  • 17. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method 価値モデルの説明 17
  • 18. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値のデザイン 18 人が魅力を感じるモノにはストーリーがある 価値デザインモデルは全体的ストーリーを描いている もの 価格 機能性 見た目 デザイン 企業のストーリー (アップル) 創造者のストーリー (ジョブズの生きざま) 製品のストーリー (製品の成長・コンセプト) 製品の活用ストーリー (ライフサイクルにおける活用) 表層的価値 深層的価値 一見してわかる いつの間にか人の 心に忍び込む 価値の 持続性 長い短い
  • 19. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ストーリーをデザインする価値デザインモデル 19 価値デザインモデルとは、プロジェクトで大切にすべき骨組み部分を形成します。 価値デザインモデルは、「ビジョン」、「3つのコンセプト」、 「言葉(キャッチフレーズ)」、「意味」、「ストーリー」、 「デザイン(ロゴ)」の6つの要素でプロジェクトの価値を表現します。 プロジェクトに対する 皆さんの夢、大きな野望 または志 ビジョンに近づくために重要 とする3つのコンセプト。 プロジェクトを一言 でいうと何? (キャッチフレーズ) プロジェクトの 全体が示す 意味を解説 ビジョンに向かって 進む道のりを ストーリー化 プロジェクトの ロゴイメージ
  • 20. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値デザインモデル(不動産企業の営業業務改革) 20
  • 21. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ステークホルダモデル(不動産企業の営業業務改革) 21 ターゲットビジネスにおいて重要なステークホルダを見つけ、関係をシンプル に表し、現状抱えている問題を吹き出しで書く
  • 22. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデルのステークホルダーとは 領域(フィールド)とステークホルダーを意識する。領域に対するロールのミッ ションを果たすという視点で嬉しいことを描け!(ただし利用者は異なる) 22 ビジネス戦略 業務 オペレーション ユ ー ザ ビ ジ ネ ス システム要求 シ ス テ ム システム 設計・開発 業務戦略 業務 オペレーション 自 社 業 務 活用ユ ー ザ 自社の開発担当 利用者 社員 企業のオーナー 企画担当 企業の業務担当 自社のオーナー 企画担当 自社の業務担当 領域 ステークホルダ 鉄則1 価値分析モデルのステークホルダー には、領域のロールミッションとして 重要なものを登場させ、共有できる ものは除外する(抽象化) 鉄則2 価値分析モデルのステークホルダー の嬉しいは、領域のロールミッション としての新意識と現意識の観点で創 りだせ。 (単に嬉しいということではなく、 これからの価値をデザインせよ)
  • 23. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル(不動産企業の営業業務改革) 23 プロジェクト 同色で 対応付け
  • 24. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodにより価値のデザイン シーズとニーズの双方から価値をデザインしていること を意識せよ 24
  • 25. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. シーズ視点とニーズ視点の第一の融合 25 ステークホルダから見た手段 によりもたらされる価値を魅力 的に記述。 プロジェクトの目的 ・プロジェクト成長の方向性 (自部探知が獲得するもの) シーズ視点とニーズ視点の第一の融合 早期に価値をデザインして 関係者を引きつける他人視点での自己評価 要素アイデアの他人評価 価値のデザインとプロモーション
  • 26. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method 要求モデル、業務モデル、活動モデルの説明 26
  • 27. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求モデル(要求分析ツリー)の完成イメージ 27 問題課題エリア 要求エリア 解決策エリア
  • 28. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデルを要求モデルに落とし込む 28 (価値分析モデルの プロジェクト目的から転記) (価値デザインの コンセプトから転記) (価値デザイン モデルのビジョン から転記) (不動産企業の営業業務改革)
  • 29. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 29 要求エリアと解決策エリアの作成 要求ツリー構造(レイア)をバランスさせるために 新たに発見した要求(白抜き) 要求を獲得する ための具体的活動 価値分析モデルの価値表現 から手段を抜き出して要求化 したもの (不動産企業の営業業務改革)
  • 30. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 30 業務モデル(ビジネスコンテキストフロー)の例 (他事例) 参考 新たな業務の中で、要求モデルだけでは具体的なイメージを持てな い箇所に対して、ビジネスコンテキストフローにて現状と新規の業務 モデルを見える化する 現状(赤系にて問題点を示す) 新規(青系にて変化させるポイントや効果を書く)
  • 31. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 31 活動モデル(ゴール記述モデル)の例(抜粋) 参考 (不動産企業の営業業務改革)
  • 32. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデルをデザイン思考(感性的)で早く作り、要求モデルへ 早めに移行し、システム思考(ロジカル的)に詰めることで、新た な価値と仕組みを見つけだし、価値にフィードバックする 32 デザイン思考とシステム思考を分けてつなげる技 価値モデル 要素の移行 価値モデルへの フィードバック
  • 33. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodモデルの ビジネスエンジニアリングとしての有効性 33
  • 34. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ◇匠Methodの役割 ・アイデアの組み込みと検証 価 値 業 務 要 求 活 動 EMPATHUZE DEFINE IDEATE PROTOTYPE TEST ◇デザイン思考の役割 34
  • 35. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodのモデルの使い分け (要求モデル) 抽象モデル 具象モデル (価値モデル) (業務モデル) (活動モデル) 戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 抽象モデルの特徴 具象モデルの特徴 抽象化を行うことで本質面での全体像 を的確に捉えることができる。 長所:全体的な合意形成を図りやすい 短所:心に響くものや刺激は少ない リアルなシーンが思い浮かばせるので 心を動かすようなモデルとなる。 長所:自分(達)を動かす原動力になる 短所:全体より部分的なので全体モデル で補完する必要がある。 こんな価値を感じて くれるし、感じられ るんだ。ワクワク。 こんな業務にな るんだ、やって やるぞ! ほんとにできる かな?いや、 やってやるぞ! なるほど! 戦略と業務とITの要求がこういうつながり 方しているんだ、全員納得 35 具象モデルでワクワクドキドキさせて抽象モデルで合意形成安心感をもたらせよ
  • 36. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method 中長期的プロダクトとメンバーの成長 36
  • 37. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method活用体系 37 ◆要求分析ツリー ◆ステークホルダ モデル ◆価値分析 モデル ◆価値デザイン モデル ◆ビジネスコン テキストフロー ◆SWOT 分析シート ◆匠BSC 戦略マップ ベースモデル 組織モデル ◆ビジネス モデル図 ◆未来価値デザイン モデル ビジネスモデル ◆概念モデル◆ユーザトランザクション ◆内部プロセス ◆プロジェクト シート ◆ゴール記述書 ◆システム ユースケース図 ◆初期プラン ◆ビジネス ユースケース図 共通 A.ビジネスアイデアが具体化 ビジネスの仕組み作り B.企業戦略の強化。プロダクトとの 関係性を見える化 C.関連部署が多く、複雑な組織の変革 D.プロジェクトへの 落とし込み E.システム開発への繋ぎ ◆ストーリーボードビジネスコンテキストフローの派生版 ※その他設計モデルと併せて提案 業務モデルの強化 プロジェクトモデル システムモデル ◆プロダクト ロードマップ ◆匠BSC 戦略マップ プロダクトモデル F.プロダクトデザイン ◆プロダクト ロードマップ ◆未来価値 デザインモデル 契約主導、 価値主導 の開発タイプ により、モデル を変える。 アジャイルは 価値主導 価値創造サイクル(知識体系)は「共通+D」となり、どのプロジェクトも共通 部分は同じです。プロジェクトの特性に基づきオプションを追加します。
  • 38. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodによるプロダクト&プログラムロードマップ のデザイン ビジョン コンセプトコンセプト コンセプトの進化 プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3 要求 (戦略・業務・IT) 要求 (戦略・業務・IT) 要求 (戦略・業務・IT) ステークホルダの価値 常に評価軸 価値の変化 活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述) プロダクト・ライフサイクル 38 現状から未来に向けて、行うべきことを時系列軸のある立体的なモデル を作ること
  • 39. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(主要戦略の例) 」 製品Ver1 製品Ver2 製品Ver3 製品ブランド 2012年 2013年 2014年 営業マーケティング ビジネス機会 テーマ2 テーマ3 テーマ4 新規機能5 テーマ1 新規機能6
  • 40. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(重要機能の例) 」 コンセプト1 2012年 2013年 2014年 コンセプト2 コンセプト3 新規機能2 強化機能3 強化機能4 新規機能5 強化機能1 新規機能6 製品Ver1 製品Ver2 製品Ver3
  • 41. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ドキュメント例 「プロダクトロードマップ(重要機能例)」 中国シェアNo.1 2012年 2013年 2014年 (使用者向け機能) (経営者向け機能) 現場状況の見える化 音声入力 3DS バーチャルペット ○○支援Ver2 ○○支援Ver3 ○○支援Ver4 スマートフォン 財務データとの連携 新規ファンの獲得中国コンプライアンス 対応帳票 繁体字対応
  • 42. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ドキュメント例 「プロダクトロードマップ書き方例」 構成要素 期間1 期間2 期間3 プロダクト スペック 機能1 機能2 機能3 セールス アクション1 アクション2 アクション3 顧客の感覚 ビジネス 機会 (背景) ビジネス機会1 ビジネス機会2 ex)市場イベント ex)市場イベント ex)新法施行 アクション1 アクション2 アクション3
  • 43. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. プロジェクトロドマップ(プロダクトの性質や状態によってカスタマイズ) 43 強化スキル 2017年度(1年間) 1st 2019年度(3年目) 2nd 2021年度(5年目) 3rd 準備アセット 開始サービス ◎ コアサービス ○ 開発試作サービス ◎ コアアセット ○ 開発試作アセット ステークホルダと 価値のストーリー ※サービスを受けた ステークホルダーの 感じることを含めた サービスのストーリー を記述 プロモーション
  • 44. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 現意識の未来、新意識の未来 44 未来価値デザインモデル 現意識 ・入力の手間を省く自動収集機能充実と 広報を行っている。 ・必要充分な機能と入力のし安さ、ライトウ エイトが売りとして差別化できている。 新意識 ・経営戦略で活用できるツールとして発展し、 その為のイベントも企画している。 ・コンプラインス機能を強化し、コンプライア ンス情報をリアルタイムに集計グラフ化す る機能が売りの差別化。 コンテキスト コンテキスト 経営者 一般従業員 (報告者) 新意識 本来どう みられたいのか 現意識 現状どう みられたいのか 経営者 一般従業員 (報告者) 経営者 現意識 ・○○部門が負担に ならないシステム ・間接コストなので、 コストを抑えたい 新意識 ・原価を把握するこ とによって、経営的 判断(マネーフロー) に活用したい ・コンプライアンス意 識を高めてくれる ・コスト削減の一環として 採用したい。 ・管理部門の業務効率化に 貢献できそうだ。 ・報告内容の精度を高め、マ ネーフローに活用できるぞ。 ・全社員のコンプライアンス 意識を高めるられるね。 ・入力しやすく、時間がいらな いんだよね。 管理職 (承認者) 管理職 (承認者) ・ツールとの会話が楽しいよ。 ・計画もインプットしよう。 ・管理工数(手間)のことを 考えたツールだね。 ・リアルタイムな状況把握に 最適なんだよね。
  • 45. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 45 ビジネス的発見を行うための3つの意識 戦略思考と新意識
  • 46. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネスモデル図(新規ビジネス・サンプル例) 46 ユースケース …開始サービス ライン上コメント(赤or+) …主な支出源 ノート(ブルー) …価値記述 ライン上コメント(黒or-) …主な収入源 ノート(イエロー) …サービスの説明 ライン上コメント(ピンク♥) …価値の提供(お金以外) 業務モデルのビジネスコンテキストフローの代わりにビジネスモデル図を使います。これにより 事業発展のストーリーとビジネスのお金の流れ価値の流れを捉えます。
  • 47. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ポートフォーリオマルチビュー スポーツ利用 デザイン高機能 シンプル 低価格 キャラクタ ブランド 高齢者向け 子供向け Y20(キティちゃ ん) Y21(ディズニー) S40(Mスポーツ) S41 S42 T10 ルイビトン S45 S48 S46 S50 S51 S41(Mスポーツ) K20 。。。5万未満 。。。10万未満 。。。20万未満 。。。20万以上 S47 製品価格 販売数 。。。ヒット商品 。。。1万〜10万 。。。1千以内 S49 高価でも売れ筋 売れ筋 安価格売れ筋低価格売れ筋 高機能は苦戦 K19 S50 ●戦略ポイント ー単なるシンプル低価格から、子供向け、高齢向けの低価格へのシフト ー新たに女性向け低価格製品の開発 ーブランド製品の強化 ー高価格キャラクタ製品の開発 ー受けるデザイン性の追求 女性向け S52 ※同軸上の上下関係は価格の上下を表す。
  • 48. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ドキュメント例 「機能マップ」 遊び心の導入 • バーチャルペット • おみくじ 入力デバイス • スマートフォン • 3DS 入力補助 • 手書き入力 • 音声入力 顧客要望大 顧客要望小 経営支援 • 現場状況の見える化 • 強み弱み分析 国際対応 • 中国コンプライアン ス対応帳票 • 繁体字対応 入力デバイス • ブラックベリー ビ ジ ネ ス 価 値 将 来 性 報告者 •日報報告 •月報報告 •届出申請 •パスワード変更 承認者 •日報承認 •月報承認 •届出承認 •特定マスター保守 管理者 •各種データ照会 •各種データ取得 •各種データ更新 •月次締処理 マスター保守 •各種マスター保守 システム保守 •バックアップ処理 •各種システム設定 ベ ー ス 機 能
  • 49. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodのフィロソフィ 49 家族 製品 サービス 自社 お客様 企業 地域 私 モノづくり 組織 お客様 社会 友達 個人 日本 世界 現状価値 未来価値 ビジョン コンセプト 要求 手段 プロジェクト視点 プロダクト視点 プログラム視点 日々改善 新意識改革 未来 ビジネス 未来・魅力 現状 ビジネス 現状 価値感 未来のあるべき 価値感 未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする(ビジョナリーとしての責任) 私の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする(起きて半畳、寝て一畳の考え) ①未来を デザインする ②未来価値から 現状価値をデザインする ③現状から未来への 架け橋をデザインする 匠Methodにおけるミクロ・マクロ同一活用の原則 生命体の現在と未来の価値観をデザインすると同時に、生命体同士の共有価値観をデザイン するためには、スケール大小に関わらず同じやり方(手法)で行うべき。 それにより、ライフサイクルの違う生命体において知の共有と継承が可能となる
  • 50. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. プロダクト開発に匠Methodを採用したお客さまの声 • これまでの慣習から脱却できて新たな発想で製品コンセプトを描けた – 最も大きな効果でした。これをプロジェクトチームのベーススキルにしたい • 製品開発サイクルが3年だった製品が1年でリリースできた – 価値モデルで社内展開が非常にスピーディに進められた – 開発陣の納得感が高まりプロジェクト力が強化された • 同時にビジネスブレーク(お客様受けが良かった) – 価値モデルを描き、それを元に同時並行的に社外展開することで、特に海外での受けが良くお 客様がすぐ付いたために開発陣も頑張れた • 匠Methodの最初の活動はたった2日、要求定義が「苦痛から心地良さへ」変化 した – 開発チームでの機能選別が超スムーズ • 狙いを定めた開発 – 横ばいだったページビューが10倍に(connpass) • プロダクトロードマップデザイン力がついた – 価値モデルと要求モデルを道しるべとして、段階的かつ戦略的にリリースできるようになった 50
  • 51. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodビジネスアジャイル ユーザストーリーそして開発へ 51
  • 52. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値創造サイクルの効果 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Project 作業 P D C A 第2のサイクル(実施サイクル) ・価値が高く、実現性が容易な プランの形成 第1のサイクル(価値創造サイクル) ・価値を描き・価値共感と価値検証を行う 52
  • 53. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネスに求められるニーズに答える プロダクト開発(ビジネス視点で考える) 素早く立ち上げる ビジネス価値が検証できている 小さく立ち上げて大きく成長 ビジネスの変化に耐えられる 実現性のリスクが少ない 短期間の価値創りと短期間の開発 ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有 の中から創発されるものである 実現性のリスク回避はビジネス企画早期段 階で行うおう! スピーディな価値ドリブンの要求(戦略・業務・ IT活用)の見える化と実現をセットとせよ! ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピーディ に作り、それを指さししながら迷わずに進め! A B C D E 53
  • 54. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 第2のループ(開発ループ) ・価値が高く、実現性が容易なプランの形成 Proje ct作 業 P D C A アジャイル開発 P.イテレーション計画 D.朝会、開発 C.振り返り(価値モデルからの検証) A.作業改善&価値モデルブラッシュアップ Proje ct作 業 P D C A Project 作業 P D C A 短期間の価値創りと短期間の開発A ビジネスアジャイル 第1のループ(価値創造ループ) ・価値を描き・価値共感と価値検証を行う 価値 創造 価 値 業 務 活 動 要 求 54
  • 55. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値 創造 価値 業 務 活 動 要 求 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Proje ct作 業 P D C A Proje ct作 業 P D C A Proje ct作 業 P D C A Proje ct作 業 P D C A Proje ct作 業 P D C A Projec t作業 P D C A 短期間の価値創りと短期間の開発A 本来のあるべき姿は、価値創造サイクルの中に、実施(開発)サイクルが 内包される姿である。 ・ここに近づけることが理想 ・しかし、規模の大きな開発は、左のパターンが最適 クラウドや高速開発は、このモデ ルへの転換の良き追い風となる。 55
  • 56. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 参考 当社 匠Method for Salesforce(TMS) 56 • TMSにおけるビジネス企画・開発を匠メソッドの価値創造サイクルでイメージすると下記のように なります。Salesforceのような先端的なクラウドソリューションにより、価値創造サイクル中の「業 務の見える化」の段階で、IT活用検証および開発が可能となります。 • 価値創造サイクルの中に実施サイクルが内包されるようになり、ビジネス創造と開発を素早く回 す究極の開発スタイルを手に入れることができるのです。 価値 創造 価値 業務 活動 要求 新業務の見える化 IT活用検証 実施 P A C D (ビジネス開発(IT含む)) Salesforce 開発検証 評価サイクル ビジネス価値 デザイン・企画 サイクル
  • 57. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデル=>要求モデル=>システムモデル (システムモデル) ・ビジネスモデル図 or ビジネスコンテキストフロー ・ユーザーストーリー ・ロバストネス図 ・概念モデル(クラス図) (要求モデル) 要求分析ツリー ・目的と手段の連鎖 (価値モデル) 価値分析モデル 価値デザインモデル 価値方向 への手探り 手段方向 への手探り 価値表現の中の 手段的なシナリオ 目的要素コンセプト要素ビジョン要素 ビジネスモデル図 or ビジネスコンテキストフロー 57
  • 58. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodによるスピーディなモデルベース開発 58 1st stage 2nd stage 3rd stage 1.要求を戦略 視点でトリアージ 優先順位の付与 (要求モデル) 要求分析ツリー 2.ビジネス要求から ユーザストーリーを開発 (ITが効果をもたらす 重要なビジネス&業務) 3.ユーザストーリーから ビジネスコンテキストフロー を起こす 3.簡略化したロバストネス 図により概念モデルの 構造をラフスケッチする プロダクトバックログ・レベル
  • 59. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネス要求からユーザストーリーを開発 59 同時に業務概念を抽出 (ユーザ視点でネーミング) 簡略化したサンプル図 業務視点での作業の流れ(ToBe)を工程とアクションに分けて、アクション をユーザ視点のストーリーとして記述する(IT化可能な場所にマーク) ポイント ➡ ユーザストーリの根拠は価値モデルと要求モデルにある ※マークした部分は要求モデルに反映し価値モデルで評価します ※プロダクトバックログの内容からユーザ活用視点に重点を置きスプリント単位を計画します
  • 60. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ユーザストーリーからビジネスコンテキストフロー を起こす 60 簡略化したサンプル図 ユーザストーリーを業務モデルとしてビジネスコンテキストフローで表す。 (これは逆にビジネスコンテキストフローからユーザストーリーを起こすこともあります)
  • 61. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 簡略化したロバストネス図により概念モデル の構造をラフスケッチする 61 これを元に概念モデルを作成します。 簡略化したサンプル図
  • 62. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠には誰もがなれるわけではない 匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる hagimoto@takumi-businessplace.co.jp お疲れさまでした 62