データウェアハウス・BI の再構築から見る情報系基盤の再構築ポイント

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データウェアハウス・BIの再構築から見る
情報系基盤の再構築ポイント
株式会社ビーエスピー
帳票システム部尾田誠一
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情報活用とは？
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「情報活用」？？
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約1,060,000 件

情報の定義や分類方法はいろいろとあるが、ここでは“思考の素材”として
使われる情報と“行動のきっかけ”になる情報という視点で整理してみよう。
思考の素材としての情報とは、何らかの判断や意思決定を行うに当たって
その確実性を評価・確認したり、仮説を分析・検証・補強したり、あるいは仮説
や気付きを得るために用いられるものだ。
この意味での情報活用は、基になる情報（データ）からど
のような意味を読み取るか？である。
これは情報活用する人間の分析スキルや問題意識の持
ち方によって変わる。同じ数字を見てもおかしいと思う人と、へぇと思
うだけの人がいるのだ。従って、この情報活用は、情報の受け手（解釈や分析
を行う人）が起点となる。
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「情報活用」？？
「企業はなぜ“情報活用”ができないのか？」- ITmedia

「情報活用ツール」？？
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「情報活用ツール」？？
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<検索から得られるキーワード>
・BIツール
・分析ツール
・データ統合・分析・管理
・テキストマイニング
・ETLツール
・グループウェア

BIツール利用の現状
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TechTargetの記事より抜粋
BIツールを導入した企業では、従業員の利用は平均すると8％
ベンダー各社は14％になるとしている。
現実には販売されたBIライセンスの
すべてが実際に使われているわけではない

なぜBIツールは社内でつかわれなくなるのか？
<導入前に重視ポイント>
・使いやすさ
・導入・運用コスト
<未解決の課題>
・分析を行うノウハウが
ない
・どう活用すればいいか
わからない
・価格が高い
・機能が多すぎる
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※キーマンズネットより

<BIツール活用の課題>
 高機能であるが誰もが使えるツールではない
 利用する側にもスキルが必要
 ライセンス・使い続けるための維持コストが
かかる
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なぜBIツールは社内でつかわれなくなるのか？
非常に優秀な製品だが、使う人の分析スキル・ITリテラシ・利用
目的を明確に意識しなくては利用しきれない

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そもそもBIツールって？
BIツールの種類適用すべき意思決定プロセスの局面
プランニングツール【計画の根拠を得る】
過去実績データの分析やシミュレーションなどを通し
て、計画の根拠を得るために使用されるツール。
Oracle Hyperion Planning
データマイニングツール【対処のヒントを得る】
問題への対処のヒントを得るために、クロス分析、相
関分析、回帰分析という手法が取り、さまざまなデー
タから、使えそうな未知の関係・傾向などを分析する。
SAS
OLAP分析ツール【問題の要因を検証する】
問題の要因を深く掘り下げ、意思決定プロセスに必
要な問題点の分析・検証を行うために利用する。
Business Objects、Dr.Sum
DataNature/E、SAP BW
レポーティングツール【問題の兆候を発見する】
いかに素早くタイムリーに問題の兆候を発見できる
かを目標とする。
即座に状況の評価と分析が行われ、経営のプロセス
において非常に助けとなるツール。
適切な担当者が適切なツールを使用しなければ効果が得られない！

適した製品
ＢＩツール
マネジメントポータル
ダッシュボード
経営コックピット
全体の80%の一般社員を中心とした情報系業務は
「定型・ルーチン・データの2次加工が中心」
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経営者
マネジメント
分析
専門家
一般社員
定型Excel出力、自由検索
簡単操作、カスタマイズ
利用者数操作性
少
多
少
多
小
ＢＩ・OLAPツール
データ活用・分析
レポート、自由検索
機能性
中
多
小
少
利用用途
経営分析
戦略立案
バランススコアカード
販売分析・管理会計
予算編成・商品分析
顧客分析・在庫分析
定型・ルーチン
チェック・確認業務
データの二次加工
高価
専門性が必要
利用者大
ＢＩ・レポーティングツール
情報系における利用形態
帳票運用
日本では紙形式の帳票の文化が根強く存在していたた
め、レポーティングツールがなかなか浸透しない状況
にあります…
ここに注目！！

情報系システムの見直しのポイント(利用者)
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高価で高機能なBIツールは、
マネージメント層や高度な分析が必要な
企画・マーケティング部門
のみにする

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現行の情報系業務の中で
定型化したものはエンドユーザの
スキルに合わせたツールに変更する
ことでコストダウンを実現。
操作の簡単な
WEBベースのレポーティングツール
がおススメ

14
エンドユーザが個別にレイアウトを
変更できる程度の自由度を与えるために、
Excelエクスポートなどの機能も必要
元になるデータは集中管理が必要
エンドユーザごとのExcelでの運用は、
情報が発散しユーザごとの
情報レベル差異を発生させます。
個人ごとのノウハウになり社内に情報として蓄積しません。

情報系システムの見直しのポイント(構築・運用)
コストメリットのポイント!!
・ソフトウェアのイニシャル、
ランニングコストが今より下がる
・ハードウェアのイニシャル、
ランニングコストが今より下がる
・帳票構築、メンテナンスコストが
今より下がる
5～6年後を想定し、導入から5年の
ランニングの累積コストとして
大きな削減効果がある事

情報系システムの見直しのポイント(構築・運用)
移行作業を“手間いらず”
にするポイント！！
・上位アプリケーションに変更が無い事
・帳票フォームを簡単にインポート
できる事

BI・レポーティングツールに必要な機能
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データ検索
ユーザが自分の欲しいデータを検索して出力
分析
集計から明細までユーザが見たい粒度のデータを表
示
出力・ダウンロード
Excel・PDFなどユーザが欲しい形でデータを出力・保
存
印刷
文字ずれ、改行なしに印刷

ファイル出力
情報活用基盤の見直し例(システム構成例)
データ抽出
データ加工
ローディングWebポータル機能
業務窓口の一元化
既存システム
ERP
基幹システム
RDB
ファイル群
TEXT
Excel
CLOUD
CLOUD
掲示板
社員検索
会議室予約
Webから
レポート閲覧
印刷
マート
DWH
BI・レポーティングツール
ETLオプション
Data Layer Application Layer User Layer

情報活用基盤の見直し例(構成製品例)
レポーティングツール
企業の実績データをサマリーして表示し
たり、分類、順序付けなどを行って表示
したりすることで、データについてのビジ
ネス的視点を提供するツール
ETLツール
基幹系システムなどに蓄積されたデータ
を抽出し、データウェアハウスなどで利
用しやすい形に加工し、対象となるデー
タベースに書き出する一連の処理を支
援するツール

課題解決のヒントが集結！
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