人は1ヶ月でエンジニアになれるのか？マーケターからエンジニアへの転向を1ヶ月で行ったプロジェクトのスライドです。 あなたも1ヶ月でエンジニアに挑戦しませんか？ https://www.wantedly.com/projects/15926

2. “自己紹介”
被験者：山浦清透

3. 2007年京都大学入学。学生時代にドイツの
国連機関でインターンを経験。卒業後、
2013年株式会社リブセンスに入社。

4. Webマーケターとなるが、
かの動物達との激闘に疲れ果て、
自分と居場所の両方を見失う。

5. 順風満帆だった人生が足元から崩れ落ちたとき、
エンジニアになることを決意。

6. 時同じくして、社内で極秘裏に
”ヒトは１ヶ月でエンジニアになれるのか”
というプロジェクトが計画されていた。

7. 運命の歯車が噛み合う時、
狂気の実験が開始される。

8. 悲しみと喜び。
喪失と再生。
山浦と清透。

9. “based on true story”

10. 人は1ヶ月でエンジニアになれるのか？
エンジニア修行
人は1ヶ月でエンジニアになれたのか？
“AGENDA”

11. 2 0 1 4 年 1 0 月
“Prologue”

12. 。。。(自分でもサービスを創りたい)
((o(> <)o))うずうずっ
ある日の山浦

13. よし、エンジニアになろう！

14. ( 上 長 に 意 思 表 明 )
エ ン ジニ ア に
な り た いで す ！

15. ど れく ら いで
な り た い わ け ？
取 締 役

16. 3 ヶ 月 で サ ー ビ ス に ジョ イ ン で き る よ う
に な って、 1 年 で 1 人 立 ち で き る よ う に
な り た い と 考 えて い ま す
山 浦

17. 遅 く な い ？
そ れ ど う 考 え た の ？
取 締 役

18. … どの く ら い の 期 間 で ど こ ま で い ける か 、
正 直 わ か ら な か っ た の で、
社 内 の エ ン ジニ ア の 方 に 相 談 し 、
現 実 的 に 可 能 か つ 、 で き る か ぎ り
速 い ス ピー ド と い う こ と で 考 えて い ま す
山 浦

19. それ普通の人の話でしょ？
そ う じ ゃ な く て、
山 浦 は ど う し た い の ？
取 締 役

20. 前職では1ヶ月でPerl覚えて、
サービス開発にジョインした
人がいたよ？
取 締 役

21. ・ ・ ・
改 めて 考 え な お して き ま す
( あ っ さ り 敗 北 )

22. あまりに目線が低く、willもなかったと反省

23. 一晩考えなおして

24. 1 ヶ 月 で サ ー ビ ス 開 発 に
ジョ イ ン
で き る よ う に な り ま す。
そ して 1 年 後 に は 新 規 事 業
を 創 り ま す。

25. わ か っ た 、 1 ヶ 月 ね 。
じ ゃ あ メ ン タ ー に も 話 通 し
と く か ら 。 が ん ば って。
取 締 役

26. こうして
「人は1ヶ月でエンジニアになれるのか？」
プロジェクトはスタートしたのであった

27. 修 行
“Training”

28. やることを徹底的に絞る
一度学んだことは確実に身に付ける
基本方針

29. First Week: PHP + Git + OOP
Second Week: DB + MVCフレームワーク
Third Week: サービスのバグ対応
Fourth Week: サービスの新機能開発
カリキュラム

30. メンタリング体制
理論的なところは自学自習
フェーズに応じた課題を解き進める
メンターと1時間/日のコードレビュー

31. 取締役
創業メンバーとして、リブセ
ンスを技術で支え、現場で
技術をリードする
メ ン タ ー 桂 大 介

32. “First Week”
第一週

33. 本当はちゃんと学んだほうがいいけど、
時間ないからPHPはドットインストール
2周しといて。
かしこまりました！
（結局足りなかったので、PHP公式
ドキュメントを後ほど読み込む）

34. GitはAtlassianのGitチュートリアルが
わかりやすいから、一通り読んできて。
読破いたしました！

35. 「アジャイルソフトウェア開発の奥義」
をマスターしたらOOPは完了だから。
1ヶ月間繰り返し読んで、完璧に理解して。
この本の内容、
かなり高度なんですけど
((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

36. あと、もうひとつ
リーダブルコードは
何度となく繰り返し読んで。
(｀･ω･´)ゞ

37. 上記の内容を自学しつつ、すごろくゲームを作成

38. “First Review”
初レビュー

39. (意訳：ひどすぎて) ツッコミようがない

40. せ めて
コ メ ン ト を い た
だ ける と 、 、 、

41. ここで主に教わったこと

42. それ、他の人が読んでぱっと理解できる？
(む、無理かも)
・・・書き直します(ToT)

43. 拡張や変更がしやすい？
例えば、さいころを6面から12面にしたり、
出力形式をHTMLやテキスト形式にしたり、
マス目のイベントを変更可能にしたりして
このままじゃ
全部書き直さないといけない、、
なんとか拡張できるようにします(ToT)

44. “Second Week”
第二週

45. DBに関しては、B-treeインデックスと
データ型を覚えてきて。
実践ハイパフォーマンスMySQLと
Database Management Systemsね。
なんかとても難しそうな雰囲気を
発してるんですけども...(・・;)

46. MVCはSymfonyのチュートリアルを
遅くても2日半で終わらせてね
は、はい！いそぎます！

47. 上記の内容を学習後、Twitterクローンを作成

48. Twitterクローンの機能
会員登録
ログイン
ツイート
フォロー
タイムライン

49. ここで主に教わったこと

50. MVCの役割分担できている？
どこに何を実装したら
よろしいのでしょう？(ToT)

51. “Third Week”
第三週

52. 実戦開始！
ジョブセンスのバグ対応をいくつか行う
↑ 今までやってきたことを本番コードで実践する

53. これ例外処理してる？
このままじゃバグを生むでしょ。
バグを世の中にリリースする気？
ついにサービス開発だ！ﾜｸﾜｸ
ご、ごめんなさいm(_ _;)m

54. “Fourth Week”
第四週

55. ジョブセンスの新機能開発！
広告掲載を社内管理画面から
予約投稿できるようにする
↑ データの取扱いを含めた今までの総集編

56. 管理画面から広告掲載を予約する

57. 予約情報の確認・変更・削除機能

58. 広告の掲載
某社のバナー広告

59. 1ヶ月としては上出来じゃない？
エンジニアとしての階段の
一歩目は登れたかな。
本当にありがとうございました
(´；ω；｀)

60. “1ヶ月の学習内容まとめ”
ドットインストール (1日)PHP
PHP公式ドキュメント (1日)
Symfonyチュートリアル (2.5日)
アジャイルソフトウェア開発の奥義 (5日)
Atlassian Gitチュートリアル (0.5日)
MVC
OOP
GIT
http://dotinstall.com/lessons/basic_php_beginner
http://dotinstall.com/lessons/basic_php_advanced
http://php.net/manual/ja/
http://symfony.com/legacy
http://www.amazon.co.jp/dp/4797347783
https://www.atlassian.com/ja/git/tutorial/git-basics

61. “1ヶ月の学習内容まとめ”
実践ハイパフォーマンスMySQL (1日)Database
Database Management Systems (0.5日)
Bootstrap公式ドキュメント (0.5日)
リーダブルコード (0.5日)
人月の神話 (0.5日)
Bootstrap
心構え
http://www.amazon.co.jp/dp/4873116384
http://getbootstrap.com/
http://www.amazon.co.jp/dp/4873115655
http://www.amazon.co.jp/dp/4864010056
闘うプログラマー (1日)
http://www.amazon.co.jp/dp/4822247570
http://www.amazon.co.jp/dp/B002K8Q9PA

62. 人 は 1 ヶ 月 で
エ ン ジニ ア に な れ た の か ？

63. プログラマ = プログラムを作成する人
エンジニア = エンジニアリング
を用いて課題解決する人
※ 定義に関してはオリジナルのものであり、その点はご了承ください

64. プログラマとしての第一歩を歩み出せた
エンジニアと呼べるにはまだまだ道のりは長い

65. 特に、
長期に渡って運用可能なものにしていくのは
すごく大変で、
これができるようになる道のりは
まだずっと先

66. 動くものを作ること自体は難しくない。
ただ何も考えずに作ると、
その後の変更に耐えられない
動くものを作ることと、サービスを継続的に
改善できるようにしていくこととは全くの別物

67. 総括

68. 今回のプロジェクトを通じて、
エンジニアへの一歩を
踏み出すことができて本当に良かったです

69. 長いこと
自分で創れるようになりたいと思っていて、
土日にプログラミングはしたりしていた
でもやってみても、
ちょっとしたことで詰まるし、
なかなか大したことはできるようにならなかった

70. 今からやっても遅いとか、
プログラミングをやるくらいなら
他の分野で勝負したほうがいいんじゃないかとか
そういうことを思い半ばあきらめていた

71. でも今回、
やっぱり自分で作れるようになりたいという
気持ちが抑えられず、手を上げた

72. 手を上げ、意志を表明してよかった
あきらめないでよかった

73. つくったものが動くのは、嬉しい
すごいコードに出会うと、興奮する
なにより、自分でモノをつくって
多くの人に届けることができる

75. …後日談

76. プロジェクト後、
この超過密スケジュールの発端となった１ヶ月で
Perlを覚えた方のインタビュー記事をみつけた。

77. が、

78. そこには、
3ヶ月で
• • • •
と記載されていた…。

79. あなたも1ヶ月でエンジニアに挑戦しませんか？
https://www.wantedly.com/projects/15926