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オープンソースのERP(Enterprise Resource Planning)
低コスト経営を実現するための
OSS ERP iDempiereの活用法
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【自己紹介】
[自称] 日本のiDempiereの伝道師(エバンジェリスト)
名前 萩原 秀明
はぎわら ひであき
年齢 1975年生まれ(2児の父)
住所
千葉県印西市
(千葉ニュータウン)在住
URL
www.oss-erp.co.jp
「オープンソースのERPを使用して、日本の未来を少しでも明るくして
いきたいと思っています。よろしくお願い致します。」
略歴
◆学生時代は筋トレと会計の勉強に励む!!
◆大手商用ERPの導入・開発に4年ほど携わる(主に会計系)。
◆2009年にOSS-ERP Compiereに出会い導入・開発に携わる。
◆2013年初頭よりiDempiereを中心に活動中!!
印西市のゆるキャラ
いんザイ君
会社 株式会社OSS ERP Solutions
www.compiere-distribution-lab.net
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◆SIer及びコンサルティングファームのサポート
・株式会社iソフト
・株式会社エヌサイト
・株式会社エムキューブ・プラスハート
・ゴードービジネスマシン株式会社
・カコムス株式会社
・その他多数(中国(上海)、フィリピンなど日本企業の海外子会社の導入サポートの実績もあります。)
◆ユーザー企業サポート
・株式会社オプティマイザー
【会社紹介】
 オープンソースのERPを活用して日本社会の発展をシステム面から支援します。
 事業を通して得た技術及び収益の一部をオープンソースのコミュニティに還元
し、さらなるオープンソースの発展に貢献します。
代表取締役
萩原 秀明
はぎわら ひであき
住所 千葉県印西市中央北2-1-3-1504
URL www.oss-erp.co.jp
※上記実績に紹介させて頂いている会社は公開を了承して頂いた会社を五十音順に掲載しています。
実績
会社名称 株式会社オープンソース・イーアルピー・ソリューションズ
資本金 1,000,000円
日本初のオープンソースの
ERPの専門集団として、他社
には無い価値を提供してい
ます!!
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【プロローグ】低コスト経営の必要性
ますます進む経済のグローバル化
低コスト経営は、企業経営の永遠のテーマ!!
TPP
今後の
中国の動
向は?
BRICsの
次は?
日本は世界中の国々と国内外で競争していかなければならない!!
縮小する
国内市場
成長著しい
アジア諸国
これから発展
が見込まれる
アフリカ諸国
アベノミクスの
成果は?
EUは今後どう
なるの? アメリカの
景気は?
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【プロローグ】低コスト経営のためのOSSの活用
低コスト経営の1つの手段としてオープンソースソフトウェア(OSS)の
活用が広まっている。
オペレーティング
システム
レイヤー
ミドルウェア
レイヤー
共通アプリケー
ションレイヤー
業務アプリケー
ションレイヤー
2005年
|
2000年
2010年
|
2005年
2015年
|
2010年
2020年
|
2015年
オペレーティングシステム
Linux
【アプリケーションサーバー】
Tomcat、 JBoss
【Webサーバー】
Apache
【データベース】
MySQL、 PostgreSQL
【運用監視・管理】
Hinemos、Zabbix
【シングルサインオン】
OpenAM
【BI・レポーティング】
Pentaho、JasperSoft
【ERP】
iDempiere/ADempiere、ERP5、
Odoo(OpenERP)、ERP Next…
これからの5年間はオープンソース
の業務アプリケーション層が発展す
る時代です‼
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【目次】
iDempiere概要
【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る
【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する
他のシステムと連携してコストを最小限に抑えたIT経営の推進【活用のポイント3】
【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する
【活用のポイント5】クラウドで活用する
【活用のポイント6】自由にカスタマイズする
OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する【活用のポイント8】
【活用のポイント9】ビジネスロジックを中心にテストする
【活用のポイント7】予算内でどこまでできるか検討する
【活用のポイント10】困った時に頼れるサポート体制の構築
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【iDempiere概要】iDempiere(アイデンピエレ)とは
業務的な特徴
iDempiereとは「GPL(General Public License)2」のもとにソースコードが公
開され、ライセンス料が”無料”で使用する事のできる”オープンソース”の”ERP”。
購買管理、在庫管理、販売管理、生産管理、会計管理、顧客管理など、一連の業務機
能が既に実装されている。
1企業で導入できるのはもちろん、グループ企業(複数企業)にも導入できる。
世界中で使用されておりグローバル対応(多言語対応、多通貨対応)されている。
クラウド環境でも利用できる。
Compiere ⇒ ADempiere ⇒ iDempiere(OSGi + ADempiere)と発展している。
充実した内部統制機能(業務フローの統一、権限管理と操作ログの履歴管理)。
システム的な特徴 -> ”業務アプリケーションの開発基盤(フレームワーク)”
OSGiのプラグイン構造による機能の拡張性の高さとアプリケーション辞書とモデル駆
動アーキテクチャを中心とした、柔軟性と開発生産性の高さ。
オープンソースとして世界中の人々が開発
に参加するのは、有用性がありシステムアー
キテクチャが優れている証拠!!
この洗練されたシステムアーキテクチャが
複雑な業務システムの実装を支えています。
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【iDempiere概要】iDempiereのシステム構成
OS
DB
Linux or Window …
PostgreSQL or Oracle
AP ServerTomcat(2.1まで)→Jetty(3.1より)
開発環境 Eclipse
OSGi
コンソール
Felix
Web-UI開発
フレームワーク ZK
iDempiereはすべてオープンソースで構築する事が可能!!
OSGi(equinox)
システムを構成するソフトウェアは、
オープンソースのものを選択すれば、ラ
イセンス料はすべて”無料”の構成とする
事もできます。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 8
【iDempiere概要】iDempiereの歴史
1999年 Compiereがオープンソースとして
公開される
2009年
Compiere3.3公開
(オープンソースとしての最終版)
2012年 Compiere3.8(非OSS)公開
2010年
3月
Consona社がComPiere社を買収
9月
2013年
iDempiere1.0α版
公開
11月
iDempiere1.0c公開6月
2006年
SourceForgeに
ADempiereプロジェクト誕生
9月
2011年 ADempiere3.7公開9月
Consona社とCDCS社が合併8月
2007年
ベンチャーキャピタルから
600万ドルの出資を受ける
6月
SourceForgeに
iDempiereプロジェクト誕生
4月
SourceForgeの
週間活発度ランキング1位
9月
6月
180万ダウンロード達成3月
2002年~4年間 SourceForge
Top10プロジェクト入り
120万ダウンロード達成3月
Compiere3.0 Release12月
【補足説明】OpenBravoについて
OpenBravoについてはいつCompiereからフォークしたかは
定かではりませんが、SourceForge.comには2006年3月9日に
プロジェクトが登録されている事から、2006年の始めには
Compiereからフォークしていたと思われます。
2005年頃から、日本
で の OSS-ERP の 活 用
が始まる。
iDempiere2.0公開11月
2014年 ADempiere3.8公開4月
iDempiere2.1公開10月
2015年
Bossie Awards受賞9月
iDempiere3.1公開10月
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【iDempiere概要】iDempiereの業務機能全体像
iDempiereの業務機能は沢山ありますが、中心となる機能は基本的には大きく区分して「購買管理」、「在庫管理」、「販
売管理」、「会計管理(財務会計/管理会計)」、「顧客管理」です。購買管理 販売管理
購買依頼管理 [Requisition]
在庫管理
会計管理(財務会計&管理会計)
顧客管理(CRM)
人事給与管理
その他の業務機能
発注管理 [Purchase Order]
入荷管理 [Material Receipt]
発注照合[Matched Order]
仕入請求管理 [AP Invoice]
請求照合[Matched Invoice]
支払管理 [Outgoings Payment]
債務消込管理 [Allocation]
見積管理 [Quote]
受注管理 [Sales Order]
出荷納品管理 [Shipment]
売上請求管理 [AR Invoice]
入金管理 [Income Payment]
債権消込管理 [Allocation]
棚卸 [Physical Inventory]
在庫評価 [Inventory Valuation]
在庫移動 [Inventory Move]
在庫補充 [Inventory Replenish]
社内使用在庫 [Internal Use]
セット品作成/分解 [Production]
出納帳管理 [Account Book] 現金出納帳 [Cash Book]
会計レポート [Financial Report]
振替仕訳 [GL Journal]
固定資産会計
資産登録 資産移動
減価焼却 資産評価
資産分割 資産除却
配賦 [GL Distribution]
ダッシュボード [Dashboard ]
多次元分析の分析軸
生産管理
リクエスト管理 [Request ]
与信管理 [Credit]
取引先管理 [Business Partner ]
キャンペーン [Marketing Campaign]
督促 [Dunning]
リソース管理 [Resource Management ]
プロジェクト管理 [Project Management]
ワークフロー [Workflows]
Web-Store [Web-Store]
・
・
・
POS
組織/取引組織/取引先/品目/販売地域/
キャンペーン/プロジェクト/予算実績比較 など
・貸借対照表(BS)
・損益計算書(PL)
・キャッシュフロー計算書(CF)
◆標準機能
⇒Manufacturing Lite
◆Plug-In
⇒Lebero Manufacturing
Plug-In
見込顧客管理
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【iDempiere概要】リアルアイム経営管理
10
リアルタイム記帳 &リアルタイム損益管理
iDempiereでは各種取引伝票の伝票ステータスを完成にすると、自動的に総勘定元帳に仕訳が転記される。「会計レポー
ト(Financial Report)」では、その仕訳を集計してリアルタイムで損益管理ができる。
伝票タイプ 売上請求
伝票番号 ARI-1000123
請求日付 20XX/4/30 転記日付 20XX/4/30
取引先 得意先A 取引先住所 本社
支払条件 月末締翌月末払
明細 税額計算
行番号 品目 数量 単価 税 行合計
10 品目A 10 1,000 5% 10,000
20 品目B 20 1,500 5% 30,000
明細行合計 40,000 総合計 42,000
入出荷伝票明細
MMS-1000321_10
MMS-1000321_20
プライスリスト 販売用(税別/JPY)
-ステータス
入金済み
受注番号 SOO-1000456
消込伝票明細
売上請求伝票(借方) (貸方)
売掛金 42,000円 売上-品目A
売上-品目B
仮受消費税
10,000円
30,000円
2,000円
会計レポートで作成したPL予算実績比較レポート
総勘定元帳
売上請求伝票
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【機能紹介】会計レポート(Financial Report)
「会計レポート(Financial Report)」では財務諸表の作成の他に、分析軸を多次元に定義し、管理会計レポートを作成す
る事ができる。
組織
[AD_Org_ID]
取引組織
[AD_OrgTrx_ID]
品目
[M_Product_ID]
取引先
[C_BPartner_ID]
販売地域
[C_SalesRegion_ID]
プロジェクト
[C_Project_ID]
キャンペーン
[C_Campaign_ID]
ユーザー
定義2
ユーザー
定義1
アクテイビティ
[C_Activity_ID]
・・・
会計レポートで作成した品目別売上レポート
~主な分析軸~
多角的に分析軸を設定できる会計レポート
販売管理や購買管理で入力している日々の伝票(トラン
ザクションデータ)から、自動で会計仕訳が起票され、リ
アルタイムで会社の損益が計算されると同時に、色々な分
析軸でクロス集計する管理会計レポートも作成できます。
ERPシステムとしては、当たり前の機能ですので、
iDempiereでも当然、実装されています。
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【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る①
「OSSのOSやミドルウェア(DB等)」と「OSSの業務アプリケーション」の違いを理解しよう!!
A.導入企業の要件に応じてカスタマイズが必要になるかどうか。
カスタマイズの種類
Add-On
(アドオン)
既存のソースコードは修正せずに、機
能を追加開発する事。
Modification
(モディフィケーション)
既存のソースコードを直接修正する事。
Parameter / Configuration
(パラメータ設定/コンフィグ設定)
パラメータの設定で、カスタマイズする
事。
 同じオープンソースでもLinuxなどのOSやPostgreSQLなどのミドルウェアは、導入企業の要件
に応じてチューニング作業などはあっても、ソースコードを追加/修正するような開発を伴うカスタマ
イズを行う事は通常は無い。しかし、業務アプリケーションは導入企業の要件に応じてカスタマイズ
が必要になってくる。ソースコードを自由に追加/修正して好きなようにカスタマイズができるという
オープンソース本来のメリットは業務アプリケーションにこそ発揮される。
Q1. 「OSSのOSやミドルウェア(DB等)」と「OSSの業務アプリケー
ション」の大きな違いは何か。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 13
【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る②
商用業務アプリケーションをカスタマイズする場合、パラメータ設定/コンフィグ設定が主で、ソー
スコードを直接修整するようなModificationは通常はサポート対象外になってしまうため行わない。
Add-On開発も極力少なくしろと言われる。オープンソースの業務アプリケーションも同じような考
えで導入プロジェクトを推進すべきか?
商用業務アプリケーションでは、業務をアプリケーションに合わせるようにコンサルティングされる
が、オープンソースの業務アプリケーションも同様の考え方で良いのか?
ウォーターフォール型の開発モデルが最適なのか?
Q2. 「商用業務アプリ」と「OSSの業務アプリ」で導入に対する考え
方(SIの方法論)や取り組みは同じで良いのか?
カスタマイズの種類
Add-On
(アドオン)
既存のソースコードは修正せずに、機
能を追加開発する事。
Modification
(モディフィケーション)
既存のソースコードを直接修正する事。
Parameter / Configuration
(パラメータ設定/コンフィグ設定)
パラメータの設定で、カスタマイズする
事。
「有料の商用業務アプリ」と「OSSの業務アプリ」の導入手法の違いについて考えよう!!
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【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する①
購買管理
販売管理
在庫管理
顧客管理
受注データIF
会計システム人事・給与システム
在庫データIF
ECサイト
仕訳データIF
仕訳データIF
POS売上データIF
※1
※1
※2
※3
物販の場合は、販売管理と一緒に購買管理、
在庫管理も導入するのが通常。サービス業の場
合は販売管理のみ導入するケースが多い。
※2
小売業で既にPOSが店舗に導入されている場
合などは、POSとのIFを行う。
※3
ECサイトを複数サイト運営しているケースも
多々ある。ECサイトとのIFは要件によるが、少な
くとも受注データのIFは必要。*IF(I/F)→interface(インターフェース)の略
iDempiereはERPであるが、無理にERPとして使用する必要は無い。オープンソースで“無
料”という特長を活かして、販売管理や在庫管理システム、会計システムなどとして自社で活
用できる部分を利用するという方針でも良いのではないか。
iDempiereを販売管理システムとして使用するケース
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 15
【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する②
リクエスト管理を活用した
小規模コールセンター
iDempiereを使用するのに決まったルールや制限はない。好きなように使用できるのがOSS
の良いところなので、既成概念にとらわれず、自由に活用して行きたい!!
会計モジュールの機能だけでも会計システムとして運用していく事ができるが、販売管理
の売上(請求)伝票や入金伝票、購買管理の仕入(請求)伝票や支払伝票(出金伝票)等を
使用する事により五伝票制の伝票会計的な会計システムの運用が可能になる。会計モ
ジュールだけの運用より、債権/債務の消込管理などが行え、管理レベルが向上する。
(五伝票制の伝票会計的な)
会計システム
会計管理(財務会計&管理会計)
購買管理
仕入伝票
[AP Invoice]
販売管理
振替伝票
[GL Journal]
売上伝票
[AR Invoice]
出納帳
[Account Book]
会計レポートによる
レポーティング
支払伝票
[Outgoings Payment]
入金伝票
[Income Payment]
消込伝票
[Allocation]
債権/債務の相殺も可能!!
リクエスト管理
顧客の要求(リクエスト/クレーム)を
iDempiereのマスタやトランザクションデー
タと結びつけて管理し、社内で共有する事
ができる機能。
iDempiereのCRMの中核機能の1つで、
顧客からの問い合わせ履歴管理など小規
模なコールセンターに適用できる機能が
揃っている。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 16
【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する③
コストはTCO(Total Cost Operation/Ownership)で考える
単純に既に実装されている”業務機能”で、有名商用ERPとOSSのERPを比較するのであれ
ば、有名商用ERPの方が色々な機能が備わっている事だろう。しかしながら、有名商用ERP
の場合は使用していない機能に対しても多くの費用を支払っていると考える事もできる。
OSSのERPは、自由にカスタマイズできる事が大きなメリット(特長)であり、足りない
機能は自分達で開発する事が前提とも言える。特にiDempiereの場合は、カスタマイズが非
常にしやすくなっているので、比較するのであれば、必要な機能は追加開発するという前提
で、TCO(Total Cost Operation/Ownership)の観点で比較検討すべきである。
他のERPと単純に”業務機能”の”ある”or”なし”を比較する行為は、あまり
有益な行為ではないと思います。色々なERPを細かな仕様レベルで把握して
いる人は皆無ですので正確な比較を行うのは現実的には非常に難しいです。
機能レベルで詳細な比較検討をするよりも、iDempiereの場合は足りな
い機能は作る前提でトータルコストで比較検討すべきです。
■ライセンス料が無料‼
■開発生産性が高いので開発工数が少なくて済む‼
コスト面でのiDempiereの優位性
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 17
文書管理
【活用のポイント3】他のシステムと連携してコストを最小限に抑えたIT経営の推進!!
iDempiereだけではなく、他のオープンソースソフトウェアや既存のシステム、低コストの
商用アプリケーションと連携する事で、コストを最小限に抑えたIT経営の推進!!
ERP BI/DWH
CRM
勤怠/給与
既存システム
生産管理
CRMの機能はiDempiereにも
基本機能は実装されているの
で、比較検討必要!!iDempiere
で実装されていない機能で、
iDempiereで実装するより、
低コストで利用できるCRMが
あのであれば、導入を検討す
る。
OSS
OSS
OSS
OSS
OSS
OSS
生産管理については、
iDempiereの生産管
理機能をベースにカ
スタマイズする方法
と、既存の生産管理
シ ス テ ム と 、
iDempiereをデータ
連携させる事を比較
検討!!
人事/給与/勤怠管理
に つ い て は 、
iDempiereですべて
を構築するより、他
の人事/勤怠/給与管
理のパッケージを活
用しデータ連携した
方が、低コストにな
るかもしれない…。
OSSを活用する事が、なん
でもかんでも低コストになる
わけではないので注意!! OSS
の中には有料で機能を提供し
ている場合もあり、その機能
を使用すると、商用アプリ
ケーションとコスト的にはあ
まり変わらない事もある。
やりたい事を整理し、かし
こい選択をする事が大切!!
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 18
【機能紹介】データのインポート/エクスポート
データ連携機能:データのエクスポート
 一覧レポートより下記のファイル形式でエクスポートする事ができる。
エクスポート
Postscript XML PDF HTML
タブ区切り セミコロン区切り csvカンマ区切り xls
一覧レポート
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【機能紹介】データのインポート/エクスポート
データ連携機能:データのインポート
 品目マスタ/取引先マスタ/勘定科目マスタ/在庫データ/注文データ/請求データ/仕訳データ/支払データなどのデータイン
ポートツールが用意され、カスタマイズ可能。
データインポート
名称 受注データインポート
説明
テーブル I_Order
フォーマットの種類 CSV
 アクティブ
フィールドフォーマット
シーケンス 10
データタイプ 日付 データ書式 yyyy/MM/dd
カラム DateOrdered
説明
開始番号 1
コールアウト
小数点 100で割る
定数値
文字コード指定
インポート
フォーマット
受注データ
インポート
インポートするファイルを選択 < >
インポートエラー
メッセージ
×受発注データインポート
クライアント ㈱OSS ERP Solutions
組織
伝票ステータス更新 完了
 古いレコードを削除
受発注伝票 受発注伝票明細
クライアント 組織
伝票タイプ名称 伝票タイプ
伝票番号
説明
インポート済み
インポートフォーマット定義
中間テーブル
データのインポートする際には、予めインポートの
フォーマットを定義しておく必要があります。
【インポート可能フォーマット】
 カンマ区切り(CSV)
 タブ区切り
 区切り文字指定
 固定長
インポートするデータは
インポートエンジンにより、
中間テーブルに格納されま
す。
中間テーブルからインポートプロセスを実行して、
実際のテーブル(本テーブル)にデータをインポー
トします。
インポートフォーマット
受発注データインポート
データインポート処理
DB
本テーブル
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 20
【機能紹介】データのインポート/エクスポート
標準画面のツールバーには、インポートアイコンがあり、簡単にインポートする事が可能。
標準画面のツール―バーのインポートアイコンからインポートできるファイルの種類はCSVのみです。
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【機能紹介】データのインポート/エクスポート
DB
登録:createData 1レコードを登録する。
更新:updateData
削除:deleteData
参照:readData
1レコードを更新する。
1レコードを削除する。
1レコードを参照する。
単一
レコード
処理
複数
レコード
処理
その他
※WebサーバはTomcatが
iDempiereにはバンドルさ
れている。
Web Service
Engine
Responder Requester
クエリ:queryData
リスト:getList
プロセス:runProcess
伝票ステータス更新:
setDocAction
区分 Method 説明
条件に合致する複数レコードを参照する。
テーブルリファレンスもしくはリストレファレンスのリストに表
示されるレコードを取得する。
Webサービスからプロセス(バッチ処理)を実行する。
Webサービスから伝票ステータス更新処理を実行する。
レスポンス
リクエスト
iDempiereのWeb Service Engineはパラメータ
設定のみで、リクエストを処理しレスポンスを返す
事ができる。
Web サーバ
データ連携機能:Webサービス
他にもETL(Extract/Transform/Load)
ツールを活用してデータ連携を行う事も
あります。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 22
【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する
【本社】
グループ企業
iDempiereは、1企業で導入できるのはもちろん、グループ企業(複数企
業)にも導入ができるように設計されている。
リアルタイムでグループ企業の経営
状況の把握が可能です!!
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 23
【機能紹介】iDempiereの枠組み
DB
クライアントBクライアントA クライアントC
組織A 組織B 組織C
取引組織A
クライアント[Client)] = 会社 or 企業グループ
 1つのDB上に複数のクライアントを作成する事ができる。
(マルチクライアント)。
 クライアント間ではマスタの共有は基本的にできない。
(クライアント間の独立性が高い)
組織 [Organization] = 部署 (事業部) or 会社
 グループ化された階層化構造を複数作成できる。
 組織間でマスタを共有できる。
 組織間取引ができる。
カウンター伝票
⇒(例)社内取引で組織Aで発注伝票を起票すると組織Bで対応する受注伝
票が作成される。
本支店会計の仕訳も起票する事ができる。
取引組織 [Transaction Organization] = 部署(事業部)
 クライアントを1つの企業グループと見立て、組織を1つの会社と
定義した場合、取引組織を使用して社内のセグメントデータを管
理する事ができる。
取引組織B 取引組織C
※取引組織の使用は任意。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 24
【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する:応用その1
【本社】
グループ企業
フランチャイズ企業
又は販売会社
 トランザクションデータは組織毎に区分管理されるので、資本
関係に関わらず1つのシステム内で管理が可能!!
 クループ企業やフランチャイズ企業からシステム利用料を徴収
し、コスト回収するケースも多い。
 店舗展開しているような業態にも!!
グループ企業だけでなく、フランチャイズ企業や販売会社の管理にも活用
する事が可能!!
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 25
【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する:応用その2
【本社(国内)】
大手商用ERP
 iDempiereの導入テンプレートを作成し、地域毎にクラウド展開。
 本社(日本)の大手商用ERPと適宜IF。
 海外の子会社や販売会社の分まで、大手商用
ERPのライセンス料を支払うのは困難!!
 導入テンプレートの作成とクラウド対応で海外事
業展開のスピードアップ!!
グローバルな経営管理ツールとして!!
グローバル経営の現実
解として”二層ERP”が
注目されてきています。
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【機能紹介】グローバル対応①
多言語対応(マルチ言語)
多通貨対応(マルチ通貨)
日本語
ログイン時に
言語選択。
 170を超える世界中の通貨が登録済み。レート登録を行えば、すぐに外貨取引が行える。
 複数のレート登録が可能(標準機能でスポットレート/平均レート/期末レート/会社レートが用意されている)。
 仕訳データには会計通貨(機能通貨)/取引通貨の2種類の通貨情報を保持。
※会計通貨(機能通貨)は会計基準毎に設定が可能。
100を超える言語のマスタが既に設定されており、XML形式の翻訳ファイルがあれば、色々な言
語でUIを表示する事ができる。
※翻訳ファイルが無くてもシステム上で翻訳作業を行っていく事もできる!!
英語
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【機能紹介】グローバル対応②
 iDempiereの消費税処理は、世界中の消費税に類似する税金(付加価値税や営業税など)も考
慮して設計されており、柔軟性が高い。
複数の会計基準への対応(複数の会計帳簿を作成できる)
柔軟性のある消費税処理
日本の現状の会計帳簿
1つの会計帳簿が3つ
の役割を担っている。
財務会計用帳簿
+税会計用帳簿
+管理会計用帳簿
海外(米国)の会計帳簿
役割に応じて、会計帳簿が別
れている。
 財務会計用帳簿
 税会計用帳簿
 管理会計用帳簿
国際会計基準用の会計帳簿
大企業グループ
では、日本国内の
財務会計基準の
帳簿に加え、国際
会計基準の会計
帳簿も必要になっ
てくる。
+
 品目別消費税設定
 地域別消費税設定
 消費税等の複合処理
 “伝票明細単位での消費税計算”と”伝票単位での消費税計算”の選択適用
 税率改正対応
 営業税として費用処理
 税込価格と税抜価格の処理
 個別税抜方式の自動仕訳 など…
iDempiereの標準機能だけでも、
国内の消費税法の改正に柔軟に対
応する事ができます。
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【機能紹介】内部統制
権限管理
ログ管理
 iDempiereの権限は“職責[Role]”で管理され、職責をユーザーに割り当てる仕組みになっている。職責には業務
メニューやデータのアクセスが許可される“組織[Organization]”などを設定する。
※“職責(Role) + ユーザー”をキーとしてアクセスできる組織を制御する事もできる。
“変更履歴”を記録するかどうかは職責やテーブル毎に制御できる。
+
全てのレコードのデータ登録者/最新更新者
ログイン
(セッション)履歴
常にログ管理の対象
プロセス履歴
(実行パラメータ/ログ)
変更履歴
職責 テーブル変更ログ 変更ログ
経理部
営業部長
経理部員
総務部員
営業部
+
テーブルアクセス権限設定
カラムアクセス権限設定
レコードアクセス権限設定
必要に応じて設定
○
○ ○
×
× ×
職責 組織
営業部長の業務メニュー
経理部員の業務メニュー
総務部員の業務メニュー
営業部長の
Aさん
ユーザー
(例)
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【活用のポイント5】クラウドで活用する
クラウドを活用する事が、必ずしもコスト削減につながるわけではないが、
初期費用を抑え、システム構成に柔軟性を持たせる事ができ、運用の負担
を減らす事ができる。
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【機能紹介】2種類あるGUI
Swing-UI
Web-UI iDempiereをWebアプリケーションとして使えるように作られたUI。
クライアントサーバー型のGUIで、JavaのSwingコンポーネントで作られている。
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【機能紹介】GUIの特徴①
単票表示と一覧表示の切り替え
単票表示 一覧表示(グリッド表示/複数列表示)
1レコードを見やすく(編集しやすく)表示する。 複数レコードをエクセルのように表示する。
切り替える
単票表示と一覧表示の切り替えに加えて、下記のアイコンを活用する事により、探して
いるデータをすぐに見つける事ができる。
検索ウィンドウ表示アイコン レコード移動アイコン
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【機能紹介】GUIの特徴②
タブ(Tab)形式のGUI
標準画面は複数のタブにより構成されており、”タブ間には親子関係がある”。
(例)
受注伝票(ヘッダ情報/鑑)
受注伝票明細(明細情報)
税額計算(消費税情報)
親
子
子
※1つのタブが1つのテーブルに対応している。
受注伝票(ヘッダ情報/鑑)
受注伝票明細(明細情報)
親
子
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【機能紹介】GUIの特徴③
業務で使用される
受注伝票(注文請書)
iDempiere/JPiereの
受注伝票入力画面
iDempiereの標準入力画面は
伝票のイメージに近い入力画面です。
親タブ
親伝票の鑑と言われる部分
子タブ
子
伝票の明細
“タブ間に親子関係がある”という事は、例えば、伝票でいうところの”鑑
/ヘッダー”と言われる部分が画面上部の”親タブ”に、”明細”と言われる部
分が画面下部の”子タブ”に表示されるという事です。
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【業務機能デモ】販売管理デモンストレーション
受注伝票
(Sales Order)
出荷納品伝票
(Material Shipment)
売上請求伝票
(AR Invoice)
仕訳なし仕訳なし
得意先より受注を受けた際に、受注伝票を起票します。iDempiereの受注伝票は受注状況、
引当状況、出荷(納品)状況、得意先への請求状況を把握する事ができます。受注伝票の完
成時に在庫の引当が行われ、出荷納品伝票を完成すると在庫の引当が解除されます。
iDempiereの標準機能では受注伝票は見積伝票も兼ねています。
基本的な自動仕訳(借方) (貸方)
受注した品目を得意先に出荷から納品するまでを管理するのに出荷納品伝票を使用します。
出荷納品伝票は完成させるまでの間に入出荷確認伝票を複数枚起票する事ができ、出荷から
納品までのピッキングや出荷確認などの各種業務ステップを管理する事ができます。出荷納
品伝票の完成時に在庫が減少します。
売上請求伝票は五伝票制の伝票会計の売上伝票に相当します。売上請求伝票には売上(収
益)の認識、債権の管理、消費税の計算などの役割があります。
5,000円
20,000円
5,000円
20,000円
商品 (品目A 10個)
商品 (品目B 20個)
売上原価 (品目A 10個)
売上原価 (品目B 20個)
基本的な自動仕訳(借方) (貸方)
10,000円
30,000円
3,200円
43,200円 売上(品目A 10個)
売上(品目B 20個)
仮受消費税
売掛金
基本的な自動仕訳(借方) (貸方)
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【お願い】業務機能を理解したうえで開発手法を学んで下さい!!
実装されている業務機能は膨大なサンプル実装とも考えられる
システム会社やITスキルの高い人によくあるケースであるが、実装されている業務機能を理解しないで、システム
の開発手法(カスタマイズの手法)だけを学ぼうとするケースがある。
しかし開発手法だけ学ぶのは推奨しない。実装されている業務機能を知らないでカスタマイズの方法だけを学ん
でしまうと、既にある機能と同じような機能を実装してしまう無駄が発生し、全体的な開発工数が膨らんでしまう。さ
らに悪いケースになるとiDempiereの開発標準に従わない開発(他のシステムの経験則での開発)が行われるよう
になり、不用意なトラブルが発生してしまう。
開発者の立場でiDempiereの業務機能を考えると、既に実装されている業務機能は膨大なサンプル実装とも言
える。業務機能を知り、その実装方法を理解する事が、開発者にとって一番早くiDempiereの正しい開発手法が身
に付くはずである。機能を追加開発する場合でも、既存の業務機能には参考となる所が多々ある。
実装されている業務機能を学ぶ事の重要性を認識する
少し手を加える事で使いやすさが格段に向上する
iDempiereは、ERPという性格上、機能が汎用的に作られており、オープンソースという特性上、ソースコードレベ
ルでのカスタマイズを行う事もできるので、少し手を加える事で使いやすさが格段に向上する事が良くある。既存の
業務機能に、どのように手を加えれば、導入企業にとって使いやすくなるのか把握しておく事は、SIを行う上では重
要な事である。
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【開発手法概要】
iDempiereは業務アプリケーションの開発基盤として、コーディングはビジネスロジック部分に集中し
て行えば良いシステムアーキテクチャになっている。GUIの作成やデータの登録/変更/削除のDB更新処
理などビジネスロジックとは直接的には関係のない処理は iDempiereの各種エンジンプログラムがアプ
リケーション辞書の情報をもとに処理する。
DB
ビジネスロジック
を中心に開発
DBへのデータの登録/更新/削除の処理は、
PO(Persistent Object)クラスが担うように
なっている。
ひとつのテーブルには対応するひと組の
モデルクラスが作成され、そのモデルクラス
はPOクラスを継承して作成される。開発者
はビジネスロジックの中でモデルクラスのイ
ンスタンスを呼び出して必要に応じてsave()
メソッドや、delete()メソッドを記述するだけ
で、DBへのデータの登録/更新/削除が行え
る。
Window(標準画面)
Report
Process(Batch)
Window(標準画面)は自動作成され、
GUIとのデータのやり取りはWindow
Engineが処理し、DBへのデータの登
録 / 更 新 / 削 除 は PO(Persistent
Object)クラスが処理してくれる。
レポートの作成は基本的にはコーディ
ングする必要はない。
ビューだけでは対応できない複雑な表
示ロジックが必要な場合のみ、その表示
ロジック部分をコーディングすれば良い。
バッチ処理(プロセス)の実行条件を入
力する画面は自動作成され、ログも記録
&表示する仕組みが用意されているの
で、バッチ処理のビジネスロジックに集
中してコーディングすれば良い。
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フォーム(Form) ⇒ 非定型画面
【開発手法概要】GUIの開発概念
フォーム Engine
ウインドウ定義
タブ定義
フィールド定義
フィールド定義
テーブル&
カラム情報
クラス(Swing-UI用)
バリデーションチェック
“コールアウト”と呼ばれるプログラムに
より入力値やフィールド間の整合性を
チェックする事ができる。
クラス(Web-UI用)
 定型画面(ウインドウ)ではなく自由に画面を作成したい場合に、iDempiereでは、フォームと
いう概念が用意されており、作成した画面を簡単に組み込む事ができるようになっている。
ウィンドウ(Window) ⇒ 定型画面(標準画面)
+
アプリケーション辞書 ウィンドウEngine
コールアウト(Call Out)
Engine
アプリケーション辞書の各種定義を読
み込み、ウィンドウEngineにより自動で
ウィンドウ(定型画面)を作成する事が
できる。
 ウィンドウ(Window)はiDempiereが自動作成する定型の画面で、アプリケーション辞書に格納されているテーブルとカラムの情報を基礎とし、ウィドウ定義で
ウィンドウを構成するタブの数や表示項目、表示順序などを設定する事により、ウィンドウエンジンが自働作成する。
 iDempiereではデータの登録/更新/削除はウィンドウを作成するだけでノンプログラミングで行える。
Window 例
Form 例
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【開発手法概要】ビジネスロジックの実装概念
データの登録・更新・削除時のビジネスロジックの実装
 iDempiereでは、データを登録・更新・削除した時に独自のビジネスロジックを実行する事ができる。
 伝票(Document)として使用する場合には、伝票ステータス更新プロセス毎にビジネスロジックを実行する事ができる。
モデルクラス
 iDempiereではバッチ処理の事をプロセスとよび、メニューツリー上歯車のアイコンで表示される。
 iDempiereでは自作のバッチ処理をプロセスとして簡単にメニューに組み込む事ができる。
1つのテーブルに対して、1組のモデルクラス
が作成され、そのテーブルに対するデータ処
理(登録、更新、削除)の責任を負う。
・beforSave()
・afterSave()
・beforDelete()
・afterDelete()
・・・
プロセス(バッチ処理)としてのビジネスロジックの実装
プロセス Engine
クラス
アプリケーション辞書
実行条件入力画面定義
フィールド定義
フィールド定義
+
プロセス実行条件
入力画面例
データ処理ロジックを記述
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【開発手法概要】レポート開発概要
レポート Engine
クラス
アプリケーション辞書
レポート定義
ビュー定義
印刷書式定義
+
Jaspersoftを活用したレポート作成
会計レポート(Financial Report) [パワーユーザー向けレポート作成ツール]でのレポート作成
 管理&分析のためにデータを一覧表示する“一覧レポート”と予めデザインされた“定型レポート”をノンプログラミングで作成する事
ができる。
 仕訳のデータをもとに財務部・経理部のパワーユーザーがレポートを作成する事ができる簡易レポーティングツール。
 財務諸表としてBS、PL、CFの作成のほか、管理会計の多次元分析のレポートが作成できるレポーティングツール。
レポートEngine [開発者向けレポート作成ツール] を使用したレポート作成
一覧レポート
定型レポート
ビューの定義だけでは実現でき
ないレポートはその表示ロジッ
クを実装する事もできる。
デザイン性のあるレポート。得意先に送付
するような、納品書や請求書に使用する。
会社のロゴなども添付表示できる。
業務担当者が、データを確認するために
使用するレポート。エクセルのようにデー
タが行と列で表示され、集計等も行える。
(例)定型レポート
(例)一覧レポート
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【開発手法概要】システムアーキテクチャ
アプリケーション辞書
(Application Dictionary)
データベース
トランザクションデータ
& マスタデータ
テーブルとカラムの定義
ウィンドウ定義
レポート&印刷書式定義
プロセス定義
エレメント定義
バリデーション定義
リスト定義
・
・
・
各種エンジンプログラム
ウィンドウエンジン
コールアウトエンジン
フォームエンジン
レポート&プロセスエンジン
ドキュメントエンジン
ワークフローエンジン
・・・
アプリケーション
基盤(ベース)プログラム
ダイナミックORマッピング
トランザクション処理
権限&セキュリティー
・・・
ビジネスロジック
モデル駆動アーキテクチャ [Model-Driven Architecture(MDA)]
Report
Process(Batch)
・・・
モデルクラス
コールアウト
フォーム
プロセス
プレゼンテーション
Window
・・・
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【開発手法概要】カスタマイズデモ
デモシナリオ:法人マスタ画面の簡単なカスタマイズ
 法人マスタに“ロゴ”が掲載できるようにカスタマイズする。
 法人の種類(CorpType)を追加し、[株式会社(CO)、合同会社(GK)、個人事業主(ID)]の
3種類を選べるようにする。
 “法人の種類”の種類によって、他のフィールドの表示/非表示を制御する。→個人事
業主を選択した時には”D-U-N-S”フィールドを非表示にする。
法人マスタ画面
コスト面以外でのオープンソースの魅力…
それは人類の英知の結晶であるということ!!
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【活用のポイント6】自由にカスタマイズする
42
通常、商用ERPでは標準機能のソースコードを修正する事はできない。そのた
め、カスタマイズがパラメータ設定や、Add-Onプログラムの開発に限られる。
しかしオープンソースなら、ソースコードが公開されているので、ソースコードレ
ベルで自由にカスタマイズする事ができる。既存機能を上手に活用しつつ、足りな
い機能があったり、要件と機能にギャップがある場合には機能を追加開発してより
自社の業務に適合した業務アプリケーションを作成する事ができる。
既存機能を上手に活用する
業務をシステムに合わせる事
も検討する
エンジンと呼ばれるプログラ
ムを修正する際には、細心の
注意を払う。
既存機能を上手に活用する事が、開発工数の削減及びトラブル防止にも
なる。
自由にカスタマイズすると言っても、開発工数の関係上、やりたい事をすべて実
装できるわけではない。時には、業務をシステムに合わせてもらう事も必要。業務
をシステムに合わせる部分とカスタマイズする部分を区分する基準が大切。
エンジンと呼ばれるプログラムは影響範囲が大きいので、モディフィケー
ションする際には、細心の注意が必要である。できれば、エンジンプログラ
ムはモディフィケーションせずに導入する事を推奨する。iDempiereは通常、
エンジンプログラムは修正する事無く導入する事ができる。
カスタマイズのコツ
既存機能を上手に活用する事が、パッケージとしてオープンソースのERP
を利用するメリットを最大限に享受する事につながります。エンジンと呼ばれ
る中核となるプログラムは修正しなくても、ビジネスロジックと呼ばれる各社
固有のデータ処理ロジック部分だけカスタマイズすれば、基本的には導入する
事ができるようになっています。
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【活用のポイント6】自由にカスタマイズする②
バージョンアップは気にせず、自由にカスタマイズ!!(一般的なOSS業務アプリの場合)
 バージョンアップを意識してシステム導入を行うと、通常はカスタマイズでModification(標準機能のソースコードを修正する事)が行えない
(修正する事自体は可能だが、バージョンアップ時に上書きされて元に戻ってしまう可能性が高い)。Modificationは行わず、ADD-ONプロ
グラムとパラメータ設定だけでカスタマイズを行うことは、オープンソースという特徴を活かせていると言えるのか?
 会社毎にカスタマイズが必ずといって良いほど必要となる業務アプリケーションにおいて、オープンソースのメリットを最大限に享受する方
法は、バージョンアップの事は気にせず、導入時に導入企業の要件に合うようにModificationも含めたカスタマイズを自由に施し、その後
はビジネスの変化に応じて必要な機能が出てきたら、追加開発してシステムを運用していく方法なのではないか!?
 この考え方は、オープンソースの業務アプリケーションをスクラッチ開発の基盤(業務アプリケーションの開発基盤)と考えると理解しやすい。
スクラッチ開発するシステムにおいて、バージョンアップされたシステムがどこからか提供されるということは無い。スクラッチ開発したシス
テムは必要な時に機能を追加開発し運用していくのが通常だろう。オープンソースの業務アプリケーションをスクラッチ開発の基盤だと考え
れば、開発基盤なしにフルスクラッチ開発したシステムよりも、低コスト/短納期/低リスクで高機能な業務アプリケーションを作る事ができる
のでオープンソースの業務アプリケーションのメリットを享受できていると言えるのではないか!!
 将来的にどのような機能が追加されるかわからないバージョンアップを期待してオープンソースと言えどもライセンス料を支払ったり、バー
ジョンアップを考慮して、Modificationで簡単に実現できる機能をADD-ONプログラムで開発するのは、正しい判断なのか?バージョンアッ
プを意識してModificationは行わず、その代わりにADD-ONとして開発された機能は皮肉にもバージョンアップ時には動作確認などの工数
発生要因にもなってしまう。
 商用ERPのバージョンアップには通常、多額の費用が必要になるので、商用ERPを導入している企業の多くはバージョンアップをサポート
期間切れなどのネガティブな理由でしかたなく行っているのが実情である。商用ERPを使用している企業でさえ本音ではバージョンアップ
はできれば避けたいと思っているのではないか?そうであれば、なおさらオープンソースの業務アプリケーションはバージョンアップは気に
せずに自由にカスタマイズを施して運用して行った方が良いのではないか。バージョンアップに関わるコストの削減にもつながる。
 バージョンアップは気にせず10年・20年と使い続けて、バージョンアップのメリットがデメリットを上回った時に、その時の最新のバージョン
で”再構築(データ移行&追加開発した機能の移植 +α)”すれば良いくらいの心持ちで良いのではないか。導入企業は使い慣れたシステ
ムの最新版で業務システムを再構築するので、社内に蓄積されている活用ノウハウが活かせ、より良いシステムのバージョンアップになる
はずである。
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【活用のポイント6】自由にカスタマイズする③
バージョンアップができるように、自由にカスタマイズ!!(iDempiereの場合)
プラグイン構造のiDempiereであれば、コアなプラグラムを修正する
事無く、自由にカスタマイズする事ができます。そのため、バージョン
アップする事ができます。
JPiere(ジェイピエール)とは株式会社OSS ERP Solutionsが中心となって開発している、オー
プンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商習慣に対応したディストリビューションであ
り、プラグイン群です
JPiereはiDempiereのプラグインの仕組みを最大限に活用して開発しており、すべてのカスタマ
イズをiDempiereのプログラムを修正する事無く施しているので、iDempiereをバージョンアップさ
せる事ができます。
JPiereはOSSであり、その機能のほとんどをGPL V2のもと”無料”で使用する事ができます。
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【活用のポイント7】予算内でどこまでできるか検討する
システム導入の費用を見積る際に、欲しい機能をすべて盛り込んだ、積み上げ式
による見積もりでは高額になる傾向がある。あらかじめ予算を決めて、その予算内
で、どういったシステムが実現可能か検討するアプローチも大切!!
iDempiereはライセンス料は0円ですので、予算に応じたシステ
ム導入が可能です‼そのためiDempiereでは特に予算内でどこま
でできるか検討するアプローチは大切です。
【理想の家】
理想の場所に、理想の家を建てるとなると、予算オーバーは必至…。
欲しい機能をすべて盛り込んだシステムの見積もりは、このイメージ。
家を例にして例えると・・・
【現実の家】
通常、家を建てるもしくは購入する際には、あらかじめ予算を設けて、
その予算内で建てられるもしくは購入できる家を検討する。システムで
も同様に予算内でどこまでできるか検討するアプローチは大切である。
そして、はじめから欲しい機能をすべて開発するのではなく、導入時
は必要最低限の機能に絞り開発し、運用していきながら必要性の高い機
能を追加開発(増築)していく方が、結果として必要な機能に絞って開
発する事ができるので、トータルな開発コストが低く抑えられる‼
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【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する①
低コスト
カスタマイズが自由
ベンダロックインされない
メリット
開発コミュニティーには不具
合の責任は無い
-
-
デメリット
商用アプリケーションはどこまで責任を取っ
てくれるのだろう!?商用アプリケーションの保
障範囲は本当に安心なのか!?
既存機能の熟知に加えて、カスタマイズ
のノウハウや経験値が重要!!
ベンダロックインとは、特定ベンダーの独
自技術に大きく依存した製品、サービス、
システム等を採用した際に、他ベンダーの
提供する同種の製品、サービス、システム
等への乗り換えが困難になる現象のこと。
[Wikipediaより]
備考
不具合を自分達で修正す
る事ができる。
開発コミュニティーが必ずしも不具
合をすぐに修正するとは限らないの
で、場合によっては自分達で修正す
るか、修正できる人に依頼する必要
がある。
不具合を自分達で修正できる事はメリットで
あるとも言えるし、デメリットであるとも言える。
商用アプリケーションだからといって不具合
を必ずしもすぐに修正してくれるとは限らない
し、場合によっては仕様として押し切られて修
正してもらえない事を考えると、自分達で直せ
る環境があるというのは良い事ではないか?
ユーザー企業がSIerに導入を依頼するような場合は、通常SIerが責任を持ち、導入から保
守サポートまで一貫して提供するので、ユーザー企業はオープンソースだからといって、不
安がる必要はありません。
導入時は、パッケージのメリットを生かして低コストでスピーディーに導入し、保守はス
クラッチ開発したシステムと同様に行うイメージで捉えれば、全てをスクラッチ開発したよ
りも、低コスト&短納期で高機能なシステムを低リスクで構築する事ができます。
オープンソースの業務アプリケーションのメリットとデメリットを正しく
理解する事が活用への第一歩!!
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【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する②
OSS業務アプリとスクラッチ開発の比較
スクラッチ開発OSS 業務アプリ 備考
既に動くシステムがある。
→開発リスクの低下
→開発コストの低下
顧客の要件にあわせて自由
に開発する事ができる。
全てを開発する必要があるた
め一般的にコストが高くなる傾
向がある。
スクラッチ開発が100%自由であるのに対
して、OSS 業務アプリはオープンソースと
言えども既に出来上がっている枠組みが
あるので100%自由であるとは言えない。
OSS 業務アプリを活用しメリットを得る
ためには、OSS 業務アプリに合わせる事
も必要!!
開発面
運用/サポート面
スクラッチ開発OSS 業務アプリ 備考
スクラッチ開発したSlerから
サポートを受ける
→ベンダーロックイン
→継続的にサポートできる
SIerの信用力が必要。
システム導入を請け負ったSIerか
らの保守サポートがメイン。他には
コミュニティーからの情報提供など。
→システム導入を請け負ったSIer以
外にもサポートを提供している会社
は世界中に存在するので、サポート
体制が気に入らなければ、他の会
社に切り替える事も可能。
OSS業務アプリのコミュニティーからの
情報提供は、フォーラムなどの無料のもの
だと期待した回答が得られない事も考えら
れるが、世界中の開発者から貴重な意見
がもらえる事もあるので上手に活用すれ
ば、心強い味方になる。
運用やサポートという面では、全世界的
に使用されているOSS業務アプリであれ
ば、スクラッチ開発よりも安心だと言える
のではないか!?
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【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する③
OSS業務アプリと商用の(プロプライエタリな)業務アプリの比較
開発面
商用 業務アプリOSS 業務アプリ 備考
開発の自由度が高い
→モディフィケーション可能。
→iDempiereならOSGiを活用した開発。
→不具合があったら自分たちで修正しな
ければならない場合がある(コミュニティー
からパッチが提供される場合もある)。
開発の自由度は低い
→モデイフィケーションは出来ない。
→Add-On開発が主流。
→不具合があってもパッケージベン
ダー以外は修正する事ができない。
SIerにとっては、システムに不具合や課
題があってもパッケージベンダーに頼る事
ができる商用業務アプリの方が、OSS業
務アプリより、"楽"である。
SIerがOSS業務アプリを扱うためには、
商用業務アプリを扱う以上のスキルや経
験が必要である。
運用/サポート面
商用 業務アプリOSS 業務アプリ 備考
ユーザー企業はシステム導入を請
け負ったSIerからのサポートがメイ
ン。コミュニティーからの情報提供も
受けられる。
システム導入を請け負ったSIerは、
必要であればより専門的にその
オープンソースに携わっている企業
に2次サポートを依頼するなどしてリ
スクコントロールをする必要がある。
SIerからのサポートがメイン。
SIerはパッケージベンダーから
のサポートが受けられる。
OSS業務アプリは、色々なノウハ
ウがネット上に公開されているが、
商用業務アプリについては、そのよ
うなノウハウはあまり公開されてい
ない。
ネットを検索する事で、情報を収集
する事ができるのはOSS 業務アプ
リケーションのメリットである。
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【活用のポイント9】ビジネスロジックを中心にテストする
iDempiereほどの大きなパッケージソフトになると、すべて
の機能を100%テストする事は現実的ではない。
通常、パッケージソフトの導入では、そのパッケージに搭載
されているすべての機能を使用する事は無い。iDempiereも使
用する機能と使用しない機能に分かれる。
そのため使用する機能に的をしぼって、標準機能であっても、
想定通りに動くかどうかビジネスロジックを中心に一通りテス
トする事が大切である。
使用しない機能については、テストする必要
はありません。ユーザーに対しては使用しない
機能は権限設定などで、予め制限しておきま
しょう!!
ビジネスロジックを中心にテストする‼各種エンジンプログラム
ウィンドウエンジン
コールアウトエンジン
フォームエンジン
レポート&プロセスエンジン
ドキュメントエンジン
ワークフローエンジン
・・・
アプリケーション
基盤(ベース)プログラム
ダイナミックORマッピング
トランザクション処理
権限&セキュリティー
・・・
ビジネスロジック
・・・
モデルクラス
コールアウト
フォーム
プロセス
・・・
コアとなる各種エンジンプログラムや、ベースとなるプログラムに不具合がある場
合は、色々な所に影響が出てくるため、通常は開発段階で気が付くはずである。また、
世界中の開発者も使用している事から、それらの不具合はすぐにコミュニティーに報
告され修正される場合がほとんどである。
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【活用のポイント10】困った時に頼れるサポート体制を構築しておく
業務アプリケーションの場合、トラブルに迅速に対応できないと業務が滞ってし
まい、大きな損失となりかねない。そのようなリスクを可能な限り抑えるために、
困った時に頼れるサポート体制を予め構築しておく事も、オープンソースの業務ア
プリケーションを活用する上では大切な事である。
そして出来れば、サポート会社とは導入段階から一緒になって取り組むべきであ
る。そうする事で標準機能の活用法やカスタマイズのノウハウを得る事ができ、不
用意なトラブルを回避する事ができる。
オープンソースの業務アプリケーションはライセンス費用等が無料であるため、
システム会社に導入を依頼しても、コスト的には商業ソフトウェアと比較して安価
な場合がほとんどである。
オープンソースは誰でもビジネスに参画する事ができるため、信頼
できるシステム会社を選択するユーザー企業の”目”が大切です。
オープンソースの業務アプリケーションに対して漠然と”不安”を感
じている人は、その不安の実体は”SIer”に対する不安です。
本当に技術力と経験のあるSIerであれば、OSS業務アプリを使って
も、しっかりと導入&サポートする事ができるはずです。
そして、SIerやユーザー企業のシステム部門の方は、2次サポートの
活用をご検討下さい。iDempiereは非常に大きなシステムなうえ業務
知識も必要なため高度なサポートスキルが必要になります。
2次サポートは㈱OSS ERP Solutionsにご依頼下さい!!
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【広告】OSS ERP Solutionsでは2次サポートを提供しています
商用のオープンソースの業務アプリケーションとOSSの業務アプリケー
ションの運用/サポート体制を比較した場合、商用の業務アプリケーショ
ンがSIerとパッケージベンダーからサポートが受けられるのに対して、
OSS業務アプリケーションはSIerからのサポートとOSSコミュニティー
からの情報提供という事で、サポート体制的に少し不安が残るかもしれま
せん。
そ こ で 、 ㈱ OSS ERP Solutions で は 、 オ ー プ ン ソ ー ス の ERP
iDempiereを安心してご利用頂けるように、SIerやシステム部門を持つ
ユーザー企業に対して2次サポートを提供しています。
必要であればiDempiereのコミュニティーと連携してサポートします
ので、iDempiereを安心してご利用頂けます。
〒270-1350
千葉県印西市中央北2-1-3-1504
http://www.oss-erp.co.jp/
株式会社オープンソース・イーア―ルピー・ソリューションズ
【広告】より安心してiDempiereを利用して頂くために2次サポートをご活用下さい。
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おまけ
iDempiereがIT情報サイト”InfoWorld”が選ぶ「Best of Open Source
Software(Bossie) Awards」に”2015年”と”2016年”の2年連続でアプリケー
ション部門に選出されました。
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 53
- おわり -
http://www.oss-erp.co.jp/
オープンソースのERPを活用し、
企業が抱えている課題を
素早く低コストで解決します!
© OSS ERP Solutions All Right Reserved. 54
【お知らせ】JPiere = Japan + iDempiere
JPiere(ジェイピエール)とは株式会社OSS ERP Solutionsが中心となって開発して
いる、オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商習慣に対応したディ
ストリビューションです。iDempiereを日本の商習慣に対応させるだけでなく、操作を補
助するユーティリティーやJPiereオリジナルレポート、バッチ処理などiDempiereを拡張
する多くの機能を追加し、1つのパッケージにして提供しています。
オープンソースのERP iDempiereの日本商習慣対応ディストリビューション
JPiere は “Japan”+“iDempiere” で あ り 、 “JP” は 日 本
(Japan)を、“iere” は“yell”とかけて“応援”の意味を込めてい
ます。つまり“JPiere”は、日本企業をシステム面から支援する
事を目的に開発されているOSS(オープンソース)のERP
iDempiereのディストリビューションです。
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【お知らせ】iDempiereベーシック・トレーニング
 iDempiere概要
• iDempiere概要
• iDempiere共通基本操作
• クライアントの作成と設定
• 組織モデリング
• 会計初期設定
• 銀行設定
• 現金出納帳設定
• 伝票タイプの設定
• 取引先管理(取引先マスタ設定)
• ユーザー&職責の設定
• 税金設定
• 品目マスタの基本設定
• プライスリストの設定
等
 新規クライアント(会社)作成
基本業務プロセス 2~3日間
アプリケーション辞書 2日間
 アプリケーション辞書概要
 アプリケーション辞書共有マスタ・共通設定
 テーブルとカラムの設定
 iDempiereの業務プロセスで中心となるテーブル
 ウィンドウの設定
 レポートとプロセスの設定
 検索ウィンドウの設定
 メッセージ管理
システム開発基礎 2日間
 iDempiereの中心的となる業務機能の概念と基本操作
 開発環境構築
• デバッグの方法
• インストールパッケージの作成
• バージョン管理システム概要
 モデルクラス開発基礎
 コールアウト開発基礎
 プロセス開発基礎
 コーディングを伴うレポート開発基礎
iDempiereベーシック・トレーニングプログラムはiDempiereの導入プロジェクトを遂行するために最低限必要とな
る知識・技術を提供する事を目的としています。3つのトレーニングを受講する事で、iDempiereの標準機能の概念と
基本操作、カスタマイズの基本的な方法を学ぶ事ができます。
ベーシック・トレーニングは基本的に最下部の「基本業務プロセス」から受講し、1段ずつ上位のトレーニングを受
講していくように設計されています。
⇒業務プロセスの機能中心のトレーニング ⇒開発(カスタマイズ)が中心のトレーニング
AB01
AC01
AC02
• 販売管理の概念の基本操作
• 債権管理の概念と基本操作
• 購買管理の概念と基本操作
• 債務管理の概念と基本操作
• 在庫管理の概念と基本操作
• その他(会計管理/ワークフロー/顧客管理の概要)
 演習
• アドオンカラムの追加
• アドオンテーブルの追加
• ウィンドウの作成
• 一覧レポートの作成
 演習
• モデルクラス作成
• コールアウト開発
• プロセスの開発
• コーディングを伴うレポート開発 など
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【お知らせ】iDempiere出張無料セミナー&相談会
【出張無料セミナー&相談会】
オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を自社に導入した
いとお考えの方、ソリューションのひとつに加えたいと検討しているシス
テム会社の方など、iDempiereに興味のある方が3名以上集まったら、
無料でiDempiereのセミナー&相談会を開催致します。
ライセンス料が無料でカスタマイズを柔軟に行う事ができるオープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を
普及させる事を通して、今後ますます激化する事が予想される国際競争の中、日本企業が生き残り、日本社会
が心豊かに発展する事に貢献するため。
◆開催趣旨
◆開催要項
・参加人数:3名以上
・費用:無料 ただし、iDempiereの普及による日本社会への貢献を目的とした、ボランティア的な活動になります
ので、交通費のみ実費のご負担をお願いしてます。
・用意して頂くもの:プロジェクターもしくは大きめのディスプレイ
・開催時間:概ね2時間~2時間30分。
・対象:ERPという言葉の意味を理解している方を対象とした内容になっています。
http://www.compiere-distribution-lab.net/
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【お知らせ】OSS ERPのメールマガジン
OSS ERPに関する内容のメールマガジンを発行し
ています(月に1回程度)。不要になったら簡単にご
解約頂けますので、お気軽にお申込み下さい。
http://www.compiere-distribution-lab.net/

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低コスト経営を実現するためのOSS ERP iDempiereの活用法

  • 1. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. オープンソースのERP(Enterprise Resource Planning) 低コスト経営を実現するための OSS ERP iDempiereの活用法
  • 2. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 1 【自己紹介】 [自称] 日本のiDempiereの伝道師(エバンジェリスト) 名前 萩原 秀明 はぎわら ひであき 年齢 1975年生まれ(2児の父) 住所 千葉県印西市 (千葉ニュータウン)在住 URL www.oss-erp.co.jp 「オープンソースのERPを使用して、日本の未来を少しでも明るくして いきたいと思っています。よろしくお願い致します。」 略歴 ◆学生時代は筋トレと会計の勉強に励む!! ◆大手商用ERPの導入・開発に4年ほど携わる(主に会計系)。 ◆2009年にOSS-ERP Compiereに出会い導入・開発に携わる。 ◆2013年初頭よりiDempiereを中心に活動中!! 印西市のゆるキャラ いんザイ君 会社 株式会社OSS ERP Solutions www.compiere-distribution-lab.net
  • 3. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 2 ◆SIer及びコンサルティングファームのサポート ・株式会社iソフト ・株式会社エヌサイト ・株式会社エムキューブ・プラスハート ・ゴードービジネスマシン株式会社 ・カコムス株式会社 ・その他多数(中国(上海)、フィリピンなど日本企業の海外子会社の導入サポートの実績もあります。) ◆ユーザー企業サポート ・株式会社オプティマイザー 【会社紹介】  オープンソースのERPを活用して日本社会の発展をシステム面から支援します。  事業を通して得た技術及び収益の一部をオープンソースのコミュニティに還元 し、さらなるオープンソースの発展に貢献します。 代表取締役 萩原 秀明 はぎわら ひであき 住所 千葉県印西市中央北2-1-3-1504 URL www.oss-erp.co.jp ※上記実績に紹介させて頂いている会社は公開を了承して頂いた会社を五十音順に掲載しています。 実績 会社名称 株式会社オープンソース・イーアルピー・ソリューションズ 資本金 1,000,000円 日本初のオープンソースの ERPの専門集団として、他社 には無い価値を提供してい ます!!
  • 4. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 3 【プロローグ】低コスト経営の必要性 ますます進む経済のグローバル化 低コスト経営は、企業経営の永遠のテーマ!! TPP 今後の 中国の動 向は? BRICsの 次は? 日本は世界中の国々と国内外で競争していかなければならない!! 縮小する 国内市場 成長著しい アジア諸国 これから発展 が見込まれる アフリカ諸国 アベノミクスの 成果は? EUは今後どう なるの? アメリカの 景気は?
  • 5. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 4 【プロローグ】低コスト経営のためのOSSの活用 低コスト経営の1つの手段としてオープンソースソフトウェア(OSS)の 活用が広まっている。 オペレーティング システム レイヤー ミドルウェア レイヤー 共通アプリケー ションレイヤー 業務アプリケー ションレイヤー 2005年 | 2000年 2010年 | 2005年 2015年 | 2010年 2020年 | 2015年 オペレーティングシステム Linux 【アプリケーションサーバー】 Tomcat、 JBoss 【Webサーバー】 Apache 【データベース】 MySQL、 PostgreSQL 【運用監視・管理】 Hinemos、Zabbix 【シングルサインオン】 OpenAM 【BI・レポーティング】 Pentaho、JasperSoft 【ERP】 iDempiere/ADempiere、ERP5、 Odoo(OpenERP)、ERP Next… これからの5年間はオープンソース の業務アプリケーション層が発展す る時代です‼
  • 6. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 5 【目次】 iDempiere概要 【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る 【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する 他のシステムと連携してコストを最小限に抑えたIT経営の推進【活用のポイント3】 【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する 【活用のポイント5】クラウドで活用する 【活用のポイント6】自由にカスタマイズする OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する【活用のポイント8】 【活用のポイント9】ビジネスロジックを中心にテストする 【活用のポイント7】予算内でどこまでできるか検討する 【活用のポイント10】困った時に頼れるサポート体制の構築
  • 7. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 6 【iDempiere概要】iDempiere(アイデンピエレ)とは 業務的な特徴 iDempiereとは「GPL(General Public License)2」のもとにソースコードが公 開され、ライセンス料が”無料”で使用する事のできる”オープンソース”の”ERP”。 購買管理、在庫管理、販売管理、生産管理、会計管理、顧客管理など、一連の業務機 能が既に実装されている。 1企業で導入できるのはもちろん、グループ企業(複数企業)にも導入できる。 世界中で使用されておりグローバル対応(多言語対応、多通貨対応)されている。 クラウド環境でも利用できる。 Compiere ⇒ ADempiere ⇒ iDempiere(OSGi + ADempiere)と発展している。 充実した内部統制機能(業務フローの統一、権限管理と操作ログの履歴管理)。 システム的な特徴 -> ”業務アプリケーションの開発基盤(フレームワーク)” OSGiのプラグイン構造による機能の拡張性の高さとアプリケーション辞書とモデル駆 動アーキテクチャを中心とした、柔軟性と開発生産性の高さ。 オープンソースとして世界中の人々が開発 に参加するのは、有用性がありシステムアー キテクチャが優れている証拠!! この洗練されたシステムアーキテクチャが 複雑な業務システムの実装を支えています。
  • 8. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 7 【iDempiere概要】iDempiereのシステム構成 OS DB Linux or Window … PostgreSQL or Oracle AP ServerTomcat(2.1まで)→Jetty(3.1より) 開発環境 Eclipse OSGi コンソール Felix Web-UI開発 フレームワーク ZK iDempiereはすべてオープンソースで構築する事が可能!! OSGi(equinox) システムを構成するソフトウェアは、 オープンソースのものを選択すれば、ラ イセンス料はすべて”無料”の構成とする 事もできます。
  • 9. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 8 【iDempiere概要】iDempiereの歴史 1999年 Compiereがオープンソースとして 公開される 2009年 Compiere3.3公開 (オープンソースとしての最終版) 2012年 Compiere3.8(非OSS)公開 2010年 3月 Consona社がComPiere社を買収 9月 2013年 iDempiere1.0α版 公開 11月 iDempiere1.0c公開6月 2006年 SourceForgeに ADempiereプロジェクト誕生 9月 2011年 ADempiere3.7公開9月 Consona社とCDCS社が合併8月 2007年 ベンチャーキャピタルから 600万ドルの出資を受ける 6月 SourceForgeに iDempiereプロジェクト誕生 4月 SourceForgeの 週間活発度ランキング1位 9月 6月 180万ダウンロード達成3月 2002年~4年間 SourceForge Top10プロジェクト入り 120万ダウンロード達成3月 Compiere3.0 Release12月 【補足説明】OpenBravoについて OpenBravoについてはいつCompiereからフォークしたかは 定かではりませんが、SourceForge.comには2006年3月9日に プロジェクトが登録されている事から、2006年の始めには Compiereからフォークしていたと思われます。 2005年頃から、日本 で の OSS-ERP の 活 用 が始まる。 iDempiere2.0公開11月 2014年 ADempiere3.8公開4月 iDempiere2.1公開10月 2015年 Bossie Awards受賞9月 iDempiere3.1公開10月
  • 10. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 9 【iDempiere概要】iDempiereの業務機能全体像 iDempiereの業務機能は沢山ありますが、中心となる機能は基本的には大きく区分して「購買管理」、「在庫管理」、「販 売管理」、「会計管理(財務会計/管理会計)」、「顧客管理」です。購買管理 販売管理 購買依頼管理 [Requisition] 在庫管理 会計管理(財務会計&管理会計) 顧客管理(CRM) 人事給与管理 その他の業務機能 発注管理 [Purchase Order] 入荷管理 [Material Receipt] 発注照合[Matched Order] 仕入請求管理 [AP Invoice] 請求照合[Matched Invoice] 支払管理 [Outgoings Payment] 債務消込管理 [Allocation] 見積管理 [Quote] 受注管理 [Sales Order] 出荷納品管理 [Shipment] 売上請求管理 [AR Invoice] 入金管理 [Income Payment] 債権消込管理 [Allocation] 棚卸 [Physical Inventory] 在庫評価 [Inventory Valuation] 在庫移動 [Inventory Move] 在庫補充 [Inventory Replenish] 社内使用在庫 [Internal Use] セット品作成/分解 [Production] 出納帳管理 [Account Book] 現金出納帳 [Cash Book] 会計レポート [Financial Report] 振替仕訳 [GL Journal] 固定資産会計 資産登録 資産移動 減価焼却 資産評価 資産分割 資産除却 配賦 [GL Distribution] ダッシュボード [Dashboard ] 多次元分析の分析軸 生産管理 リクエスト管理 [Request ] 与信管理 [Credit] 取引先管理 [Business Partner ] キャンペーン [Marketing Campaign] 督促 [Dunning] リソース管理 [Resource Management ] プロジェクト管理 [Project Management] ワークフロー [Workflows] Web-Store [Web-Store] ・ ・ ・ POS 組織/取引組織/取引先/品目/販売地域/ キャンペーン/プロジェクト/予算実績比較 など ・貸借対照表(BS) ・損益計算書(PL) ・キャッシュフロー計算書(CF) ◆標準機能 ⇒Manufacturing Lite ◆Plug-In ⇒Lebero Manufacturing Plug-In 見込顧客管理
  • 11. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 10 【iDempiere概要】リアルアイム経営管理 10 リアルタイム記帳 &リアルタイム損益管理 iDempiereでは各種取引伝票の伝票ステータスを完成にすると、自動的に総勘定元帳に仕訳が転記される。「会計レポー ト(Financial Report)」では、その仕訳を集計してリアルタイムで損益管理ができる。 伝票タイプ 売上請求 伝票番号 ARI-1000123 請求日付 20XX/4/30 転記日付 20XX/4/30 取引先 得意先A 取引先住所 本社 支払条件 月末締翌月末払 明細 税額計算 行番号 品目 数量 単価 税 行合計 10 品目A 10 1,000 5% 10,000 20 品目B 20 1,500 5% 30,000 明細行合計 40,000 総合計 42,000 入出荷伝票明細 MMS-1000321_10 MMS-1000321_20 プライスリスト 販売用(税別/JPY) -ステータス 入金済み 受注番号 SOO-1000456 消込伝票明細 売上請求伝票(借方) (貸方) 売掛金 42,000円 売上-品目A 売上-品目B 仮受消費税 10,000円 30,000円 2,000円 会計レポートで作成したPL予算実績比較レポート 総勘定元帳 売上請求伝票
  • 12. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 11 【機能紹介】会計レポート(Financial Report) 「会計レポート(Financial Report)」では財務諸表の作成の他に、分析軸を多次元に定義し、管理会計レポートを作成す る事ができる。 組織 [AD_Org_ID] 取引組織 [AD_OrgTrx_ID] 品目 [M_Product_ID] 取引先 [C_BPartner_ID] 販売地域 [C_SalesRegion_ID] プロジェクト [C_Project_ID] キャンペーン [C_Campaign_ID] ユーザー 定義2 ユーザー 定義1 アクテイビティ [C_Activity_ID] ・・・ 会計レポートで作成した品目別売上レポート ~主な分析軸~ 多角的に分析軸を設定できる会計レポート 販売管理や購買管理で入力している日々の伝票(トラン ザクションデータ)から、自動で会計仕訳が起票され、リ アルタイムで会社の損益が計算されると同時に、色々な分 析軸でクロス集計する管理会計レポートも作成できます。 ERPシステムとしては、当たり前の機能ですので、 iDempiereでも当然、実装されています。
  • 13. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 12 【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る① 「OSSのOSやミドルウェア(DB等)」と「OSSの業務アプリケーション」の違いを理解しよう!! A.導入企業の要件に応じてカスタマイズが必要になるかどうか。 カスタマイズの種類 Add-On (アドオン) 既存のソースコードは修正せずに、機 能を追加開発する事。 Modification (モディフィケーション) 既存のソースコードを直接修正する事。 Parameter / Configuration (パラメータ設定/コンフィグ設定) パラメータの設定で、カスタマイズする 事。  同じオープンソースでもLinuxなどのOSやPostgreSQLなどのミドルウェアは、導入企業の要件 に応じてチューニング作業などはあっても、ソースコードを追加/修正するような開発を伴うカスタマ イズを行う事は通常は無い。しかし、業務アプリケーションは導入企業の要件に応じてカスタマイズ が必要になってくる。ソースコードを自由に追加/修正して好きなようにカスタマイズができるという オープンソース本来のメリットは業務アプリケーションにこそ発揮される。 Q1. 「OSSのOSやミドルウェア(DB等)」と「OSSの業務アプリケー ション」の大きな違いは何か。
  • 14. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 13 【活用のポイント1】OSS業務アプリならではの違いを知る② 商用業務アプリケーションをカスタマイズする場合、パラメータ設定/コンフィグ設定が主で、ソー スコードを直接修整するようなModificationは通常はサポート対象外になってしまうため行わない。 Add-On開発も極力少なくしろと言われる。オープンソースの業務アプリケーションも同じような考 えで導入プロジェクトを推進すべきか? 商用業務アプリケーションでは、業務をアプリケーションに合わせるようにコンサルティングされる が、オープンソースの業務アプリケーションも同様の考え方で良いのか? ウォーターフォール型の開発モデルが最適なのか? Q2. 「商用業務アプリ」と「OSSの業務アプリ」で導入に対する考え 方(SIの方法論)や取り組みは同じで良いのか? カスタマイズの種類 Add-On (アドオン) 既存のソースコードは修正せずに、機 能を追加開発する事。 Modification (モディフィケーション) 既存のソースコードを直接修正する事。 Parameter / Configuration (パラメータ設定/コンフィグ設定) パラメータの設定で、カスタマイズする 事。 「有料の商用業務アプリ」と「OSSの業務アプリ」の導入手法の違いについて考えよう!!
  • 15. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 14 【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する① 購買管理 販売管理 在庫管理 顧客管理 受注データIF 会計システム人事・給与システム 在庫データIF ECサイト 仕訳データIF 仕訳データIF POS売上データIF ※1 ※1 ※2 ※3 物販の場合は、販売管理と一緒に購買管理、 在庫管理も導入するのが通常。サービス業の場 合は販売管理のみ導入するケースが多い。 ※2 小売業で既にPOSが店舗に導入されている場 合などは、POSとのIFを行う。 ※3 ECサイトを複数サイト運営しているケースも 多々ある。ECサイトとのIFは要件によるが、少な くとも受注データのIFは必要。*IF(I/F)→interface(インターフェース)の略 iDempiereはERPであるが、無理にERPとして使用する必要は無い。オープンソースで“無 料”という特長を活かして、販売管理や在庫管理システム、会計システムなどとして自社で活 用できる部分を利用するという方針でも良いのではないか。 iDempiereを販売管理システムとして使用するケース
  • 16. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 15 【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する② リクエスト管理を活用した 小規模コールセンター iDempiereを使用するのに決まったルールや制限はない。好きなように使用できるのがOSS の良いところなので、既成概念にとらわれず、自由に活用して行きたい!! 会計モジュールの機能だけでも会計システムとして運用していく事ができるが、販売管理 の売上(請求)伝票や入金伝票、購買管理の仕入(請求)伝票や支払伝票(出金伝票)等を 使用する事により五伝票制の伝票会計的な会計システムの運用が可能になる。会計モ ジュールだけの運用より、債権/債務の消込管理などが行え、管理レベルが向上する。 (五伝票制の伝票会計的な) 会計システム 会計管理(財務会計&管理会計) 購買管理 仕入伝票 [AP Invoice] 販売管理 振替伝票 [GL Journal] 売上伝票 [AR Invoice] 出納帳 [Account Book] 会計レポートによる レポーティング 支払伝票 [Outgoings Payment] 入金伝票 [Income Payment] 消込伝票 [Allocation] 債権/債務の相殺も可能!! リクエスト管理 顧客の要求(リクエスト/クレーム)を iDempiereのマスタやトランザクションデー タと結びつけて管理し、社内で共有する事 ができる機能。 iDempiereのCRMの中核機能の1つで、 顧客からの問い合わせ履歴管理など小規 模なコールセンターに適用できる機能が 揃っている。
  • 17. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 16 【活用のポイント2】コスト削減のために使える機能を使用する③ コストはTCO(Total Cost Operation/Ownership)で考える 単純に既に実装されている”業務機能”で、有名商用ERPとOSSのERPを比較するのであれ ば、有名商用ERPの方が色々な機能が備わっている事だろう。しかしながら、有名商用ERP の場合は使用していない機能に対しても多くの費用を支払っていると考える事もできる。 OSSのERPは、自由にカスタマイズできる事が大きなメリット(特長)であり、足りない 機能は自分達で開発する事が前提とも言える。特にiDempiereの場合は、カスタマイズが非 常にしやすくなっているので、比較するのであれば、必要な機能は追加開発するという前提 で、TCO(Total Cost Operation/Ownership)の観点で比較検討すべきである。 他のERPと単純に”業務機能”の”ある”or”なし”を比較する行為は、あまり 有益な行為ではないと思います。色々なERPを細かな仕様レベルで把握して いる人は皆無ですので正確な比較を行うのは現実的には非常に難しいです。 機能レベルで詳細な比較検討をするよりも、iDempiereの場合は足りな い機能は作る前提でトータルコストで比較検討すべきです。 ■ライセンス料が無料‼ ■開発生産性が高いので開発工数が少なくて済む‼ コスト面でのiDempiereの優位性
  • 18. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 17 文書管理 【活用のポイント3】他のシステムと連携してコストを最小限に抑えたIT経営の推進!! iDempiereだけではなく、他のオープンソースソフトウェアや既存のシステム、低コストの 商用アプリケーションと連携する事で、コストを最小限に抑えたIT経営の推進!! ERP BI/DWH CRM 勤怠/給与 既存システム 生産管理 CRMの機能はiDempiereにも 基本機能は実装されているの で、比較検討必要!!iDempiere で実装されていない機能で、 iDempiereで実装するより、 低コストで利用できるCRMが あのであれば、導入を検討す る。 OSS OSS OSS OSS OSS OSS 生産管理については、 iDempiereの生産管 理機能をベースにカ スタマイズする方法 と、既存の生産管理 シ ス テ ム と 、 iDempiereをデータ 連携させる事を比較 検討!! 人事/給与/勤怠管理 に つ い て は 、 iDempiereですべて を構築するより、他 の人事/勤怠/給与管 理のパッケージを活 用しデータ連携した 方が、低コストにな るかもしれない…。 OSSを活用する事が、なん でもかんでも低コストになる わけではないので注意!! OSS の中には有料で機能を提供し ている場合もあり、その機能 を使用すると、商用アプリ ケーションとコスト的にはあ まり変わらない事もある。 やりたい事を整理し、かし こい選択をする事が大切!!
  • 19. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 18 【機能紹介】データのインポート/エクスポート データ連携機能:データのエクスポート  一覧レポートより下記のファイル形式でエクスポートする事ができる。 エクスポート Postscript XML PDF HTML タブ区切り セミコロン区切り csvカンマ区切り xls 一覧レポート
  • 20. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 19 【機能紹介】データのインポート/エクスポート データ連携機能:データのインポート  品目マスタ/取引先マスタ/勘定科目マスタ/在庫データ/注文データ/請求データ/仕訳データ/支払データなどのデータイン ポートツールが用意され、カスタマイズ可能。 データインポート 名称 受注データインポート 説明 テーブル I_Order フォーマットの種類 CSV  アクティブ フィールドフォーマット シーケンス 10 データタイプ 日付 データ書式 yyyy/MM/dd カラム DateOrdered 説明 開始番号 1 コールアウト 小数点 100で割る 定数値 文字コード指定 インポート フォーマット 受注データ インポート インポートするファイルを選択 < > インポートエラー メッセージ ×受発注データインポート クライアント ㈱OSS ERP Solutions 組織 伝票ステータス更新 完了  古いレコードを削除 受発注伝票 受発注伝票明細 クライアント 組織 伝票タイプ名称 伝票タイプ 伝票番号 説明 インポート済み インポートフォーマット定義 中間テーブル データのインポートする際には、予めインポートの フォーマットを定義しておく必要があります。 【インポート可能フォーマット】  カンマ区切り(CSV)  タブ区切り  区切り文字指定  固定長 インポートするデータは インポートエンジンにより、 中間テーブルに格納されま す。 中間テーブルからインポートプロセスを実行して、 実際のテーブル(本テーブル)にデータをインポー トします。 インポートフォーマット 受発注データインポート データインポート処理 DB 本テーブル
  • 21. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 20 【機能紹介】データのインポート/エクスポート 標準画面のツールバーには、インポートアイコンがあり、簡単にインポートする事が可能。 標準画面のツール―バーのインポートアイコンからインポートできるファイルの種類はCSVのみです。
  • 22. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 21 【機能紹介】データのインポート/エクスポート DB 登録:createData 1レコードを登録する。 更新:updateData 削除:deleteData 参照:readData 1レコードを更新する。 1レコードを削除する。 1レコードを参照する。 単一 レコード 処理 複数 レコード 処理 その他 ※WebサーバはTomcatが iDempiereにはバンドルさ れている。 Web Service Engine Responder Requester クエリ:queryData リスト:getList プロセス:runProcess 伝票ステータス更新: setDocAction 区分 Method 説明 条件に合致する複数レコードを参照する。 テーブルリファレンスもしくはリストレファレンスのリストに表 示されるレコードを取得する。 Webサービスからプロセス(バッチ処理)を実行する。 Webサービスから伝票ステータス更新処理を実行する。 レスポンス リクエスト iDempiereのWeb Service Engineはパラメータ 設定のみで、リクエストを処理しレスポンスを返す 事ができる。 Web サーバ データ連携機能:Webサービス 他にもETL(Extract/Transform/Load) ツールを活用してデータ連携を行う事も あります。
  • 23. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 22 【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する 【本社】 グループ企業 iDempiereは、1企業で導入できるのはもちろん、グループ企業(複数企 業)にも導入ができるように設計されている。 リアルタイムでグループ企業の経営 状況の把握が可能です!!
  • 24. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 23 【機能紹介】iDempiereの枠組み DB クライアントBクライアントA クライアントC 組織A 組織B 組織C 取引組織A クライアント[Client)] = 会社 or 企業グループ  1つのDB上に複数のクライアントを作成する事ができる。 (マルチクライアント)。  クライアント間ではマスタの共有は基本的にできない。 (クライアント間の独立性が高い) 組織 [Organization] = 部署 (事業部) or 会社  グループ化された階層化構造を複数作成できる。  組織間でマスタを共有できる。  組織間取引ができる。 カウンター伝票 ⇒(例)社内取引で組織Aで発注伝票を起票すると組織Bで対応する受注伝 票が作成される。 本支店会計の仕訳も起票する事ができる。 取引組織 [Transaction Organization] = 部署(事業部)  クライアントを1つの企業グループと見立て、組織を1つの会社と 定義した場合、取引組織を使用して社内のセグメントデータを管 理する事ができる。 取引組織B 取引組織C ※取引組織の使用は任意。
  • 25. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 24 【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する:応用その1 【本社】 グループ企業 フランチャイズ企業 又は販売会社  トランザクションデータは組織毎に区分管理されるので、資本 関係に関わらず1つのシステム内で管理が可能!!  クループ企業やフランチャイズ企業からシステム利用料を徴収 し、コスト回収するケースも多い。  店舗展開しているような業態にも!! グループ企業だけでなく、フランチャイズ企業や販売会社の管理にも活用 する事が可能!!
  • 26. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 25 【活用のポイント4】グループ経営管理に活用する:応用その2 【本社(国内)】 大手商用ERP  iDempiereの導入テンプレートを作成し、地域毎にクラウド展開。  本社(日本)の大手商用ERPと適宜IF。  海外の子会社や販売会社の分まで、大手商用 ERPのライセンス料を支払うのは困難!!  導入テンプレートの作成とクラウド対応で海外事 業展開のスピードアップ!! グローバルな経営管理ツールとして!! グローバル経営の現実 解として”二層ERP”が 注目されてきています。
  • 27. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 26 【機能紹介】グローバル対応① 多言語対応(マルチ言語) 多通貨対応(マルチ通貨) 日本語 ログイン時に 言語選択。  170を超える世界中の通貨が登録済み。レート登録を行えば、すぐに外貨取引が行える。  複数のレート登録が可能(標準機能でスポットレート/平均レート/期末レート/会社レートが用意されている)。  仕訳データには会計通貨(機能通貨)/取引通貨の2種類の通貨情報を保持。 ※会計通貨(機能通貨)は会計基準毎に設定が可能。 100を超える言語のマスタが既に設定されており、XML形式の翻訳ファイルがあれば、色々な言 語でUIを表示する事ができる。 ※翻訳ファイルが無くてもシステム上で翻訳作業を行っていく事もできる!! 英語
  • 28. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 27 【機能紹介】グローバル対応②  iDempiereの消費税処理は、世界中の消費税に類似する税金(付加価値税や営業税など)も考 慮して設計されており、柔軟性が高い。 複数の会計基準への対応(複数の会計帳簿を作成できる) 柔軟性のある消費税処理 日本の現状の会計帳簿 1つの会計帳簿が3つ の役割を担っている。 財務会計用帳簿 +税会計用帳簿 +管理会計用帳簿 海外(米国)の会計帳簿 役割に応じて、会計帳簿が別 れている。  財務会計用帳簿  税会計用帳簿  管理会計用帳簿 国際会計基準用の会計帳簿 大企業グループ では、日本国内の 財務会計基準の 帳簿に加え、国際 会計基準の会計 帳簿も必要になっ てくる。 +  品目別消費税設定  地域別消費税設定  消費税等の複合処理  “伝票明細単位での消費税計算”と”伝票単位での消費税計算”の選択適用  税率改正対応  営業税として費用処理  税込価格と税抜価格の処理  個別税抜方式の自動仕訳 など… iDempiereの標準機能だけでも、 国内の消費税法の改正に柔軟に対 応する事ができます。
  • 29. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 28 【機能紹介】内部統制 権限管理 ログ管理  iDempiereの権限は“職責[Role]”で管理され、職責をユーザーに割り当てる仕組みになっている。職責には業務 メニューやデータのアクセスが許可される“組織[Organization]”などを設定する。 ※“職責(Role) + ユーザー”をキーとしてアクセスできる組織を制御する事もできる。 “変更履歴”を記録するかどうかは職責やテーブル毎に制御できる。 + 全てのレコードのデータ登録者/最新更新者 ログイン (セッション)履歴 常にログ管理の対象 プロセス履歴 (実行パラメータ/ログ) 変更履歴 職責 テーブル変更ログ 変更ログ 経理部 営業部長 経理部員 総務部員 営業部 + テーブルアクセス権限設定 カラムアクセス権限設定 レコードアクセス権限設定 必要に応じて設定 ○ ○ ○ × × × 職責 組織 営業部長の業務メニュー 経理部員の業務メニュー 総務部員の業務メニュー 営業部長の Aさん ユーザー (例)
  • 30. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 29 【活用のポイント5】クラウドで活用する クラウドを活用する事が、必ずしもコスト削減につながるわけではないが、 初期費用を抑え、システム構成に柔軟性を持たせる事ができ、運用の負担 を減らす事ができる。
  • 31. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 30 【機能紹介】2種類あるGUI Swing-UI Web-UI iDempiereをWebアプリケーションとして使えるように作られたUI。 クライアントサーバー型のGUIで、JavaのSwingコンポーネントで作られている。
  • 32. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 31 【機能紹介】GUIの特徴① 単票表示と一覧表示の切り替え 単票表示 一覧表示(グリッド表示/複数列表示) 1レコードを見やすく(編集しやすく)表示する。 複数レコードをエクセルのように表示する。 切り替える 単票表示と一覧表示の切り替えに加えて、下記のアイコンを活用する事により、探して いるデータをすぐに見つける事ができる。 検索ウィンドウ表示アイコン レコード移動アイコン
  • 33. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 32 【機能紹介】GUIの特徴② タブ(Tab)形式のGUI 標準画面は複数のタブにより構成されており、”タブ間には親子関係がある”。 (例) 受注伝票(ヘッダ情報/鑑) 受注伝票明細(明細情報) 税額計算(消費税情報) 親 子 子 ※1つのタブが1つのテーブルに対応している。 受注伝票(ヘッダ情報/鑑) 受注伝票明細(明細情報) 親 子
  • 34. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 33 【機能紹介】GUIの特徴③ 業務で使用される 受注伝票(注文請書) iDempiere/JPiereの 受注伝票入力画面 iDempiereの標準入力画面は 伝票のイメージに近い入力画面です。 親タブ 親伝票の鑑と言われる部分 子タブ 子 伝票の明細 “タブ間に親子関係がある”という事は、例えば、伝票でいうところの”鑑 /ヘッダー”と言われる部分が画面上部の”親タブ”に、”明細”と言われる部 分が画面下部の”子タブ”に表示されるという事です。
  • 35. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 34 【業務機能デモ】販売管理デモンストレーション 受注伝票 (Sales Order) 出荷納品伝票 (Material Shipment) 売上請求伝票 (AR Invoice) 仕訳なし仕訳なし 得意先より受注を受けた際に、受注伝票を起票します。iDempiereの受注伝票は受注状況、 引当状況、出荷(納品)状況、得意先への請求状況を把握する事ができます。受注伝票の完 成時に在庫の引当が行われ、出荷納品伝票を完成すると在庫の引当が解除されます。 iDempiereの標準機能では受注伝票は見積伝票も兼ねています。 基本的な自動仕訳(借方) (貸方) 受注した品目を得意先に出荷から納品するまでを管理するのに出荷納品伝票を使用します。 出荷納品伝票は完成させるまでの間に入出荷確認伝票を複数枚起票する事ができ、出荷から 納品までのピッキングや出荷確認などの各種業務ステップを管理する事ができます。出荷納 品伝票の完成時に在庫が減少します。 売上請求伝票は五伝票制の伝票会計の売上伝票に相当します。売上請求伝票には売上(収 益)の認識、債権の管理、消費税の計算などの役割があります。 5,000円 20,000円 5,000円 20,000円 商品 (品目A 10個) 商品 (品目B 20個) 売上原価 (品目A 10個) 売上原価 (品目B 20個) 基本的な自動仕訳(借方) (貸方) 10,000円 30,000円 3,200円 43,200円 売上(品目A 10個) 売上(品目B 20個) 仮受消費税 売掛金 基本的な自動仕訳(借方) (貸方)
  • 36. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 35 【お願い】業務機能を理解したうえで開発手法を学んで下さい!! 実装されている業務機能は膨大なサンプル実装とも考えられる システム会社やITスキルの高い人によくあるケースであるが、実装されている業務機能を理解しないで、システム の開発手法(カスタマイズの手法)だけを学ぼうとするケースがある。 しかし開発手法だけ学ぶのは推奨しない。実装されている業務機能を知らないでカスタマイズの方法だけを学ん でしまうと、既にある機能と同じような機能を実装してしまう無駄が発生し、全体的な開発工数が膨らんでしまう。さ らに悪いケースになるとiDempiereの開発標準に従わない開発(他のシステムの経験則での開発)が行われるよう になり、不用意なトラブルが発生してしまう。 開発者の立場でiDempiereの業務機能を考えると、既に実装されている業務機能は膨大なサンプル実装とも言 える。業務機能を知り、その実装方法を理解する事が、開発者にとって一番早くiDempiereの正しい開発手法が身 に付くはずである。機能を追加開発する場合でも、既存の業務機能には参考となる所が多々ある。 実装されている業務機能を学ぶ事の重要性を認識する 少し手を加える事で使いやすさが格段に向上する iDempiereは、ERPという性格上、機能が汎用的に作られており、オープンソースという特性上、ソースコードレベ ルでのカスタマイズを行う事もできるので、少し手を加える事で使いやすさが格段に向上する事が良くある。既存の 業務機能に、どのように手を加えれば、導入企業にとって使いやすくなるのか把握しておく事は、SIを行う上では重 要な事である。
  • 37. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 36 【開発手法概要】 iDempiereは業務アプリケーションの開発基盤として、コーディングはビジネスロジック部分に集中し て行えば良いシステムアーキテクチャになっている。GUIの作成やデータの登録/変更/削除のDB更新処 理などビジネスロジックとは直接的には関係のない処理は iDempiereの各種エンジンプログラムがアプ リケーション辞書の情報をもとに処理する。 DB ビジネスロジック を中心に開発 DBへのデータの登録/更新/削除の処理は、 PO(Persistent Object)クラスが担うように なっている。 ひとつのテーブルには対応するひと組の モデルクラスが作成され、そのモデルクラス はPOクラスを継承して作成される。開発者 はビジネスロジックの中でモデルクラスのイ ンスタンスを呼び出して必要に応じてsave() メソッドや、delete()メソッドを記述するだけ で、DBへのデータの登録/更新/削除が行え る。 Window(標準画面) Report Process(Batch) Window(標準画面)は自動作成され、 GUIとのデータのやり取りはWindow Engineが処理し、DBへのデータの登 録 / 更 新 / 削 除 は PO(Persistent Object)クラスが処理してくれる。 レポートの作成は基本的にはコーディ ングする必要はない。 ビューだけでは対応できない複雑な表 示ロジックが必要な場合のみ、その表示 ロジック部分をコーディングすれば良い。 バッチ処理(プロセス)の実行条件を入 力する画面は自動作成され、ログも記録 &表示する仕組みが用意されているの で、バッチ処理のビジネスロジックに集 中してコーディングすれば良い。
  • 38. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 37 フォーム(Form) ⇒ 非定型画面 【開発手法概要】GUIの開発概念 フォーム Engine ウインドウ定義 タブ定義 フィールド定義 フィールド定義 テーブル& カラム情報 クラス(Swing-UI用) バリデーションチェック “コールアウト”と呼ばれるプログラムに より入力値やフィールド間の整合性を チェックする事ができる。 クラス(Web-UI用)  定型画面(ウインドウ)ではなく自由に画面を作成したい場合に、iDempiereでは、フォームと いう概念が用意されており、作成した画面を簡単に組み込む事ができるようになっている。 ウィンドウ(Window) ⇒ 定型画面(標準画面) + アプリケーション辞書 ウィンドウEngine コールアウト(Call Out) Engine アプリケーション辞書の各種定義を読 み込み、ウィンドウEngineにより自動で ウィンドウ(定型画面)を作成する事が できる。  ウィンドウ(Window)はiDempiereが自動作成する定型の画面で、アプリケーション辞書に格納されているテーブルとカラムの情報を基礎とし、ウィドウ定義で ウィンドウを構成するタブの数や表示項目、表示順序などを設定する事により、ウィンドウエンジンが自働作成する。  iDempiereではデータの登録/更新/削除はウィンドウを作成するだけでノンプログラミングで行える。 Window 例 Form 例
  • 39. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 38 【開発手法概要】ビジネスロジックの実装概念 データの登録・更新・削除時のビジネスロジックの実装  iDempiereでは、データを登録・更新・削除した時に独自のビジネスロジックを実行する事ができる。  伝票(Document)として使用する場合には、伝票ステータス更新プロセス毎にビジネスロジックを実行する事ができる。 モデルクラス  iDempiereではバッチ処理の事をプロセスとよび、メニューツリー上歯車のアイコンで表示される。  iDempiereでは自作のバッチ処理をプロセスとして簡単にメニューに組み込む事ができる。 1つのテーブルに対して、1組のモデルクラス が作成され、そのテーブルに対するデータ処 理(登録、更新、削除)の責任を負う。 ・beforSave() ・afterSave() ・beforDelete() ・afterDelete() ・・・ プロセス(バッチ処理)としてのビジネスロジックの実装 プロセス Engine クラス アプリケーション辞書 実行条件入力画面定義 フィールド定義 フィールド定義 + プロセス実行条件 入力画面例 データ処理ロジックを記述
  • 40. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 39 【開発手法概要】レポート開発概要 レポート Engine クラス アプリケーション辞書 レポート定義 ビュー定義 印刷書式定義 + Jaspersoftを活用したレポート作成 会計レポート(Financial Report) [パワーユーザー向けレポート作成ツール]でのレポート作成  管理&分析のためにデータを一覧表示する“一覧レポート”と予めデザインされた“定型レポート”をノンプログラミングで作成する事 ができる。  仕訳のデータをもとに財務部・経理部のパワーユーザーがレポートを作成する事ができる簡易レポーティングツール。  財務諸表としてBS、PL、CFの作成のほか、管理会計の多次元分析のレポートが作成できるレポーティングツール。 レポートEngine [開発者向けレポート作成ツール] を使用したレポート作成 一覧レポート 定型レポート ビューの定義だけでは実現でき ないレポートはその表示ロジッ クを実装する事もできる。 デザイン性のあるレポート。得意先に送付 するような、納品書や請求書に使用する。 会社のロゴなども添付表示できる。 業務担当者が、データを確認するために 使用するレポート。エクセルのようにデー タが行と列で表示され、集計等も行える。 (例)定型レポート (例)一覧レポート
  • 41. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 40 【開発手法概要】システムアーキテクチャ アプリケーション辞書 (Application Dictionary) データベース トランザクションデータ & マスタデータ テーブルとカラムの定義 ウィンドウ定義 レポート&印刷書式定義 プロセス定義 エレメント定義 バリデーション定義 リスト定義 ・ ・ ・ 各種エンジンプログラム ウィンドウエンジン コールアウトエンジン フォームエンジン レポート&プロセスエンジン ドキュメントエンジン ワークフローエンジン ・・・ アプリケーション 基盤(ベース)プログラム ダイナミックORマッピング トランザクション処理 権限&セキュリティー ・・・ ビジネスロジック モデル駆動アーキテクチャ [Model-Driven Architecture(MDA)] Report Process(Batch) ・・・ モデルクラス コールアウト フォーム プロセス プレゼンテーション Window ・・・
  • 42. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 41 【開発手法概要】カスタマイズデモ デモシナリオ:法人マスタ画面の簡単なカスタマイズ  法人マスタに“ロゴ”が掲載できるようにカスタマイズする。  法人の種類(CorpType)を追加し、[株式会社(CO)、合同会社(GK)、個人事業主(ID)]の 3種類を選べるようにする。  “法人の種類”の種類によって、他のフィールドの表示/非表示を制御する。→個人事 業主を選択した時には”D-U-N-S”フィールドを非表示にする。 法人マスタ画面 コスト面以外でのオープンソースの魅力… それは人類の英知の結晶であるということ!!
  • 43. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 42 【活用のポイント6】自由にカスタマイズする 42 通常、商用ERPでは標準機能のソースコードを修正する事はできない。そのた め、カスタマイズがパラメータ設定や、Add-Onプログラムの開発に限られる。 しかしオープンソースなら、ソースコードが公開されているので、ソースコードレ ベルで自由にカスタマイズする事ができる。既存機能を上手に活用しつつ、足りな い機能があったり、要件と機能にギャップがある場合には機能を追加開発してより 自社の業務に適合した業務アプリケーションを作成する事ができる。 既存機能を上手に活用する 業務をシステムに合わせる事 も検討する エンジンと呼ばれるプログラ ムを修正する際には、細心の 注意を払う。 既存機能を上手に活用する事が、開発工数の削減及びトラブル防止にも なる。 自由にカスタマイズすると言っても、開発工数の関係上、やりたい事をすべて実 装できるわけではない。時には、業務をシステムに合わせてもらう事も必要。業務 をシステムに合わせる部分とカスタマイズする部分を区分する基準が大切。 エンジンと呼ばれるプログラムは影響範囲が大きいので、モディフィケー ションする際には、細心の注意が必要である。できれば、エンジンプログラ ムはモディフィケーションせずに導入する事を推奨する。iDempiereは通常、 エンジンプログラムは修正する事無く導入する事ができる。 カスタマイズのコツ 既存機能を上手に活用する事が、パッケージとしてオープンソースのERP を利用するメリットを最大限に享受する事につながります。エンジンと呼ばれ る中核となるプログラムは修正しなくても、ビジネスロジックと呼ばれる各社 固有のデータ処理ロジック部分だけカスタマイズすれば、基本的には導入する 事ができるようになっています。
  • 44. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 43 【活用のポイント6】自由にカスタマイズする② バージョンアップは気にせず、自由にカスタマイズ!!(一般的なOSS業務アプリの場合)  バージョンアップを意識してシステム導入を行うと、通常はカスタマイズでModification(標準機能のソースコードを修正する事)が行えない (修正する事自体は可能だが、バージョンアップ時に上書きされて元に戻ってしまう可能性が高い)。Modificationは行わず、ADD-ONプロ グラムとパラメータ設定だけでカスタマイズを行うことは、オープンソースという特徴を活かせていると言えるのか?  会社毎にカスタマイズが必ずといって良いほど必要となる業務アプリケーションにおいて、オープンソースのメリットを最大限に享受する方 法は、バージョンアップの事は気にせず、導入時に導入企業の要件に合うようにModificationも含めたカスタマイズを自由に施し、その後 はビジネスの変化に応じて必要な機能が出てきたら、追加開発してシステムを運用していく方法なのではないか!?  この考え方は、オープンソースの業務アプリケーションをスクラッチ開発の基盤(業務アプリケーションの開発基盤)と考えると理解しやすい。 スクラッチ開発するシステムにおいて、バージョンアップされたシステムがどこからか提供されるということは無い。スクラッチ開発したシス テムは必要な時に機能を追加開発し運用していくのが通常だろう。オープンソースの業務アプリケーションをスクラッチ開発の基盤だと考え れば、開発基盤なしにフルスクラッチ開発したシステムよりも、低コスト/短納期/低リスクで高機能な業務アプリケーションを作る事ができる のでオープンソースの業務アプリケーションのメリットを享受できていると言えるのではないか!!  将来的にどのような機能が追加されるかわからないバージョンアップを期待してオープンソースと言えどもライセンス料を支払ったり、バー ジョンアップを考慮して、Modificationで簡単に実現できる機能をADD-ONプログラムで開発するのは、正しい判断なのか?バージョンアッ プを意識してModificationは行わず、その代わりにADD-ONとして開発された機能は皮肉にもバージョンアップ時には動作確認などの工数 発生要因にもなってしまう。  商用ERPのバージョンアップには通常、多額の費用が必要になるので、商用ERPを導入している企業の多くはバージョンアップをサポート 期間切れなどのネガティブな理由でしかたなく行っているのが実情である。商用ERPを使用している企業でさえ本音ではバージョンアップ はできれば避けたいと思っているのではないか?そうであれば、なおさらオープンソースの業務アプリケーションはバージョンアップは気に せずに自由にカスタマイズを施して運用して行った方が良いのではないか。バージョンアップに関わるコストの削減にもつながる。  バージョンアップは気にせず10年・20年と使い続けて、バージョンアップのメリットがデメリットを上回った時に、その時の最新のバージョン で”再構築(データ移行&追加開発した機能の移植 +α)”すれば良いくらいの心持ちで良いのではないか。導入企業は使い慣れたシステ ムの最新版で業務システムを再構築するので、社内に蓄積されている活用ノウハウが活かせ、より良いシステムのバージョンアップになる はずである。
  • 45. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 44 【活用のポイント6】自由にカスタマイズする③ バージョンアップができるように、自由にカスタマイズ!!(iDempiereの場合) プラグイン構造のiDempiereであれば、コアなプラグラムを修正する 事無く、自由にカスタマイズする事ができます。そのため、バージョン アップする事ができます。 JPiere(ジェイピエール)とは株式会社OSS ERP Solutionsが中心となって開発している、オー プンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商習慣に対応したディストリビューションであ り、プラグイン群です JPiereはiDempiereのプラグインの仕組みを最大限に活用して開発しており、すべてのカスタマ イズをiDempiereのプログラムを修正する事無く施しているので、iDempiereをバージョンアップさ せる事ができます。 JPiereはOSSであり、その機能のほとんどをGPL V2のもと”無料”で使用する事ができます。
  • 46. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 45 【活用のポイント7】予算内でどこまでできるか検討する システム導入の費用を見積る際に、欲しい機能をすべて盛り込んだ、積み上げ式 による見積もりでは高額になる傾向がある。あらかじめ予算を決めて、その予算内 で、どういったシステムが実現可能か検討するアプローチも大切!! iDempiereはライセンス料は0円ですので、予算に応じたシステ ム導入が可能です‼そのためiDempiereでは特に予算内でどこま でできるか検討するアプローチは大切です。 【理想の家】 理想の場所に、理想の家を建てるとなると、予算オーバーは必至…。 欲しい機能をすべて盛り込んだシステムの見積もりは、このイメージ。 家を例にして例えると・・・ 【現実の家】 通常、家を建てるもしくは購入する際には、あらかじめ予算を設けて、 その予算内で建てられるもしくは購入できる家を検討する。システムで も同様に予算内でどこまでできるか検討するアプローチは大切である。 そして、はじめから欲しい機能をすべて開発するのではなく、導入時 は必要最低限の機能に絞り開発し、運用していきながら必要性の高い機 能を追加開発(増築)していく方が、結果として必要な機能に絞って開 発する事ができるので、トータルな開発コストが低く抑えられる‼
  • 47. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 46 【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する① 低コスト カスタマイズが自由 ベンダロックインされない メリット 開発コミュニティーには不具 合の責任は無い - - デメリット 商用アプリケーションはどこまで責任を取っ てくれるのだろう!?商用アプリケーションの保 障範囲は本当に安心なのか!? 既存機能の熟知に加えて、カスタマイズ のノウハウや経験値が重要!! ベンダロックインとは、特定ベンダーの独 自技術に大きく依存した製品、サービス、 システム等を採用した際に、他ベンダーの 提供する同種の製品、サービス、システム 等への乗り換えが困難になる現象のこと。 [Wikipediaより] 備考 不具合を自分達で修正す る事ができる。 開発コミュニティーが必ずしも不具 合をすぐに修正するとは限らないの で、場合によっては自分達で修正す るか、修正できる人に依頼する必要 がある。 不具合を自分達で修正できる事はメリットで あるとも言えるし、デメリットであるとも言える。 商用アプリケーションだからといって不具合 を必ずしもすぐに修正してくれるとは限らない し、場合によっては仕様として押し切られて修 正してもらえない事を考えると、自分達で直せ る環境があるというのは良い事ではないか? ユーザー企業がSIerに導入を依頼するような場合は、通常SIerが責任を持ち、導入から保 守サポートまで一貫して提供するので、ユーザー企業はオープンソースだからといって、不 安がる必要はありません。 導入時は、パッケージのメリットを生かして低コストでスピーディーに導入し、保守はス クラッチ開発したシステムと同様に行うイメージで捉えれば、全てをスクラッチ開発したよ りも、低コスト&短納期で高機能なシステムを低リスクで構築する事ができます。 オープンソースの業務アプリケーションのメリットとデメリットを正しく 理解する事が活用への第一歩!!
  • 48. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 47 【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する② OSS業務アプリとスクラッチ開発の比較 スクラッチ開発OSS 業務アプリ 備考 既に動くシステムがある。 →開発リスクの低下 →開発コストの低下 顧客の要件にあわせて自由 に開発する事ができる。 全てを開発する必要があるた め一般的にコストが高くなる傾 向がある。 スクラッチ開発が100%自由であるのに対 して、OSS 業務アプリはオープンソースと 言えども既に出来上がっている枠組みが あるので100%自由であるとは言えない。 OSS 業務アプリを活用しメリットを得る ためには、OSS 業務アプリに合わせる事 も必要!! 開発面 運用/サポート面 スクラッチ開発OSS 業務アプリ 備考 スクラッチ開発したSlerから サポートを受ける →ベンダーロックイン →継続的にサポートできる SIerの信用力が必要。 システム導入を請け負ったSIerか らの保守サポートがメイン。他には コミュニティーからの情報提供など。 →システム導入を請け負ったSIer以 外にもサポートを提供している会社 は世界中に存在するので、サポート 体制が気に入らなければ、他の会 社に切り替える事も可能。 OSS業務アプリのコミュニティーからの 情報提供は、フォーラムなどの無料のもの だと期待した回答が得られない事も考えら れるが、世界中の開発者から貴重な意見 がもらえる事もあるので上手に活用すれ ば、心強い味方になる。 運用やサポートという面では、全世界的 に使用されているOSS業務アプリであれ ば、スクラッチ開発よりも安心だと言える のではないか!?
  • 49. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 48 【活用のポイント8】OSS業務アプリケーションの特徴とメリット&デメリットを理解する③ OSS業務アプリと商用の(プロプライエタリな)業務アプリの比較 開発面 商用 業務アプリOSS 業務アプリ 備考 開発の自由度が高い →モディフィケーション可能。 →iDempiereならOSGiを活用した開発。 →不具合があったら自分たちで修正しな ければならない場合がある(コミュニティー からパッチが提供される場合もある)。 開発の自由度は低い →モデイフィケーションは出来ない。 →Add-On開発が主流。 →不具合があってもパッケージベン ダー以外は修正する事ができない。 SIerにとっては、システムに不具合や課 題があってもパッケージベンダーに頼る事 ができる商用業務アプリの方が、OSS業 務アプリより、"楽"である。 SIerがOSS業務アプリを扱うためには、 商用業務アプリを扱う以上のスキルや経 験が必要である。 運用/サポート面 商用 業務アプリOSS 業務アプリ 備考 ユーザー企業はシステム導入を請 け負ったSIerからのサポートがメイ ン。コミュニティーからの情報提供も 受けられる。 システム導入を請け負ったSIerは、 必要であればより専門的にその オープンソースに携わっている企業 に2次サポートを依頼するなどしてリ スクコントロールをする必要がある。 SIerからのサポートがメイン。 SIerはパッケージベンダーから のサポートが受けられる。 OSS業務アプリは、色々なノウハ ウがネット上に公開されているが、 商用業務アプリについては、そのよ うなノウハウはあまり公開されてい ない。 ネットを検索する事で、情報を収集 する事ができるのはOSS 業務アプ リケーションのメリットである。
  • 50. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 49 【活用のポイント9】ビジネスロジックを中心にテストする iDempiereほどの大きなパッケージソフトになると、すべて の機能を100%テストする事は現実的ではない。 通常、パッケージソフトの導入では、そのパッケージに搭載 されているすべての機能を使用する事は無い。iDempiereも使 用する機能と使用しない機能に分かれる。 そのため使用する機能に的をしぼって、標準機能であっても、 想定通りに動くかどうかビジネスロジックを中心に一通りテス トする事が大切である。 使用しない機能については、テストする必要 はありません。ユーザーに対しては使用しない 機能は権限設定などで、予め制限しておきま しょう!! ビジネスロジックを中心にテストする‼各種エンジンプログラム ウィンドウエンジン コールアウトエンジン フォームエンジン レポート&プロセスエンジン ドキュメントエンジン ワークフローエンジン ・・・ アプリケーション 基盤(ベース)プログラム ダイナミックORマッピング トランザクション処理 権限&セキュリティー ・・・ ビジネスロジック ・・・ モデルクラス コールアウト フォーム プロセス ・・・ コアとなる各種エンジンプログラムや、ベースとなるプログラムに不具合がある場 合は、色々な所に影響が出てくるため、通常は開発段階で気が付くはずである。また、 世界中の開発者も使用している事から、それらの不具合はすぐにコミュニティーに報 告され修正される場合がほとんどである。
  • 51. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 50 【活用のポイント10】困った時に頼れるサポート体制を構築しておく 業務アプリケーションの場合、トラブルに迅速に対応できないと業務が滞ってし まい、大きな損失となりかねない。そのようなリスクを可能な限り抑えるために、 困った時に頼れるサポート体制を予め構築しておく事も、オープンソースの業務ア プリケーションを活用する上では大切な事である。 そして出来れば、サポート会社とは導入段階から一緒になって取り組むべきであ る。そうする事で標準機能の活用法やカスタマイズのノウハウを得る事ができ、不 用意なトラブルを回避する事ができる。 オープンソースの業務アプリケーションはライセンス費用等が無料であるため、 システム会社に導入を依頼しても、コスト的には商業ソフトウェアと比較して安価 な場合がほとんどである。 オープンソースは誰でもビジネスに参画する事ができるため、信頼 できるシステム会社を選択するユーザー企業の”目”が大切です。 オープンソースの業務アプリケーションに対して漠然と”不安”を感 じている人は、その不安の実体は”SIer”に対する不安です。 本当に技術力と経験のあるSIerであれば、OSS業務アプリを使って も、しっかりと導入&サポートする事ができるはずです。 そして、SIerやユーザー企業のシステム部門の方は、2次サポートの 活用をご検討下さい。iDempiereは非常に大きなシステムなうえ業務 知識も必要なため高度なサポートスキルが必要になります。 2次サポートは㈱OSS ERP Solutionsにご依頼下さい!!
  • 52. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 51 【広告】OSS ERP Solutionsでは2次サポートを提供しています 商用のオープンソースの業務アプリケーションとOSSの業務アプリケー ションの運用/サポート体制を比較した場合、商用の業務アプリケーショ ンがSIerとパッケージベンダーからサポートが受けられるのに対して、 OSS業務アプリケーションはSIerからのサポートとOSSコミュニティー からの情報提供という事で、サポート体制的に少し不安が残るかもしれま せん。 そ こ で 、 ㈱ OSS ERP Solutions で は 、 オ ー プ ン ソ ー ス の ERP iDempiereを安心してご利用頂けるように、SIerやシステム部門を持つ ユーザー企業に対して2次サポートを提供しています。 必要であればiDempiereのコミュニティーと連携してサポートします ので、iDempiereを安心してご利用頂けます。 〒270-1350 千葉県印西市中央北2-1-3-1504 http://www.oss-erp.co.jp/ 株式会社オープンソース・イーア―ルピー・ソリューションズ 【広告】より安心してiDempiereを利用して頂くために2次サポートをご活用下さい。
  • 53. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 52 おまけ iDempiereがIT情報サイト”InfoWorld”が選ぶ「Best of Open Source Software(Bossie) Awards」に”2015年”と”2016年”の2年連続でアプリケー ション部門に選出されました。
  • 54. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 53 - おわり - http://www.oss-erp.co.jp/ オープンソースのERPを活用し、 企業が抱えている課題を 素早く低コストで解決します!
  • 55. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 54 【お知らせ】JPiere = Japan + iDempiere JPiere(ジェイピエール)とは株式会社OSS ERP Solutionsが中心となって開発して いる、オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の日本商習慣に対応したディ ストリビューションです。iDempiereを日本の商習慣に対応させるだけでなく、操作を補 助するユーティリティーやJPiereオリジナルレポート、バッチ処理などiDempiereを拡張 する多くの機能を追加し、1つのパッケージにして提供しています。 オープンソースのERP iDempiereの日本商習慣対応ディストリビューション JPiere は “Japan”+“iDempiere” で あ り 、 “JP” は 日 本 (Japan)を、“iere” は“yell”とかけて“応援”の意味を込めてい ます。つまり“JPiere”は、日本企業をシステム面から支援する 事を目的に開発されているOSS(オープンソース)のERP iDempiereのディストリビューションです。
  • 56. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 55 【お知らせ】iDempiereベーシック・トレーニング  iDempiere概要 • iDempiere概要 • iDempiere共通基本操作 • クライアントの作成と設定 • 組織モデリング • 会計初期設定 • 銀行設定 • 現金出納帳設定 • 伝票タイプの設定 • 取引先管理(取引先マスタ設定) • ユーザー&職責の設定 • 税金設定 • 品目マスタの基本設定 • プライスリストの設定 等  新規クライアント(会社)作成 基本業務プロセス 2~3日間 アプリケーション辞書 2日間  アプリケーション辞書概要  アプリケーション辞書共有マスタ・共通設定  テーブルとカラムの設定  iDempiereの業務プロセスで中心となるテーブル  ウィンドウの設定  レポートとプロセスの設定  検索ウィンドウの設定  メッセージ管理 システム開発基礎 2日間  iDempiereの中心的となる業務機能の概念と基本操作  開発環境構築 • デバッグの方法 • インストールパッケージの作成 • バージョン管理システム概要  モデルクラス開発基礎  コールアウト開発基礎  プロセス開発基礎  コーディングを伴うレポート開発基礎 iDempiereベーシック・トレーニングプログラムはiDempiereの導入プロジェクトを遂行するために最低限必要とな る知識・技術を提供する事を目的としています。3つのトレーニングを受講する事で、iDempiereの標準機能の概念と 基本操作、カスタマイズの基本的な方法を学ぶ事ができます。 ベーシック・トレーニングは基本的に最下部の「基本業務プロセス」から受講し、1段ずつ上位のトレーニングを受 講していくように設計されています。 ⇒業務プロセスの機能中心のトレーニング ⇒開発(カスタマイズ)が中心のトレーニング AB01 AC01 AC02 • 販売管理の概念の基本操作 • 債権管理の概念と基本操作 • 購買管理の概念と基本操作 • 債務管理の概念と基本操作 • 在庫管理の概念と基本操作 • その他(会計管理/ワークフロー/顧客管理の概要)  演習 • アドオンカラムの追加 • アドオンテーブルの追加 • ウィンドウの作成 • 一覧レポートの作成  演習 • モデルクラス作成 • コールアウト開発 • プロセスの開発 • コーディングを伴うレポート開発 など
  • 57. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 56 【お知らせ】iDempiere出張無料セミナー&相談会 【出張無料セミナー&相談会】 オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を自社に導入した いとお考えの方、ソリューションのひとつに加えたいと検討しているシス テム会社の方など、iDempiereに興味のある方が3名以上集まったら、 無料でiDempiereのセミナー&相談会を開催致します。 ライセンス料が無料でカスタマイズを柔軟に行う事ができるオープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を 普及させる事を通して、今後ますます激化する事が予想される国際競争の中、日本企業が生き残り、日本社会 が心豊かに発展する事に貢献するため。 ◆開催趣旨 ◆開催要項 ・参加人数:3名以上 ・費用:無料 ただし、iDempiereの普及による日本社会への貢献を目的とした、ボランティア的な活動になります ので、交通費のみ実費のご負担をお願いしてます。 ・用意して頂くもの:プロジェクターもしくは大きめのディスプレイ ・開催時間:概ね2時間~2時間30分。 ・対象:ERPという言葉の意味を理解している方を対象とした内容になっています。 http://www.compiere-distribution-lab.net/
  • 58. © OSS ERP Solutions All Right Reserved. 57 【お知らせ】OSS ERPのメールマガジン OSS ERPに関する内容のメールマガジンを発行し ています(月に1回程度)。不要になったら簡単にご 解約頂けますので、お気軽にお申込み下さい。 http://www.compiere-distribution-lab.net/