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不登校、高校中退の救済を目指


  板橋区中研の進路指導部発表会での講演 
  2/2日 板橋区立板橋第一中学校




   NPO高卒支援会 http://www.kousotsu.jp
• 皆さん、こんにちは 
 (約 40名の板橋区立中学教員に)
• NPO高卒支援会の杉浦 孝宣です。
• 本日はこのような会議にお招きいただき、ありがとうご
 ざいます。
ポイントは3つ 
•  不登校、高校中退の立ちなおらせ方
•  高校説明会の甘い罠 
•  都立補欠募集の活用 
竹岡養護学校
•   まず最初に簡単な自己紹介をさせて下さい。
•   小学三年生の時、私自身が保健室登校で、その当時の学校教育では
•   登校拒否、保健室登校、不登校等という言葉すらなくて、
•   学校側が下した判断は千葉県にある豊島区立竹岡養護学校への転籍でした。そこでの
    生活は半年あまりでした。
•   布団の上げ下ろしもした事が無い私が全寮制の学校というのは
•   生活自体が厳しいものでした。しかも午前中は体を動かせ的な授業が多く、疲れ、
•   午後から、復習中心の授業でした。
•   出来ないとわかって教えてもらいましたから、丁寧に算数や国語を勉強させてもら
    い、
•   2週間あまりで、僕だけでなく、クラス15人のほとんどが、
•   グングンと勉強が出来るようになりました。
•   そして、気付くとあれ程嫌だった 
•   午前中の体育の授業や養護学校の生活全体が楽しいものへと変化しました。 
•   後で考えるとこれが僕の人生のターニングポイントでした。
•   その竹岡で学んだ事が二つあり、この二つが今の仕事に活かされております。
•    1つ、それは環境を変える事により、気持ちが変わるという事。
不登校、高校中退の立ちなおらせ方


• 環境を変える
• わからない部分から勉強をやり直
す
• そのことが、産経新聞の朝刊に取り上げら
れ、NHKにまで取材をうけ、
• それから塾をやるようになりました。今は
その塾と5年前から通信制高校、
• NPO活動をライフワークとしてやっており
ます。
中学教員向けセミナー 「不登校、高校中退から立ちなおるには」
• 2008年 には、一年間の契約で都政新報
の教育コラムを担当し、
• 不登校、高校中退の受け皿としての高校の
取材をし、
• そのことをブログに上げ、無料教育相談を
受けつけると反響が多く、
• 今では年間245件もの相談があります。
2008年 都政新報コラム掲載
• 去年1月は2回目のNHKを新宿山吹の副校
長先生と取材を受けました。ご覧下さい。
2011年1月NHK首都圏ニュースに 
  NPO高卒支援会として放映
高校説明会の甘い罠


• 不誠実な広報
• 調査不十分での退学処分
• 不本意入学からの進路変更
•   少子化っていうのはとんでもなく不誠実な広報の引き金となっています。
•   特に私学にとって生徒獲得は死活問題です。
•   ポスターや案内を見ても、あるのは東大、早慶○○名 合格、
•   MARCH現役 ○○名達成と予備校化している高校が
•   ほとんどじゃないでしょうか?
•    私も高校の説明会に行かせてもらいますが、大学進学の事がメインです。
•    では、その学校の建学の精神やどのように生徒指導をしているのか?
•    等はほんのさわりだけで、保護者や生徒が不利となる情報は一切、
•   伝えられていないと言った現実があると思います。
•   実は大学進学率は水増し入学だったり、特進科の生徒のみ、補習があり、
•   出来ないクラスには補習すらない、窃盗、タバコ所持、小突き合いを含むケンカ、飲
    酒、
•   ネットでの学校批判等は、充分な調査をせず、即刻退学となるケースが多く、
•   都立補欠募集の時期でないと、高校中退か? サポート校? 高認といった、
•   選択しかないのです。
•   保護者や本人にとって、
•   小中の義務教育と高校の非義務教育のギャップは相当激しいものがあります。 
2011年面談理由(面談件数58
                            件)
                    その他
                            学校が合わない
                    19%
                              19%


             進路相談
              5%
                                      入学前に考えていたものと違う
病気(入院等)
                                            14%
  5%


       不登校
       5%          スポーツ推薦
                     12%    停学、退学
                             21%
2011年 月別電話相談件数と主な内容
40
                                                              主な相談内容
                                               35
                                                              1月 留年 不登校 

                                                    30        2月 転校 中3進路
30
                                                              3月 留年 中3進路

          23            24                                    4月 スポーツ推薦 退学
                             21                          20
 20            19                                             5月 不本意入学 スポーツ推
     17                           17 16                       薦
                                          14
                                                              6月 校則違反 転校
 10
                    9                                         7月 転校 中高一貫校

                                                              8月 転校 中学不登校
      0
                                                              9月 転校 退学
      1 月2 月3 月4月 5月 6月 7月 8月 9月10月 12月
                                   11月
                                                              10月 転校 退学

                                                              11月 退学 成績不振
• 一年間245件で 月ごとに相談内容が違い
 ます。
•
• Youtube kousotu15 のスポーツ推薦 で高
 校を辞めざるをおえなかった インタ
 ビューを放映しております。 
• 5分程度 お聞き下さい
Youtube kousotsu15
http://www.youtube.com/user/kousotsu15
• まじめな向かって右側の彼女は中堅私立高
校に入学した早々、
• 授業が騒がしく、嫌気をさしてしまいま
す。
• 左側のは都立商業です。お聞き下さい。
高校一年 都立夏期転学成功
• 先ほどの女の子の生徒の保護者が「高校転
学を考えた時、東京都の教育相談などにも
電話をしましたが満足いく、相談ができ
なっかたので 是非、ネットでそういった
事を話したいと」お聞き下さい。
転学の相談場所を探しました
• 3不登校からの高校進学
• まず、ほとんどのお子さんやご父兄は 今
まで、不登校校だったのにもかかわらず、
普通の高校に行かせたい。と希望しており
ます。 が物理的に不可能な場合が多いと
思います。何故なら、一般の中3が7-8月の
夏期講習から受験勉強を始めるのに対し
て、その子たちは12月くらいからです。つ
中3時、桐ヶ丘失敗!
•   O君は桐ヶ丘高校受験希望しておりました。その年の1月頃に私どもの塾に、入会希望
    という事で、来ました。中二から不登校、おまけに母子家庭。サポート校に3年間通
    わせる経済力はほぼ、ゼロとの事でした。時期が直前でしたので、簡単なアドバイス
    をして入塾はお断りしました。 結果、前期、後期ともダメでした。 経済的に私学
    は無理という事でしたので、半年だけ、当方の通信高校に在籍し、都立の第二学期補
    欠募集を受けてみたらと言う提案をし、彼はそれに向かって頑張りました。見事、そ
    の年の8月に桐ヶ丘高校への転入学に成功しました。
O君合格時の感想
• 今年、高校3年生、この間、遊びに来た時
は上智を受験候補にしているとの事でし
た。結果が楽しみですね。*桐ヶ谷高校で
きっと彼は頑張って勉強をしたのだと思い
ます。是非「さくら咲く」の嬉しい知らせ
を待ちたいと思います。
都立補欠募集の活用

• 不登校生の進路希望
• 補欠募集を活用した転入
• 経済的事情による公立志望増加
•   板橋区はそれ程、富裕な住民が多くはありません。今、この辺の通学型の通信制高校
    に通わせるのに、いくらかかるかご存じですか? 3年間で、300万円程度です。 不
    登校のO君だけでなく、受験に半年ほど、遅れて、来た生徒の選択肢として、この板
    橋では都立の補欠募集というのも一つの選択肢として提案されてはいかがでしょう
    か?
•
•   最後になりますが、不登校や高校中退者に対して 環境を変える。勉強を分からない
    事から教えることが大切であると、改めて申し上げたいと思います。
•
•   不登校の場合は一般的に適応指導教室での勉強は不十分ですし、スタートを切るのが
    遅いので、普通の高校に入学するのが難しい。その対策として都立の補欠募集が、不
    登校になってしまった子に再び学習する機会を与えられると確信しています。
•   また、高校中退は誰にでも起こりうる問題ですので、中学時代から、こうした、義務
    教育、非義務教育のギャップを知らせないと、今まで通りの説明会に行っても、先に
    述べたようなうまい話しかなければ、分からないままです。
•   私どもNPO高卒支援会はこういった事について、区内であれば、講演、資料の提供を
    していき、不本意入学からの高校中退を未然に防ぎたいと思います。
ご清聴、ありがとうございまし


NPO高卒支援会 杉浦孝宣
http://www.kousotsu.jp

不登校、高校中退の無料教育相談は
℡03-6806-8366

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中学教員向けセミナー 「不登校、高校中退から立ちなおるには」

Editor's Notes

  1. 皆さん、こんにちは\nNPO高卒支援会の杉浦 孝宣です。\n本日はこのような会議にお招きいただき、ありがとうございます。\n\nクリック\n
  2. \n
  3. 今日のポイントは3つ \n 不登校、高校中退の立ちなおらせ方 \n 高校説明会の甘い罠 \n  都立補欠募集の活用 \n \n \n まず最初に簡単な自己紹介をさせて下さい。\n小学三年生の時、私自身が保健室登校で、その当時の学校教育では\n登校拒否、保健室登校、不登校等という言葉すらなくて、\n学校側が下した判断は千葉県にある豊島区立竹岡養護学校への転籍でした。\nクリック\n
  4. そこでの生活は半年あまりでした。\n布団の上げ下ろしもした事が無い私が全寮制の学校というのは\n生活自体が厳しいものでした。しかも午前中は体を動かせ的な授業が多く、疲れ、\n午後から、復習中心の授業でした。\n出来ないとわかって教えてもらいましたから、丁寧に算数や国語を勉強させてもらい、\n2週間あまりで、僕だけでなく、クラス15人のほとんどが、\nグングンと勉強が出来るようになりました。\nそして、気付くとあれ程嫌だった \n午前中の体育の授業や養護学校の生活全体が楽しいものへと変化しました。 \n後で考えるとこれが僕の人生のターニングポイントでした。\nその竹岡で学んだ事が二つあり、この二つが今の仕事に活かされております。\n 1つ、それは環境を変える事により、気持ちが変わるという事。\n2つめは出来なくなった原点から勉強すると,\n出来るようになり、生活全体が楽しくなるという事です。\n竹岡卒園後は人並みに出来る子どもに成長し、後にアメリカの大学を卒業しました。\nそれは今から 26年前の事です。\nそのとき、英会話講師、家庭教師をしておりました。\n初めて、すぐに、中学浪人をしている子のめんどうをみてくれと頼まれました。 \nそして、かれは一年遅れて 北園高校に合格しました。\nクリック\n
  5. \n
  6. そのことが、産経新聞の朝刊に取り上げられ、NHKにまで取材をうけ、\nそれから塾をやるようになりました。今はその塾と5年前から通信制高校、\nNPO活動をライフワークとしてやっております。\nクリック\n
  7. \n
  8. 2008年 には、一年間の契約で都政新報の教育コラムを担当し、\n不登校、高校中退の受け皿としての高校の取材をし、\nそのことをブログに上げ、無料教育相談を受けつけると反響が多く、\n今では年間245件もの相談があります。\nクリック\n
  9. \n
  10. 去年1月は2回目のNHKを新宿山吹の副校長先生と取材を受けました。ご覧下さい。\nクリック\n
  11. \n
  12. 放映後\n\n今日はその相談情報を共有させて頂き、\nいたばしの教育を更によくしようとこちらに来た次第です。 \n
  13. 少子化っていうのはとんでもなく不誠実な広報の引き金となっています。\n特に私学にとって生徒獲得は死活問題です。\nポスターや案内を見ても、あるのは東大、早慶○○名 合格、\nMARCH現役 ○○名達成と予備校化している高校が\nほとんどじゃないでしょうか?\n 私も高校の説明会に行かせてもらいますが、大学進学の事がメインです。\n では、その学校の建学の精神やどのように生徒指導をしているのか?\n 等はほんのさわりだけで、保護者や生徒が不利となる情報は一切、\n伝えられていないと言った現実があると思います。\n実は大学進学率は水増し入学だったり、特進科の生徒のみ、補習があり、\n出来ないクラスには補習すらない、窃盗、タバコ所持、小突き合いを含むケンカ、飲酒、\nネットでの学校批判等は、充分な調査をせず、即刻退学となるケースが多く、\n都立補欠募集の時期でないと、高校中退か? サポート校? 高認といった、\n選択しかないのです。\n保護者や本人にとって、\n小中の義務教育と高校の非義務教育のギャップは相当激しいものがあります。 \n中学入学当時は幼なかった生徒が、\n先生方の指導、部活の楽しさ、厳しさを通して、人間的にも成長した。\n卒業式に涙して送り出した生徒!\n しかしその中にはあっという間にこのギャップを理解出来ずに、\n中退していく、しかも、本人からではなく、\nうまくいっている生徒から、そういった悪い情報が伝えられるが、\n後の祭りといったケースも少なくないんじゃないでしょうか?\nクリック\n
  14. \n
  15. こちらのNPOで寄せられる相談は不本意入学での進路変更が圧倒的です。\nスポーツ推薦、校則の厳しさ、授業や交友関係の変化に適応できないといった事がメインです。\nクリック\n
  16. 一年間245件で 月ごとに相談内容が違います。\n \nYoutube kousotu15 のスポーツ推薦 で高校を辞めざるをおえなかった インタビューを放映しております。 \n5分程度 お聞き下さい\nクリック\n
  17. \n
  18. 放映後。\nまじめな向かって右側の彼女は大東文化に入学した早々、\n授業が騒がしく、嫌気をさしてしまいます。\n左側のは千早高校 ビジネスかです。お聞き下さい。\nクリック\n
  19. \n
  20. 先ほどの女の子の生徒の保護者が「高校転学を考えた時、東京都の教育相談などにも電話をしましたが満足いく、相談ができなっかたので 是非、ネットでそういった事を話したいと」お聞き下さい。\nクリック\n
  21. \n
  22. 終了後。\n \n3不登校からの高校進学\nまず、ほとんどのお子さんやご父兄は 今まで、不登校校だったのにもかかわらず、普通の高校に行かせたい。と希望しております。 が物理的に不可能な場合が多いと思います。何故なら、一般の中3が7-8月の夏期講習から受験勉強を始めるのに対して、その子たちは12月くらいからです。つまり、半年位遅れてのスタートです。\nここにO君の話を紹介します。\nクリック\n
  23. \n
  24. O君は桐ヶ丘高校受験希望しておりました。その年の1月頃に私どもの塾に、入会希望という事で、来ました。中二から不登校、おまけに母子家庭。サポート校に3年間通わせる経済力はほぼ、ゼロとの事でした。時期が直前でしたので、簡単なアドバイスをして入塾はお断りしました。 結果、前期、後期ともダメでした。 経済的に私学は無理という事でしたので、半年だけ、当方の通信高校に在籍し、都立の第二学期補欠募集を受けてみたらと言う提案をし、彼はそれに向かって頑張りました。見事、その年の8月に桐ヶ丘高校への転入学に成功しました。\nクリック\n
  25. \n
  26. 今年、高校3年生、この間、遊びに来た時は上智を受験候補にしているとの事でした。結果が楽しみですね。*桐ヶ谷高校できっと彼は頑張って勉強をしたのだと思います。是非「さくら咲く」の嬉しい知らせを待ちたいと思います。クリック\n
  27. \n
  28. 板橋区はそれ程、富裕な住民が多くはありません。今、この辺の通学型の通信制高校に通わせるのに、いくらかかるかご存じですか? 3年間で、300万円程度です。 不登校のO君だけでなく、受験に半年ほど、遅れて、来た生徒の選択肢として、この板橋では都立の補欠募集というのも一つの選択肢として提案されてはいかがでしょうか?\n \n最後になりますが、不登校や高校中退者に対して 環境を変える。勉強を分からない事から教えることが大切であると、改めて申し上げたいと思います。\n \n不登校の場合は一般的に適応指導教室での勉強は不十分ですし、スタートを切るのが遅いので、普通の高校に入学するのが難しい。その対策として都立の補欠募集が、不登校になってしまった子に再び学習する機会を与えられると確信しています。\nまた、高校中退は誰にでも起こりうる問題ですので、中学時代から、こうした、義務教育、非義務教育のギャップを知らせないと、今まで通りの説明会に行っても、先に述べたようなうまい話しかなければ、分からないままです。\n私どもNPO高卒支援会はこういった事について、区内であれば、講演、資料の提供をしていき、不本意入学からの高校中退を未然に防ぎたいと思います。\n板橋区の教育を今まで以上によりよくしていきたいと思います。\nクリック\n
  29. \n
  30. \n