2. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
お話しする内容
1. 自己紹介
2. 「こすぎの大学」の概要
3. Before 「こすごの大学」誕生前
4. After 「こすぎの大学」誕生後
5. そもそも「こすぎの大学」って?
3. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
お話ししたいこと
l コミュニティと仕事は違う
「こすぎの大学」は学校であって、会社ではない
l 自分事・自分たち事・地域事
利己から利他に ≠ 利他から利己に
自らが自然体で楽しむ
l 楽しみ方は十人十色
参加するのも、参加しないのも自己判断
自分の楽しみ方を他人に強制しない
5. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
自己紹介
l 岡本 克彦 (オカポン)
1972年生まれ・44歳・185cm (実寸:187cm)
l NEC (日本電気株式会社)
ビジネスイノベーション統括ユニット コーポレートマーケティング本部
2000 - 2013年
携帯電話やスマートフォンの商品企画/マーケティングを担当
l 企業間連携
2010年~ 企業間フューチャーセンター
l 地域デザイン
2013年~ ソーシャル系大学「こすぎの大学」
2015年~ シビックプライド「川崎モラル」
13. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
l 楽しむ!やってみる!「STEP CAMP」
火を起こして暖を取る、お米を炊く、テントを張り寒さをしのぐ
など、災害被災時に役立つアウトドアのノウハウを楽しく、
実践的に学ぶ体験型の『防災キャンププログラム』。
l 保存袋と牛乳パック
保存袋でお米を炊いたりパスタを茹でたり、ケリーケトルと牛乳
パックでお湯を沸かしたり。極小の燃料で食を確保する。
日常の時間を贅沢に使うことで備える力を育むことができる。
l タワーマンションと多摩川、安全と安心
高い所が安全と言われるが、熊本地震のように余震が続いたら、
きっと高層階に居続けるのは困難。精神的に耐えられないはず。
また、地上に居ても上から何かが落下してくるという不安もあるはず。
その時に「安全」と「安心」の両方を満たすことができ、水という資源も確保できるのが
「多摩川」と「多摩川の河川敷」。多摩川という財産を大切にして楽しく備えてほしい。
第36回「こすぎの大学~武蔵小杉と多摩川~」
先生役: STEP CAMP代表 寒川一さん
14. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「明日から備えられること」
l 想像(創造)する、先を読む予知能力、
体験する
ここで何が起こるか想像する、どのように備えるか考える、考えるだ
けではわからないので体験して、もしもの時に備える。
l 自分プラスひとりのために階段を使おう
日々、階段を使って足腰を鍛えておく。鍛えておけば自分も助かる
し、大切な誰かを助けることもできる。
15. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「明日から備えられること」
l 週末サバイバルライフ
「楽しむ×覚える×仲間になる=備える!」
STEP CAMPに参加して学んだことを家族や友だちと再度体験する。
復習することで更に身につくし、また、経験する仲間で助け合うチーム
ができる。
l 知恵を備える
明日からでなく、今夜からでも知恵を備えることはできる。
311東日本大震災では場所が重要だと経験した。
その経験を忘れずに対策を考え続ける。
16. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「明日から備えられること」
l コミュ活しよう!
知り合いがいないと助けてもらえない。知り合いを作り、そして、増
やすために武蔵小杉の各種コミュニティに参加する。助けてもらうだ
けでなく、お互いに助け合う関係性を構築する。
l 大切な人のために、今日からつながろう!
PTAなど面倒くさがらずに日常から繋がり続けることが大切。いざと
いう時に助け合うためにも日々の健康維持も大切。
l 今夜、TAMAGAWA CAMPに備える
アウトドアのノウハウを普段から日常に採り入れて、いざという時に
備えられるようにする。まずは、明後日開催されるTAMAGAWA
CAMPに参加する。
17. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
発表「明日から備えられること」
l つながり
人とつながる、アイデアをつなげる、日々の考えをつなげる、知識と
体験をつなげることで備える。人とつながっていることは心のゆとりにつ
ながる。
l 話す・聴く・広げる
誰かの経験から学ぶことは多い。だからこそ、自分の経験も
誰かに語る。良いと思ったことは、誰かに伝える。
個人の知恵が地域の知恵になる。
l ぬりかべ新聞
2016年5月号「とにかく生き延びる」
生きるために、生き延びるために考えたこと、体験したことを次世代に
伝えていく。新聞のように記録として残していく。
18. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
先生役のメッセージ
「武蔵小杉を生きる」
川崎市立井田病院
西智弘さん
生きることは、老いること。
喪失体験ゲーム
「家族」「友人」「お金」「健康」「役割」「趣味」
19. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
先生役のメッセージ
「武蔵小杉を遊ぶ」
日本リングビー協会
川浪英喜さん
大人が作った(悪い)ルールの犠牲になる子どもたち。
大人の自分たちが新しいルールを作る責任がある。
子どもの体力低下は、公園の「ボール投げ禁止」など、
大人が作ったルールが原因の一つ。
20. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
先生役のメッセージ
「武蔵小杉で相互理解する」
株式会社富士通研究所
岡田誠さん
「足りなさ」と「役割」
お互いに「足りない」ことを持ち寄る。
そうすると、足りないを補うという「役割」が生まれる。
21. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
先生役のメッセージ
「ソーシャル系大学による
人づくり・街づくりの可能性」
シブヤ大学 学長
左京泰明さん
不安のない人生なんてない
大学卒業後の企業勤務。なぜ、働いているのか迷いの日々。
チームラボ 猪子寿之さんとの出会い。出会いの翌日に辞表を提出。
26. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before①「仕事の挫折」
1999 2008 2016
目的と手段
l 僕が作っているのは、携帯電話?スマホ?
l 僕が創っているのは、コミュニケーション文化?
27. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before①「仕事の挫折」
1999 2008 2016
“目的”と“手段”
l 僕が作っているのは、携帯電話?スマホ?
l 僕が創っているのは、コミュニケーション文化?
Thinking out of the box.
日本のモノづくりの会社は、
ブランディングする時、
自分が入っている「箱」から出て、
もっと広く世の中を考えるべき。
31. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before②「自宅と会社の往復」
ジワジワと襲ってきた虚無感
l 自宅と会社を行き来する毎日
自宅も会社も武蔵小杉。自転車で僅か15分。
l 会社生活で経験した「共創の可能性」
会社や企業間フューチャーセンターの行動と、地域(武蔵小杉)での行動の乖離。
l これでいいんだっけ?
32. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before③「読書会」
こすぎナイトキャンパス読書会との出会い
太極拳や囲碁倶楽部、町内会とは違う参加しやすいコミュニティ
l 会社帰りに立ち寄れるコミュニティ
本を読まなくても、持ってくればO.K.という気軽さ
l 「こすぎの大学」企画運営メンバーとの出会い
企画編集ユニット「6355」を結成
l 何かが変わり始めた地域でのライフスタイル
33. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before③「読書会」
2012年1月~
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
こすぎナイトキャンパス
読書会
2011年9月~
NECカシオモバイルコミュニケーションズ
ムサコ大学
2013年9月~
こすぎの大学
2013年4月
読書会初参加
企画編集ユニット
「6355」
37. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After①「知人と友人」
「オーイ、オカポン!」
街で声を掛けてもらえるうれしさ
l 自宅と会社の行き来が楽しくなった
声を掛けてもらう・掛けるうれしさ
l 街を丁寧に過ごすようになった
「自分が住む街」という意識から「あの人と一緒に住まう街」に
l 求めていたのはコレ!
38. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After②「娘の成長」
僕だけでなく、娘も楽しみ始めた!
武蔵小杉や川崎の友人が娘を我が子のように育ててくれる
l こすぎの大学、グリーンバード、そもそも会議、・・・
色々なイベントに娘と一緒に参加する楽しさ
年齢などのプロフィールは不問
l 娘にとって武蔵小杉は?
39. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After③「地元デザイン」
地域デザインから地元デザインに変化
ソーシャルデザインの意味を自分事として捉える
l 自分が住む街、大切な友人も住む街、
そして、娘たちが住み続ける街
l まちを好きな人が多いと、まちは良くなる!
2016年3月策定「川崎市総合計画」より
41. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
Before & After
Before After
仕事の挫折
自宅と
会社の往復
読書会
知人と友人
娘の成長
地元デザイン
できました!
参加者の
変化
ノウハウ集
42. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After④「できました!」
アイデアからアクションに
小さなアイデアでも具現化する
l いつの間にか「できてました!」が事実
「こすぎの大学」はきっかけづくりの場。
何かをしたい人と誰かを応援したい人が集まる場。
小さなお子さまを育児している30代後半の家族が多い武蔵小杉
「こすぎトラベラーズサロン」の立ち上げ
l 旅行できない育児ママたちが集まるコミュニティ
l 子連れO.K.な旅行先を情報発信 etc.
43. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After④「できました!」
アイデアからアクションに
小さなアイデアでも具現化する
l 「こすぎの大学」のロゴ
l こすぎトラベラーズサロン
l プレ・ムサシシャルソン
l こどもが主役の「こすぎの大学」
l 地元の飲み屋を積極的に使う
l 「こすぎの大学」マップ
l 放課後NPOアフタースクルールさまとのコラボ
「街育」(マチイク)
l 二枚目の名刺
l 夫婦や親子で参加する「こすぎの大学」
l 武蔵小杉駅マルシェ
l 市民参加型街づくりコミュニティのノウハウ集
l オトナモナー企画第1弾
「チャンバラ合戦-戦 IKUSA-×こすぎの大学」
l NECワーキングマザーサロン
45. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
TIP*S/3x3Labでの出会いから川崎まるかじりに
l 「こすぎの大学」を通じてできた川崎との接点
武蔵小杉や川崎を楽しみ、そして、親子でさらに楽しむ
l 新規プロジェクトの立ち上げ準備
「もぎたて!川崎まるかじり」
2016年7月に「武蔵新城をまるかじり」を実施
2016年11月には「川崎大師をまるかじり」を予定
46. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
若者を楽しみながらサポートする「今日も行くよ!」
l 川崎に広がるグリーンバードを支える
用具の運搬等で活動を下支えする
l 農園フェスや武蔵小杉駅マルシェなどの
新規プロジェクトも支える
これまでの経験を活かして、大きな失敗をしないように働きかけ
l 合言葉は「行くよ!」
47. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
豊洲から武蔵小杉に引っ越し予定
l 同様にタワーマンションが林立する街、豊洲。
仲間がいる街、武蔵小杉に引っ越し。
街の魅力は「ハードウェア」に加えて、
「ソフトウェア」「人」であることを武蔵小杉の仲間に伝えてくれる
48. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
川崎のイベントや魅力を現地からレポート
l 週末は川崎のイベントを楽しむ
イベント自体だけでなく、そこでの出会い、仲間との交流を楽しむ
l 写真やレポートで川崎の魅力を発信
自分が楽しんでいる気持ちがこっちまで届く
49. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
人生の通過点だった武蔵小杉でずっともいいかも
l 武蔵小杉に引っ越してきて考えが変わった
「こすぎの大学」の後は二次会・三次会、そして、酔い覚ましの
コーヒーをみんなで。武蔵小杉や川崎の仲間と楽しむうちに、
住み続ける街に意識が変化。
l 親子で楽しむ武蔵小杉や川崎の生活
親子でグリーンバードや農園フェスに参加。
熊本の大震災の時は川崎駅前で仲間と一緒に親子で募金集めも
50. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
「こすぎの大学」皆勤賞 すぐに行動して楽しむ
l リングビー、ジョギング、100Km歩け歩け大会、
ビールツアー、山歩き、・・・
「こすぎの大学」での出会いや気づきをその場限りにしない。
大人だって新しいことに飛び込んで楽しめることを自ら証明。
l 実は「こすぎの大学」の基盤も作ったり
懇親会終了後は、運営の改善ポイントをマンツーマンでアドバイス
51. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
After⑤「参加者の変化」
いつでもどこでも一緒に楽しむ♪ユニバーサルへの情熱
l 生徒役・先生役として授業も懇親会も楽しむ♪
「こすぎの大学」も生徒役だけでなく、先生役でも登壇。
記念すべき川崎市都市ブランド推進事業認定後1回目の
授業で先生役。
l 車イス生活の日常の可能性を拡げ続ける
色々なイベントに参加して、自分なりの楽しみ方を率先。
みんなに「自分なりの楽しみ方」を気づかせてくれる。
54. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
第1回「こすぎの大学」にヒントがありました
武蔵小杉の可能性を表現する漢字一字
l 開
l 交
l 結
l 交+心 (読み:ネットワーク)
「心が交わる」と書いて「ネットワーク」と読む新語。
人が行き交うだけでなく、心が交わる、心温まる街。
l 流
l イ+融
55. Copyright 2013-2016 KOSUGI no UNIVERSITY
そもそも「こすぎの大学」って?
みなさんにとって、
学校の思い出って何ですか?
勉強? 恩師? 友だち? 部活? 恋愛? 休み時間?
修学旅行? 帰り道?
自分が住まう街で「オトナな十人十色の思い出を作るきかっけ」になりたい