5. Copyright 2013-2017 KOSUGI no UNIVERSITY
l ネクスタイド・エヴォリューション社での取り組み
福祉を、カッコイイ・カワイイ、ワクワク・ドキドキに基づく形容詞で表現し、
ファッションやデザイン、アートのチカラを使って若者に受容してもらう。
福祉を一般化するためのアプローチ。
l 心のバリアフリー
障がいの有無で分離されるケースが多い。例えば、特別支援学校。
車イスの方が通行しやすいように段差がない道路をつくる解決策も
あるが、ヨーロッパでは人がサポートして段差のバリアを解決する。
ハードに依存せず、人の「意識のバリア」を取り除くことで解決できることも多々ある。
l ピープルデザイン川崎プロジェクト
ヒトづくり・コトづくり・モノづくり・シゴトづくりを目指し、川崎フロンターレ公式試合
での入場や清掃など、川崎市の各種イベントを通じて就労体験を提供中。
l 相手の立場になって考える
ピープルデザインの活動を通じて、常に相手の立場になって考えるようになった。
先生役のお話し「武蔵小杉で心のバリアフリー」
6. Copyright 2013-2017 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「心のバリアフリーに溢れた武蔵小杉」
l 笑顔があふれる武蔵小杉
人が一気に増えた武蔵小杉。例えば、駐輪場付近では自転車と歩行
者がバトル中。お互いを知ることでバトルはなくなり、笑顔になるはず。お
互いを知る第一歩はあいさつ。武蔵小杉駅前にあいさつオジサン・あい
さつオバサンがいるといいかも。
l 6%の廣川さん!
おせっかいな人が増えると、人と人との接点ができてコミュニケーションが増
える。ただし、100%なおせっかいは面倒くさい。6%くらいがちょうどい
いかも
l 好奇心ある街
ハードとソフトの両面でバリアフリーを考える。全員に便利なことはない。
知らないことが多い。好奇心を持つことで知らないことを知り、そして、
解決策を考えていく。人の思いやりなどのソフト側のアプローチで個別の
問題を解決していく。
7. Copyright 2013-2017 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「心のバリアフリーに溢れた武蔵小杉」
l COSUGI
通勤時間帯の殺伐とした武蔵小杉駅。下を向いてスマホを操作する
人々ばかり。例えば、赤いグッズの日を決める。赤いモノを身に着けて
いる人がいたら話しかけて挨拶をする。武蔵小杉版のコミュニケーション
チャームのようなコミュニケーションスタイルを考える。
l 同じフロア・マンションで助けあう雰囲気にする
現在のタワーマンションも30年後には高齢化が進む。今からお互いに助
けある関係性を構築する。例えば、「こすぎの大学」で知り合いをつ
くる。挨拶をする。ショートタイムで働ける機会をつくる。
l ゆるいつながり「自分探しと相手の尊重」
多様性のある社会。個性と個性が交じり合う。個性がぶつかり合うこ
ともある。ぶつかるのは悪いことではなく、正常な状態。ぶつかることで
居心地が悪くなったら相手を排除するのではなく、自分が離れていけば
いい。そして、価値観が合う方々と繋がり続ければいい。自分探しと
相手の尊重。
8. Copyright 2013-2017 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「心のバリアフリーに溢れた武蔵小杉」
l 雑多な個性を宝石のように光らせる
「マルチカラーな街」
ロミオとジュリエットの話。お互いの家系には大きなバリアがある。二人は
続柄でなく、心で恋をした。表層的な部分でなく、細胞レベルでお互い
を受け止め合う。
l ココロのバリアフリー
武蔵小杉は、タワーマンション街や新丸子・元住吉など多様な街。コス
ギフェスタで多くの方々が集まるが、ミニ・コスギフェスタなどを開催して、
普段から多様な方々がいることを実感して混じり会える機会をつくる。
l ぬりかべ新聞 2017年2月号
「かべ」はなくしても、「ぬりかべ」はなくさないでね!