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IT資産の可視化とIT構成の最適化
- 4. All rights reserved,copyright © BSP Inc
■目的
ITサービスを効果的に提供するた
めにIT構成を正確にリアルタイム
に管理すること
■ツールの機能
• サービスの構成アイテム(CI)
の属性、ステータスの管理
• CIのコントロール、正規のプロ
セスによらない変更の抑止
(ワークフロー、証跡管理など)
構成管理とIT資産管理
構成管理
■目的
全てのIT資産状況を把握すること。
予算内でのIT資産の効率的な配
布
ライセンス違反などの抑止
■ツールの機能
• ハードウェア、ソフトウェアの導
入情報の収集
• ソフトウェアライセンスの管理
IT資産管理
サービス提供の観点 財務・会計の観点
≓
似て非なる物
共通する管理
項目は多いが、
管理の観点が
異なる
4
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構成管理/IT資産管理の実情
• EXCELで台帳管理しているのみ
• 更新は年に1~2回の棚卸し
• 部門でバラバラに管理
• 情報は収集しているが蓄積のみ
• 変更の承認が必ずしもされていない
5
IT資産管理はやっているが、集めた情報をIT管理
に活用できていない(ライセンス管理だけなど)
構成管理は十分に取り組めていない。台帳管理レ
ベルが多い
- 6. All rights reserved,copyright © BSP Inc
構成管理/IT資産管理ができない問題点
6
• ITサービス/資産の状態が把握できない
– ITサービスの損益が判断できない
– 無駄な資産、遊休資産がわからない
– 変更を行うときの影響がわからない
– コンプライアンス違反などのリスク
ITを戦略的に活用するための
判断ができなくなってしまう
- 7. All rights reserved,copyright © BSP Inc
IT資産管理だけでは難しいこと
• 現状は収集できるが、正規の配布かは確
認できない
• 変更の差分や履歴を把握できない
• 各種手続きをワークフローとして実現で
きない
• 様々な情報とのリレーション、可視化に
限界がある
7
構成管理と組み合わせて
より大きな効果を出す
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組み合わせのポイント
• 構成管理に無理にIT資産管理を取り込もう
として挫折
• 部門横断での管理が必要
– 散在する既存データをマージして、全部門で一
元管理する
– 役割と職務を意識したリレーション設計
– データを多元的に可視化分析できる機能
– 変更管理の対象に資産の更新も含める
8
- 9. All rights reserved,copyright © BSP Inc
サ
ー
ビ
ス
提
供
モ
デ
ル
(
情
報
系
)
サ
ー
ビ
ス
提
供
モ
デ
ル
(
基
幹
系
)
CMDBを活用した一元管理のイメージ
9
設備
ハードウェア
OS
ミドルウェア
アプリケーショ
ン
ネットワーク
EUC/PC
SaaS
サービスカタログ
サービスレベル
構成情報
CMDB
リリース1 リリース2
変更1 変更2 変更3
インシデント、問題、など
9
契約 人・組織 資産
役割、業務に応
じた関連情報に
素早くアクセス
リース終了日、契
約内容など
契約部門
運用部門
障害の多いハー
ドと影響サービ
ス
- 10. All rights reserved,copyright © BSP Inc
組み合わせのメリット
• 情報収集が簡単
– 資産管理のインベントリ収集を利用
• 情報を一元管理
– 管理コストの削減
– 関連する情報の把握、状況の可視化
• プロセスからも管理
– 変更管理、リリース管理と連動
– 正確な情報の維持
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連携ソリューションイメージ
CMDB
インシデント管理
問題管理
変更管理
リリース管理
全てのデータを一元管理
プロセスの標準化と遵守
承認された構成の管理
サービス管理で活用
構成管理
IT資産管理
構成管理/ IT資産管理
連携ソリューション 差分比較
レポート
マスタ
構成情報構成情報
インポート
正規手続きによる
承認された変更
サービスで発生した
事象への対応
検索 アラート 分析
構成情報
収集
実働IT資産の管理
構成管理に特化したツールと資産管理に特化したツールを疎結合することにより、お互い
の拡張性や柔軟性を損なわず、意思決定を行なうための情報を提供する
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連携ソリューションの特長
• CSVファイルまたはJDBCでアクセスできるDBMSを入力ソースとし
て選択できます
• フォーマットは自由に定義でき、データを整形することも可能です
柔軟なデータソース選択と整形
• CMDBのワークフローと連動させて、レコード更新の承認や履歴保
管に活用できます
ワークフローとの連動
• CMDBの自由に定義できる管理項目を利用して、IT資産情報と様々
な管理情報を関連づけて一元管理できます。
• 情報をレポート化してEXCELやCSVとして出力することが可能
様々な情報との組み合わせ
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- 14. All rights reserved,copyright © BSP Inc 14
開発ツール
実行モジュール
利用イメージ
CMDB
IT資産管理
ツール
構成管理
ツール
データソースから抽出
する情報と、加工条件、
インポート先を定義して、
実行モジュールを生成
し、連携処理を実行す
る
CSVデータ
DBMS
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連携パターン 1
【ハードA】
名称:プリントサーバー
CPU:2Ghz
RAM:4GB
HDD:1TB
ハードA
4GB,2GHz, , ,
ハードA
プリントサーバ,
1TB, , , ,
1)マッピング、マージ
レコードの指定した項目にマッピ
ングして登録できる。また、複数
のデータソースをマージして登録
することもできる。
CMDB
【ハードB】
名称:会計サーバー
RAM:4GB
導入日:2012/07/07
ハードB
会計サーバ,
2012/06/30 , ,
,
CMDB
2)値変換、値指定
パラメータに指定した値でデータ
を置換することができる(日付な
ど)。またデータにない値を登録
することもできる。
<< 2012/07/07、4GB
15
- 16. All rights reserved,copyright © BSP Inc
連携パターン 2
【ハードC】
導入ソフト:
Office2010
BSP-RM
ハードC
Office2010,
A-AUTO
差分レポート
追加:A-AUTO
削除:BSP-RM
3)差分検出、分岐処理
CMDB上のレコードとデータソー
スの差分を検出できる。結果に応
じて以降の処理を分岐して登録で
きる(差分のみ登録など)。
CMDB
【ハードD】
導入ソフト:
Office2010
A-AUTO
ハードD
Office2010,
A-AUTO , , ,
CMDB
4)関連付け
データソース上の別レコードとし
て関連付けして登録することがで
きる
【ソフトA】
名称:
Office2010
【ソフトB】
名称:
A-AUTO
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連携効果を高めるLMIS
管理項目の柔軟な変更
・各種情報の追加、リレーションの定義が可能
情報の可視化と分析
・カスタムレポートによる業務に応じた可視化
CMDB
サービスオペレーション サービストランジション
インシデン
ト管理
問題
管理
変更
管理
リリース
管理
構成管理
イベント
管理
• ITIL/V3に沿った運用管理プロセスが実現できます
• 構成管理DB(CMDB)に全ての管理情報を記録し一元管理します
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- 18. All rights reserved,copyright © BSP Inc 18
ITサービスマネジメントを支援するLMIS
正規承認の担保と証跡保管
・ワークフローによる各種作業の承認、記録の保存
正確なサービス情報の維持
・ITサービスに関連する情報を一元管理
・CMDB上の管理情報を常に最新の状態に更新
情報・ノウハウの蓄積と活用
• 過去発生のインシデントなどを素早く検索し問題解
決のスピードアップ
• コミュニケーションによる問題解決支援
- 19. All rights reserved,copyright © BSP Inc
様々な情報を関連づけて一元管理
• 関連する情報を紐づけて一元管理できます
– 構成情報、資産情報の俯瞰
– プロセスにまたがる関連性も俯瞰
– ワークフローに沿った記録と保管
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関係する全ての情報をトレース可能
サービス
ハード
ソフト
プロバイダ
リリース情報
変更情報問題情報
インシデント
情報
顧客
- 20. All rights reserved,copyright © BSP Inc
LMIS 関連情報エクスプローラ画面
構成アイテムの関連を俯瞰的に把握することができます。
また各プロセスの関連を把握することで、影響範囲の確認や問題の横展開を可能とします。
該当レコードへジャン
プすることができます。
関連するプロセス間の
連携も参照できます。
20
※画像はクラウド版のものです
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適用効果 1
• LMIS上のマスタ情報と、IT資産管理ツールの収集した情報を比較し差
分をレポート出力できます。不正な変更を見落とすことなく確認でき
ます。問題が無ければそのままLMISに情報を一括でインポートするこ
ともできます。
構成情報の差分検出と変更履歴管理
CMDB
差分比較
レポート
承認済み
構成情報
IT資産管理
ツール
収集データ
突き合わせ
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CMDB
適用効果 2
• LMISの申請ワークフローにより、利便性向上だけでなく手続きの遵守と
証跡の保管が促進されます。IT資産の購入や貸し出しなども承認フロー
を利用することにより、何のために、誰が使用しているなどが明確となり、
正しい構成情報を維持できます
ワークフローによる申請・承認の標準化と履歴保管
申請 承認 最終承認
IT資産の
ライフサイクル管理
購入申請、承認フロー
・未使用ライセンス確認
・ソフトインストール
・構成情報変更
棚卸しフロー
・構成情報自動収集
・ライセンス管理
・構成情報突合レポート
廃棄フロー
・ライセンス情報変更
・構成情報変更
故障管理フロー
・インシデント管理
・変更、リリース管理
・構成情報変更
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適用効果 3
• 強力なレポートエンジンを活用し、蓄積された情報を様々な観点で自
由にレポート化できます。ライセンスの状態、保守情報、リース期限
など、見つけたい情報や確認したい状況に素早くアクセスできます。
IT資産/構成情報の一元管理と可視化
CMDB
・豊富なサンプルレポート
・カスタムレポート生成
・自動配信
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LMISの提供形式
製品 環境 特色
LMIS オンプレミス型
プライベート環境
• 独自サービスを展開するデータセン
ター、全社での最適化を目指すお客
様に
• カスタマイズ要望を反映可
• 運用管理プロセスの改善に対して柔
軟に対応可能
• 社内システムとの密な連携可能
LMIS on cloud クラウド型
パブリック環境
• 既定のプロセスで素早い導入を目指
すお客様に
• SaaS型で資産を持たずに利用
• 当ツールに関するサーバ運用が不要
• 容易なレポーティング設定
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- 25. All rights reserved,copyright © BSP Inc
まとめ
• ITの戦略的活用のために
– 基礎情報の可視化(構成管理+IT資産管理)
– 組織・プロセスの整備
– ライフサイクルの管理、継続的改善
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CMDB
サービス統括機能
マネジメント機能
コントロール&モニタリング機能
構成管理
・情報の紐付け
・可視化分析
・プロセス支援
IT資産管理
・実働資産情報の
収集
組
織
シ
ス
テ
ム
25
+