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プログラマから Technical Product Manager になるまで - グローバルサービス開発 at LINE -
- 2. About Me
川口 奈都子 (Natsuko Kawaguchi)
LINE株式会社
Tech PM チーム
Androidアプリ開発
LINE BLOG, LINE MALL, 広告…,etc
- 23. 法律による追加開発 ~台湾のThird-Party
Payment Act~
電子支払機関管理条例 (通称: Third-Party Payment Act )
第三者決済(エスクローサービス)に関する法律
2013年 第三者支払いサービスが開放される
2014年9月 マネーロンダリング防止などを目的とした
電子支払機関管理条例案が提出される。
2015年5月 電子支払機関管理条例が施行される
第三者決済サービスを提供する会社は、
銀行にエスクローアカウントを設けなくてはいけない。
すべての入出金はエスクローアカウントを通す必要がある。
Editor's Notes
- タイトル
技術的な話をするセッションが多い中、女性のエンジニアのキャリアをテーマにした話をしてほしいという話を頂きまして、
今回、LINEという会社のちょっと特殊な仕事環境と私がこれまでやってきた仕事についてお話ししたいと思います。
- まず、簡単に自己紹介をさせてください。
LINEに入社してからは色々なプロジェクトに携わりましたが、主にAndroidアプリ開発を担当担当最近、プログラマからTech PMという職にジョブチェンジをしました。
(Tech pm説明)product mangerって書きましたが、結構、幅広い仕事で
プロジェクトマネージメント的な仕事も入ったりします。
転機となった台湾ショッピングアプリ開発の話をします。
product manager職業に興味がない方も、国際展開するサービスを担当される際にはもしかしたら役立つこともあるかも。
- 今日、お話しすることですが
まず最初にLINEに入って驚いた仕事環境について
次に
プログラマから技術 PMにジョブチェンするに至った転機となった台灣ショッピングアプリの話
最後にLINEの子供が欲しい、子供を育てながら仕事をしたいという社員のサポート制度についてご紹介します。
- まず、一番、前職が日本人しかいない職場だったので、入って驚いたのは職場環境がとても国際的だということです。
開発拠点は、….
日本オフィスは、韓国、ベトナム、台湾、アメリカ、フランスなど
- LINE
プロジェクトももちろんだけど、
サンプルコードを書いていたり、便利な
チャット部屋が部署ごと、部署やプロジェクトごとだけじゃなくて、言語ごと、分野ごとなどたくさんある。他のプロジェクトではどうやっている?このバグどうした?とチャットで気軽に聞ける。
wikiも技術的な部分で助けてくれるドキュメントが充実している
たとえば、初めてのElasticsearch 、初めてのAndroid
- チャット部屋が部署ごと、部署やプロジェクトごとだけじゃなくて、言語ごと、分野ごとなどたくさんある。他のプロジェクトではどうやっている?このバグどうした?とチャットで気軽に聞ける
オライリーの書籍としてはまだ発売されてない本 (英語)
年間だと399ドル
- 台湾ショッピングアプリについてまず軽く説明させていただくと、、
おそらくLINEの国内向けのサービスは使われている方もいらっしゃると思いますが
実は日本以外の国でも日々、色々な種類のサービスを展開しています。
現地のエンジニアが開発していることもありますが、日本のエンジニアが開発することもあります。
最近だとタイ語のtypoを直しているwebサービスの担当者が、元の文字列と直すべき文字列が同じに見えて困ってました。
このプロジェクトにアサインされるまで、開発拠点も企画も日本だけだったので、過去のプロジェクトとは違う課題がプロジェクトが進むにつれてでてきました。
- 課題1: 開発拠点が複数
また台湾は最近できた新しい組織で、開発だけでなくcs、企画、マーケティング、すべての関係者が社内システムについて学ぶことが多かった。
各関係者がそれぞれ異なる悩みをもっていたが、どこに聞けばいいのかどう技術的な部分を解決すればいいのかが、あいまいだった。
-
いろんな人が相談にくるので、サービス全体の関係者が必要なことがわかってきた。既存システム、追加開発でどうそれを解決するか。実際に住んで、通信環境や台湾の慣習を知ることができた。
-
台湾常駐で、いろんな人が相談にくるので、サービス全体の関係者が必要なことがわかってきた。既存システム、追加開発でどうそれを解決するか。実際に住んで、通信環境や台湾の慣習を知ることができた。
スクラム開発の採用
企画/開発などの関係者が複数拠点にわたり、責任者やスケジュール、タスクが曖昧になりがちだったが、、、
(メリットとデメリットの紹介)
- 各コンビニがコンビニ受け取り決済のAPIを用意している。
ドキュメントが中国語で大変
企画だけでステータス分割は決められない
アプリには取引進捗を表す画面があり、
実現可能なステータス分割にするため、システムや利用可能なAPIを知る必要がある。
- 3桁でオートフィルインしてくれという現地の企画の要求は、実現不可能なものだった。
また大手2者もその機能を実装していない。博客来(ポーカーライ)は、もともとオンライン書店だったけど本以外も売っている。
PCHomeが有名
- 現地の人がすべてを把握してるわけじゃない
データの検証も必要
- ま、開発には関係ない話じゃないって思うかもしれません。
- 金融監督委員会
- サービス全体の成功にむけて、いろいろ関われるのは楽しい。
そんなときTech PMチームができて配属されることになる
- 特に女性だからという違いはなかった。
バグが出たらどうしよう、
裁量労働制で8:00に来て4時に帰る
QAが長引いて、リリースが17時をすぎるときがある。チャットの大丈夫ですよーっていう言葉が一言だけど
嬉しい。
子供ができる前までは、そういう人を見たら仕事に真剣じゃないじゃないかとかいう思いもあった
- 台湾のプロジェクトでサービス全体に関われるおもしろさをしった。
いきなりのジョブチェンジはというかたは職分をこえた柔軟な働きかたができる環境で、
何がむいているかを試してみるのもいいかもしれない。
キャリアパスを考えるとき女性だから、制度があるから、ってことで仕事を選ぶ人はいない。エンジニアとして何がしたいか、それだけ。
ただ、結婚・出産したときに女性だから考えなきゃいけないこともある。
そのときにワークライフバランスをサポートする制度があったりすると、柔軟な働き方ができるし、選択肢が増えてうれしい
ということで最後に
LINEのサポート制度について紹介
- 執務エリアと同じビルにあります。
ベビーシッター
制度の話をしてきたが、一番大切なのは周りの理解があり、実際に制度を利用している事例がたくさんあること。
育休をとった男性もいるし、
時短勤務をしている女性のエンジニアもいる。
産休/育休をとったほとんどの人が仕事に復帰している。