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IBM Bluemix紹介
- 1. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemixご紹介
2015年2月
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業統括 クラウド・ソフトウェア事業部
テクニカル・セールス 李展飛
- 2. © 2015 IBM Corporation2
IBMがBluemixを提供するに至った背景
IBM Bluemixとは
IBM Bluemixの特徴的なサービス
IBM Bluemix の今後
- 4. © 2015 IBM Corporation4
CEOからみた重要な外部要因
2004 2006 2008 2010 2012 2013
テクノロジー
市場の変化
マクロ経済要因
人材・スキル
法規制
社会経済要因
グローバル化
環境問題
地政学的要因
6
4
5
7
8
9
日本
市場の変化
テクノロジー
グローバル化
社会経済要因
マクロ経済要因
人材・スキル
法規制
環境問題
地政学的要因
2
1
3
グローバル全体全体でのランキング推移
1
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3
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1
出典: Global CEO Study 2013 全体 n = 884; 日本 n = 118
「テクノロジー」と「グローバル化」の時代
- 5. © 2015 IBM Corporation5
クラウドを含む新しいテクノロジーの出現により、
私たちは今、転換期にあるといえます。
タイムリーなマーケティング・キャンペーン
ある店舗でクレジット・カードを
使用すると、近隣の店舗から
クーポンが送られてきます。
その結果、
109%の売り上げ増を実現
ジャスト・イン・タイムのメンテナンス
迅速なビッグデータ分析
国際的な航空エンジン製造業者では、
1年でサービス収益が
12%
国際的な証券取引所での市場監視アルゴリズムでビッグデータ分析プラットフォームを活用し、
99% 35%
向上。
リアルタイムのモニタリングと
予測障害検知を活用。
応答時間を
短縮
ITリソースの削減
テクノロジーは、ビジネス・産業全体を活性化しています
- 6. © 2015 IBM Corporation
デジタル化された顧客/消費者を取り込むためには
昨今のデジタル化された消費者という環境変化は、これまでの消費動向と比較すると、
非連続で破壊的な環境変化と言えます
企業にとって、新しい勝利の方程式は、そのデジタル化された顧客の取り込みです
そのためには、モバイル/ソーシャル対応のソリューションを迅速に提供することが必要であり、
クラウドの活用は欠かせません
デジタル化された
顧客
モバイル/ソーシャル
の活用
クラウド活用により
迅速でタイムリーな
ソリューションを展
開
- 7. © 2015 IBM Corporation
Internet Of Things、モノとモノとがつながる新しい社会
部品の故障を
予測
異異常
な
振動を検知!
詳細を発信!
“Connectedなクルマ”: 変わる⼈人とクルマの関係
オーナーへ
ディーラーでの
メンテ予約を通知
⾛走⾏
行
行
距
離
離
、充電量量、
室温、燃費などを
クルマから発信
位置情報から交通規制や
渋滞の情報を
クルマへpushで配信
“Connectedなパイプライン”: リアルタイムな保守と制御
ポンプ漏漏れ精製油圧温度度容量量
数万キロメートルにもなるパイプライン、
そして数万ものセンサーとコントローラー
オペレーションセンターにいながら
障害の察知と対応が可能
パイプラインの
センサーにおいて
油圧の急減を検知
数秒で元栓を締める
( 保守要員の到着を待
つ必要無し
“Connectedな都市”: より安全な⽣生活
衝突の衝撃!
急ブレーキ!
エアバッグの使用用
急ブレーキ!
急ブレーキ!
急ブレーキ!
急ブレーキ!
急ブレーキ!
救命ヘリ出動!
“Connectedな家”: 情報家電による快適な暮らし
テレビ局
Channel changesget sent to HQ
HQ sends
targeted
advertising
back
Subscribed TV,
shows incoming
call
Millions of these homes
subscribing & publishing
events to head office
数多くの機器情報、
ユーザー情報を
視聴者の
チャンネル切切替
を
即座に通知
視聴者の
志向に応じた
コマーシャル
を提供
テレビ視聴中に
電話が鳴り、
テレビ画⾯面へ
切切り替え
ネットにつながる“モノ”は爆発的に増加しており、様々な、新しい”Connected”な社会が
生み出されつつあります
- 8. © 2015 IBM Corporation8
Systems of Record
従来型の提携業務処理システム
Systems of Engagement
新しい個客接点システム
ERP
CRM
HRSCM
ビジネス変革につながる新しいシステムの概念
Systems of Record (SoR) Systems of Engagement (SoE)
主な役割 企業の業務効率化、業務用データ処理 個客エンゲージメント、新規事業の創出、ビジネス変革
重要な要素 堅牢性、信頼性、確実性、機密性 柔軟性、俊敏性
開発のアプローチ ウォーターフォール アジャイル、トライ&エラー
コードの主体 スクラッチ、パッケージ APIエコノミー、組み合わせ
システム運用 開発とは別プロセス DevOps(一体的)
リソース所要量 予測は可能 予測が困難
改良のサイクル 組織主体で計画的 状況に合わせて適宜
- 9. © 2015 IBM Corporation
これから必要なのは
ビジネスを自由に組み立てられる
仕組み Composable
Business
• 絶え間ないプロセスの革新と再構築
• リアルタイムで実⾏可能な洞察を得て、
より良い決定をくだす
• 市場の変化にすばやく対応
• 企業全体を統合化して動かす
組み立て型のアプローチ
A Building Block Approach
9
- 10. © 2015 IBM Corporation
IS
道を拓くのは
Composable
Business
Dynamic Cloud
ダイナミック・クラウド
変化するビジネス・ニーズに対応し、
エンタープライズITを
クラウドでシームレスに拡大します
• ひとつの管理された安全なIT環境として稼動
• さまざまなクラウド方式による選択肢の提供と
オープンスタンダード準拠による相互可搬性の
確保
10
- 11. © 2015 IBM Corporation
IBMは、「OpenStack」や「Cloud Foundry」を中心に、クラウドを支える
様々なオープン技術への投資をコミットしています。
OAuth
OSLC
Software
as a Service
API
economy
TOSCA
IaaSの標準化を⾏うオープン技術。
サーバー、ストレージ、ネットワーク
を管理するコンポーネントを提供。
IBMでは、“IBM Cloud
Orchestrator”などで採用。
PaaSの標準化を⾏うオープン技術。
IaaSを隠ぺいして、開発者が迅速、
柔軟にアプリケーションをリリースし、
同時に運用もシンプル化。
IBMでは”IBM Bluemix”で採用。
IBMは“オープン・クラウド”による拡がる世界を目指しています
11
- 13. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemixとは?
13
IBM Bluemixは、様々なタイプのアプリケーション(Web、モバイル、ビッグデータ、IoT等)を、
構築・管理・実行するための、クラウドをベースにしたオープン・スタンダードなPaaS環境
数十秒で稼働開始
開発者は、任意の言語ランタイム
を選択することも、独自のランタイ
ムを持ち込むこともできます。何も
ないところから、わずか1コマンドで
本番の環境が稼働します。
API とサービス
API サービス(IBM、3rdパーティ、
オープン・ソース)のカタログから、
アプリケーションに追加したいサービス
を選択し、数分で構築できます。
オンプレミスとの統合
ハイブリッド環境も構築可能です。
オンプレミスの既存アセットや、
他のパブリック/プライベート・クラウドと
連携できます。
DevOps
開発/モニタリング/デプロイ/
ロギングのツールを使用して、
DevOpsプロセスの全体をカバー
できます。
階層的なセキュリティ機能の提供
プラットフォームとインフラのセキュリ
ティは、IBMが確保しています。更に
提供しているツールによって、アプリ
ケーションのセキュリティー強化が可
能です。
柔軟な価格モデル
サービスは有償/無償モデルを提供。
従量課金モデルとサブスクリプション・
モデルがあり、用途に応じて柔軟に
選択できます。
- 14. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemixのアーキテクチャ概要
オンプレミスのSoRなシステム
などとのセキュアな連携
他のクラウドサービスとの
セキュアな連携
Cloud Foundryによる
言語環境の自動判別と
ランタイムの提供
提供している
サービスの利用(バインド)
IBM Bluemixは、Cloud Foundryをオープン・ソース・プラットフォームとして採用し、IBMが
UIやセキュリティ機能を拡張、さらにIBM独自のService、3rdパーティやオープン・ソースの
Serviceを提供するもの
14
- 15. © 2015 IBM Corporation
従来のIT
メリット
- 自由にカスタマイズが可能(コスト⾯の制約は残る)
- 基幹業務など特定のソリューションで有用
- 投資済みの既存インフラの活用
必要な作業
- 環境の初期構築と設定 : 数週間
- ハードウェアとミドルウェアのメンテナンス、アップグレード
~ 週単位 ~ 日単位
Code
Data
Runtime
Middleware
OS
Virtualization
Servers
Storage
Networking
~ 分単位
最初のデプロイまでに必要となる期間
アプリケーション開発における時間軸の変化 - 1/3
アプリケーションを開発・改良するスピードの加速化が必要
お客様による管理
サービスプロバイダーによる管理
- 16. © 2015 IBM Corporation
メリット
- 大半のレイヤーをクラウド上で管理
- インフラストラクチャーは、クラウドのプロバイダーが管理
IaaS
お客様による管理
サービスプロバイダーによる管理
~ 日単位
必要な作業
- プロビジョニング : 数分
- ソフトウェアとアプリケーションの変更
- OS、ミドルウェア、ランタイムの
メンテナンス、アップグレード
IBM SoftLayer
~ 分単位
Code
Data
Runtime
Middleware
OS
Virtualization
Servers
Storage
Networking
~ 週単位
従来のIT最初のデプロイまでに必要となる期間
アプリケーション開発における時間軸の変化 - 2/3
アプリケーションを開発・改良するスピードの加速化が必要
- 17. © 2015 IBM Corporation~ 分単位
PaaS
IaaS
メリット
- アプリケーション環境の
迅速なデプロイと設定
- インフラに加えプラットフォーム層も
サービスプロバイダーが管理
必要な作業
- 環境構築と設定 : 数分
- アプリケーション開発
~ 週単位
IBM Bluemix
~ 日単位
Code
Data
Runtime
Middleware
OS
Virtualization
Servers
Storage
Networking
従来のIT
アプリケーション開発における時間軸の変化 - 3/3
最初のデプロイまでに必要となる期間
アプリケーションを開発・改良するスピードの加速化が必要
お客様による管理
サービスプロバイダーによる管理
- 18. © 2015 IBM Corporation
より低コストで迅速に
製品やサービスを
市場に投入するため
継続的に
アプリケーションの新機能を
提供し続けるため
ITインフラへの
既存の投資・資産を
有効活用するため
何もないところから、わずか数分で
コードを実⾏する環境をデプロイ可能
数多くのアプリケーションの
開発およびデプロイを自動化可能
オンプレミス環境にセキュアに接続し、
既存のアセットや保有資産を活用可能
アプリケーション開発者がIBM Bluemixを使うべき理由
18
- 19. © 2015 IBM Corporation
Boilerplates(ボイラープレート)
“ランタイム”と“サービス”の典型的な組み合せ
を事前に定義したもの。
一括で環境作成が可能。
Runtimes(ランタイム)
アプリケーションの実⾏に必要な言語環境。
JavaやNode.jsなどが利用可能。
加えて、”Buildpack”という仕組みによって、
PHPやPythonなどの言語環境も利用可能。
IBM Bluemixが提供するコンポーネント(1/2)
19
- 20. © 2015 IBM Corporation
Services(サービス)
Bluemix上で開発するアプリケーションが必要
とする各種ミドルウェアを、ランタイムに追加
(バインド)して利用。
モバイル・アプリやWebアプリの開発・実⾏を容
易にするためのサービスや、RDBやNoSQLと
いったデータ管理のサービス、さらにはビッグデー
タやInternet of Things(IoT)といった現在
注目のサービスなど、多彩な部品を提供。
またアプリケーション開発/DevOps関係の機
能や、負荷に応じて自動的にリソースを拡張
する機能、さらにオンプレミス環境と接続する
機能(インテグレーション機能)なども提供。
更にBluemixの特徴的なポイントとしては、
WatsonなどのIBMの最先端のテクノロジーの
サービスに加え、IBM製ではなく、パートナー様
が提供するサービス(Third Party)も数多く
提供。
ラインナップは、今後も拡大予定。
IBM Bluemixが提供するコンポーネント(2/2)
20
- 21. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemixの提供モデル
21
必要に応じて、必要なプラットフォームやサービスを利用
実利用量に応じた登録クレジット・カードでの月次決済
柔軟な契約、いつでもキャンセル可能
無償枠を提供
競争力ある料金体系
PA契約、PA Express契約に加えて、IBMクラウド・サービス契約(“CSA”)を利用した、全てのサービスを含むプ
ラットフォームが利用可能なエンタイトルメントの購入
PAYGモデルと比較して割引きあり
柔軟な利用期間と請求方式を提供
無償枠を提供
競争力のある料金体系
フリートライアル
PAY AS YOU GO(Web決済)
サブスクリプション
月次の最低利用料金は$500 (¥52,500)
利用期間は6ヶ月 or 12ヶ月 or 36ヶ月
“月次の想定利用料金”と“利用期間”の組合せによる合計
金額に応じた割引率を適用
30日間の無償トライアル
クレジット・カード不要
全てのサービスおよびサポートが利用可能(2015年1月時点)
*レート:$1 = ¥105固定
- 22. © 2015 IBM Corporation
All the instant services, runtimes, and infrastructure
you need to push your ideas into the present.
IBM Bluemixの使い方
実⾏環境は数十秒で準備可能、あとはアイディアを形(アプリ)にするだけ!
- 23. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemixの特徴的なサービス
23
- 24. © 2015 IBM Corporation
Bluemix、モバイル向けのサービス(MBaaS)
サービスはクラウド上で提供
– ミドルウェアのデプロイや管理は不要
3rdパーティーのサービスも活用可能
マルチ言語サポートの一貫したSDK
– Android Java
– iOS Objective-C
–JavaScript (Web, Cordova, Worklight, Node.js)
API呼び出しだけでなく、開発やテストを支援するサービスも提供
– AppScan Mobile Analyzer、RapidApps
Mobile
Web
Node.js
24
- 25. © 2015 IBM Corporation
Bluemixモバイル・サービスの管理・統計情報の確認
Analyticsタブ
– Mobile Application Security
• Bluemixサービスへのリクエスト数のサマリー
– Mobile Data
• ストレージ容量、APIコール数
– Push
• Push配信の送信履歴
– AnalyticsのREST APIで生データも取得可能
各サービス固有の管理機能
– Mobile Data
• データのインポート、参照/削除
– Push
• Push配信の実⾏
• 購読(Subscribe)、グループ(Tag)状況の確認
25
Mobile DataのAnalytics情報
- 26. © 2015 IBM Corporation
モバイル向けに活用が可能なロケーション・サービス(3rd Pary)
ピツニーボウズ・ソフトウェア提供のロケーションAPI
Geocoding
– 入力: 住所の文字列
– 出力: 経度・緯度
Reverse Geocoding
– 入力: 経度・緯度
– 出力: 住所文字列
Travel boundary
– 入力: 出発地点&移動時間or移動距離
– 出力: 到達可能なエリアの形状
Validate Address
– 入力: 住所文字列
– 出力: 正規化された住所文字列
26
東京駅から
車で15分で
到達可能なエリア
東京駅から
車で10分で
到達可能なエリア
Travel boundaryの利用例
- 27. © 2015 IBM Corporation
Bluemixで始めるアナリティクス
統計解析
実⾏環境
(R)
スプレッドシート
BIツール
統計解析
統合開発環境
データロード
テーブル参照
クエリ発⾏
データウェアハウス
(BLU Acceleration)
ブラウザ
Bluemix
アプリケーション
(Liberty,
Ruby Sinatra, …)
Rスクリプトの実行 Rスクリプトの開発
dashDB
データウェアハウジングおよび分析用のアジャイル・プラットフォームであるdashDBサービスの活用
27
- 28. © 2015 IBM Corporation
Bluemixアナリティクス・サービス その他の例
Hadoop ベースのクラスター環境である IBM Analytics for Hadoop
(現在ベータ版)の利用
28
Hadoop の環境の構築・管理からの開放
InfoSphere BigInsights Enterprise Edition V3.0
オープンソースの Apache Hadoop がベース
Hive, MapReduce, Pig などが利用可能
ビッグデータの分析アプリケーションの開発に注力
Hadoop クラスター上のデータへの簡単なアクセスと
簡単なデータのロード
分析アプリケーションの簡単な開発
チャートやグラフを使ったデータの可視化
- 29. © 2015 IBM Corporation
更にWatsonもサービスとして提供
顧客モデル化サービス(User Modeling)
人と人とのエンゲージメントをサポートするために、ソーシャルメディアなどの分析による、
個々人のプロファイリングを⾏うサービス
言語識別サービス(Language Identification)
テキストで書かれた文字を元に、どの言語なのかを判断するサービス
(現時点では15の言語に対応)
機械翻訳サービス(Machine Translation)
ある言語で書かれたテキストを、他の言語のテキストに翻訳するサービス
概念拡張サービス(Concept Expansion)
婉曲な表現や話し言葉の用語を、より一般的でわかり易い用語に解読するサービス(例:“The Big Apple” → “ニューヨーク市”)
メッセージの共感サービス(Message Resonance)
特定のコミュニティ(人の集まり)に対して、あるメッセージを伝えたいときに、最も共感してもらえる用語を分析するサービス
質問応答サービス(Question Answer)
あるデータソース(Webページなど)に対するユーザーの問い合わせに対し、回答を返すサービス
関係性の抽出サービス(Relationship Extraction)
文章の構文解析を⾏い、名詞、動詞や目的語など、どの言葉が何を指し示しているのか等を含めた関係性の解析を⾏うサービス
注目のWatsonテクノロジーが、IBM Bluemix上で利用することが可能に!(下記7種類)
29
- 30. © 2015 IBM Corporation
IBM IoT Foundation
– クラウド上でMQTTサーバー機能を提供
– デバイス/アプリケーションはMQTTプロトコルを使用し、IoT Foundationに接続
IBM Bluemix
– ブラウザ・ベースのコーディネーション・ツールNode-REDを提供
– Node-REDはIoTサービスを利用してIoT Foundationに接続
IBM Bluemix
MQTT
IBM IoT
Foundation
MQTTサーバー
アプリケーション
アプリケーション
アプリケーション
IoTサービス
MQTT
アプリケーション
MQTT
MQTT
MQTT
MQTTクライアント
BluemixとIoT(Internet Of Things)
以下の2種類によって、アプリケーション開発に注力したスピーディなIoTアプリの実現が可能
30
- 31. © 2015 IBM Corporation
Bluemix IoT機能の中核となる“Node-RED”
31
Node-REDとは
– デバイス、API、 オンライン・サービスのコーディネーション・ツール
• IBMのEmerging Technologyというチームが開発
• 異なるイベント・ソースの処理を簡素化
– ブラウザベースのUIで処理フローを作成し、直接実⾏環境にデプロイ
– Node.js上でツールや
ランタイムが動作
– BluemixのNode.js
でも実⾏環境を提供
処理ノードを
パレットから選
択
Deployボタンのクリックで
実⾏環境へ反映
各ノードの
動作を設定
シートにドラッグ&ドロップし
処理順にノードを結合
- 32. © 2015 IBM Corporation
Bluemixにおける既存システムとの連携 “Cloud Integration”
Bluemix上で稼動するアプリケーションから、既存システムへアクセスする手段を提供
– 実績豊富なクラウド統合製品WebSphere Cast Ironの技術を利用
– 既存システムに対してHTTPベースのRESTfulなアクセスを実現
※セキュア・コネクター
• Proxyとして動作し、この接続を利用してCloud Integrationからの要求をエンドポイントに送信
• セキュア・コネクターからCast Iron Liveに対するアウトバウンド通信のみ、ファイアウォールで許可すれば可
ランタイム
Bluemix環境
お客様データセンター
Cloud
Integration
Cast Iron Live
DB
Salesforce
Azure
Google
セキュア・
コネクター
Cast Iron Live
Gateway
443番ポート
32
- 33. © 2015 IBM Corporation
Bluemix Cloud Integrationによる3種類の連携パターン
1. エンタープライズ・エンドポイントとの連携
–既存システムのデータベース(DB2, Oracle)とSAPに対するCRUD操作
• テーブルの結合など、複雑な操作は実⾏できない
• Cast Iron Liveに関する操作をCloud Integrationが隠蔽するため、
比較的容易に連携を実現できる
2. Cast Iron Live管理のエンドポイントとの連携
–データベースに加え、FTPやDomino、SalesforceなどCast Ironが接続でき
る多様なシステムと連携
• DB2やOracleに対して、複雑なクエリーを実⾏可能
• Cast Iron Liveの操作スキルが必要
3. Bluemix上のRESTアプリケーションとの連携
–RESTアプリケーションのAPIをカタログとして管理
33
- 34. © 2015 IBM Corporation
Bluemixにおけるアプリケーション開発
開発者は使い慣れたツールで開発が可能であり、かつ開発ツールに依存することなく、
Bluemix上へのDeployは、数十秒で可能
IBM提供のDevOpsツールの場合
Web IDEとリポジトリが統合された開発環境が利用可能
BluemixへのDeployも1アクション!
更にチーム開発のための、アジャイルベースの計画作成および
作業管理のための機能も提供
ユーザー独自のツールの場合
Eclipseやその他Editorなどでコーディングを⾏う場合でも、
Cloud Foundryの cfツール(コマンドライン)等で、
Bluemixへ直接Deployが可能
34
IBM DevOps Services CF Tool
IBM Eclipse Tools for Bluemix
- 35. © 2015 IBM Corporation
Bluemixにおける運用監視:Monitoring and Analytics
35
Bluemix上のアプリケーション稼働管理も、追加の投資の必要性は無く、ビルトインされた
モニタリング・ツールで各種データの取得・分析が可能
- 36. © 2015 IBM Corporation
IBM Bluemix活用のメリット
新しいアイディアを、迅速にアプリケーションとして実現することに
注力が可能
• 新たに創出されるビジネスへの対応
• DevOpsの実現
• “サービス”の活用で、優れたアイディアをすぐカタチに
• 開発し、即デプロイ
• フィードバックを受けやすく、継続的な改善につなげられる
36
- 37. © 2015 IBM Corporation
主なユースケース
30,000のベータ・アプリケーションでの傾向
Webアプリケーション モバイル・バックエンド
APIやオンプレミスとの連携 分析やレポーティング
• 小売業におけるオンライン店舗
• Bluemixをデータ収集基盤やダッシュボードと
して活用
• IaaSと比較し、ミドルウェア基盤のセットアップ
工数/時間を日単位から分単位にまで削減 • Bluemix SDKの活用により、iOSやAndroidの
ネイティブ・アプリケーションを統合
• モバイル端末上のビジネス・ロジックをクラウド
上にオフロード
• IaaS上のカスタム・コードをモバイル・バックエン
ドにリプレース (プッシュ通知など)
• Bluemixと連携したAPI群の提供
• オンプレミスにある既存データや既存システム
を活用
• Bluemixを介し、オンプレミスにあるデータにア
クセスするモバイル・アプリケーションを開発
• IBM Cognos Business Intelligence の
情報をアプリケーションに組み込み
• ビジネス・データの保存および分析にIBM
Analytics Warehouseを活用
• アプリケーションの稼動状況をリアルタイムに確
認および管理
37
- 38. © 2015 IBM Corporation
IBMがBluemixを中心に目指すSoRとSoEの統合イメージ
MBaaS /
IoT Fundation
モバイル
アプリ
Cloud
Integration
企業内ネットワーク
自社の
オンプレミス環境
Systems of Record Systems of Engagement
パブリック・ネットワーク (http / https, MQTT)
API
プログラム・
リポジトリ
プログラム・
リポジトリ
IBM DevOps Service
SoEアプリの修正に
合わせてリリース&デプロイ
IBM Bluemix
社内開発ツール +α
従来型
業務システム
センサー
他
アジャイルな開発
フィードバックと継続的なデリバリー
組み立て型のアプローチ
それらを可能にするオープンな環境
- 39. © 2015 IBM Corporation
海外でのIBM Bluemix活用事例
米国サンフランシスコの鉄道会社“BART社”の運行管理のレガシーアプリケーションを
現場の駅員等のためにモバイル化
Bluemixを活用してDevOpsを実現。
システム・メンテナンス・アプリケーション
(クライアント・サーバー型)
モバイルアプリ
通常6ヶ月かかるところを
15日で完成!!
39
- 40. © 2015 IBM Corporation
日本でのIBM Bluemix活用例(Bluemix Challengeより)
教育機関向け社会科学習アプリケーション「地理・歴史王」
– ゲーム感覚で学習意欲を盛り上げながら、社会科の知識を習得するアプリケーション
– 地図の中から場所に縁のある問題を探し出し解答する
– 郵便番号をもとに地図上の場所を検索し、問題を登録する仕組みを提供
⽣徒
⽣徒
⽣徒
教師
問題の保存管理
問題作成時に
住所から緯度経度情報に変換
クイズに回答
問題作成
ユーザー認証
40
- 41. © 2015 IBM Corporation
IBM Cloud marketplace日本版を
2014/09/12より提供開始
Blumixのカタログへ
www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/marketplace.html
IBM Cloud marketplaceによるエコシステムの実現
41
IBMクラウド上で利用できるサービスのマーケットプレイス
- 44. © 2015 IBM Corporation
2014年11月20日のGlobalアナウンス
44
プライベート・カタログの提供
Londonリージョン開設
Bluemix Dedicated
(専用Bluemix)の提供
- 45. © 2015 IBM Corporation
4. Flexible Deployment: Dedicatedとオンプレミス
現在のパブリッククラウドでの提供は単なるスタートポイント
45
パブリック オンプレミス
2014年7月
Dedicated(専用)
2014年12月 2015年2月発表済み
- 46. © 2015 IBM Corporation
4. Bluemix Dedicatedとは
46
Dedicated(専用)
パブリック オンプレミス Bluemixが持つ“パワー”と“シンプルさ”を、SoftLayer上の専用環境で
利用することが可能です。専用環境ですので、パブリックなBluemixや、
お客様のネットワークにセキュアに接続することが可能です。
専用環境の
利用
お客様専用のシングル・テナントな環境です。
そのため、各種規制やコンプライアンスへの基準を満たします。
自社環境と
同等な利用
セキュアで素早くかつ定額制の利用が可能です。
加えてVPNやダイレクトなネットワーク接続などによって、
自社環境と同じように利用することが可能です。
アプリ構築への
注力が可能
IBMが基盤やサービスの運用管理を⾏いますので、お客様は
アプリケーションやサービスの構築に注力が可能です。
グローバルな
提供形態
Dedicated Bluemixは各国のSoftLayerデータセンターで
動作させることが可能ですので、お客様のお客様に最も近い
環境で利用する事が可能です。
わかり易い
課金体系
お客様のニーズに応じた、わかり易い、月額制の料金体系に
なっております。
充実した
サポート
IBMのサポート要員が問題解決に対応いたします。
更なるご要望には、オプションでAVP(プレミアム・サポート)
の契約によって対応が可能です。
サービス 統合 ポータビリティ
柔軟性の高いデプロイメント・モデル
- 47. © 2015 IBM Corporation
4. Bluemix Dedicatedは一体型のクラウドサービス
プラットフォームとして
提供される機能
• 十分に冗長な専用のBluemix環境
• VPNによるアクセス
• 全てのランタイム(Liberty、Node.js、Ruby、
その他Buildpack)
• AVP/プレミアム・サポート(オプション)
Dedicated環境で
提供されるサービス
Auto-scaling
Data Cache
Session Cache
Cloudant
(その他のサービスについては今後追加の方向)
パブリック版との
連携
• Dedicated Bluemixを利用するユーザーは、
パブリック版Bluemixの各種サービスを、
Dedicated環境と連携して利用することが可能
Dedicated(専用)
パブリック オンプレミス Bluemixが持つ“パワー”と“シンプルさ”を、SoftLayer上の専用環境で
利用することが可能です。専用環境ですので、パブリックなBluemixや、
お客様のネットワークにセキュアに接続することが可能です。
サービス 統合 ポータビリティ
柔軟性の高いデプロイメント・モデル
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- 48. © 2015 IBM Corporation
セキュリティならびに
コンプライアンスの観点から
独立した環境で利用したい
クラウド環境の現実化と
成熟度の高まりに伴う
アプリケーションの多様化に
対応したい
現在のプライベートPaaSは
柔軟性が無く、かつ資産を持つ
必要があるのを何とかしたい
専用の物理的なハードウェア環境、
加えてお客様のLDAPの利用や
セキュアなネットワーク接続を提供
パブリック環境、専用環境、オンプレミス環境の
全てに対して、単一のアーキテクチャによって、
様々なアプリケーションの展開を実現
今までの月単位の準備期間に対して
数日で利用が可能
更に必要な利用分のみへの課金体系
4. Bluemix Dedicatedの提供理由
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お客様からのご要望とIBMの差別化要因
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お客様にとって、試験的な導入を可能にする、安価なエントリー・ポイントを提供
スターター・パックとして月額$38K(約400万円)より提供 ー 1年契約ベース
提供コンポーネント スターター・パック リソース増強 リソース増強分月額料金
ランタイム 128 GB 16 GB $ 3,200 ($200 / GB)
Cloudant
1.6 TB
3,000 APIリクエスト/秒
1.6 TB
3,000 APIリクエスト/秒
$8,100
Data CacheとSession Cache それぞれ50 GB 50 GB $4,040 ($80.80 / GB)
パブリック版使用権 $500相当分 $1から $1から
4. Bluemix Dedicatedの価格モデル
含まれているサービス
– お客様環境とのVPN接続
– 選択したデータセンターでの十分に冗長なBluemix環境
– 全てのランタイム(Liberty、Node.js、Ruby、その他Buildpack)
– パブリック版Bluemixと連携されたカタログ
– 標準的な技術サポート(リモート)
オプション項目
– SoftLayer DirectLinkサービス
– 専任の技術サポートサービス
(AVP/Premium Supportサービス)
リソースについて
– 契約期間内なら、いつでもリソース増強が可能
– 契約から3日間程度で環境をご提供
– リソース削減については月単位での対応
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配布不可
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ケース①:標準的なスターター・パック(128GBの実行環境)の場合
4. Bluemix Dedicatedのサンプル価格(1年契約ベース)
提供内容 月額料金
ランタイム 128GB(標準) $25,600
Cloudant 1.6TB(標準) $8,100
Data Cache / Session Cache 50 GB(標準) $4,040
パブリック版使用権(標準) $500
ディスカウント 0%
合計料金(月額) $38,240
提供内容 月額料金
ランタイム 192GB:標準128GB ($25,600)+増強分64GB (16GB($3,200) × 4) $38,400
Cloudant 3.2TB:標準1.6TB ($8,100)+増強分1.6TB ($8,100) $16,200
Data Cache / Session Cache 100 GB:標準50GB ($4,040)+増強分50GB ($4,040) $8,080
パブリック版使用権(標準のまま) $500
ディスカウント 15%
合計料金(月額) $53,703
ケース②:ランタイムを192GB、Cloudantを3.2TB、Cacheを100GB利用したい場合
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配布不可
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4. Flexible Deployment : オンプレミス・モデル
IBM Confidential
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Bluemix コンソール
Instant access
Economies of scale
Bluemix
Local
!
Local Runtimes
Local Services
お客様の
データセンターBehind the firewall
Bluemix
Runtimes
IBM + 3rd Party Services
Bluemix
Dedicated
!
Dedicated Runtimes
Dedicated Services
Tailored environment Isolation
Dedicated SoftLayer Environment
2015年2月発表済み
IBM Cloud