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確率率率的⾃自⼰己位置推定
Probabilis)c	
  Localiza)on
ロボットとは
センサ
マイコン
アクチュ
エータ
PID制御	
  /	
  ⾜足回り	
  
⾃自⼰己位置推定	
  
⽬目次
1.  確率率率分布
2.  ベイズの定理理
3.  確率率率的⾃自⼰己位置推定
4.  カルマンフィルタ  〜~実践編〜~
5.  パーティクルフィルタ
6.  応⽤用
7.  まとめ
本⽇日のまとめ
状態空間
観測空間
観測
現在
過去
状態遷移
確率率率なし
過去のことは正確に分かってるけど
今どうなってるかは推測するしかない
センサー⾒見見たらあってるか確認できるかも?
どっちを信⽤用したらいいんだ・・
状態空間
観測空間
更更新
予測
カルマンフィルタ
現在
過去
観測空間
更更新
予測
現在
過去
状態空間
パーティクルフィルタ
確率率率分布
おさらい
確率率率分布
•  正規分布	
  
1000999998 1001 1002
1000999998 1001 1002
確率率率分布
値
確率率率
•  つまり、
確率率率分布このグラフの形=
ベイズの定理理
ベイジアンになろう!
Thomas	
  Bayes	
  (1701–1761)
ベイズの定理理
•  なにが嬉しいか	
  
1.  結果から原因を推定できる	
  
	
  
2.  情報を得ることによって変化する確率率率を扱える	
  
ベイズの定理理
•  Θ	
  	
  (パラメータ):  隠された真実(状態/⾃自⼰己位置)	
  
•  D	
  	
  (データ)  :  観測結果	
  
条件付き確率率率
•  P(A|B)    :Bという条件の下での、Aの確率率率	
  
	
  
	
  
•  Bというパラメータでの、Aの確率率率	
  
•  Bという情報を知ったあとでの、Aの確率率率	
  
尤度度
•  Θというパラメータでの、Dの確率率率	
  
–  どんな値が観測されやすいか?	
  
–  現在の状態によって変わる
–  既にわかってる
観測値
確率率率
Θ=2のとき
Θ=1のとき
事後確率率率
•  Dという情報を知ったあとでの、Θの確率率率	
  
–  どんな状態っぽいか?	
  
–  観測値によって変わる	
  
–  分からない。推定したい!
状態
確率率率
D=3のとき
D=10のとき
因果を遡れる!
•  データの⽣生成過程が分かれば、	
  
•  ⽣生成される時に使われたパラメータを推定できる。	
  
原因
結果
観測結果
隠された真実
推定
尤度度	
  
P(D|Θ)
事後確率率率	
  
P(Θ|D)
cf.	
  機械学習
Θ
D
例例
•  この場所でこの⽅方向を向いていると、	
  
•  こんな景⾊色が⾒見見える	
  
•  こんな景⾊色が⾒見見えるなら、	
  
•  この場所でこの⽅方向を向いてそう	
  
–  この場所+この⽅方向  :Θ  パラメータ/原因	
  
–  こんな景⾊色          :D  データ/結果	
  
尤度度	
  
P(D|Θ)
事後確率率率	
  
P(Θ|D)
モンティ・ホール問題
A B C A?
A ヤギ C A	
  or	
  C?
ベイジアンの解答
⾃自分が選んだカーテン:	
  A	
  
司会者の開けたカーテン:	
  X	
  
•  P(Aが正解|X=B)	
  =	
  P(X=B|Aが正解)	
  P(Aが正解)	
  /	
  P(X=B)	
  
              	
  	
  =	
        1/2	
        1/3    	
  /	
  P(X=B)	
  
                	
  =	
  1/3	
  
•  P(Cが正解|X=B)	
  =	
  P(X=B|Cが正解)	
  P(Cが正解)	
  /	
  P(X=B)	
  
              	
  	
  =	
        1	
          1/3    /	
  P(X=B)	
  
              	
  	
  =	
  2/3	
  
情報
事前分布 事後分布
確率率率が変化する!
•  情報を得ることによって主観確率率率が変わる	
  
	
  
事前確率率率:  Dを知る前のΘの確率率率	
  
	
  
	
  
事前確率率率事後確率率率
⼀一度度ベイズ推定して得られた事後分布を、
      次のベイズ推定の事前分布として使う!
ベイズ推定を繰り返して主観確率率率を更更新していく
ベイズフィルタ
フィルタって?
•  Predic)on  予測	
  
時間
cf.	
  ローパスフィルタ
•  Filtering  瀘波
•  Smoothing  平滑滑化	
  
×スパムメールフィルタ
ところで
現在	
  →	
  未来
現在	
  →	
  現在
過去	
  ←	
  現在
ベイズの定理理
•  なにが嬉しいか	
  
1.  結果から原因を推定できる	
  
	
  
2.  情報を得ることによって変化する確率率率を扱える	
  
	
   	
   	
   	
   	
   	
   	
   	
   	
   	
  (フィルタリング)	
  
確率率率的⾃自⼰己位置推定
ベイズフィルタで
⾃自⼰己位置推定
•  ベイズフィルタ  +  ⾃自⼰己位置推定	
  
                              =  確率率率的⾃自⼰己位置推定
•  ベイズの定理理があっても、近似なしでは無理理!	
  
1.  確率率率分布をどう表現するか	
  
2.  確率率率分布をどう更更新していくか	
  
3.  計算量量をどう抑えるか	
  
	
  
	
  
•  考えられた2つの近似⽅方法	
  
1.  単純化して綺麗麗にとく	
  
                                =  カルマンフィルタ
2.  真実を追究するために⼒力力技で
                                  =  パーティクルフィルタ
⾃自⼰己位置推定
ロボットの動作をモデル化	
  
1.  状態遷移	
  
2.  観測	
  
	
  
アルゴリズム
1.  予測(時間を進める)	
  
2.  更更新(ベイズ推定)	
  
観測(t+1)
状態(t)
観測
状態(t+1)状態(t-­‐1)
観測(t+1)観測(t+1)
状態遷移
ベイズ推定
カルマンフィルタ
•  カルマンフィルタだと、	
  
–  すべての分布を正規分布で考える	
  
–  状態モデルと観測モデルは線形
⼀一番簡単な、	
  
•  状態空間と観測空間が同じで1次元の場合	
  
    例例えば、1⽅方向にだけ平⾏行行移動+ポテンショ	
  
	
  
確率率率考えないなら、	
  
  「  ⾃自⼰己位置  =  ポテンショの値  」	
  
	
  
確率率率を考えると  ・・?	
  
モデル化
1.  最初は	
  x	
  =	
  0m	
  の地点にいる	
  
2.  右に5m進むぐらいモータ回した	
  
–  ⼊入⼒力力	
  u1	
  =	
  5	
  
3.  ポテンショはx	
  =	
  2mだと⾔言っている	
  
–  観測値	
  z1	
  =	
  2	
  
ノイズ
(正規分布)
⼊入⼒力力
状態遷移モデル
観測モデル
x0  =  0
x1  =  0  +  5  +  (-‐‑‒2)
    =  3
こうなってたかも?:
z1  =  3  +  (-‐‑‒1)
    =  2
t-­‐1での推定値	
  
平均  0
分散  0
tでの推定値	
  
平均  5
分散  2⼊入⼒力力
平均  5
分散  2
予測ステップ
•  状態遷移モデルから導く	
  
–  分散が必ず増⼤大する
平均
分散
•  観測モデルを尤度度として、ベイズ推定	
  
–  平均は内分点	
  
–  分散は必ず減少	
  
1	
  -­‐	
  k	
  	
    :	
  	
  k
ただし、
予測値	
  
平均  5
分散  2
観測値
平均  2
分散  1
推定値
平均  3
分散  2/3
更更新ステップ
(k	
  =	
  2/3	
  )
⼀一般の場合
1.  状態遷移に係数がつく場合	
  
–  前の状態と⼊入⼒力力でどう次が決まるか	
  
	
  
2.  状態空間と観測空間が異異なる場合	
  
–  ラインセンサで直接位置を⾒見見れるわけではない	
  
3.  多次元の場合
–  直線でなく平⾯面を動く	
  
4.  (⾮非線形の場合)	
  
カルマンフィルタ
やってみよう
⼿手順
1.  状態変数を決める	
  
2.  状態遷移モデルを⽴立立てる	
  
3.  観測モデルを⽴立立てる	
  
4.  ⾮非線形ならヤコビ⾏行行列列を求める	
  
5.  測定誤差の分散を決める	
  
6.  式に代⼊入してプログラム書く	
  
7.  実際に動かす・可視化する
制御対象
•  NHK2016のエコロボット	
  
–  対向2輪輪	
  
–  センサ	
  
•  ラインセンサ	
  
•  左右エンコーダ	
  
–  アクチュエータ	
  
•  前輪輪の向きを変えるサーボモータ	
  
•  ⽬目的	
  
フィールドの情報は予め知っているとして、	
  
2つのセンサで、⾃自⼰己位置推定する	
  
→⾃自⼰己位置に基づいて進⾏行行⽅方向を変える
1.	
  状態変数を決める
•  普通は    の3次元ベクトル	
  
•  状態モデルを⼒力力学的に考えるなら    の6次元ベクトル	
  
	
  
2.	
  状態遷移モデル
1つ前の状態から次の状態求める式	
  
(動作モデル)	
  
	
  
	
  
	
  
	
  
エンコーダを観測に含めると、状態変数の次元が増えちゃう	
  
  →  エンコーダの観測値を⼊入⼒力力として扱う	
  
ある状態のときに得られる観測を表す式	
  
(観測モデル)
X
Y
Θ
⾮非線形!
3.  観測モデル
4.	
  ⾮非線形ならヤコビ⾏行行列列を求める
線形システムにしか扱えないカルマンフィルタ	
  
+	
  
線形近似
↓	
  
拡張カルマンフィルタ	
  
⾮非線形
線形近似
テイラー展開して1次までだけ採⽤用
	
  
微分係数:接線の傾き	
  
ヤコビ⾏行行列列:接平⾯面の⽅方向	
  
	
  
微分するだけ・・・	
  
4.	
  ⾮非線形ならヤコビ⾏行行列列を求める
線形システムにしか扱えないカルマンフィルタ	
  
+	
  
線形近似
↓	
  
拡張カルマンフィルタ	
  
⾮非線形
線形
5.	
  誤差のモデル化
•  誤差の正規分布の平均は0、分散は?	
  
–  センサの値のばらつき具合	
  
•  どのセンサを、どのくらい信頼するか	
  
•  適当でも案外うまくいく	
  
–  実際に測ったら、より正確なモデルになる	
  
6.	
  式に代⼊入してプログラムを書く
カルマンフィルタの式に計算した⾏行行列列を代⼊入	
  
	
  
C++ならMatrixクラスなどで⾏行行列列を扱える	
  
Matrix A(3,3);
A << 1 << 0 << 0
<< 0 << 1 << 0
<< 0 << 0 << 1;
A.transpose();  //転置
A.inverse();  //逆⾏行行列列
F*X*F.transpose()
(標準では⼊入ってない)
7.	
  可視化
•  ちゃんと⾃自⼰己位置推定するなら可視化は必須	
  
•  ROSで簡単にできるっぽい	
  
	
  
誤差楕円
•  収束具合も確認したい	
  
	
  →誤差楕円	
  
	
   	
  「99%の確率率率でこの楕円の中にいる」	
  
	
  
	
  
•  2次元正規分布(θは無視)の分散共分散⾏行行列列	
  
•  固有値2つ	
  
–  ⼤大きい⽅方が⻑⾧長半径、⼩小さいほうが短半径	
  
•  固有ベクトル2つ	
  
–  ⻑⾧長軸と短軸⽅方向	
  
可視化のポイント
パーティクルフィルタ
この世はそんなに単純か・・?
カルマンフィルタの問題点
1.  ガウス分布でないといけない	
  
–  実際そんなに単純化していいのか?	
  
•  例例:カメラ,	
  LRF	
  
	
  
	
  
2.  線形システムしか扱えない	
  
–  ヤコビ⾏行行列列で線形化したらできたのでは?	
  
–  ⾮非線形性が強いと誤差が⼤大きくなってしまう	
  
確率率率分布の表し⽅方
1.  カルマンフィルタでは	
  
–  正規分布で近似	
  
–  正規分布は2つのパラメータで完全に決まる	
  
2.  パーティクルフィルタでは	
  
–  ⽬目的の分布からのたくさんのサンプルで近似	
  
–  パラメータはサンプルの数だけ必要	
  
	
  
	
  
•  確率率率の⾼高いところにサンプルが多い	
  
•  確率率率の低いところはサンプル少ない	
  
モンテカルロ法
•  乱数を使うアルゴリズムのこと	
  
•  例例:積分
パーティクルフィルタ
•  モンテカルロ位置推定	
  
•  粒粒⼦子(パーティクル)の集合で確率率率分布を近似	
  
–  状態空間上の点⼀一つ⼀一つが候補を表す	
  
	
  
	
  
1.  予測	
  
–  状態遷移モデル	
  
2.  重み計算	
  
–  観測モデルで尤度度計算	
  
3.  リサンプリング  (世代交代)	
  
–  重み付きサンプリング	
  
モデル化
1.  最初は	
  x	
  =	
  0m	
  の地点にいる	
  
2.  右に5m進むぐらいモータ回した	
  
–  ⼊入⼒力力	
  u1	
  =	
  5	
  
3.  ポテンショはx	
  =	
  2mだと⾔言っている	
  
–  観測値	
  z1	
  =	
  2	
  
ノイズ
(正規分布)
⼊入⼒力力
状態遷移モデル
観測モデル
x0  =  0
x1  =  0  +  5  +  (-‐‑‒2)
    =  3
こうなってたかも?:
z1  =  3  +  (-‐‑‒1)
    =  2
予測
•  パーティクルごとにノイズものせてシミュレー
ション	
  
–  もとの分布より広がる
尤度度計算
•  各パーティクルの尤度度を求める	
  
–  このパーティクルの重み  /重要度度	
  
–  パーティクルの⽴立立場から、実際の観測値が得られる確率率率	
  
•  重み付きサンプリング	
  
–  各パーティクルの重みに⽐比例例してサンプリング	
  
–  重みの⼤大きいパーティクルは何回も選ばれる	
  
–  重みの⼩小さいパーティクルは滅多に選ばれない	
  
•  新しいパーティクルで前のパーティクルを置き換える	
  
リサンプリング
本当の分布からサンプリングしたいけど
サンプルからさらにサンプリング
推定値の計算
•  カルマンフィルタでは、平均は必ず計算されている	
  
•  パーティクルフィルタでは、パーティクルから改めて計
算する必要がある	
  
	
  
•  確率率率分布の平均は積分	
  
–  モンテカルロ積分	
  
特徴
•  どんな分布でも表せる	
  
•  どんな複雑なモデルでも順⽅方向だけ簡単にできれば良良い	
  
–  状態遷移モデルでサンプリング	
  
–  観測モデルで尤度度計算	
  
•  ベイズの定理理との対応が分かりやすい	
  
•  ヤコビ⾏行行列列や分散を考えなくていい	
  
•  パーティクル数が多く必要  (1000とか)	
  
V.S.
拡張カルマンフィルタ
•  ガウス分布のみ…	
  
•  計算速い!	
  
	
  
•  実装が⾯面倒	
  
•  (理理解しづらい)
パーティクルフィルタ
•  任意の分布!	
  
•  計算遅い…	
  
•  実装が簡単	
  
•  (理理解しやすい)
Ensemble
カルマンフィルタ
Unscented
カルマンフィルタ
⼀一⼈人の気難しい天才
みんなで	
  
⼒力力をあわせてがんばろー!
Ensembleカルマンフィルタ
•  カルマンフィルタとパーティクルフィルタの折衷案	
  
•  パーティクルフィルタほど精度度⾼高くないが、	
  
•  少ないパーティクル数(〜~100)で済むため、計算速い	
  
•  次元数がかなり⾼高いとき真価を発揮	
  
•  次元数低かったらパーティクルフィルタでも⼗十分速い	
  
•  らしい。
発展編
こんなこともできるよ!
SLAM
•  Simultaneous	
  Localiza)on	
  and	
  Mapping	
  
•  同時  ⾃自⼰己位置推定&地図⽣生成
Visual	
  SLAM
•  景⾊色⾒見見ながら歩き回って、地図できてた	
  
•  hhps://youtu.be/oJt3Ln8H03s	
  
•  hhps://youtu.be/8DISRmsO2YQ	
  
•  ⼈人間みたい・・?  いやいや、
Bayesian	
  Brains
•  実は脳(⼤大脳新⽪皮質)もベイズ推定してるかもしれない	
  
–  不不確実な世界に対処するために、予測とその誤差による修正は
必須	
  
–  Predic)ve	
  Coding仮説	
  
ただし、	
  
•  観測モデル・状態モデルも更更新していく  (学習)
	
  
–  世界に対する認識識を改めていく
本⽇日のまとめ
まとめ
•  因果を遡り、	
  
•  主観確率率率の変化を計算するベイズ推定	
  
•  それを繰り返すベイズフィルタ	
  
•  線形近似・ガウス近似して厳密に解くカルマンフィルタ	
  
•  たくさんシミュレーションして数値的に解くパーティク
ルフィルタ	
  
•  それらの⾃自⼰己位置推定などへの応⽤用
状態空間
観測空間
観測⽅方程式
現在
過去
状態⽅方程式
確率率率なし
過去のことは正確に分かってるけど
今どうなってるかは推測するしかない
センサー⾒見見たらあってるか確認できるかも?
どっちを信⽤用したらいいんだ・・
状態空間
観測空間
更更新
予測
カルマンフィルタ
現在
過去
観測空間
更更新
予測
現在
過去
状態空間
パーティクルフィルタ
ロボットとは
センサ
マイコン
アクチュ
エータ
PID制御	
  /	
  ⾜足回り	
  
⾃自⼰己位置推定	
  
ロボットの⾞車車輪輪移動制御(⾜足回り)
次回、
乞うご期待
参考
•  ベイズ論論vs頻度度論論  
hhp://qiita.com/MoriKen/items/09da26466c00500bcd68	
  
•  1次元KF図解  
hhp://qiita.com/MoriKen/items/0c80ef75749977767b43	
  
•  EnKFについて  
hhp://qiita.com/g_rej55/items/618778dbb4bf286a985b	
  
•  ベイズ推定とパーティクルフィルタ  
hhp://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ic2010/
kagami_ic20100803.pdf	
  
•  上⽥田隆⼀一(訳)「確率率率ロボティクス」毎⽇日コミュニケーション
ズ	
  
•  ⽚片⼭山徹「応⽤用カルマンフィルタ」朝倉書店	
  
•  有本卓「カルマンフィルター」産業図書	
  

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