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140627 三重フォーラム 思春期pj hp up用
- 3. 3X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
こんな子ども、大丈夫? 【過干渉】
ちょっと出来ないと、
親がすぐに手を貸す
困っていると、
親が何でも手助け
飼育員からのエサを
待つだけのペンギンに
エサを待つだけのペンギン
- 4. 4X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
こんな子ども、大丈夫? 【過保護】
欲しがるものを
すぐに与えてしまう親
欲しがっていない
のに与えてしまう親
与え過ぎは、栄養過多
で動けなくなってしまう
太って動けなくなったトラ
- 5. 5X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
こんな子ども、大丈夫? 【過支配】
塾や習い事などで、
超多忙な子ども
しかも、自分ではなく
親が決めている
栄養ドリンクが
欠かせない子どもに
疲れ果てた犬
- 8. 8X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
内閣府 平成25年度我が国と諸外国の若者の意識に関する調査
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/thinking/h25/pdf_index.html (H26/06/10)
※「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計 ※「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した者の合計
自己肯定感が低い
- 10. 10X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
孤独
0
5
10
15
20
25
30
35
日本 カナダ ノルウェー ギリシャ ドイツ イタリア
ユニセフ 2007年調査
「孤独を感じる」と答えた15歳の割合
- 12. 12X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
2011年度に小学校に入学した(現小4)
子どもの65%は
現在まだない職業に就く。
米デューク大学教授 キャシー・デイビッドソン
ちなみに、子ども達が生きる未来は?
- 15. 15X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
こんな父子関係も
非イクメンだった父親が、
思春期の我が子を、怒鳴った。
子どもは、シカト、逆ギレ、時には暴力。
イクメンだが「二人目のママ」化になった父親が、
思春期の我が子を、注意した。
子どもは、シカト、逆ギレ、時には暴力。
- 17. 17X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
改めて、「子ども教育」の目的
子ども教育の目的
↓↓↓
社会人としての自立
・経済的な自立 ;生活できる経済力を持つこと
・社会的な自立 ;社会の中で役割を持つこと
・精神的な自立 ;仕事に生きがいを持つこと
- 18. 18X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
自立には、バランスある母父性の提供
温かい
厳しい
母性
(安心・愛着)
父性(規範・社会性)
溺愛型
放任型
バランス型
過支配型
- 22. 22X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
Keyword 1 叱り方
(子どもの)ちょっとした生意気な発言を受け流すこ
とが出来ず、叱るより怒ってしまったこと。
きちんと叱り諭すべき時に「今度やったらお小遣い
や減らすぞ。」、と。がっかり。もっと本質を叱って欲
しかった。
怒り過ぎ。
私が怒っている時に便乗して怒るのはいけない。
Oh, No!
- 23. 23X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
Keyword 1 叱り方
子どもの話を聴いてくれている。否定しない。
大人として対等に話す。
子どもは初心者の大人なので先輩として相談も
真剣に聞く。
この年代の子どもの精神的な部分と身体的な部分の成
長の特徴を理解した上で、
子どもというよりも一人の人として接する。
いいね♡
- 24. 24X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
無関心そうに振る舞う。スルーする。
子どもの頑張りや活躍に興味がない。
子どものトラブルの際、父子で会話する時間を儲けたが
何も会話をしなかった。
お構いなしに現実的なことを話し、子どもを混乱させる。
子どもに対して幼稚なからかいをするので、プライドを傷
つけているのだが、気づかないし、言っても直らない。
Oh, No!
Keyword 2 コミュニケーション
- 25. 25X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
部活の試合を観に行き、子どもと共通の会話をし
てくれる。
成長にあった情報提供をしてくれる。
子どもの頑張りを認めてくれる。見守ってくれてい
る。
たまに父子で出かけている。
いいね♡
Keyword 2 コミュニケーション
- 26. 26X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
言い合いになるといつも「いつでも替わる」
という。(大黒柱と主婦)
「任せる」といいつつ、いつも後から文句を言う。
子どもの問題行動を私のせいにしないで欲しい。
反抗が激しい時に母親を支えてほしい。
母親の気持ちをわかってほしい。話を聴いてほしい。
Oh, No!
Keyword 3 私(ママ)のケア
- 27. 27X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
Keyword 3 私(ママ)のケア
毎日のように「うちの子がきちんと育っているの
は君のおかげだよ。」と言ってくれる。
しっかり子どもと向き合う。母親任せにしない。
男子は悩みの上でも母親ではなく父親が対応
しやすいことがある。そんな時にたくさんではな
くてもいいので関わろうとする父親の姿。
いいね♡
- 30. 30X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
父親の役割 【4つの根幹】
・我が子のチカラを信じること
・我が子から逃げずに向き合うこと
・社会のウィンドウになること
・笑っている父親でいること
- 31. 31X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 我が子のチカラを信じること
子ども教育の目的は、「子どもが自立
した社会人になる」ため。
そして、自立するために重要なことは、
「自分のチカラで進もうとする意志と、
自分は価値ある存在なんだという自己
肯定感」を子どもが持てるようになること。
しかし、思春期と言えども人生経験が10年程度の子どもは
未熟さがあり、どうしても親は子どもに対して過干渉、過支
配、そして否定的になりがちなもの。
だから、子どもが自主性と自己肯定感を持つことにつながる
言動を父親は取っていきたい。
- 32. 32X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
褒めるべき場面では、子どもを褒めている。
子どもの得意なことや長所を知っている。(教科、スポーツ、性格、etc)
子どもの好きなこと、没頭できること、夢やなりたいことを知っている。
家庭内で、子どもに何かしらの役割を担わせている。
子どものことでも、家族のことでも、子ども自身の考えを聴いている。
例え稚拙でも、子どもの意志・意向に対し、否定から入ったりはしない。
子ども本人の希望を聞かずに、進路を断定したりしていない。
子どもの服装や交友関係について、あれこれ指図しない。
子どものテストや部活の結果に関して、過剰な反応や否定をしたりしない。
子ども部屋や学習机を、勝手に触ったりはしない。
お互いの過保護・過干渉などがあった時、妻と話し合って対処している。
子どものチカラを信じている。
4つの根幹 我が子のチカラを信じること
- 33. 33X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 我が子から逃げずに向き合うこと
子どもが成長する上で一番大切なのは、
父子間に「信頼」があること。
そして、信頼し合うために重要なことは、
親子間で双方向性があり、互いの意見
や立場を尊重し合う関係になること。
しかし、子どもが思春期にもなると、子どもに発生した難しい
問題から父親が逃げたり、父子間の関係がギクシャクしたり、
会話が断絶したりしがちだ。
だから、父子間での信頼感を醸成し、難局には互いに協力し
合う関係につながるための言動を父親は取っていきたい。
- 34. 34X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 我が子から逃げずに向き合うこと
子どもと、日常的な会話と挨拶がある。
子どもから、学校生活や部活について話しかけてくることがある。
子どもの友達の中で、顔と名前が一致する子がいる。
子どもが家にいない時、だいたいどの辺にいそうか察しがつく。
自分に非があるとき、子どもに謝っている。
子ども本人の意見も聞かずに、怒ったりしない。
子どもと意見が異なった時、子どもから理由を聞いている。
子どもの意見を「聞き流す」のではなく、「聴く」ように努めている。
子どもが興味を持っていることや目指すことを、応援している。
子どもに問題発生した際、「いつでも相談に乗る」という態度を示している。
問題を子ども自身で対処しきれない際、調整に乗り出す覚悟がある。
子どもから逃げずに、向かい合おうと努めている。
- 35. 35X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 社会のウィンドウになること
思春期の子どもは、あと何年かしたら
「社会」に出ることになる。
そして、社会に出るための準備として
重要なことは、子どもが「社会について
関心と皮膚感覚を持つ」こと。
しかし、昨今の教育環境やコミュニティーを見ていると、子ど
もが社会と接する機会が少なく、机上の論理や教科的知識
だけを持って社会に「放り出される」子どもが多い。
だから、「父親が子どもと社会の架け橋(社会のウィンドウ)」
になるための言動を父親は取っていきたい。
- 36. 36X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 社会のウィンドウになること
子どもに、自分の生き甲斐や夢などを話すことがある。
子どもに、自分の仕事内容、やりがい、苦労などを話すことがある。
政治、経済、社会などについて、子どもと会話すことがある。
ニュースやドキュメンタリーを、子どもと一緒に観て語り合うことがある。
日本の良い所、悪い所などを、子どもと話すことがある。
子どもには、親や先生以外に話のできる大人がいると思う。
子どもから、相談を受けることがある。
子どもと、(子ども自身の)将来について会話をすることがある。
家庭内に「大枠でのルール」を定め、それを子どもには厳守させている。
社会の規範や慣習を、子どもに教えている。
地域コミュニティ(大人の)に子どもと一緒に参加することがある。
子どもにとっての“社会にウィンドウ”になろうと、努めている。
- 37. 37X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 笑っている父親でいること
「大人になること」に魅力を感じている
子どもは、幸せな人生を送れるだろう。
そして、子どもが「大人になること」に
魅力を感じるために重要なことは、
父親自身に基軸があり、家庭を大切にし、
笑顔のある生活を送っていること。
しかし、長期的視点を持てず目先のことや世間体に左右さ
れたり(=基軸が無い)、家庭や妻を軽視したり、イライラし
た日々を過ごしている(=笑顔が無い)父親も少なくは無い。
だから、基軸があり、家庭を大切にし、笑顔のある生活を送
ることにつながる言動を父親は取っていきたい。
- 38. 38X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
4つの根幹 笑っている父親でいること
目先の利益や結果だけではなく、将来の「あるべき姿」も描いている。
自分にとっての人生の最優先事項を、常に瞬時に言い切ることができる。
毎日を、きちんと生きようと努力している。
妻と、日常的な会話と挨拶がある。
妻の悩みや望みなどを知っている。
妻に、「ありがとう」や「ごめん」を言っている。
妻と真剣に、思春期の子どもにどう向き合うか話し合うことがある。
家族と一緒の食卓は楽しい(明るい)し、話題を探すのに苦労はない。
家に帰るのが楽しみで、出張等で家を外すのは寂しい。
ワークライフバランスの大切さを認識し、実現できるよう努めている。
仕事上などでのイライラを、家庭に持ち込まないように努めている。
明るく充実した人生を送っていると思う。
- 39. 39X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
複数の枝
・幼少期から成人に至るまでの「連続性」
・我が子との間、妻との間の「信頼関係」
・「強権発動」はしない
・我が子に「選択させる」
・我が子を「受け止めてくれる存在」
・目先の結果よりも「長期的な視点」
・手をかけるお世話から、「心のお世話」に
・「妻のケア」
- 40. 40X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
枝の先にある個別の葉っぱ
スマホ
バイク
酒・クスリ
性
犯罪 子ども部屋
お小遣い
受験
就活
家出
子どもを叱り飛ばしたり、ルールを定めたりする前に、
「4つの根幹」と、「複数の枝」を父親が持つことが大切。
- 42. 42X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
0歳~5歳 14 15%
小学1年生~3年生 14 15%
小学4年生~6年生 25 27%
中学生 21 23%
15歳~18歳 10 11%
18歳以上 7 8%
子どもの年齢層
- 52. 52X 思春期ジュニアのパパ (Stand By Me project)
バランスある母父性の提供
母性
・やさしさ、包
・無条件の保護
・自尊感情や
自己肯定感を
父性
・強さ、切
・条件付きの愛情
・道徳心や
社会性を
子
育
て
力
子どもへ