技術書典8で発売予定だった「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」 https://little-hands.booth.pm/items/1835632 発売記念に、本書内容の第3章の内容を解説するオンライン勉強会です。 特に前提知識は設定せず、本書をお持ちでなくても理解できる構成にする予定ですが、併せてお読みいただけるとより深く理解する助けになると思います。 3章より「DDD固有のモデリング手法」 集約とは 境界付けられたコンテキストとは sli.doを使って質疑応答 [前回イベント][https://ddd-community-jp.connpass.com/event/168674/) でお答えしきれなかったsli.doの質問にもお答えしようと思います。 ■協賛いただきました！ Forkwell（株式会社grooves）様 https://forkwell.com/ ソニー株式会社 https://www.sony.co.jp/

1. 2020.3.15
松岡 幸一郎 (@little_hand_s)
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DDDオンライン勉強会
集約・境界付けられたコンテキスト

2. 自己紹介
● 松岡 幸一郎 (@little_hand_s)
● DDD community jp主催
● DDD周りの話をするブログ書いてます
● WEB+DB PRESS 2019年10月号 特集「体験ドメイン駆動設計」執筆
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3. 本日の趣旨
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● 「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」
技術書典8向けに執筆
● 発売記念として、本書の一部内容+αを
オンライン講義形式で解説します

4. ● オンラインで既存のオフライン勉強会をどの程度代替できるか、
の検証としての試み
オンライン勉強会というチャレンジ
オフライン勉強会
● 前に立って発表
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
● 登壇後の個別質問
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オンライン勉強会
●
●
●
●

5. ● オンラインで既存のオフライン勉強会をどの程度代替できるか、
の検証としての試み
オンライン勉強会というチャレンジ
オフライン勉強会
● 前に立って発表
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
● 登壇後の個別質問
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オンライン勉強会
● YouTube Liveによる配信
●
●
●

6. ● オンラインで既存のオフライン勉強会をどの程度代替できるか、
の検証としての試み
オンライン勉強会というチャレンジ
オフライン勉強会
● 前に立って発表
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
● 登壇後の個別質問
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オンライン勉強会
● YouTube Liveによる配信
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
●

7. ● オンラインで既存のオフライン勉強会をどの程度代替できるか、
の検証としての試み
オンライン勉強会というチャレンジ
オフライン勉強会
● 前に立って発表
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
● 登壇後の個別質問
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オンライン勉強会
● YouTube Liveによる配信
● Twitterのハッシュタグツイート
● Sli.doによる質疑応答
● YouTube Liveのチャットによる質問
やりとり

8. スポンサー様
● 今回もスポンサー様についていただき、
オンライン配信のご相談もさせていただきました。
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9. スポンサー様
● 今回もスポンサー様についていただき、
オンライン配信のご相談もさせていただきました。
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10. スポンサー様
● 今回もスポンサー様についていただき、
オンライン配信のご相談もさせていただきました。
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11. スポンサー様
● 今回もスポンサー様についていただき、
オンライン配信のご相談もさせていただきました。
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12. スポンサー様
● マイクをお渡しします
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13. それでは
● 本編始まります
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14. 質問受け付けます
● sli.doで質問受け付けます
○ https://app.sli.do/event/8wxkcvu8 にアクセス
○ 質問を追加 or 既存の質問に投票
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15. 質問受け付けます
● sli.doで質問受け付けます
○ https://app.sli.do/event/8wxkcvu8 にアクセス
○ 質問を追加 or 既存の質問に投票
● ツイートは通常のイベントのようにお願いします
○ Twitterハッシュタグは #ddd_online
○ YouTube Live上のコメントもOK
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16. 本日の趣旨
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● 「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」
技術書典8向けに執筆
● 発売記念として、本書の一部内容+αを
オンライン講義形式で解説します

17. 他の章の紹介
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←前回の範囲
←今回の範囲

18. 「集約」
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19. ● DDDは様々な手法を組み合わせている
● 「オブジェクト指向」「モデリングしてから実装」
というのはDDD固有のものではなく、個別で取り組んでいる人も多い
DDD固有の設計手法
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20. ● DDDは様々な手法を組み合わせている
● 「オブジェクト指向」「モデリングしてから実装」
というのはDDD固有のものではなく、個別で取り組んでいる人も多い
● ただ、他ではあまり聞かないDDD固有の設計手法がある
DDD固有の設計手法
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21. DDD固有の設計手法
● DDDは様々な手法を組み合わせている
● 「オブジェクト指向」「モデリングしてから実装」
というのはDDD固有のものではなく、個別で取り組んでいる人も多い
● ただ、他ではあまり聞かないDDD固有の設計手法がある
○ 集約
○ 境界づけられたコンテキスト
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22. 集約
● 集約とは
「必ず守りたい強い整合性を持ったオブジェクトのまとまり」
● 概念的な定義より、ルールから入った方がわかりやすい
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23. 集約のルール
● 強い整合性確保が必要なものを1 つの集約にする
● 必ず1つのトランザクションでまとめて更新する
○ リポジトリから、集約単位で取得
○ 集約単位で更新
○ = 部分取得、部分更新はしない
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24. 強い整合性確保が必要なものを1 つの集約にする
● 「高校の部活動」の例
● 以下のドメインモデル図
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25. テーブル設計を考えると・・・
● 「部ー生徒テーブル」のような中間テーブルが作られる
● よくある実装は、テーブルごとにDAO(DataAccessObject)が作られる
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26. 部員の登録
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27. 部の承認
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28. ある日
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29. 「先生、部員が1人しかいないのに
承認状態の部があります！！」
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30. えっ
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31. 犯人探しに奔走する先生たち
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32. そして犯人を見つけた
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33. 先生こいつです
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34. 先生こいつです
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部の承認状態を変えずに
部員を減らせてしまう

35. 悪いメソッド
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部の承認状態を変えずに
部員を減らせてしまう
悪さがわかりづらい

36. ● 「部」のステータスと、「部ー生徒テーブル」の数に
ルール/制約があった
テーブル設計を考えると・・・
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37. そこで
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38. ● 「必ず守りたい強い制約」をもつオブジェクトたちを一つの「まとまり」
にして管理する
● その単位が「集約」
テーブル設計を考えると・・・
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39. ● リポジトリからは集約単位で取得して、集約単位で永続化するようにする
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40. ここからはライブコーディングで
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41. 集約については以上です
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42. 「境界づけられたコンテキスト」
とは
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43. ECサイトで商品を販売するシステム
● エンジニアと販売部は同じ「商品」というモデルを共有
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44. 配送部も登場し異なる概念の「商品」があることが判明
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45. 強引に概念を統一
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46. さらに経理部の概念も統合
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47. ● システムが大規模になると、
関係者すべてで統一したモデルを作ることは難しくなる
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48. ● システムが大規模になると、
関係者すべてで統一したモデルを作ることは難しくなる
● そこで、DDD ではモデルが適用される範囲を明示的に定義し、
それぞれの中でモデル、言語の統一を目指す
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49. ● システムが大規模になると、
関係者すべてで統一したモデルを作ることは難しくなる
● そこで、DDD ではモデルが適用される範囲を明示的に定義し、
それぞれの中でモデル、言語の統一を目指す
● これが「境界づけられたコンテキスト」
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50. それぞれのコンテキストのモデル
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51. ● これが境界づけられたコンテキストの概念
● 実装についてはまた別の機会に
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52. 他の章の紹介
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53. 他の章にも興味を持っていただけた方は
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「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」
boothにて販売中

54. 質問箱で質問募集しています
● 質問いただければ回答します
● https://peing.net/ja/little_hands
● 「質問箱 little_hands」で検索
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55. ご静聴ありがとうございました
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56. sli.do回答タイム
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57. ご静聴ありがとうございました
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