こちらは画像からキャプションを自動生成研究で、右の画像から生成されたキャプションが”Group people sitting at a table with a dinner”になります。このように画像内の物体を認識するだけではなく、関係性を考慮した文章を生成しています。
下の画像では左端の元画像から赤い髪という概念をマイナスして金髪という概念をプラスすることで金髪に変更した画像を生成しています。
このように指定した特徴を持つイラストを自動生成する技術も発表されています。
Deep Learningは現在過渡期であり進歩が著しく速く、「ディープラーニングに関して、新しくクールな論文が発表される速度は、それを読める速度より速い」というスタンフォード大学の学生が言った言葉通りの状況となっています。しかし、進歩が速すぎて法整備が追いついていない現状があります。法的な問題の一つとして著作権について、Deep Learningが作成したものの著作権は誰のものなのかという問題や、高い性能のニューラルネットも簡単にコピーできてしまう手法があるためどのようにして自身が開発したニューラルネットの著作権を守ればよいかという問題などが挙げられています。
期待も大きい技術ではありますが影響が大きいことが予想される分、まだ多くの社会的な整備も必要となってくると思われます。