PyLadies Tokyo 一周年記念パーティーでのプレゼンです。

1. 正しい
プログラミング言語
の覚え方
2015/10/24
PyLadies 一周年記念パーティー
加藤公一
@hamukazu

2. 自己紹介
加藤公一（きみかず）
シルバーエッグ・テクノロジー（株）チーフサイエンティスト
レコメンデーションエンジンの中の人、機械学習アルゴリズム等の設計
博士（情報理工学） 数学とコンピュータサイエンスの人
Python歴、機械学習歴：ともに3年
Twitter: @hamukazu
趣味：筋トレ 得意な種目：スクワット

3. 宣伝
本書きました！
（共著）
「Pythonによる機械学習入門」担当

4. 自分はどのように
Pythonを学んだか

5. 最初に読んだもの
（Editionは違います）

6. 理由
当時、爆安だった
（この値段での販売は終了しています）

7. 次にやったこと
• コード書く（つまり仕事）
• Python本体のソースコード読む
• NumPyとSciPy覚える
• PyCon APAC 2013出席
半年やるとかなりわかった気がしてくる

8. ソースを読んだ動機
• リストの操作を多用する仕事
• リストの連結、要素の挿入・削除のコストってどうなの？
計算量オーダー知りたいよね。
だってサイエンティストだもの♡
→ドキュメントに書いてない
→しょうがないからソースコードを読む

9. その次にやったこと
ブログ書いた

10. すると…

11. ありがたいご指摘を受ける
マ サ カ リ

12. まとめ
プログラミング言語を学ぶには
• オライリー本を読む（できれば原著で）
• コードを書く
• 言語本体のソースコードを読む
• ブログを書く（発信する）
• マサカリを受ける

13. すいません、これは
「すでにプログラミングをできる人が新
しいプログラミング言語を身につけるには」
という話でした。

14. さてここから本題

15. プログラミング初心者にとって
のプログラミング言語の覚え方

16. 経験に照らし合わせよう

17. 最初にプログラミング覚えた
のはいつだっただろうか…

18. あれは今から30年以上前
小学校3年の時

19. なぜか家にこれがあった

20. 当時のパソコンの遊び方
パソコン雑誌を買う
→ 掲載しているゲームのソースコードを入力する
→ 動かす
→ 楽しい
（もちろんコピペなんてできません）

21. 当時の教科書
撮影協力：東京理科大学近代科学資料館

22. そしてこんな記事

23. 自分流プログラミング写経の
すすめ
• とりあえずコードを見ながら同じコードをタイピングする
• コピペとは大きく違う
• 最初は意味がわからないが、段々自然に意味を意識する
• 入力後実行してもどうせ動かない。
• かならずタイピングミス
• むしろここからが勝負
• デバッグのときこそ論理的思考力が大事
• 問題の切り分け・再現性・分析

24. ちなみに当時の時代背景
• パソコンが家にあるのはマニア
• プログラミングができるのは、ヤバい人
• 近寄っちゃいけない
• そして連続幼女誘拐殺人事件→オタクバッシング

25. まとめ
• プログラミング写経大事
• 迫害に耐える強い心大事
• エディタはEmacs

26. 以上
ただの自分語り＆おっさんホイホイ
でした