2016年冬 IBMクラウド最新動向と概要

© IBM Corporation 1
Presented by:
⽇本アイ・ビー・エム株式会社
マーケティング＆コミュニケーションズ
クラウド・エバンジェリスト
北瀬公彦
@kkitase
facebook.com/kkitase
kitasek@jp.ibm.com
IBMクラウド最新動向
2016.03.14
クラウド合同セミナー in ⾦沢

アジェンダ
–時代はクラウドファースト
–最新IBMクラウド
–パブリッククラウド（IaaS編）
–パブリッククラウド（PaaS編）
–プライベートクラウド
–クラウドを利⽤したビジネス（サービス）の典型的な例

© IBM Corporation4
時代はクラウドファースト

クラウドのサービスモデル、配置モデルとは
複数のクラウドを組み合わ
せて使う事を、
ハイブリッドクラウド
と呼ぶ
完全に公開はしていないが、
同業者が集まって利⽤でき
るクラウドを、
コミュニティクラウド
と呼ぶ
ホ
ス
テ
ィ
ッ
ド
プ
ラ
イ
ベ
ト
ク
ラ
ウ
ド

8割の企業が新規システム構築時にクラウドを検討
原則的にオンプレミス
（⾮クラウド環境）
原則的にクラウド事業者の
プライベートクラウド
原則的に⾃社資産の
原則的にパブリッククラウドクラウドサービスと
オンプレミスのそれぞれの
メリットを勘案し、最適な⽅法で構築
出典: 株式会社MM総研「国内クラウドサービスの市場規模・予測と需要動向」2014年11⽉
ホスティッドプライベートクラウド
オンプレミスプライベートクラウド
パブリッククラウド
ハイブリッドクラウド

パブリッククラウドの動向
– 開発環境／Web向け⽤途と、既存業
務アプリケーションのクラウドイネー
ブルドが両輪となり、国内パブリック
クラウドIaaS市場の成⻑を促進
– 国内パブリッククラウドSaaS市場は、
モバイル対応、システム間連携といっ
た特徴によって成⻑を継続
– 先端技術を容易に導⼊できるサービス、
すなわちPaaS（Platform as a
Service）の拡充、さらにはインテグ
レーションサービスが重要
出典：IDC Japan, 国内パブリッククラウドサービス市場セグメント別売上額予測、2014年〜2019年

プライベートクラウドの動向
– プライベートクラウドに対するユー
ザーの期待は、ITあるいは業務の効
率化
– パブリッククラウドに対するユーザー
の期待は、事業拡⼤（ビジネスイノ
ベーション）
– ベンダーがITリソース資産を所有し、
プライベートクラウドをサービスとし
て提供するDPCおよびコミュニティ
クラウドサービスの成⻑は著しい
– 産業特化型ソリューションが重要
出典：IDC Japan, 国内プライベートクラウド市場 2014年の実績と2015年〜2019年の予測

© IBM Corporation9
最新IBMクラウド

Baremetal
Server
Virtual
Server
(Shared)
Virtual
Server
(Dedicated)
Block
Storage
File
Storage
CDNObject
Storage
Load
Balancer
Firewall
email
(SendGrid)
Network
gateway
(VyOS)
VPN
PPTP / SSL
IPSEC
VPN
Direct
Link
Virtual
Server
(OpenStack)
Application
Platform
(CloudFoundry)
Container
(Docker)
Web Data Mobile
Watson Security
Analytics
IoT 3rd party
API
Connect
VPN
Your App Your App Your App You App
IBMのパブリッククラウド

IBMのホスティッドプライベートクラウド
Blue Box Dedicated Bluemix Dedicated

IBMのプライベートクラウド
Blue Box Local Bluemix Local

IBM InterConnect 2016でのクラウド関連の発表
1. IBMとVMware、エンタープライズ・ハイブリッド・クラウドの採⽤を促進する
ため戦略的提携を発表
2. オブジェクト・ベースのストレージ・サービスをクラウドに導⼊
3. IBMとGitHub、戦略的協業を発表
4. イベント・ドリブン・プログラミングをベースとする⾼速でオープンなプラッ
トフォームを発表
5. Swiftをクラウドに導⼊し、アプリの開発をエンド・ツー・エンドで⼤幅に簡素
化
6. クラウド開発者のために数⼗億ドルのIT価値を開放する取り組みを発表
7. IBM Cloud Video Services
8. 開発者にBlockchain-as-a-Serviceを提供ビジネスに対応するブロックチェーン実
現に貢献

IBMとVMwareの戦略的提携
–新たなグローバル・コラボレーションにより、VMwareベースのクラ
ウドの構築と導⼊が容易に
• 共同でIBM Cloud上においてVMwareの仮想化ハイパーバイザのvSphere、仮想化ネットワーク
のNSX、仮想化共有ストレージアレイのVirtual SANから構成されるSDDC（Software-Defined
Data Center）環境のプロビジョニングを実現。
Source:
http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/49193.wss
http://blogs.vmware.com/jp-cim/2016/02/ibm_vmware_alliance_demo.html

IBM Cloud Object Storage
–Cleversafeのテクノロジーと
IBMクラウドを組み合わせた
Storage-as-a-Service。
–Nearline、Standard、
Dedicatedの3つで構成。
–Cleversafe事例 KDDI様
– コンシューマ向けに、auスマホ内のアドレ
ス帳や写真等のデータをお預かりするサー
ビスを提供
– 18億枚の写真、3千万本の動画を保存するマ
ルチペタバイトクラウドに成⻑
– 99.999999999999% (15ナイン) の堅牢性を
実現
– コンシューマ向けの実績を活かして、法⼈
向けにもクラウドストレージサービスを開
始
Source:
http://cloudblog.kddi.com/kcps/3249/?v=block

IBMとGitHubの戦略的提携
–IBMはこの提携において、Bluemix Dedicated、Bluemix Local
上で、GitHub Enterpriseのサービスを提供します。
–これによって開発者はファイアウォールの外側でも内側でも、同
じようにGitHubを⽤いた開発が⾏えることになります。
Source:
http://www.publickey1.jp/blog/16/ibm_github.html

IBM Bluemix OpenWhisk
–オープンソースベースのイベント駆動型ソフトウェアの発表。
–Bluemix上でOpenWhiskサービスとして提供開始。
–JavaScript、SwiftそしてDockerを処理（マイクロサービス）として
登録ができ、ユーザはトランザクション単位での課⾦に
–ユーザは、既存のAPIを拡張する様に利⽤することが可能に
javacript
Swift
Docker
AP
I AP
IAP
I AP
I AP
IAP
I
スケジュール
Cloudant
イベントが発⽣すると、「処理」が動く
Source: http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/49217.wss

Swiftをクラウドに導⼊し、アプリの開発をエンド・ツー・エンド
で⼤幅に簡素化
–オープンソースSwift Webフレームワーク「KITURA」
–開発者による次世代エンタープライズ・アプリの構築を簡素化するた
めに設計されたSwiftをWebフレームワークがプレビューで公開オー
プンソースで公開されておりすぐに利⽤可能
–iOSデベロッパーの利⽤するSwift⾔語を⽤いてバックエンドサービス
を記述することが出来るためより多くのデベロッパーの参⼊が期待で
きる。

IBM Cloud向けの「Connect」シリーズを発表
– API Connectは「IBM API
Management」と「IBM
StrongLoop」を統合したサービ
ス
– 企業内のアプリケーションやク
ラウドサービスからシンプルな
⼿順で半⾃動的にAPIを作成でき
る。
– 「WebSphere Connect」や
「z/OS Connect」「DB2
Connect」と、Bluemix側の
「API Connect」「App
Connect」「Message
Connect」

IBM Cloud Video Services

開発者にBlockchain-as-a-Serviceを提供ビジネスに対応するブ
ロックチェーン実現に貢献
– 新しいクラウド・サービスが、開発
者による業務へのブロックチェー
ン・コード採⽤を促進
– IBM Garageをロンドン、ニュー
ヨーク、シンガポール、東京で開設、
銀⾏・⾦融サービスをはじめさまざ
まな業界でのブロックチェーンの利
⽤開始を⽀援
– IBM、Linux Foundationの
「Hyperledgerプロジェクト」の創
設メンバーとして44,000⾏のコード
を提供

© IBM Corporation22
パブリッククラウド（IaaS編）

代表的なパブリッククラウド（IaaS編）
–外資系
• IBM SoftLayer
• AWS (Amazon Web Services)
• Microsoft Azure
• Google Cloud Platform
–国内勢
• NTT Communications
• IIJ GEO
• ニフティ
• IDCフロンティア
• さくらのクラウド

ソ
フ
ト
レ
イ
ヤ
東
京
デ
タ
セ
ン
タ
開
設
後
の
動
き
Source: IS magazine No.10

1⽉22⽇
IBM、USTREAMを買収。クラウド・
ビデオ・サービスのさらなる拡充へ

最新動向 2015年プレス発表 (IBM SoftLayer関連抜粋)
2⽉9⽇: IBM、Synergy Researchの調査で企業向けハイブリッド・クラウド・プロバイダーのNo.1プロバイダーに位置付け
2⽉10⽇: LBCはSoftLayerの活⽤でSAP Business Oneを2週間で構築、グレースに提供
2⽉24⽇: IBMクラウドがエンタープライズのハイブリッド環境を実現
2⽉24⽇: IBM、SoftLayerクラウド・センターの継続的拡⼤により、ハイブリッド・クラウドの成⻑をサポート
3⽉6⽇: SoftLayer、OpenPOWERサーバーを提供し、クラウドのワークロード管理を向上
3⽉20⽇: ハイブリッド・クラウド構築を⽀援「OpenStack構築⽀援サービス」
5⽉11⽇: IDAJ、CAEの受託解析にSoftLayerのベアメタル･クラウドを活⽤
6⽉5⽇: IBM、Blue Boxを買収しオープン・ハイブリッド・クラウドを加速
6⽉23⽇: 筑波銀⾏、IBMクラウド「SoftLayer」でハイブリッド環境を構築
7⽉6⽇: 中国銀⾏、ホームページ運⽤にIBMのクラウドSoftLayerを採⽤
7⽉6⽇: ⽇本酒輸出の流通経路可視化で偽造品対策や⾷の安全を実証実験
7⽉13⽇: IBMクラウド SoftLayer、スーパー・コンピューティング機能の提供によりイノベーションを加速
7⽉16⽇: スタンシステム、LED植物⼯場にIBMクラウド「SoftLayer」を活⽤
7⽉31⽇: データ・テック、⾞載機データをSoftLayerで解析し安全運転⽀援

最新動向 2015年のプレス発表 (IBM SoftLayer関連抜粋)
8⽉6⽇: データコム、SoftLayerのベアメタル･クラウドをPOS売上分析システムに採⽤
8⽉10⽇: ミラノ万博の⾼精細な映像配信の知⾒を他業種に展開
9⽉9⽇: エイベックス通信放送、アナリティクス活⽤とSoftLayerの採⽤で、dTVのレコメンド基盤を導⼊
9⽉18⽇: IBM、ブラジル・サンパウロにクラウド・データセンターを開設
10⽉13⽇: IBM、インド・チェンナイにクラウド・データセンターを開設
10⽉14⽇: JFEスチール、基幹業務のハイブリッド・クラウドを推進
10⽉15⽇: IBM、Cleversafeを買収してハイブリッド・クラウドでオブジェクト・ストレージを推進する計画
10⽉16⽇: プラス株式会社ジョインテックスカンパニー、受発注とECにクラウド「SoftLayer」採⽤
10⽉21⽇: 地⽅銀⾏向け顧客接点アプリの開発⽀援コンソーシアムを発⾜
11⽉4⽇: IBM、OpenStackを活⽤したBlue Box Cloudを強化し、ローカル・クラウド・アズ・ア・サービスのオプションを
提供
11⽉10⽇: IBM、Cleversafeの買収を完了
11⽉16⽇: OKIと⽇本IBM、地⽅⾃治体向けクラウドサービス分野で協業
11⽉25⽇: シンプレクスの⾦融機関向けシステム、クラウド対応に「SoftLayer」を採⽤

text
IBM SoftLayerとは
– ⾼いパフォーマンス
• ベアメタルサーバー、⾼速ネットワーク
– グローバル・ネットワーク
• データセンターのグローバル展開（東京データセンター：2014年12⽉22⽇に開設）
• ⾼速で安定したデータセンター間プライベート・ネットワーク
– ⾼いセキュリティ
• 業界固有のセキュリティおよびコンプライアンス基準の対応
• 占有可能な環境（ベアメタル、ストレージ、ネットワークサービス等）
IBMのIaaS型パブリッククラウド

text
ベアメタル？

ホスティングクラウド
オンデマンド
セルフサービス
仮想サーバー
システム資源の
プール
従量課⾦
拡張性
物理サーバー
⾼い
パフォーマンス
占有
固定アーキテク
チャー
⻑期契約
⻑いリードタイム

オンデマンド
セルフサービス
システム資源の
プール
従量課⾦
拡張性
物理サーバー
パフォーマンス
占有
ベアメタルクラウド
いいとこどり…

ベアメタルクラウド（物理サーバーを利⽤可能）
ストレージ仮想サーバー
Webサーバー、
アプリケーションサーバーなど
仮想サーバー
Webサーバー、
アプリケーションサーバーなど
インフラストラクチャ・マネジメント・システム (IMS)
（⾃動化、管理、監視）
Video ビッグ
データ
HPC モバイル SaaS VDI Social Game
Load
balancer
Firewall
Firewall
Network
security
IMSVPN
edge
router
VPN IMS
Services
Storage Infrastructu
re
iSCSI
パブリックネットワークマネジメントネットワークプライベートネットワーク
SoftLayerAPI
SoftLayerCLIJava,Python,Ruby,etc
E-com
merce
モバイル
デバイス
共有環境専有環境
物理サーバー
データベース、ビッグデータ、
HPCなど
専有環境
XenServer、Hyper-V、
vSphereを選択可能

例えば、
物理サーバーは
メモリ: 8G
CPU: 3.4GHz
Disk: 2TB
30分以内に作成、
約50円/時で利⽤可能

もちろん、
仮想サーバーも
メモリ: 1G
CPU: 1コア
Disk: 25G
数分以内に作成、
約4円/時で利⽤可能

グローバル⾼速ネットワーク
–冗⻑化された10Gbpsの⾼速ネットワーク
–安価なネットワーク転送料⾦
プライベートネットワーク：送受信無料
パブリックネットワーク：受信無料
送信
250GBまで無料（仮想）
500GBまで無料（物理）

豊富なサービスとAPI
マネジメントポータル
Web iPhone and iPad Android
ネットワーク、セキュリティ
Load balancers
Firewalls IDS and IPS
Global DNS Domain services CDN
コンピュート、ストレージ
SAN NAS Elastic storage Object storage
管理、監視
API Monitoring Standard Image
開発者
Managed hosting
Flex ImagesMessage queue
管理者
Windows Mobile
ソリューション
Private Cloud Big data
Virtual serverBare metal servers
Anti-virus/malware SSL cert. management
Auto Scale
Backup InfiniBand
CLI

text
セキュリティ
– 占有可能な環境（ベアメタル、ストレージ、ネットワーク等）
– 国内データセンター（東京）
– 業界固有のセキュリティおよびコンプライアンス基準の対応
– 特に⾦融のお客様では、FISC安全対策基準にも適合可能
– 準拠法はニューヨーク州法。⽇本法で契約も可能（⽇本IBMとの契約）
SOC2 PCI-DSS
FISMA
HIPAA
(Healthcare)
Cloud Security
Alliance
ISO27001
ISO27081

ユーザー事例
ゲーム
Six Waves Inc
• グローバル展開に向けた拠点の確保
• ソーシャルゲーム特有のスケーリングへの対
応
株式会社エイチーム
• 安定した⾼いパフォーマンスの確保
• ⾼速データセンター間ネットワークによる
レイテンシの最⼩化

ユーザー事例
デスクトップ仮想化
筑波銀⾏株式会社
• セキュリティ対策
• インターネット参照基盤（セキュアブラウジング）
• モバイルを活⽤した営業⼒の強化
• タブレットの利⽤
⼤成建設株式会社
設計情報（BIMデータ）をクラウド上で⼀元管
理し、あらゆる端末で共有

ユーザー事例
HPC / CAE / Deep Learning
Alpaca
• 「Capitalico」(キャピタリコ）というAIがト
レーダーの意思決定をサポートするサービス
を開発
• 2015年10⽉からWebバージョンのクローズ
ドβを展開し、iPhoneアプリを2⽉下旬にパブ
リックβ版としてリリース
株式会社IDAJ
• 社内リソースが不⾜した際にIBM SoftLayer
を活⽤することであらゆる解析ニーズに対応
• ⼤規模解析でも迅速に処理できるように最新
の物理サーバーを活⽤
• 利⽤期間の途中でもマシン台数を柔軟に変更
することでコストを最適化

30⽇間無料トライアル

500ドル割引キャンペーン（3⽉31⽇迄）
• 全てのデータセンターで2016年3⽉31⽇まで
利⽤できる500ドル割引キャンペーン
• ⾒積もり作成後、Promotional Code: 欄に
「500BUILD」を⼊⼒するだけで割引が適⽤
• ⽉額課⾦サービスのみが対象です。
• プロモーションコードは各アカウントIDにつき、1回のみ
ご利⽤可能です。
• 最初のオーダーにのみ500ドル割引が適⽤されます。
（500ドルを越えた分は実費請求となります）
• 追加購⼊したものは割引の対象にはなりません。
• サーバーをキャンセル（削除）する場合は、アニバーサ
リービリングデートの24時間前までにキャンセルください。
※ 詳細は上記URLからご確認ください。
http://ibm.biz/sl500off

スタートアップ⽀援プログラム
SoftLayer Catalyst Program
興味ある⽅はこちらまで
https://ibm.biz/slcatalyst
@kkitase
facebook.com/kkitase

パブリッククラウド（PaaS編）

代表的なパブリッククラウド（PaaS編）
–外資系
• IBM Bluemix
• AWS (Amazon Web Services)
• Microsoft Azure
• Google App Engine
• Salesforce Heroku
–国内勢
• IIJ MOGOK
• NTT Communications Cloudn PaaS
• など

最新動向 2015年プレス発表 (IBM Bluemix関連抜粋)
02⽉27⽇企業のモバイル戦略を加速する新たな IBM MobileFirst Platform を発表
03⽉04⽇新たなIBM MobileFirst for iOS Appsを発表
03⽉16⽇ IBM、Watsonのディープ・ラーニング機能強化に向けAlchemyAPIを買収
03⽉17⽇ IBM、Twitterデータを組み込んだ初のクラウド・データ・サービスをビジネス・プロフェッショナルと開発者向け
に提供
03⽉31⽇ IBMとパートナーのThe Weather Company、気象に関する⾼度な洞察をビジネスへ
03⽉23⽇⽇本IBM、7種の「IBM MobileFirst foriOS」アプリケーションを⽇本語化
06⽉22⽇ IBMとSogeti、ハイブリッド・クラウド開発を加速するために提携
06⽉26⽇ IBMとBox、クラウドでの業務を変⾰するグローバルなパートナーシップを締結
06⽉26⽇ IBM、エンタープライズ・クラウド・アプリケーション開発者向けにDockerベースのコンテナー・サービスを提供
07⽉23⽇ IBM、世界各国の⼤学200校と協⼒して、次世代のクラウド開発者を育成
07⽉28⽇ IBM、クラウド・データ・サービス拡充のためComposeを買収
08⽉05⽇モバイル・アプリの迅速な開発と効率的な管理で企業のモバイル戦略を⽀援
08⽉05⽇ IBM、ガートナー社のモバイル・アプリケーション開発プラットフォームのマジック･クアドラントでリーダーに選
定

最新動向 2015年プレス発表 (IBM Bluemix関連抜粋)
08⽉19⽇ Bluemix上のストリーミング・アナリティクスやデータ・ウェアハウス・サービスの開発者利⽤を加速
08⽉28⽇ Bluemix、Javaベースのリソースの統合をより柔軟にする機能強化
09⽉02⽇開発コンテスト「IBM Bluemix Challenge 2015」受賞結果を発表
09⽉11⽇「IBM BlueHub」、IoTなどで起業を⽬指すスタートアップを⽀援
09⽉14⽇ビジネスモデルの⾰新を⽀援する「IBM FinTechプログラム」
09⽉15⽇ IBM、StrongLoopを買収し、企業におけるIBMクラウドの活⽤範囲を拡⼤
09⽉30⽇ニチコン、IoTソリューションを活⽤し商品の⾒守りや制御を開始
10⽉06⽇アルプス電気とIBM、センサモジュールとクラウドの連携により企業のIoT事業への短期参⼊を⽀援
10⽉21⽇⽇本IBMとマネーツリー、フィンテックにおけるAPI技術の活⽤で協業
10⽉27⽇ IBM、TwitterおよびThe Weather Companyと連携し、新しいデータ・インサイト・サービスを開始
10⽉27⽇ IBM、コグニティブ・コンピューティングを適⽤することにより、⽂書から重要な情報と洞察を抽出可能に
10⽉27⽇ IBM、主⼒BIソリューションを再設計
10⽉27⽇ IBM、⾃社の中核のアナリティクス・ソフトウェアとコマース・ソフトウェアにApache Sparkを組み込む
10⽉29⽇ Wipro、IBM Bluemixを利⽤して、モバイル、アナリティクス・アプリ開発をスピードアップ
10⽉30⽇ IBM、コグニティブ・アプリケーションの構築でWatsonエコシステムの新パートナー6社を発表
10⽉30⽇オクト・テレマティクスのモバイル・アプリ、運転⾏動連動型保険で、ドライバーの減額保険料評価にIBMとThe
Weather Companyの気象データを活⽤
11⽉12⽇ APIクイック・スタート・プログラムでAPIを活⽤したシステム連携を促進

今までのアプリ開発
サーバー
⾔語環境
データベース
Webサーバー
ソースコード
開発環境
⾔語環境
データベース
Webサーバー
ソースコード
ソースコード
管理
ストレージ
バックアップ
他のサービス他のサービス

PaaSを利⽤したアプリ開発
PaaS
ソースコード
開発環境
⾔語環境
データベース
Webサーバー
ソースコード
他のサービス他のサービス
全て⽤意されていて、
開発者はインフラを準備する必要はない
コーディングに集中できる
Git, CF

IBM Bluemixとは
– IBM Bluemixは、様々なタイプのアプリケーション（Web、モバイル、ビッグ
データ、IoT等）を、構築・管理・実⾏するための、クラウドをベースにしたオー
プン・スタンダードなPaaS環境
数10秒で稼働開始
開発者は、任意の⾔語ランタイム
を選択することも、独⾃のランタ
イムを持ち込むこともできます。
何もないところから、わずか1コ
マンドで本番の環境が稼働します。
API とサービス
API サービス（IBM、3rdパーティ
、オープン・ソース）のカタログか
ら、アプリケーションに追加したい
サービスを選択し、数分で構築でき
ます。
オンプレミスとの統合
ハイブリッド環境も構築可能です。
オンプレミスの既存アセットや、
他のパブリック/プライベート・ク
ラウドと連携できます。
DevOps
開発／モニタリング／デプロイ／
ロギングのツールを使⽤して、
DevOpsプロセスの全体をカバー
できます。
セキュリティ
プラットフォームとインフラのセ
キュリティは、IBMが確保していま
す。更に提供しているツールによっ
て、アプリケーションのセキュリ
ティー強化が可能です。
柔軟な価格モデル
サービスは有償/無償モデルを提供。
従量課⾦モデルとサブスクリプショ
ン・モデルがあり、⽤途に応じて柔
軟に選択できます。

豊富な「API」「サービス」の提供
130を超える⾼品質のサービスでクイックにアプリ開発
–実⾏環境
–データベース
–モバイル
–ビッグデータ
–アナリティクス
–Web & アプリケーション
–Watson
–IoT
–セキュリティ
–開発⽀援ツール

IBM Bluemixが提供するコンポーネント
–Runtimes（ランタイム）
• アプリケーションの実⾏に必要な⾔
語環境。JavaやNode.jsなどが利⽤
可能。
• Buildpackという仕組みによって、
PHPやPythonなどの⾔語環境も利
⽤可能。

– Services（サービス）
• Bluemix上で開発するアプリケーションが必要とする
各種ミドルウェアを、ランタイムに追加（バインド）
して利⽤。
• モバイル・アプリやWebアプリの開発・実⾏を容易
にするためのサービスや、RDBやNoSQLといった
データ管理のサービス、さらにはビッグデータや
Internet of Things（IoT）といった現在注⽬のサー
ビスなど、多彩な部品を提供。
• アプリケーション開発／DevOps関係の機能や、負荷
に応じて⾃動的にリソースを拡張する機能、さらにオ
ンプレミス環境と接続する機能（インテグレーション
機能）なども提供。
• WatsonなどのIBMの最先端のテクノロジーのサービ
スに加え、IBM製ではなく、パートナー様が提供する
サービス（Third Party）も数多く提供。
• ラインナップは、今後も拡⼤予定。

2016年2⽉18⽇ Watson⽇本語版API提供開始

–Boilerplates（ボイラープレー
ト）
• “ランタイム”と“サービス”の典型的
な組み合せを事前に定義したもの。
⼀括で環境作成が可能。

配置モデル
Bluemixの3つの形態
1 | Public
パブリッククラウドの経済性と
迅速性を最⼤限に活⽤
Mobile, IoT, Watsonなど100以
上のIBMやサードパーティのア
プリケーションやサービスの利
⽤が可能
2 | Dedicated
パブリッククラウドの迅速
性を保ちながら、オンプレ
ミス同等のSecureな専有環
境で利⽤
3 | Local
オンプレミスでBluemixを
利⽤

提供モデル
Ø 実利⽤量に応じた登録クレジット・カードでの⽉次決済
Ø 柔軟な契約、いつでもキャンセル可能
Ø 無償枠を提供
Ø PA契約、またはPA Express契約により、カタログにあるサービスが利⽤可能
Ø PAYGモデルと⽐較して割引きあり
Ø 柔軟な利⽤期間と請求⽅式を提供
Ø 無償枠を提供
Ø 競争⼒のある料⾦体系
フリートライアル
PAY AS YOU GO（Web決済）
サブスクリプション
Ø 30⽇間の無償トライアル http://ibm.biz/bluemixfree

ホスティッドプライベートクラウドとは
出典：【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド

–IBM Blue Box: OpenStack
–RackSpace Private Cloud: OpenStack, Azure Pack, VMware
–Canonical BootStack: OpenStack
–ビットアイル: OpenStack
–さくらインターネット: Azure Pack
–IDCフロンティア: CloudStack
ホスティッド・プライベート・プライベートクラウド

IBM Blue Box
パブリックとプライベートクラウドのいいとこ取り
メリット
§ 迅速な展開
§ スケーラブル
§ オンデマンド
§ ⾼いパフォーマンス
§ 専有環境
§ セキュリティコントロール
§ コストコントロール
メリット
§ 迅速な展開
§ スケーラブル
§ オンデマンド
§ リソースプール
デメリット
§ イレギュラーなパーフォマン
ス劣化
§ ベンダーロックイン
メリット
§ セキュリティコントロール
§ コストコントロール
§ 既存のITとの連携
デメリット
§ スケーラビリティ
§ 初期コスト、⼈件費
パブリッククラウドホスティッドプライベートクラウドプライベートクラウド
⾃社のデータセンター

Blue Box Cloud Dedicated
Add-ons include:
Compute
Standard
Block
Storage
Object
Storage
Compute
Enhanced
Standard Architecture § ハイパーコンバージドクラスタ
§ 専有のフィアウォール
§ 専有コントローラーノードの追加
§ コンピュート、ブロック・オブジェクト
ストレージの追加
§ エンタープライズアーキテクチャへの簡
単な移⾏
Controller Nodes
add-
ons
Compute Block Object
Compute
Controller
Dedicated
Controller

Blue Box Cloud アーキテクチャ
§ 冗⻑化されたコントロールプレーン
§ SOFの排除
§ 3つのコンバージドノード
§コントローラーサービスとユーザーの
サーバーは共有ノード
§低コストでPoC環境や、開発・テスト
環境を提供
§ 専有のコントローラーノードを選択可能
Converged Node
HA Proxy
Horizon,
Nova,
Keystone,
Neutron,
Glance,
LBaaS,
Heat
RabbitMQ
MySQL
Ceilometer
MongoDB
Cinder
Cust VM
Cust VM
Converged Node
HA Proxy
Horizon,
Nova,
Keystone,
Neutron,
Glance,
LBaaS,
Heat
RabbitMQ
MySQL
Ceilometer
MongoDB
Cinder
Cust VM
Cust VM
Converged
Node
MySQL
Arbiter
MongoDB
Arbiter
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM
Cust VM

お客様事例
‣ 1 Blue Box Dedicated Cloud
‣ X-Connected into BFG DC
顧客の課題
‣ Integration to existing facility
‣ 既存環境との連携
‣ 課⾦と⽀払い管理
‣ IT基盤の統合管理
‣ クラウドサービスとして利⽤
‣ 3 Blue Box Dedicated Clouds
‣ 複数の地域での展開
顧客の課題
‣ Cloud Foundryとの連携
‣ OpenStack Open APIs
‣ Concierge Support
‣ Reliable and Consistent Pricing
‣ IT基盤の統合管理
‣ Two Blue Box Dedicated
Clouds
‣ 複数の地域での展開
顧客の課題
‣ データアイソレーション
‣ サービスカタログ
‣ ベアメタル連携
Big Fish Games US Media Company Finsphere

SoftLayer のデータセンターで展開可能
Now
Available

Blue Box Cloud Local
Private Cloud as a Service
Common OpenStack Services
Common Operational Model
Local Dedicated
Any Data Center
(inc. customer DC) Global Data Centers
Hybrid , OpEx and CapEx Pure OpEx

Blue Box Local ハードウェア仕様
Compute
§256 GB RAM, 32 Core, 2.4 TB usable per node
§5.12 TB RAM, 640 Cores, 48TB Ephemeral
Storage per rack
§Blade chassis preferred
Object Storage
§ 6 TB raw per node
§ 12 TB usable
Block Storage
§12 TB raw per unit
§14-24 TB usable
Core Network
§ Enterprise grade network
§ 10/40 bonded GbE
§ Connected over L3 and BGP
Box Panel
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management

クラウドを利⽤したビジネス（サー
ビス）の典型的な例
〜 IoT編〜

実際にIoTを活⽤したビジネスの事例：
⽇本IBMらが「天狗舞」で有名な⾞多酒造や、
「満寿泉」で知られる枡⽥酒造店の協⼒を得て、
⽇本IBMらが進めている⽇本酒輸出の実証プロジェクト
⽇本酒を世界中でおいしく
呑めるなんて、うれしい！

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⽣産管理からクラウド分析まで、
ITをフル活⽤して攻勢に出る⽇本酒
–背景
•輸出している途中で商品の⽇本酒が紛失し
たり、偽造品にすり替えられることを防⽌
–解決策
•酒瓶⼀つひとつに貼ってある紙のラベルに、
ICタグを埋め込み、流通経路のトレーサビ
リティーを確保
•各タグから送られてくるデータは、IBMの
クラウド・サービスSoftLayerに収集され、
グローバル規模でのデータ管理

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⽇本酒物流可視化プロジェクト
– 真贋タグ (新規開発) と温度管理ロガー、QRコード等をクラウド上でデータ連携
– EPCコード（商品識別⽤）体系上の⼀貫した採番を国を跨いだクラウド環境で利⽤

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利⽤したタグ、リーダー・クラウド
n 真贋タグ（凸版印刷㈱様作成RFID） n 温度ロガー（市販品から） n QRコード印字
n 箱タグ
n ガン型（国内：ATID880) n スマートフォン・パッド
l 搬送効率の良いRFID読み取り n ガン型（タイ：ATID870)
l RFID読み取り（業務⽤汎⽤）
l QRコード読み取り（⼀般⼈）
l 偽物のチェック・プロテクト l 温度変化のチェック l ⼀般ユーザーへの情報提供
l 箱単位の管理
※これはイメージです
n パブリッククラウド環境とグローバル・データ・フォーマット
＋ EPCコード体系
タグリーダー＆アップローダープラットフォーム
※これはイメージです
n PC
l アップロード⽤SW&USB
n ⾞型（慶応⼤学様作成）

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タイへ⽇本酒を輸出した時の流れ
わざと真贋タグを切る
真贋タグ他を
セットする
ガンタイプでRFIDの読み取り
輸出待ち倉庫
空港エリア
真贋タグ他を、出荷時点で、
最初のデータとして読み込む
ULD搭載
複数物流業者
⼀時保管
6/22 〜 6/23の2⽇間で各酒造から出荷作業、輸出待ち倉庫で合流、そして空港へ

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タイへ⽇本酒を輸出した時の流れ
タイ最新鋭⾷品⽤倉庫
ホテルオークラ会場
保税
エリア
温度変化をアップロード
RFIDの読み取り
スマホでQRを読む
⼀時保管
⼀時保管
通関がなかなか通らず保税エリアにて⻑期に滞留、
そして7/9の⼣⽅に倉庫⼊庫（当初予定は7/3⽬標）、7/10報告会

text
基本の物流状況の情報の可視化を⾏う「箱タグ」
どのタイミングでどこを通過したのか？（ルートは正しい？想定外のルート？滞留は？）

text
どの区間で破られたのか？がわかる

text
輸送中の温度変化は？
レストラン到着時出庫時〜⽇本の空港タイ空港？
タイ保税エリア（⻑期）

text
遠いからこそ消費者とシェアする⼊り⼝としてのQRコード
そして＋α
お酒基本情報
と他へのリンク
温度トレース情報⾷べ合わせ
お薦めレシピ情報
企業のFacebook

実際にIoTを活⽤したビジネスの事例
株式会社データ・テック
⾞の運⾏データをSoftLayerに集め
て解析、管理や教育に役⽴てる

普段の運転振り
ＳＲ運転診断書
振
り
⼦
の
揺
れ
を
点
数
化
や
さ
し
い
運
転
は
⾼
得
点
振り⼦が⼤きく揺れる！！
「いつ」「どこで」「どんな操作」
をしたかを発⽣地点の地図で確認可能
セイフティ・レコーダーとは

SR-WEB解析システム（概要）
＜⾞両側＞
・運⾏データ送信
・位置データ送信
＜現地PC＞
・⽇報データ閲覧
・安全運転確認書印刷
・集計データ閲覧等
＜⽇本国内PC＞
・⽇報データ閲覧
・安全運転確認書印刷
・集計データ閲覧等
SR－WEB解析システムはクラウドサーバーに構築されており、
⾞載機データは、３G通信でリアルタイムに転送されます。

⾛⾏データ
速度チャートなどの⾛⾏データを表⽰・印刷することができます。

⾛⾏軌跡
１分毎の⾛⾏履歴を表⽰することができます。

現在位置
１分毎の⾛⾏履歴を表⽰することができます。

⼀覧集計
１か⽉の運⾏データの⼀覧と集計ができます。

試してみよう

IoTの典型的なアーキテクチャ
センサー
センサーデバイス
デバイス
MQTT
サーバー
アプリケー
ション
パブリッシャー
サブスクライバー
代表的なブローカー
・IBM MessageSight
・Mosquitto
・Apache Apollo
など
ブローカー
鉄板構成
・Node.js
・MongoDB
BLE
MQTT
MQTT
MQTT
ビッグ
データ
クラウド
モバイル

Bluemixで試してみよう
IBM IoT
Foundation
MQTT
サーバー
IBM Bluemix
Node-RED
Node.js
Cloudant
(NoSQL)
センサー
（ダミー）
MQTT
MQTT
HTTP
ブラウザー
WebSocket
気温や湿度を収集（デ
モではダミー・データ
を送信）
設定気温以上になると
ツイッター、SMSで
通知
センサーから得られたデータはDB
に蓄積し、ブラウザー画⾯へ⼀定
間隔で反映（WebSocketを使⽤）
パブリッシュ
サブスクライブ
MQTTクライアント
MQTTクライアント
外部サービス
Twitter
Twilio
HTTP
Bluemix IoT
Boilerplates

SoftLayerで試してみよう
センサー
センサーデバイス
デバイス
MQTT
サーバー
アプリケー
ション
パブリッシャー
サブスクライバー
Mosquitto
ブローカー
BLE
MQTT
MQTT
MQTT
Node-RED
Node.js
今回は同じサーバー

SoftLayer でサーバー（ブローカー兼Node-RED）を作成
–SoftLayer 上で下記スペックの仮想インスタンス（Virtual Server
(public node)）を作成
Data Center TOK02 - Tokyo
Operating System CentOS 6.x - Minimal Install (64 bit)
Advanced Monitoring None
Monitoring Host Ping
Response Automated Notification
Provisioning script https://raw.githubusercontent.com/kkitase/softlayer-
provisioning-script/master/centos-nodered
（MQTTブローカー mosquitto 、Node-REDをインストールするスクリプト）
Host Name 任意（例: nodered）
Domain Name 任意（例: handson.jp）
インストール⼿順は
ここをみてください

mosquitto（ブローカー）の起動とテスト
1. ブローカーサービスの起動
/usr/sbin/mosquitto
2. 別のターミナルで、Subscribe するクライアントを⽴ち上げておきます。トピックは “hello” としておきます。
mosquitto_sub -d -t hello
3. 別のターミナルから、Subscribeされているトピック “hello” に対して、メッセージを Publish してみます。
mosquitto_pub -d -t hello -m "Hello World"
Client mosqpub/14531-nodered8. sending CONNECT
Client mosqpub/14531-nodered8. received CONNACK
Client mosqpub/14531-nodered8. sending PUBLISH (d0, q0, r0, m1, 'hello', ... (11 bytes))
Client mosqpub/14531-nodered8. sending DISCONNECT
4. Subscribe している側にメッセージが送信されたのが確認できます。
Client mosqsub/13885-nodered4. sending CONNECT
Client mosqsub/13885-nodered4. received CONNACK
Client mosqsub/13885-nodered4. sending SUBSCRIBE (Mid: 1, Topic: hello, QoS: 0)
Client mosqsub/13885-nodered4. received SUBACK
Subscribed (mid: 1): 0
Client mosqsub/13885-nodered4. received PUBLISH (d0, q0, r0, m0, 'hello', ... (11 bytes))
Hello World!!!

Node-REDの起動
1. node-redを起動
node-red
2. node-redにアクセス
http://<IP address>:1880

メッセージの受信を試してみよう
MQTTブローカーからの
メッセージinputノード
debugノード
MQTTブローカーの
登録
最後にDeployボ
タンを押すのを
忘れずに

メッセージの受信を試してみよう
ターミナルで、パブリッシャーから、”Hello World”を送信
mosquitto_pub -d -t hello -m "Hello World"
Node-REDのdebugノードで、正しく出⼒されたか確認

Node-REDとは

Node-REDとは
nodered.org
groups.google.com/forum/#!forum/node
-red
twitter.com/nodered
github.com/node-red/node-red
–2013年にIBM Emerging
Technologyで、オープンソース
プロジェクトとして開発
• Nick O'Leary @knolleary
• Dave Conway-Jones @ceejay

http://ibm.github.io

nodered.org
IoTアプリを作る為の
ビジュアルツール
※IoTアプリ以外の開発もできる
簡単にインストー
ルできる

nodered.org
ブラウザーベースの
フローエディター
Node.jsで
書かれている

nodered.org
フローをエクスポー
トして共有できる
⾊々なノードを利⽤
することができる

ノード (Node)とは

inputノード
Debug
ノード
Function
ノード
スイッチ
ノード
Social
ノード
フロー (Flow)とは

もっと⾯⽩いノードないの？
たとえば
npm install –g node-red-contrib-slack
npm install -g node-red-bluemix-nodes
node-redの再起動
https://www.npmjs.com/browse/keyword/node-red http://flows.nodered.org

フローをインポートもできる
http://flows.nodered.org

フローのインポート

まとめ
–時代はクラウドファースト
• ビジネスに応じて、利⽤するクラウドを決定
• サービスモデル
–SaaS、PaaS、IaaS
• 配置モデル
–パブリッククラウド、ホスティッドプライベートクラウド、プライベートクラウド
–IBMクラウドの特徴
• SoftLayer: ITエンジニア向けの企業向けIaaS型パブリッククラウド
–開発環境／Web向け⽤途と、既存業務アプリケーションのクラウドイネーブルドなど
• Bluemix: 開発者向けのPaaS型パブリッククラウド
–先端技術を容易に導⼊できるサービスなど
• Blue Box: ITエンジニア向けの企業向けプライベートクラウド
–パブリッククラウドへ移⾏できないサービスや、業務の効率化など。

IBMクラウドハンズオン
–SoftLayer
• サーバー編
– https://ibm.box.com/slhandson12
• ストレージ編
• ネットワーク編
• Wordpress編
–Bluemix
• チュートリアル、ハンズオン
–http://www.ibm.com/developerwork
s/jp/bluemix

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