2018年7月21日に開催した「エンジニア採用の日」にて使用した資料です

1. ググってOK!?
LINEエンジニアの選考基準を全公開
〜 開発職編 〜
2018/7/21 LINE Fukuoka 開発室 きしだ なおき

2. 自己紹介
• きしだ なおき
• LINE Fukuoka開発室
• 使用言語：Java
• Twitter: @kis

3. 今日話すこと
• どういうところを見ているか
• どんなコードを書くといいか
• どんな準備をすればいいか

4. ググってOK?
• ダメです
• 実際ググってる時間は ないかも
• あと、理解せずに書くと面接でバレます

5. どういうところを見ているか
• コードが書けること
• コードが書けること
• コードが書けること
• コンピュータの気持ちがわかること
• 楽しくやっていけるか

6. コードを書ける事が一番大事
• コードを書くことができる
• コードを修正することができる

7. コードを書き直してもらう
ときに見ること
• コードが書けるか
• 自分が書いたコードの動きをちゃんと
追えるか
• 適切に修正できるか

8. どんなコードを書くといいか
• マジメなコードよりかっこいいコード
• 計算量の少ない効率のいいコード

9. 例題
• 1以上の整数nが与えられたとき
1からnまでの整数のうち
5で割り切れない数の合計

10. 解答例1 ふつう
int count(int n) {
int total = 0;
for (int i = 1; i <= n; ++i) {
if (i % 5 == 0) {
continue;
}
total += i;
}
return total;
}

11. 解答例2 まじめ
int count(String arg) {
// 空白チェック
if (arg.isBlank()) {
throw new RuntimeException("値が入力されていません");
}
int n;
// 数値かどうか
try {
n = Integer.parseInt(arg);
} catch (NumberFormatException ex) {
throw new RuntimeException("数値を入力してください");
}
// 範囲チェック
if (n < 1) {
throw new RuntimeException("1以上を入力してください");

12. 解答例3 かっこいい
int count(int n) {
return IntStream.rangeClosed(1, n)
.filter(i -> i % 5 != 0)
.sum();
}

13. 解答例4 効率がいい
int count(int n) {
return (n + 1) * n / 2 -
(n / 5 + 1) * (n / 5) * 5 / 2;
}

14. どんな準備をすればいいか
• 応用情報技術者試験のテクノロジ系
• プログラミングコンテストの過去問
• 完結したソフトウェアを作る

15. 応用情報技術者試験の
テクノロジ系
• 試験に通るための勉強ではなく理解する
ための勉強
• 結構難しい

16. プログラミングコンテストの
過去問
• 簡単な問題で良い
• AtCoderのBeginer Contest
– https://atcoder.jp/?lang=ja
• LeetCode(有名企業の過去問)
– https://leetcode.com/
– easyのacceptance50%以下くらいのもの

17. 完結したソフトウェアを作る
• 全部自分でやってみる
– サーバーサイドの場合は、なるべく自力で
DBやWebサーバーなどを立てる。
• いろいろ注意するところがわかる
• GitHubなどに置いておくとアピール
しやすい

18. まとめ
• 一緒に働きましょう！