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株式会社 Gunosy
グノシー事業部 大曽根 圭輔
2018年10月17日
累計DL数3,600万のアプリを成長させ続けるためのピボット
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 2
自己紹介
メディア事業本部グノシー事業部 部長 大曽根圭輔
■ 一応博士(工学)
– Human Agent InteractionとかゲームAI
■ グノシー事業 プロダクトオーナー
– 2015年末中途入社、ニュースパス立ち上げなど担当
– 元々はデータ分析エンジニア
■ 趣味いろいろ
– バンドとかやってます
● ファンクとかビッグバンドジャズ、ロックも好き
– スポーツも好き
– 趣味で可視化やって表彰されたりしてます
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 3
株式会社Gunosy
ギリシャ語で「知識」を意味する「Gnosis(グノーシス)」+「u(“you”)」
「”Gnosis” for “you”」あなたのための知識
 =情報を届けるサービスを提供し続ける、という意味
■ 2012年11月創業
■ 2015年4月東証マザーズ上場
■ 2017年12月東証第一部に市場変更
■ 従業員数 164名
(2018年8月末現在 連結ベース)
■ 事業内容
– 情報キュレーションサービスその他メディアの開発
及び運営
■ 提供サービス
 グノシー、ニュースパス、LUCRA(ルクラ)
企業理念「情報を世界中の人に最適に届ける」
はじめに
最初期のピボット
新規アプリにおけるピボット
技術のピボット
おわりに
本日の内容
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
1
3
2
4
5
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
はじめに
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 6
■ プロダクトはユーザへの継続的な価値提供が求められる
– 拡大するフェーズなどによって検証すべき仮説が異なる
■ Gunosyにおける試行錯誤の過程を共有
採算をとりつつ継続的にプロダクトを提供するためのピボットについて
今日話すこと
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 7
Gunosyの開発スタイル
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 8
ABテストの話
細かい施策の効果測定は基本的にはABテスト
(ABテストできないものも多い)
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 9
ABテストの話
細かい施策の効果測定は基本的にはABテスト
(ABテストできないものも多い)
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE |
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
リリース初期のピボット
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 12
■ SNSでアカウントで登録すると、興味にあった
ニュースが見れるという訴求
■ 解析中となり数時間後にメールが届く
■ ウェブページとメールで提供
■ インターネット広告などを使い,ユーザ数を急激に
伸ばしていく創業時(2012年末):
ユーザ数4万人2013年9月: 100万DL
2011年9月24日にサービスリリース
サービスリリース (大曽根入社前)
拡大にともないSNS情報がとれない、ユーザ登録しないユーザが増加
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 13
「あなたに合ったニュース」は「欲しいニュースがある人」にしか刺さらない
「あなたに合ったニュース」の限界
世の中で広く求められる機能は「あなたに合ったニュース」ではない?
■ パーソナライズされたニュース推薦システムの限界
■ 明確な興味を持っている人が少ない
■ 「面白いもの」「世の中の話題」を届ける必要がある
■ パーソナライズされた推薦システムでは評価できていない評価するための仕組みを
構築する必要がある
■ ニュース × SNSのアプリパターンもあった
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 14
ユーザの読みたいニュースが表示されるシステム
「ユーザの読みたいニュース」へのピボット
■ 人気がある話題である読みたさが高いほど、表示されやすいべきである
■ 新聞の紙面のどの位置にどのニュースを出すかという意思決定
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 15
2014年3月のCM開始にそれまでの「あなたに合った情報を届ける」というサービスか
ら「世の中の話題を知ることができる」サービスへ大きな転換
「世の中の話題を知ることができる」サービスへ
大小様々なピボットを繰り返し現在の形に
■ CMもいくつかは試し、都度効果を測定し、クリエイティブを変更
■ 間に短期的なKPIしか見ずにアクティブユーザが積み上がらなかった時期も
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
新アプリでのピボット
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 17
* http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/05/30/besshi1836.html
■ KDDIと協業での提供*
■ 「かんたん操作で、話題のニュースをチェック!」
がキーワード
■ キーワードフォロー、検索機能などを追加
■ 現在ではグノシーとほぼ同規模に
2016年6月1日にサービスリリース
ニュースパス
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 18
■ ユーザの利用状況がグノシーと大きく異なる
■ 多くのユーザはトピックまでしか見ない
- ほとんどスワイプをしない
■ フォローもあまりされない
ユーザの行動指標がグノシーと大きく異なる
仮説との乖離
複数プロダクトをもっているからこその気づき
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 19
■ 重複率やユーザの年齢構成などが大きく異なる
■ フォローもあまりされない
- 少しでも記事インプレッションを稼ぐためにスクロール
でタブを消すなど
■ 多くのユーザはトピックまでしか見ないため、大きなイ
ベントがある際の導線などを変更
- グノシー => ナビゲーションタブ
- ニュースパス => トピック内に配置
獲得チャネルが異なるとユーザが異なる => 利用のされ方が大きく異なる
プロダクトが違えばペルソナも異なる
ユーザペルソナを修正し、対応
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
テクノロジーのピボット
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 21
* https://www.slideshare.net/keisukeosone/gunosy-aws-76649598
■ 男女別での記事配信などは行っていたが、より個人の嗜好に合ったニュースを配信するこ
とで利用率が上がるのでは
■ リリース直後と異なり、人気のニュースをサクサク読めるだけでは、価値の提供にならない
という危機感
■ 記事の推薦に秘伝のタレが多すぎて改修コストが甚大
特定のデモグラフィックを用いた推薦でユーザアクティビティが向上*
再びパーソナライズでの価値提供
ユーザ体験向上 + アーキテクチャ変更
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 22
* https://gunosiru.gunosy.co.jp/entry/gunosy_techlead
** https://speakerdeck.com/mathetake/niyusutui-jian-sisutemuniokeru-ji-jie-xue-xi-falsehuo-yong-shi-li
■ 新たな基盤でより、新しい体験ができる
- 「すべての人に情報を届ける」
- 再び「セグメント型」から「オンリーワン型」へ。バッチ生成からユーザアクセスのたびに生
成へ*
■ 新技術、溜まっているデータの活用**
■ 古くからのアルゴリズムを疎結合なシンプルなモデルに改修することで、メンバーの増員、
機能追加も容易に
基盤刷新が必要: テクノロジーのピボット
以前とは異なるアプローチでのパーソナライズ
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 23
* https://tech.gunosy.io/entry/gunosy-personalize-digdag-workflow
以前とは異なるアプローチでのパーソナライズ
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved.
おわりに
(C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 25
■ 紹介したものは成長のためのピボット
- プロダクトを永続的に提供するには、同じものを提供するだけではいけない
- 市場の変化に変化していかないといけない
■ 大きな企業でも、時代に合わせて変化している
■ 小さく試すことに難しさも感じている
プロダクトを成長させ続けることが必要
継続的な成長にはピボットが不可欠 (な気がする)
ご静聴ありがとうございました
https://gunosy.co.jp/recruit
Gunosyではサービスを一緒に成長させる人材を積極採用中です
情報を世界中の人に最適に届ける

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累計DL数3,600万のアプリを成長させ続けるためのピボット

  • 1. 株式会社 Gunosy グノシー事業部 大曽根 圭輔 2018年10月17日 累計DL数3,600万のアプリを成長させ続けるためのピボット
  • 2. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 2 自己紹介 メディア事業本部グノシー事業部 部長 大曽根圭輔 ■ 一応博士(工学) – Human Agent InteractionとかゲームAI ■ グノシー事業 プロダクトオーナー – 2015年末中途入社、ニュースパス立ち上げなど担当 – 元々はデータ分析エンジニア ■ 趣味いろいろ – バンドとかやってます ● ファンクとかビッグバンドジャズ、ロックも好き – スポーツも好き – 趣味で可視化やって表彰されたりしてます
  • 3. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 3 株式会社Gunosy ギリシャ語で「知識」を意味する「Gnosis(グノーシス)」+「u(“you”)」 「”Gnosis” for “you”」あなたのための知識  =情報を届けるサービスを提供し続ける、という意味 ■ 2012年11月創業 ■ 2015年4月東証マザーズ上場 ■ 2017年12月東証第一部に市場変更 ■ 従業員数 164名 (2018年8月末現在 連結ベース) ■ 事業内容 – 情報キュレーションサービスその他メディアの開発 及び運営 ■ 提供サービス  グノシー、ニュースパス、LUCRA(ルクラ) 企業理念「情報を世界中の人に最適に届ける」
  • 5. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. はじめに
  • 6. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 6 ■ プロダクトはユーザへの継続的な価値提供が求められる – 拡大するフェーズなどによって検証すべき仮説が異なる ■ Gunosyにおける試行錯誤の過程を共有 採算をとりつつ継続的にプロダクトを提供するためのピボットについて 今日話すこと
  • 7. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 7 Gunosyの開発スタイル
  • 8. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 8 ABテストの話 細かい施策の効果測定は基本的にはABテスト (ABテストできないものも多い)
  • 9. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 9 ABテストの話 細かい施策の効果測定は基本的にはABテスト (ABテストできないものも多い)
  • 10. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE |
  • 11. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. リリース初期のピボット
  • 12. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 12 ■ SNSでアカウントで登録すると、興味にあった ニュースが見れるという訴求 ■ 解析中となり数時間後にメールが届く ■ ウェブページとメールで提供 ■ インターネット広告などを使い,ユーザ数を急激に 伸ばしていく創業時(2012年末): ユーザ数4万人2013年9月: 100万DL 2011年9月24日にサービスリリース サービスリリース (大曽根入社前) 拡大にともないSNS情報がとれない、ユーザ登録しないユーザが増加
  • 13. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 13 「あなたに合ったニュース」は「欲しいニュースがある人」にしか刺さらない 「あなたに合ったニュース」の限界 世の中で広く求められる機能は「あなたに合ったニュース」ではない? ■ パーソナライズされたニュース推薦システムの限界 ■ 明確な興味を持っている人が少ない ■ 「面白いもの」「世の中の話題」を届ける必要がある ■ パーソナライズされた推薦システムでは評価できていない評価するための仕組みを 構築する必要がある ■ ニュース × SNSのアプリパターンもあった
  • 14. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 14 ユーザの読みたいニュースが表示されるシステム 「ユーザの読みたいニュース」へのピボット ■ 人気がある話題である読みたさが高いほど、表示されやすいべきである ■ 新聞の紙面のどの位置にどのニュースを出すかという意思決定
  • 15. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 15 2014年3月のCM開始にそれまでの「あなたに合った情報を届ける」というサービスか ら「世の中の話題を知ることができる」サービスへ大きな転換 「世の中の話題を知ることができる」サービスへ 大小様々なピボットを繰り返し現在の形に ■ CMもいくつかは試し、都度効果を測定し、クリエイティブを変更 ■ 間に短期的なKPIしか見ずにアクティブユーザが積み上がらなかった時期も
  • 16. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. 新アプリでのピボット
  • 17. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 17 * http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/05/30/besshi1836.html ■ KDDIと協業での提供* ■ 「かんたん操作で、話題のニュースをチェック!」 がキーワード ■ キーワードフォロー、検索機能などを追加 ■ 現在ではグノシーとほぼ同規模に 2016年6月1日にサービスリリース ニュースパス
  • 18. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 18 ■ ユーザの利用状況がグノシーと大きく異なる ■ 多くのユーザはトピックまでしか見ない - ほとんどスワイプをしない ■ フォローもあまりされない ユーザの行動指標がグノシーと大きく異なる 仮説との乖離 複数プロダクトをもっているからこその気づき
  • 19. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 19 ■ 重複率やユーザの年齢構成などが大きく異なる ■ フォローもあまりされない - 少しでも記事インプレッションを稼ぐためにスクロール でタブを消すなど ■ 多くのユーザはトピックまでしか見ないため、大きなイ ベントがある際の導線などを変更 - グノシー => ナビゲーションタブ - ニュースパス => トピック内に配置 獲得チャネルが異なるとユーザが異なる => 利用のされ方が大きく異なる プロダクトが違えばペルソナも異なる ユーザペルソナを修正し、対応
  • 20. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. テクノロジーのピボット
  • 21. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 21 * https://www.slideshare.net/keisukeosone/gunosy-aws-76649598 ■ 男女別での記事配信などは行っていたが、より個人の嗜好に合ったニュースを配信するこ とで利用率が上がるのでは ■ リリース直後と異なり、人気のニュースをサクサク読めるだけでは、価値の提供にならない という危機感 ■ 記事の推薦に秘伝のタレが多すぎて改修コストが甚大 特定のデモグラフィックを用いた推薦でユーザアクティビティが向上* 再びパーソナライズでの価値提供 ユーザ体験向上 + アーキテクチャ変更
  • 22. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 22 * https://gunosiru.gunosy.co.jp/entry/gunosy_techlead ** https://speakerdeck.com/mathetake/niyusutui-jian-sisutemuniokeru-ji-jie-xue-xi-falsehuo-yong-shi-li ■ 新たな基盤でより、新しい体験ができる - 「すべての人に情報を届ける」 - 再び「セグメント型」から「オンリーワン型」へ。バッチ生成からユーザアクセスのたびに生 成へ* ■ 新技術、溜まっているデータの活用** ■ 古くからのアルゴリズムを疎結合なシンプルなモデルに改修することで、メンバーの増員、 機能追加も容易に 基盤刷新が必要: テクノロジーのピボット 以前とは異なるアプローチでのパーソナライズ
  • 23. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 23 * https://tech.gunosy.io/entry/gunosy-personalize-digdag-workflow 以前とは異なるアプローチでのパーソナライズ
  • 24. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. おわりに
  • 25. (C) Gunosy Inc. All Rights Reserved. PAGE | 25 ■ 紹介したものは成長のためのピボット - プロダクトを永続的に提供するには、同じものを提供するだけではいけない - 市場の変化に変化していかないといけない ■ 大きな企業でも、時代に合わせて変化している ■ 小さく試すことに難しさも感じている プロダクトを成長させ続けることが必要 継続的な成長にはピボットが不可欠 (な気がする)