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Azure Machine Learning Studio を使った
機械学習入門
Murachi Akira aka Hebikuzure
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 Murachi Akira aka hebikuzure
( 村地 彰 )
 株式会社シーピーエス 代表
 株式会社エクシードワン 技術フェロー
 トレノケート株式会社パートナー講師
 技術教育スペシャリスト
 Microsoft MVP (Most Valuable Professional)
 Since Apr. 2011
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 某 Sier さんの Azure / Office 365 活用ハンズオン セミナー
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ポート
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 回帰(Regression)
 過去の実績から未知の数値(結果)を予測する
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 分析を容易にするため見た目のデータ量を削減する
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 データサイエンス VM
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機械学習モデルの実験・構築ができるクラウド サービス
 Microsoft の適用実績が反映されたサービス
 実用的な手法やアルゴリズムがすぐに利用できる
 構築した学習モデルを簡単に Web公開(Web アプリ、API)できる
 PaaS として提供されるのでインフラ/セキュリティ/パフォーマンスを意
識しなくてよい
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プランの詳細
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Free Standard
料金 Free
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¥112/Studio 実行時間
Azure サブスクリプション 不要 必須
実験ごとのモジュールの最大数 100無制限
最大実験時間 実験ごとに 1 時間
実験ごとに最大 7 日間、モ
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ビュー
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 (Standard プランの場合)
 Azure ポータルなどで「Machine Learning Studio
Workspace」を作成
 ストレージ アカウントと Web サービス プランの構成(既存の
ものの割り当てか新規作成)が必要
 https://studio.azureml.net/ にアクセス
 (Standard プランの場合) Machine Learning Studio
Workspace を作成したアカウントでサインイン
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ML Studio を利用した機械学習モデルの実験・構築と Web 公開
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回帰
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 線形回帰
 ベイズ線形回帰モデル
y = wx + c
条件
予測値
クラスタリング
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 k-means 法(k-平均法)
1. 事前にクラスタ数 k と繰り返し回数 n を決定する
2. 対象データからランダムに k 個取り出し、仮のクラスタの中心点とする
3. データ毎に各クラスタ中心との距離を求め、最も近いクラスタに割り当てる
4. クラスタ毎に割り当てられたデータの平均を求めて新しい中心とする
5. 2. から 4 を、割り当てるデータに変化が無くなるか n 回に達するまで繰り返す
 k-means++ 法
 k-means 法の改良
 仮のクラスタの中心をランダムに設定するのではなく、データの実際の分散を考
慮した中心を求めて利用する
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 初めての Studio 実験を作成する
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Azure Machine Learning Studio を使った機械学習入門

  • 1. Azure Machine Learning Studio を使った 機械学習入門 Murachi Akira aka Hebikuzure
  • 2. About me  Murachi Akira aka hebikuzure ( 村地 彰 )  株式会社シーピーエス 代表  株式会社エクシードワン 技術フェロー  トレノケート株式会社パートナー講師  技術教育スペシャリスト  Microsoft MVP (Most Valuable Professional)  Since Apr. 2011  Award Category: Windows and Device for IT 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure2
  • 3. 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure3
  • 4. 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure4
  • 5. 最近のお仕事 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure5  某 Sier さんの Azure / Office 365 活用ハンズオン セミナー  80 人規模のユーザー企業の Windows 10 移行を含む IT サ ポート  80,000 ユーザー規模の Exchange サーバーの Exchange Online 移行支援  季節労働の新人研修講師
  • 7. AI, 機械学習, 深層学習 人工知能(AI) 機械的推論 パターンマッチング 1950’ 1960’ 1970’ 1980’ 1990’ 2000’ 2010’ 2020’ … … マシンラーニング (機械学習) ディープラーニング (深層学習) 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure7
  • 8. 機械学習の用途  回帰(Regression)  過去の実績から未知の数値(結果)を予測する  クラス分類(Classification)  与えられたデータを適切なクラスに分類する  クラスタリング(Clustering)  データを、その値を元にグループ化する  情報圧縮  分析を容易にするため見た目のデータ量を削減する  レコメンデーション  過去行動(購入など)から次の行動につながる選択肢(商品)を提示 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure8
  • 10. Azure Machine Learning Studio (ML Studio) 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure10
  • 11. 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure11
  • 12. Azure の AI サービス 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure12  Azure Machine Learning サービス  Azure Machine Learning Studio  データサイエンス VM  Microsoft Machine Learning Server  Azure Cognitive Services
  • 13. Azure で利用可能な機械学習リソース 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure13  Azure Machine Learning サービス  機械学習モデルのデータ準備、トレーニング、デプロイを迅速に行う ための SDK とサービスのセット  Azure Machine Learning Studio  本セッションで解説するツール  データサイエンス VM  高度な分析用のインテリジェントなアプリケーションを構築するために カスタマイズされた VM イメージ  Microsoft Machine Learning Server
  • 14. ML Studio の概要  ビジュアル エディターでのドラッグ&ドロップ操作でさまざまな 機械学習モデルの実験・構築ができるクラウド サービス  Microsoft の適用実績が反映されたサービス  実用的な手法やアルゴリズムがすぐに利用できる  構築した学習モデルを簡単に Web公開(Web アプリ、API)できる  PaaS として提供されるのでインフラ/セキュリティ/パフォーマンスを意 識しなくてよい  すぐに使い始めて学習モデルを構築できる(スピード!)  R や Python を利用できる 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure14
  • 15. ML Studio のプラン 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure15
  • 16. プランの詳細 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure16 Free Standard 料金 Free ¥1,118.88/シート/月 ¥112/Studio 実行時間 Azure サブスクリプション 不要 必須 実験ごとのモジュールの最大数 100無制限 最大実験時間 実験ごとに 1 時間 実験ごとに最大 7 日間、モ ジュールごとに最大 24 時間 最大の記憶域スペース 10 GB 無制限 - BYO オンプレミス SQL からのデータ読み取り プレ ビュー いいえ はい 実行/パフォーマンス 単一ノード 複数のノード 実稼働 Web API いいえ はい SLA いいえ はい
  • 17. ML Studio の利用開始 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure17  (Standard プランの場合)  Azure ポータルなどで「Machine Learning Studio Workspace」を作成  ストレージ アカウントと Web サービス プランの構成(既存の ものの割り当てか新規作成)が必要  https://studio.azureml.net/ にアクセス  (Standard プランの場合) Machine Learning Studio Workspace を作成したアカウントでサインイン (Free プランの場合)適当なアカウントでサインイン
  • 18. Demo ML Studio を利用した機械学習モデルの実験・構築と Web 公開 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure18
  • 19. 回帰 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure19  線形回帰  ベイズ線形回帰モデル y = wx + c 条件 予測値
  • 20. クラスタリング 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure20  k-means 法(k-平均法) 1. 事前にクラスタ数 k と繰り返し回数 n を決定する 2. 対象データからランダムに k 個取り出し、仮のクラスタの中心点とする 3. データ毎に各クラスタ中心との距離を求め、最も近いクラスタに割り当てる 4. クラスタ毎に割り当てられたデータの平均を求めて新しい中心とする 5. 2. から 4 を、割り当てるデータに変化が無くなるか n 回に達するまで繰り返す  k-means++ 法  k-means 法の改良  仮のクラスタの中心をランダムに設定するのではなく、データの実際の分散を考 慮した中心を求めて利用する
  • 21. Demo 手順の参考 20 Apr. 2019©Murachi Akira aka hebikuzure21  ステップバイステップのチュートリアル https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/machine- learning/studio/#ステップバイステップのチュートリアル  初めての Studio 実験を作成する https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/machine- learning/studio/create-experiment  信用リスクに対する予測ソリューションを作成およびデプロイ する https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/machine- learning/studio/tutorial-part1-credit-risk