北海道地理空間フォーラムin札幌2018-07-19_第10分科会「自然地理」講演2「GISデータ北海道地方の土木地質図の紹介」太田雄三氏
- 8. 資料集No 路線名 橋梁名 位置 延長_m 幅員_m 主要橋種 年度 管理者 解説書地域
210 札樽自動車道 張雄大橋 小樽市張碓町 502上り,500下り 9.0×2 鋼橋3径間連続トラス・単純合成桁1971上り, 1974下り東日本高速道路㈱ 42
230 道央自動車道 長万部川橋 山越郡長万部町字栗岡~字栄原 201 10.0 鋼橋連続鈑桁 1997 東日本高速道路㈱ 42
232 道央自動車道 大岸橋 虻田郡豊浦町字礼文華~字大岸 432 10.0 PC連続合成桁橋・連続ラーメン箱桁橋1997 東日本高速道路㈱ 42
234 道央自動車道 泉の沢橋 虻田郡洞爺湖町泉 378 10.0 PC連続主版桁橋 1994 東日本高速道路㈱ 42
トンネル名 道路種別 路線名 道道番号 起点所在地 終点所在地 延長m 幅員_m 工法 竣工年度 供用年度 管理者
若竹(上り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 410.0 7.0 在来工法 1971 東日本高速道路((株)
若竹(下り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 425.0 7.0 在来工法 1974 東日本高速道路((株)
張碓(上り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 610.0 7.0 在来工法 1971 東日本高速道路((株)
張碓(下り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 595.0 7.0 在来工法 1974 東日本高速道路((株)
朝里(下り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 748.0 7.0 在来工法 1974 東日本高速道路((株)
朝里(上り) 高速道路 札樽自動車道 小樽市 小樽市 754.0 7.0 在来工法 1971 東日本高速道路((株)
ポロト(上り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 508.0 7.0 在来工法 1981 東日本高速道路((株)
ポロト(下り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 521.0 7.0 在来工法 1981 東日本高速道路((株)
白老(上り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 458.0 7.0 在来工法 1983 東日本高速道路((株)
白老(下り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 453.0 7.0 在来工法 1983 東日本高速道路((株)
虎杖浜(上り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 392.0 7.0 在来工法 1983 東日本高速道路((株)
虎杖浜(下り) 高速道路 道央自動車道 白老郡白老町 白老郡白老町 419.0 7.0 在来工法 1983 東日本高速道路((株)
幌別(上り) 高速道路 道央自動車道 登別市 登別市 470.0 7.0 NATM 1985 東日本高速道路((株)
幌別(下り) 高速道路 道央自動車道 登別市 登別市 490.0 7.0 NATM 1985 東日本高速道路((株)
美唄(上り) 高速道路 道央自動車道 美唄市 美唄市 1018.0 7.0 NATM 1986 東日本高速道路((株)
美唄(下り) 高速道路 道央自動車道 美唄市 美唄市 1001.0 7.0 NATM 1986 東日本高速道路((株)
橋梁データの内容
トンネルデータの内容
【情報図】
・土木構造物などの諸元と位置情報
- 20. 【川の作用】 【作用する場】
①侵食 川の上流部、山間部
②運搬 川の上流~河口
③堆積 盆地、川の河口、海
・川を変化させると、①②③の場も力も変化する。
⇒地形が変化する
例:洪水を抑制するために川の放水路を作る
・放水路の河口に土砂が流れて、堆積する
⇒ 陸地の拡大(港が埋まり始める)
逆に、
・元々の河口に流れる土砂が減る ⇒海岸侵食
・洪水の影響は受けにくくなる
・放水路を作る前の地形を維持できる?
⇒地形を改変すると代償が発生
人工改変の影響 川の例
- 27. 1944 陸軍
1952 米軍 1966 国土地理院 1976 国土計画局
1993 国土地理院 1999 海上保安庁 2010 Google
現道路なし
トンネル開通(1973)
治山事業
現道路なし 現トンネルなし
荒廃
荒廃
樹木成長
荒廃地回復
作業道?
荒廃
【国土地理院の公開データ】
航空写真:1940年代以降
地形図 :明治~大正時代以降
古い地図や写真の重要性
- 28. 古い地図や写真の重要性
1947年9月 米軍撮影 1962年5月 国土地理院 1976年10月 国土地理院
(炭鉱閉山1972年)
2009年9月 国土地理院
国土地理院 最新地図タイル1954年測量地形図 1966年測量地形図 1976年測量地形図大正時代の地形図 ( 1920年代? )
至 美唄市街
至 富良野
常盤台駅
美唄川
北一の沢
北一の沢
・その土地の歴史(土地利用の変化)が分かる。
国土交通省は、廃線となった鉄道GISデータも公開している(国土数値情報)
・業務時等の貴重な基礎調査資料となる。
【土地利用の変化を示した事例】美唄市常盤台・・・炭鉱街の発展から衰退・消滅
美唄鉄道(廃線)
常盤台駅(廃駅)
- 33. 地すべり
形状の名称 地形
① 移動体・・・平坦面・緩傾斜
② 滑落崖・・・急傾斜
③ 側方崖・・・沢地形あるいは
尾根地形
芦別市野花南地すべりの全景
芦別市野花南の地すべり対策に
関する技術検討書(平成23年12月)
芦別市野花南地すべり周辺の地形モデル(DEM10m)
①滑落崖
(溝や段差)③側方崖
(沢または尾根地形)
②平坦面
緩傾斜
地すべりの形状(Varnes,D.J., 1978)
- 45. おわりに
・北海道地方土木地質図
価格 :¥11,111 DVD 1枚
¥10,000(税込み)
・北海道地方土木地質図には、
生活と非常に密接な関係が
ある地形・地質に関する情報が
詰まっています。
・地質の教材(解説書)としても
十分な情報が集まっています。
・GISデータとなっているため、
ほかのGISデータと組み合わせる
ことで、応用することが可能です。