2017-03-08 社内Meetupで使った資料

1. JAWS DAYS 2017直前!
AWS総復習
EMTG Tech Meetup #1
2017.03.08
林 正紀

2. whoami
• 林 正紀 (HAYASHI Masanori)
• 1974年09月12日生 (42歳)
• 埼玉生まれ埼玉育ち埼玉川越市在住
• 埼玉大学／大学院・数学専攻
• 埼玉土着エンジニア
• EMTG 所属
• @m_norii
• http://norii.hatenablog.com/
• https://www.facebook.com/m.norii

3. http://jawsdays2017.jaws-ug.jp/

4. JAWS DAYS 2017
• AWS日本ユーザグループ主催の最大のコミュニティイベント
• 8トラック50以上のトークセッション
• http://jawsdays2017.jaws-ug.jp/about/

5. AWS
• Amazon Web Services（アマゾン ウェブ サービス、AWS）とは、
Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービ
ス（ウェブサービス）である。
これらのサービスは全世界で11の地域に提供されている。
AWSの有名なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) と
Amazon Simple Storage Service (S3) がある。
これまでのクライアントが保有していた物理的なサーバファームと比
較してAWSは大規模な計算処理能力を速やかに、かつ安価に提供
出来る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon_Web_Services

6. AWSにおける重要な概念、キーワード
•Elastic
• 【名】
ゴムひも、輪ゴム、伸縮素材
• 【形】
1. 伸び縮みする、伸縮する
2. ゴムの
3. 弾力性のある、弾む
4. 《物理》弾性の（ある）
5. 〔規則などが〕融通の利く
• 柔軟に調達できるリソース
• 使った分だけの課金

7. S3 (Simple Storage Service)
• ファイルなどなんでも格納可能
• AMIやスナップショットの格納場所にもなっている
• Route53と連携して静的ホスティングでWebページの公開
• 比較的お安い
(1ヶ月1GBあたり0.025$ )

8. EC2 (Elastic Computer Cloud)
• いわゆる仮想サーバをぼこぼこ立ち上げられるやつ
• Linux各ディストリビューションもWindowsも対応
• コスト体系
• 稼働時間に対する課金
• ディスクストレージ（EBS）に対する課金
• ネットワークトラフィックに対する課金

9. EC2のコスト
クラス vCPU メモリ 時間単価 1ヶ月換算
T2.micro 1 1 0.016$ 11.680$
M4.large 2 8 0.139$ 101.471$
M4.xlarge 4 16 0.278$ 202.942$
M4.2xlarge 8 32 0.556$ 405.884$
M4.16xlarge 64 256 4.45$ 3,248.536$
稼働時間に対するコスト
ストレージに対するコスト
1GB・1ヶ月あたり 0.12$
※稼働時間にかかるコストはインスタンスを停止すればかからないが、ストレージ料金は
インスタンスを停止していてもかかる

10. EC2周辺の要素・用語
• リージョン AWSサービスを提供している地域区分
• VPC（Virtual Private Cloud） 仮想的なネットワークセグメントを構成
• AZ（Availability Zone） 物理的に離れた場所にあるホスティングセグメント
• サブネット VPCを用途に応じ、複数ネットワークセグメントに分割
• Public サブネット グローバルIP付与すればインターネット外部と直接通信可能
• Private サブネット インターネットと直接通信不可。外へ出る通信はNAT GateWayを介する
• NAT Gateway インターネットと直接通信できないインスタンスのNAT機能を提供
• ELB（Elastic Load Balancer） 負荷分散機能（Classic LBとApplication LBがある）
• Direct Connect AWSとオンプレ環境を接続
• セキュリティグループ ネットワークのin/out を制御する「ファイヤウォール」
• EBS (Elastic Block Storage) 仮想マシンにマウントする仮想ディスク
• CloudFront CDN（Contents Delivery Network）
• Route53 DNS機能を提供
• ACM Amazonが認証局となりSSL証明書を発行（ELB、CloudFrontに利用）

11. Internet
オンプレ環境
AWS Direct Connect
Availability ZoneAvailability Zone
VPC subnet
VPC subnet
Amazon
Route 53
Elastic Load
Balancing
Amazon S3
Amazon
RDS
NAT Gateway
CloudFront

12. RDS (Relational Database Service)
• マネージドなRDBサービス
• 技術的裏側は単なるEC2（と思われる）
• MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle、SQLServer、
Aurora(MySQL／PostgreSQL)が利用可能
• Multi-AZ配置が可能
• 稼働時間コストは同等スペックのEC2のざっくり5～6割増し
• Multi-AZの場合は更に倍
• ストレージコストもかかる

13. その他
• IAM (Identity and Access Management)
AWSの各種アカウント・権限管理
• ECS (EC2 Container Service)
EC2のDockerコンテナマネージド・サービス
• Lambda サーバレスなプログラム実行環境
• ElastiCache memcache/Redis等のマネージドなKVSサービス
• CloudWatch AWS内各種指標の参照、アラート通知
• SNS （Simple Notification Service）
メール、Web API連携、モバイルPushなどを提供