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SELF BUILDING 39
2017.10
為安 圭介
目次
1
1. 人工知能を取り巻く状況
2. 人工知能とは何か
3. 人工知能の技術発展
4. 機械学習
5. ディープラーニング
6. 人工知能は人間を超えるか
はじめに
2
このスライドを読んで役に立つ人
噂には聞くけど正直
AIってなんだか
わからないSE
AIのことを知っている
ようであまり知らない
ITエンジニア
どちらかに当てはまるなら、
これを読めば役に立つ!
あなたはどちら?
3
・・・かもしれない!
4
わたしは
紹介
為安 圭介(ためやす けいすけ)
札幌市在住のITエンジニア
仕事 企業向けWebシステムやスマホAP開発
資格 認定スクラムマスターとかプロマネとか
著書
『強いチームを作るためのたった66の方法』『1200日の朝会で学んだたったひとつのこと』
『自分のことを朕と呼んだらチームが変わった』『ブレイブ・プロジェクトマネジメント』等多数
・・・だと良いな https://www.facebook.com/keisuke.tameyasu
本スライドは、「松尾 豊(著)@KADOKAWA『人工知能は人間を超えるか』のまとめです!
本題
5
6
7
今、第3次AIブームのビックウェーブが来ている
松尾 豊(著)@KADOKAWA『人工知能は人間を超えるか』をもとに加筆
ル ー ル に よ る A I 化 デ ー タ に よ る 学 習 A I
ル ー ル 化 の コ ス ト に よ り 発 展 で き な い 時 代 ル ー ル を コ ン ピ ュ ー タ 自 ら が 創 り 出 せ る
よ う に な り 、 大 き な 発 展 の 可 能 性
8
人工知能技術の発展と歴史
文部科学省「超スマート社会の実現に向けた我が国の取組(Society 5.0)の方向性」より
9
10
人工知能とは
人工知能
=AI(Architecture Intelligence)
人工的に作られた、人間のような知能
人工知能の定義は、専門家の間でも定まっていない
11
人工知能のレベル
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
単純な制御プログラム
言われたことだけをやる
e x ) 掃 除 機 、 エ ア コ ン 、 洗 濯 機 . . .
入力と出力の方法が洗練された古典的人工知能
ルールを理解して判断できる
e x ) 初 期 の 将 棋 プ ロ グ ラ ム 、 ル ン バ 、 P a P e R o . . .
機械学習を取り入れた人工知能
ルールや知識を自ら学習してより良い判断ができる
e x ) 検 索 エ ン ジ ン 、 A l p h a G o 、 商 品 レ コ メ ン ド . . .
ディープラーニングを取り入れた人工知能
ルールを理解して判断できる
e x ) 画 像 識 別 、 株 取 引 、 P e p p e r. . .
12
人工知能に関する基本用語
機械学習
大量のデータを処理しながら「分け方」を自動的に習得すること
物事の判断軸は人工的に取り付け、機械自身に学習させる
ディープラーニング(深層学習)
多層構造のニューラルネットワークを用いた機械学習
分けるための軸を自分で見つけることができる
人工知能が判断軸を自発的に創り出し、自発的に学習していく
ニューラルネットワーク
脳機能に見られるいくつかの特性を計算機上のシミュレーションに
よって表現することを目指した数学モデル
13
機械学習とディープラーニングによるAIブーム表現
Michael Copeland「ディープラーニング」より
14
15
第1次AIブーム(1956〜1960年代)
探索・推論の時代
1947 1956 1969
アラン・チューニングによって
「人工知能」の概念が提唱される。
ダートマス会議
ジョン・マッカーシーにより初めて公式の場で
「人工知能(ArtificialIntelligence)」という言葉
が使われる。
フレーム問題
どのように例外に対応しながら、コンピュータに
判断させればよいか?古典的な人工知能では世の
中の情報の処理に限界があることが指摘される。
1956年、ダートマス・ワークショップに4人の人工知能研究者が集まり、人工知能
(Artificial Intelligence)という言葉が決まる。
その後、探索・推論の研究が進み、迷路、パズル、チェス、オセロなどにコンピュータが
挑戦できるように。だが、フレーム問題やニューラルネットワークの特定条件下における
限界が示されたことなどから、多くの研究が打ち切りとなり、ブームは終焉を迎える。
16
第2次AIブーム(1980年代)
知識の時代
1980 1990
エキスパートシステム
専門家の知識を取り込み、推論を行い、判断を
代行するシステム
シンボルグラウンディング問題
シマウマがシマのある馬だと、どう理解すれば
いいか?コンピュータが知識を増やしても、
文字列の理解にしかならず、記号に意味を結び
付けられない。
第2次AIブームはコンピュータに「知識」を与える試みがなされた時代。ルール(条件)に基づいたデー
タを入力することで投資判断や医学診断などの意思決定を促す、エキスパートシステムが実用化された。
だが、専門的な狭い分野の知識はルール化しやすくても、一般常識のような広い知識(曖昧な知識)を
ルール化して入力することは膨大なコストがかかり非現実的だった。さらにフレーム問題やシンボルグ
ラウンディング問題と呼ばれる、人間ならごく当たり前にやっていることが、コンピュータには途方も
ない作業になってしまうという難問が立ちはだかり、行き詰まりを見せた。
17
第3次AIブーム(2013年〜)
機械学習・表現学習の時代
2011 2013
ワトソンの誕生
ディープラーニング
特徴表現学習により、
コンピュータ自らが特徴表現を
創り出した。
ビッグデータを用いた「機械学習」に注目が集まり、従来の推論や知識表現とは異なる分野で、既存の
データを活用する研究が進んだ。
インターネットの発展により、顧客の購買データや医療データなど、Web上に点在するあらゆるデータ
から相関性やパターンなどを見つけて消費者行動の解析に役立てられるようになった。
そして、この波を後押しするように、「ディープラーニング(特徴表現学習)」の研究が前進した。
2012
Siri の誕生
LSVRCでの圧勝
Google猫認識
将棋電王戦
2017
日本ディープラーニング
協会(JDLA)」設立
19
機械学習とは
機械学習とは、
人工知能プログラム自身が学習すること。
20
機械学習とは何を学習するのか
学習するとは「分ける」=「Yes、Noを答える」こと。
ある事象について判断する。それが何かを認識する。うまく「分ける」ことができれば、
ものごとを理解することもできるし、判断して行動することもできる。
あるものが食べられるものかどうかを知りたい。これは「Yes/No問題」である。
あるものがケーキか寿司かうどんかを知りたい。これは3つの「Yes/No問題」の組合せである。
我々人間は、物事を認識するため、非常に細かく世界を分節している。すなわち、
人間にとっての「認識」「判断」は基本的に「Yes/No問題」として捉えられる。
この精度や正解率を上げることが「学習すること」である。
機械学習は、コンピュータがデータを処理しながら「分け方」を自動的に習得する。
いったん習得できれば、それを使って未知のデータを「分ける」ことができる。
21
機械学習のベースとなるアルゴリズム
教師あり学習
1
2
3
データセット 正解データ
1 23
予 測学 習
22
機械学習のベースとなるアルゴリズム
教師なし学習
データセット
(入力のみ,正解なし)
学 習
パターンや
構造を認識
予 測
23
分け方は様々
政治
科学
文化
カテゴリ
訓練用データを何らかの空間にマッピングする。
(例えば、新聞の単語をベクトル空間に配置)
政治
科学
文化
カテゴリ
どのように線を引けばうまく分けられるか?
どのようにカテゴリを決めればよいか?
分け方には、様々な方法と仮説がある
この分け方によれば、
新しいこのテストデータは
「科学」カテゴリ
最近傍法、単純ベイズ法、決定木、サポートベクタマシン、ニューラルネットワーク...
24
ニューラルネットワーク
(例)手書き文字認識
エムニスト
(正解ラベルのついた
手書き文字データセット)
入力層x
重み付け
W1
隠れ層z
重み付け
W2
出力層y
0の確率 0.05
1の確率 0.05
2の確率 0.05
3の確率 0.40
4の確率 0.05
5の確率 0.10
6の確率 0.05
7の確率 0.05
8の確率 0.15
9の確率 0.05
…
…
3
×784 ×10
28×28=784
ピクセルの画像
手書き文字を正しく認識できるようにするため、エムニストを使って訓練を行い、機械学習を行う。
画像をピクセル単位に分解してニューラルネットワークに読み込ませ、入力層から隠れ層を通って出力層に出力される。
正しい値が出て来るように学習させるためには、重み付けの値を調整する必要がある。
例えば「3」の画像を入力し、「8」と判定された場合には、W1、W2を変えて調整する。(誤差逆伝播法)
25
ニューラルネットワークの学習と予測の時間
大量の訓練用データ
重み付け
W1
重み付け
W2
3
新しい入力データ 重み付け
W1
重み付け
W2
正解 t
予測フェーズ学習フェーズ
出力(予測)
大量のデータを読み込み正解と突き合わせる。間違うたび
にW1とW2を適切に修正する作業を繰り返す。
(通常、数秒~数日)
新しいデータを入力すると、学習した成果(出来上がった
重み付け)を使って出力を計算する。
(通常、1秒以下)
時間がかかる ほぼ一瞬
26
機械学習における難問
特徴量設計
特徴量とは、機械学習の入力に使う変数のこと。
特徴量に何を選ぶかによって予測精度が大きく変化する。
文字認識 → ○ 画像の中心、大きさ... ✕ 色...
年収予測 → ○ 性別、年齢、職業... ✕ 身長、誕生日...
例)
この判断はコンピュータにはできない。
機械学習の精度を上げるのは、「どんな特徴量を入れるか」に
かかっているが、それは人間が頭と時間を使って考えるしかなかった。
これが「特徴量設計」における機械学習最大の難問であった。
27
なぜ、今まで人工知能は実現しなかったのか
どこまで「知識」を
書いても書ききれない
例外が多すぎて、必要な知識
を選び出すことができない
シマウマが「シマシマのある
ウマ」だと理解できない
シンボルグラウンディング問題フレーム問題
「世界からどの特徴に注目して情報を取り出すべきか」は
人間が行う必要があった
コンピュータが与えられたデータから注目すべき特徴を見つけ
その特徴の程度を表す「特徴量」を得ることができれば
機械学習における「特徴量設計」の問題はクリアできる
問題
解決策
29
ディープに掘り下げる
入力層x 隠れ層z 出力層y 入力層x 隠れ層z × n 出力層y
機械学習 ディープラーニング
30
機械学習とディープラーニングの違い
入力層x 隠れ層z × n 出力層y
3層のニューラルネットワークでうまくいくなら
4層、5層とすれば精度は上がるはず!
現実にはうまくいかず、精度が上がらない。
深い層だと誤差逆伝播が、下の方まで届かない。
なぜ?
実際にやってみると・・・
① 1層ずつ階層ごとに学習していく
② 自己符号化器(情報圧縮器)を使用する
解決策
31
自己符号化装置
入力層x
重み付け
W1
隠れ層z
重み付け
W2
出力層y
…
…
×784 ×10
正解t
入力と正解を同じにすることで、隠れ層にその画像の特徴を表す「特徴表現」が
生成される。どのような特徴表現を使えばより正解に近い出力にすることが
できるのか、コンピュータは圧縮ポイントを試行錯誤し学習する。
入力と正解に同じ
「手書きの3」を入れる
何のために?
32
天気予報と特徴表現(1)
<ルール>
2人1チームで戦う伝言ゲームです。チームの中で、1人にだけ、ある1日の日本全国47都道府県
の天気(晴れ、曇り、雨)が知らされています。これをもう1人のチームメンバに伝え、その人が
47都道府県の天気のうち、何個を正確に答えられたかを競います。
このとき、手紙を渡してメッセージを伝えますが、日本全国のうち10ヶ所の天気だけを伝えること
ができます。その10ヶ所の天気をもとに、もう1人は47ヶ所の天気を予想します。
<特徴表現1>
北から順番に10ヶ所選んでみる
(北海道、青森、岩手、宮城、秋田、福島、茨城、栃木、群馬)=(2,2,2,2,2,2,1,0,1,1)
晴れを2点、曇りを1点、雨を0点とする。
この方法では北の方は良いが南の方は確実に外れる。
33
天気予報と特徴表現(2)
<特徴表現2>
近いところはきっと同じなので、少し離れた10ヶ所選んでみる
(北海道、岩手、新潟、東京、大阪、島根、高知、長崎、宮城、沖縄)
この方法は特徴表現1よりは高い精度となる。
<特徴表現3>
自分で勝手にエリアを作ってみる。エリアの値は含まれる都道府県の平均値とする。
(全国、北海道、東北、関東、関西、四国、九州、日本海側、太平洋側、沖縄)=
(1.8,1.0,2.0,1.5,1.2,0.8,1.1,0.3,1.5,0.0)
この方法は特徴表現2よりさらに高い精度となる。
コンピュータは、各県の天気の間の「情報量」を利用し、自動的にこのような
「特徴表現」を見つけることができる。
このときのポイントは、「天気をいかに少ない情報で伝え、正確に表現できるか」
ディープラーニングまとめ
現実世界の中から
「特徴表現を何にするか」
については、
すべて人間が決めてきた
こ れ ま で
「どのようなデータをもとに
何を特徴表現すべきか」を
コンピュータが自動的に獲得
することができる、という
可能性が示された
デ ィ ー プ ラ ー ニ ン グ 登 場 以 降
簡単な特徴量をコンピュータが見つけ出し、それをもとに高次な特徴量を見つけ出す。
その特徴量を使って表される概念を習得し、その概念を使って知識を記述する。
人工知能最大のその難問に、1つの道が示された。
36
技術発展の可能性
1.画像特徴の抽象化ができるAI
2.マルチモーダルな(複数の感覚のデータを組合せた)
抽象化ができるAI
3.行動と結果の抽象化ができるAI
4.行動を通じた特徴量を獲得できるAI
5.言語理解・自動翻訳ができるAI
6.知識獲得ができるAI
37
技術発展の可能性と社会への影響
総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」(平成28年)
おわり
SELF BUILDING 39
SpecialThanks To
A.K
Y.Y
39
参考文献
• 松尾 豊(著)@KADOKAWA「人工知能は人間を超えるか」
• 文部科学省「超スマート社会の実現に向けた我が国の取組(Society 5.0)の方向性」
• Michael Copeland「ディープラーニング」
• 総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」
• 藤崎竜@集英社「封神演義」15巻 十絶陣の戦い・下
• 藤崎竜@集英社「封神演義」16巻 死闘
• 藤崎竜@集英社「封神演義」17巻 風の分岐
• 藤崎竜@集英社「封神演義」18巻 太上老君を巡る冒険
• 藤崎竜@集英社「封神演義」19巻 牧野の戦い

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