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Japan Robot Week 2014けいはんなロボットフォーラム
- 5. サンプルコードを公開しています
•JSON形式のコマンドを以下のサーバに送る
{ “method” : “speak”,
"params" : [
"ja",
"こんにちは",
"*",
"audio/x-wav"
]}
http://rospeex.ucri.jgn-x.jp/nauth_json/jsServices/VoiceTraSS
合成用JSON
※JavaScript, Python, C++のサンプルコードを公開中
(企業・大学・研究機関・地方自治体などで利用実績多数)
非モノローグ音声合成
検索
- 11. rospeexが提供する機能
音声モジュール
対話処理
(理解・生成等)
音声合成
タスクシナリオ管理
音声出力
音声入力
他モジュールからの入力
(センサ値、認識結果等)
他モジュールへの出力
(アクチュエータ、学習等)
ユーザが
用意する機能
rospeexが
提供する機能
音声認識
音声認識・合成 サーバ
雑音抑圧
発話区間検出
音声認識・合成 サーバ
第三者が
提供する機能
- 14. ロボティクス分野の世界動向: ICT企業の参入
2012/3
Amazonが約650億円でKiva Systemsを買収
2013/12
Googleが約100億円でロボットベンチャー8社を買収
2014/2
Double Roboticsリモートプレゼンスロボットが約30万円で日本発売
2014/5
Intelが10万円のロボットを発売することを発表
2014/6
ソフトバンクがPepperを発売することを発表
2014/6,7
「ロボットを成長戦略の柱に」「2020年に東京ロボット五輪開催」 と首相発言
by ソフトバンクHP
by Economist
by Double Robotics HP
- 15. ロボット向けミドルウェアROSに関する世界動向
•ROS (Robot Operating System)
–
パッケージ管理、メッセージ通信などを司るミドルウェア
–
画像処理、座標変換、SLAMなど2000パッケージ以上がROS に対応
–
国際的なデファクトスタンダードなので、(研究向けに) ライブラリ開発する場合無視できない
IROS 2013@
東京にて 15
- 16. クラウドロボティクスに関する技術動向
•クラウドロボティクスの4背景[Kehoe&Goldberg2015]
–
ビッグデータ・クラウド(Cloud)コンピューティング・ ロボット間知識共有・クラウド(Crowd)ソーシング
•これまでと何が違うか
–
ロボットに転用可能なクラウド技術が身近になった
例:docomo知識Q&A API「富士山の高さは?」
分類
代表事例
リモートブレイン、
ネットワークロボット
[Inaba1993], [総務省ネットワーク・ロボット技術に関 する調査研究会報告書2003]
クラウドロボティクス
[Kuffner(Google)2010]
クラウドAPI利用
クラウド型物体認識を用いた物体把持[Kehoe+ 2013]
知識ベース構築
RoboEarth知識ベースによる知識共有[Tenorth+ 2012]
16
- 18. クラウドロボティクスの今後の方向性
•大規模データを用いた研究テーマ
–
例:ロボットに特化した対話機能の継続的改良
–
音声認識分野のメインプレーヤは、1000時間(≒100万発話)規模 のコーパスを利用して改良を行っている
•ロボティクスデータへの機械学習・データ工学の応用
–
日本ロボット学会学術講演会でセッションを開催:2014年は全 セッションのなかで最大となる
- 19. インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会のご案内
•2014年8月に日本ロボット学会の研究専門委員会として発足
–
委員長:岡田浩之(玉川大),副委員長:佐野睦夫(大阪工業 大)
–
委員の所属:電通大, NICT, NII, 九工大, 日立, 北陽電機, アドイン研 究所, ATR, パナソニック, 金沢工大, アールティ, ウェストユニティ ス, 東京農工大, 富士通, トヨタ自動車
•第1回インテリジェントホームロボティクス研究会
–
日程:2014年12月6日(土),7日(日)
–
場所:秋葉原ダイビル
インテリジェントホームロボティクス研究会
検索
19
- 23. ロボカップ@ホームの概要
•生活支援ロボットの競技会として世界最大*
–
ロボカップのリーグのひとつ
–
中心課題:移動マニピュレーション・ヒューマンロボットインタラク ション
–
7個の規定タスクと3つのデモタスクにより評価される
•参加チーム
–
約15か国の大学・研究機関から200人以上の参加者
–
6~10人程度のチームが多い
*同様の競技会として、
Mobile Manipulation ChallengeやSemantic Robot Visionがある 23
- 26. タスクの難しさ
•モバイルマニピュレーション
–
未知環境における地図作成・移動
–
観客(移動障害物)の存在
–
実際の店舗の利用
–
日用品の物体認識・把持
•ヒューマンロボットインタラクション
–
高騒音環境(Leq=75dB)
–
頑健な対話処理
–
ジェスチャ認識
26
- 27. 規定タスク(2014年)
Stage
Task name
Abstract
場所
1
Robo-Zoo
並んだ展示ブースでロボットにパフォーマンスを行わせ、観客に 投票させる
フィールド
Basic Functionalities
個別機能の検査(Pick & Place, 障害物回避, 人発見&音声認識)
フィールド
Follow Me
人混みやエレベータの中で未知ユーザを追従する
外部
Emergency situation
「高齢の居住者が具合が悪くなった」という設定で、マップや状 況をまとめて通報情報を作成
フィールド
2
Cocktail Party
ロボットを呼んでいる3人を見つけて注文を聞き、飲み物を取り に行く
フィールド
EnduringGeneral PurposeService Robot
複文の指示の解釈、曖昧な指示を明確化(例:「何の飲み物を 持ってきますか」)し,指示を実行する
フィールド
Restaurant
未知環境(実際の店舗)で棚から3個のオブジェクトを持ってく る
外部
Demo Challenge
「スマートホームの中のスマートロボット」に関する自由デモ
フィールド
決勝
Final
自由に選んだテーマに沿ったデモ
フィールド