企業が期首に行うキックオフミーティング（全社会議）を想定して、話し手のプレゼンテーションを評価する軸を8個に書き分けて例示してみたもの。話し方やスライド表現の上手さだけに意識をもっていかれず、中身に焦点をあてて聞き手がプレゼン評価＆フィードバックしていけると、ぐっと会の意義も深まるかなという思いをこめて。 具体的な利用上の手引きは、筆者ブログ（心のうち）にてご確認ください。 https://hysmrk.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-379de7.html

1. キックオフ［期首の全社会議］のプレゼン評価軸（例）
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話し方 話は聞きやすく、言いたいことはきちんと伝わったか（声の大きさ、話すスピード、表情、身
ぶりなど）
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
スライド表現 スライドは見やすく、正しくスムーズな理解に役立ったか（文字の大きさ、表やグラフの分か
りやすさなど）
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
市場・公共性
社内的な“内輪”の問題に終始せず、市場が抱える問題や競合他社動向などの市場環境を起点
にして、自分たちが誰にどんな価値を提供し、社会にどう役立とうとしているのかが示されて
いたか
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
具体・現在性 「今期中に何をどうして、期末までに何を達成するのか」という、今期のゴール・活動内容が
具体的に示されていたか
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
道筋の論理性 「主張－根拠－具体策」や「市場の問題－自社が取り組むべき課題－今期なすべき具体策」と
いった一連の道筋が連関し、論理的な破綻なくストーリー立って理解できる内容だったか
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
内容の妥当性
「先期目標に対する達成状況－達成・未達成の要因分析－分析を踏まえた今期の活動方針」と
いった論理展開は、分析的で納得できるものだったか（≠効果が期待できない、無駄が多い、
分析が浅い、根拠がない、現実的に無理、他にもっと優先すべき課題があるなど）
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
育成効果性 普段の業務から一歩ひいて自社の事業活動を俯瞰し、マーケティング視点で自身や自社の活動
を捉え直す指針が得られたか
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
意欲向上性 プレゼンテーションを受けて、この会社で今期も仕事をしていく意欲・士気が高まったか 全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
全くそう思わない あまりそう思わない そう思う 大変そう思う
※キックオフを自社で行う「実施目的」や「期待する効果」を明文化し、これらを踏まえて評価項目を追加したり、上記（例）を変更・削除する前提です。
※アンケートでの問い方（設問文の表現、回答の選択肢）は、参加者が回答しやすいよう、必要に応じて言い回しをチューニングする想定です。
評価点
どのような観点で評価するか評価の軸
2020/2/26 Mariko Hayashi ( https://www.slideshare.net/hysmrk/ )